ハイパーリキッド(Hyperliquid)の入金方法:複数のチェーンからブリッジを通って取引画面へ資金が流れ込むイメージ

結論。ウォレット接続なら USDC は Arbitrum のみ(最低 5 USDC、未満は消失。既定の CCTP ルートは0.20 USDC+ガス)。メールログインなら入金アドレスに Arbitrum・Ethereum・Base・Polygon の USDC を送れます(5 USDC 未満はメールウォレットへ返送)。BTC・ETH・SOL・AVAX・ZEC などは Unit 経由で現物残高に届き、かかるのはネットワーク手数料だけ。日本円からは国内取引所で ETH を買い、Arbitrum で自分のウォレットへ出金(bitbank 0.00042 ETH・OKJ 0.0005 ETH)→ USDC に交換 → 入金。SBI VCトレードの USDC は Ethereum チェーンのみなので注意。入金後の注文・取消にガス代はかからず、先物の最小注文は10ドルです。

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1. 日本円→ハイパーリキッド ルート比較表(10万円・100万円の総コストと時間)

ハイパーリキッドには日本円の入金口座がないため、国内の暗号資産交換業者で暗号資産を買い、自分のウォレットを経由して送ります。どの取引所で何を買い、どのチェーンで送るかで、かかる費用と時間は数倍変わります。そこで、国内取引所ごとのルートで10万円と100万円を入金したときの総コストを、各社の公式手数料ページ(2026年9月26〜29日確認)と公開 API の見積もり(2026年9月29日取得)から計算しました。

ルート(国内取引所 → ハイパーリキッド)購入コスト送金手数料10万円の総コスト100万円の総コスト時間の目安
bitbank:ETH を Arbitrum で出金 → USDC に交換 → Deposit(定番)取引所(板)ETH/JPY テイカー0.12%0.00042 ETH(Arbitrum)約526円(0.53%)約3,302円(0.33%)取引所の出金処理+交換+入金1分以内
OKJ:ETH を Arbitrum One で出庫 → USDC に交換 → Deposit取引所 テイカー0.14%(Lv1)0.0005 ETH(最小0.01 ETH)約579円(0.58%)約3,536円(0.35%)取引所の出庫処理+交換+入金1分以内
SBI VCトレード:USDC を Ethereum で出庫 → ブリッジ(Relay)で HyperCore へ販売所のみ(観測スプレッド0.29%の半分)無料(Ethereum のみ)約168円(0.17%)約1,576円(0.16%)※2回に分割平日10時までの出庫依頼は原則として翌銀行営業日までに出庫+ブリッジ約1秒
コインチェック:SOL → Unit の Solana アドレス → 現物で USDC に売却取引所 SOL 手数料0%0.01 SOL約461円(0.46%)約1,091円(0.11%)取引所の送金処理+Unit 約1分
bitFlyer:SOL → Unit の Solana アドレス → 現物で USDC に売却SOLは販売所のみ(板取引なし・スプレッドは非公表)無料(最小0.002 SOL)約274円(0.27%)+販売所スプレッド約904円(0.09%)+販売所スプレッド取引所の送金処理+Unit 約1分
GMOコイン:SOL → Unit の Solana アドレス → 現物で USDC に売却取引所 SOL テイカー0.09%無料(1回0.1 SOL以上)約364円(0.36%)約1,803円(0.18%)取引所の送付処理(新しい宛先は待機あり)+Unit 約1分
bitFlyer:ETH(Ethereum)→ Unit の Ethereum アドレス → 現物で売却Lightning 現物 ETH/JPY 0.15%0.005 ETH約2,538円(2.54%)約4,517円(0.45%)取引所の送金処理+Unit 約5分
コインチェック:ETH(Ethereum)→ Unit の Ethereum アドレス → 現物で売却取引所 ETH 手数料0%変動制(0.005 ETH〜)約2,388円(2.39%)〜(変動制)約3,018円(0.30%)〜(変動制)取引所の送金処理+Unit 約5分

計算の前提:ETH・SOL の円換算は bitbank 公開 API の価格(2026年9月29日15:32)、USDC とドル建ての手数料は SBI VCトレード販売所の USDC 仲値(1 USDC=157.44円)。Arbitrum での ETH→USDC 交換は Uniswap の見積もり(0.1 ETH、受取額と入力額の差0.19%)+交換のガス、入金は CCTP 手数料0.20 USDC。SBI VCトレードは販売所の買値と仲値の差(観測スプレッド0.29%の半分)+ Relay の手数料(金額に比例:約635 USDC で0.0835 USDC、約3,176 USDC で0.3376 USDC、2026年9月29日16:27(日本時間)の見積もり)と Ethereum のガス(ガス代用の ETH は別途必要)。Unit ルートは Unit の入金手数料の見積もり(0.0109 SOL・0.00047 ETH、2026年9月29日16:10(日本時間))+ハイパーリキッド現物のテイカー0.070%。国内取引所の手数料は bitbank・OKJ・コインチェック・bitFlyer・GMOコイン・SBI VCトレードの公式ページ(2026年9月26〜29日確認)。含まないもの:日本円の入金手数料、Arbitrum の入金ガス(約1.5円)、bitFlyer の販売所スプレッド(非公表)、ハイパーリキッド現物の板のスプレッド、価格変動。見積もりは市況で常に変わる目安です。

目的別:どのルートを選ぶか

  • すぐ先物を取引したい → bitbank(または OKJ)の ETH を Arbitrum で出金。10万円で約526円、100万円で約3,302円。着金後の交換と入金は数分で終わり、USDC がそのまま先物の証拠金になります。bitbank は指値で約定すれば ETH/JPY のメイカー手数料が-0.02%(受け取り)なので、購入コストはさらに下がります。詳しい手順はルートA の手順、Arbitrum での交換はアービトラム(Arbitrum)の使い方で。
  • 10万円前後を最安で → SBI VCトレードの USDC。計算上は約168円と最も安くなりますが、USDC は販売所でのみ売買(板取引なし)で、出庫のタイミングは「平日10時までの出庫依頼は原則として翌銀行営業日までに出庫」。初回は出庫先アドレスの事前登録(宛先ラベル・受取先名称・所在国・移転の目的)と2要素認証が必要です。上限は出庫1回100万円相当、預かり残高の上限は100万円相当で、同じアドレスへ短い間隔で続けて出庫することも制限されているため、100万円なら少なくとも2回に分け、日数もかかります。買い方と上限の詳細はUSDCの買い方(日本円から)で。
  • 金額が大きい・Arbitrum に出せない取引所 → SOL を Unit で送る。コインチェックの SOL は取引所(板)の手数料が0%で、10万円で約461円、100万円なら約1,091円です。ただし着金するのは現物の SOL なので、現物市場で USDC に売る手間とテイカー0.070%、板のスプレッドがかかります。Unit の最低額は0.12 SOL で、USDC を Solana アドレスへ送るのは厳禁です。
  • bitFlyer・コインチェックの ETH は割高。2社とも ETH はイーサリアム(メインネット)でしか送れず(Arbitrum 非対応)、送金手数料は bitFlyer が0.005 ETH、コインチェックが変動制(0.005 ETH〜)です。10万円では bitFlyer で約2,538円かかります。この2社を使うなら SOL のほうが安く済みます(ただし bitFlyer の SOL は販売所でしか買えず、スプレッドは公表されていません)。
  • GMOコインは SOL の送付が無料(1回0.1 SOL以上)ですが、新しく登録した宛先へは、審査完了メールから24時間たつまで送付できないため、初回は1日以上みておきます。楽天ウォレットは2026年8月19日から暗号資産の出庫を一時停止中です。

国内取引所の送金手数料・最小額・対応チェーンは国内取引所の送金手数料一覧に全社分をまとめています。どの取引所も、自分のウォレット(MetaMask など)へ送るときは送付先を「プライベートウォレット」として登録します(bitbank の場合:可能。送付先で「プライベートウォレット」を選び、受取人情報と出金目的を登録する)。取引所別の送金手順とネットワークはメタマスクへの入金方法で解説しています。JPYC など日本円建てステーブルコイン経由のルートは、ハイパーリキッドまでの手数料と対応チェーンを公式情報で確認できていないため、この比較には含めていません。取引後に日本円へ戻す方法は仮想通貨を日本円に換金する方法で。

ルートが決まったら、送金の前に紹介リンクからアカウントを開いておくと、最初の2,500万ドル分の取引手数料が4%安くなります:HOLYGRAIL でハイパーリキッドを開く →

入金の前に紹介コードは必要?

入金そのものには不要ですが、コードが付くのは最初の入金のタイミングです。ハイパーリキッドのアカウントはウォレットのアドレスそのもので、最初の入金が届いた時点で HyperCore 上に作られます。2026年10月6日にアプリのコードを確認したところ、紹介リンクはコードを記憶し、アカウントが取引可能になった時点(最初の入金と Enable Trading の直後)にアプリがコードを登録します。つまり:

  • おすすめの順番:入金に使うのと同じブラウザ・ウォレットで app.hyperliquid.xyz/join/HOLYGRAIL を開く → 接続 → Enable Trading → 入金(すべて app.hyperliquid.xyz で)。Referrals 画面の「You are using the code: HOLYGRAIL」は紹介リンクを開いた時点から表示されますが、その段階ではブラウザが記憶しているだけで、登録されるのは最初の入金と Enable Trading の後です。
  • もう入金・取引してしまった:紹介者が未設定で取引量1万ドル以下なら、Referrals 画面でコードを入力できます。超えると「You cannot enter a code after >$10,000 in volume.」と表示されます。
  • Phantom・Based・Liquid などのアプリで取引する予定:Phantomなどのアプリは、紹介コード未設定のアカウントに自社のハイパーリキッド紹介コードを付けることが多いため、上の順番を app.hyperliquid.xyz で最初の入金まで済ませてから、アプリを接続してください。一度設定した紹介者は変更できません。

コードを付けても入金ルート・最低額は同じで、資金も自分のアカウントに入ります。変わるのは最初の2,500万ドル分の取引手数料が4%安くなることだけです。詳しくはハイパーリキッドの紹介コードの解説へ。

2. ウォレット接続かメールログインか(使えるルートが変わる)

ハイパーリキッドには本人確認(KYC)も口座開設フォームもありません。アカウントはアドレスそのもので、作り方によって使える入金ルートが変わります。

  • EVM ウォレット(Rabby・MetaMask・WalletConnect・Coinbase Wallet・OKX Wallet):Connect で接続し、Enable Trading(ガス不要の署名)を押します。公式ドキュメントが挙げる必要なものは「Arbitrum 上の USDC と、入金のガス代用の ETH」か、対応するネイティブ資産です。USDC についてはArbitrum のみ対応です。
  • メールログイン:メールアドレスを入れ、届いた6桁のコードを入力するだけ。アプリがあなた用のウォレットを作り、Deposit 画面に入金アドレスと QR コードが出ます。ここへ Arbitrum・Ethereum・Base・Polygon の USDC(Across Protocol が管理する仕組み)やネイティブ資産を送ります。秘密鍵は設定メニューの「Export Email Wallet」で後から取り出せます。

国内取引所から資金を入れるなら、Ethereum の USDC をそのまま受け取れるメールログインは手軽です。一方、ハイパーリキッドの各種ツールや外部アプリを使い込むならウォレット接続が基本になります。比較はハイパーリキッドにおすすめのウォレットで解説しています(Phantom は Arbitrum 非対応なので USDC の入出金に注意)。

ハイパーリキッドの Connect 画面(英語UI)に日本語で注記。A の Log in with Email は入金アドレスへ複数チェーンの USDC、B のウォレット接続は Deposit ボタンで Arbitrum の USDC
Connect 画面(2026年9月27日撮影の英語UIに日本語で注記)。A のメールログインと B のウォレット接続で、使える入金ルートが変わります。国内取引所から送るなら、自分のウォレット経由の B が基本です。

3. 入金ルート一覧表

ルート使える人最低額かかる費用所要時間反映先
Arbitrum の USDC(Deposit ボタン)ウォレット接続(メールログインは入金アドレスへ送金)5 USDCArbitrum のガス+既定の CCTP ルートでは Circle の手数料0.20 USDC(旧ブリッジはガスのみ)1分以内USDC(先物の証拠金)
Arbitrum の USDT(Deposit 画面でスワップ)ウォレット接続スワップ後に5 USDC 以上になる額Arbitrum のガス+LI.FI のスワップ費用(署名前に表示)スワップ+入金USDC(先物の証拠金)
Ethereum・Base・Polygon の USDC(入金アドレス)メールログインのみ5 USDC送金元チェーンのガス+Across の中継手数料送金元の承認+Across の中継USDC(先物の証拠金)
BTC(Bitcoin)— Unit全員0.0003 BTCBitcoin のネットワーク手数料約30分現物の BTC(UBTC)
ETH・ENA(Ethereum)— Unit全員0.007 ETH・120 ENAEthereum のネットワーク手数料約5分現物の ETH・ENA
SOL と Solana トークン — Unit全員0.12 SOL ほかSolana のネットワーク手数料約1分現物の SOL など
AVAX・MON・XPL・ZEC・VIRTUAL(Base)— Unit全員1.5 AVAX・450 MON・60 XPL・0.07 ZEC・25 VIRTUAL各チェーンの手数料約1分(ZEC は約2時間、Base は約6分)現物のトークン
取引所から Hyperliquid ネットワークで出金全員取引所の規定取引所の出金手数料取引所の処理時間HyperCore か HyperEVM(要確認)
カード等(Deposit 画面内の Swapped.com)全員Swapped の規定Swapped.com の手数料Swapped 次第USDC

出典:Hyperliquid 公式ドキュメント(onboarding・USDC・サポートFAQ)、Unit の対応資産ページ。2026年9月25日確認。

ハイパーリキッド自身は入金に手数料を取りません。表の費用はすべて送金元チェーンのガス代、取引所の出金手数料、または外部サービスの手数料(Arbitrum から HyperCore への CCTP 送金にかかる Circle の定額0.20 USDC、メールログイン入金の Across 中継手数料、カード購入時の Swapped の手数料)です。着金後は注文・取消・残高間の移動にガス代がかからず、あとで確実にかかる固定費は出金1回あたり0.2 USDC+ごく少額の HyperEVM ガス代だけです(出金方法の解説)。Deposit 画面が受け付けないチェーンに USDC がある場合は、ハイパーリキッドのブリッジ解説でブリッジや CCTP のルートを比較しています。

4. 日本円から入金する:国内取引所→ウォレット→ハイパーリキッド

ハイパーリキッドに日本円を直接入れる方法はありません。国内の暗号資産交換業者(本人確認が必要)で暗号資産を買い、いったん自分のウォレットに送ってから入金するのが確実です。国内取引所は出金時に送金先の申告を求めるのが一般的で、ハイパーリキッドの入金アドレス(Across や Unit が発行するアドレス)は「自分のウォレット」ではないためです。ルートは大きく4つあり、いちばん使われているのは A です。取引所別の総コストと時間はルート比較表で比べています。国内取引所の選び方から日本円に戻すまで、税金と規制も含めた全体の流れは日本からDEXを使う完全ガイドにまとめています。

ルート流れ主なコスト注意点
A. ETH を Arbitrum で出金(定番)bitbank・OKJ などで ETH を買う → 出金ネットワークに Arbitrum を選んで自分のウォレットへ → 一部を Arbitrum 上でネイティブ USDC に交換 → Deposit(チェーンは既定の「Arbitrum」=CCTP ルート)出金手数料 bitbank 0.00042 ETH(約178円)・OKJ 0.0005 ETH(約212円)、交換手数料、入金のガス約1.5円、CCTP の0.20 USDC(約31円)OKJ は最小出庫 0.01 ETH。Arbitrum の ETH を Deposit 画面の Ethereum(Unit)アドレスに送ると失われる。ガス用に ETH を少し残す
B. USDC(SBI VCトレード)SBI VCトレードで USDC を買う → Ethereum チェーンで自分のウォレットへ → ①メールログインなら入金アドレスへ Ethereum の USDC を送る ②ウォレット接続なら Arbitrum へブリッジしてから DepositSBI VCトレードの入出庫は無料。Ethereum のガス代(ETH)が必要。①は Across の中継手数料、②はブリッジ費用と CCTP の0.20 USDC もSBI VCトレードの USDC は入出庫ともイーサリアムチェーンのみ、出庫は1回100万円まで(2026年9月25日、同社 USDC ページで確認)。最低 5 USDC
C. SOL を送る国内取引所で SOL を買う → 自分の Solana ウォレットへ → Deposit 画面の Solana(Unit)アドレスへ → 現物市場で USDC に売却Unit の入金手数料見積もり 0.0108 SOL(約1.31ドル)+現物テイカー0.070%最低 0.12 SOL。約1分で着金。USDC を Solana アドレスに送るのは厳禁
D. BTC または ETH(Ethereum メインネット)を送る国内取引所で BTC/ETH を買う → 自分のウォレットへ → Unit の Bitcoin/Ethereum アドレスへ → 現物で USDC に売却(またはそのまま保有)Unit の見積もり:BTC 0.0000232 BTC(約1.97ドル)、ETH 0.00047 ETH(約1.27ドル)+現物テイカー0.070%最低 0.0003 BTC/0.007 ETH。BTC は約30分。ETH はメインネットで送る(Arbitrum は不可)

国内取引所の手数料:bitbank 手数料ページ・OKJ 入出庫ページ(2026年9月27日確認)。Unit の手数料は api.hyperunit.xyz の見積もり(2026年9月25日 11:34 UTC)で、ネットワークの混雑で常に変わります。円換算は bitbank の ETH 価格(2026年9月29日15:32)と SBI VCトレードの USDC 仲値(2026年9月29日)。

ルートA の手順:bitbank・OKJ の ETH を Arbitrum で出金して入金する

  1. 国内取引所で ETH を買う。取引所形式(板取引)で買うと、販売所よりスプレッドを抑えやすくなります。
  2. 自分のウォレット(MetaMask・Rabby など)の Arbitrum One のアドレスへ出金。出金画面でネットワークに「Arbitrum」(OKJ は「Arbitrum One」)を選びます。手数料は bitbank 0.00042 ETH(約178円)、OKJ 0.0005 ETH(約212円、最小 0.01 ETH)。Ethereum ネットワークを選ぶと bitbank は 0.005 ETH かかるうえ、届くのもメインネットです。EVM ウォレットのアドレスは Ethereum と Arbitrum で共通です。
  3. Arbitrum 上で ETH の一部をネイティブ USDC に交換。ウォレットのスワップ機能や Uniswap などの DEX を使い、受け取るトークンがネイティブ USDC(コントラクト 0xaf88d065e77c8cC2239327C5EDb3A432268e5831)であることを確認します。ブリッジ版の USDC.e は Deposit 画面で使えません。ガス代用に ETH を少し残すのを忘れずに。入金1回のガスは約0.0000035 ETH(約1.5円)なので、0.001 ETH(約420円)残せば十分な余裕があります。
  4. app.hyperliquid.xyz で Connect → Enable Trading → Deposit。次の章の手順で USDC を入金します。確認は2回(USDC の承認と入金)です。
  5. 現物と先物の残高を確認。公式ドキュメントが多くの人に推奨する Unified account モードなら、USDC は現物・先物で1つの残高なので移動は不要です。Spot と Perps が分かれる Standard(Manual)モードの場合だけ、使いたい側に USDC がなければ Transfer ボタンで Spot ⇄ Perps を移します(ルートC・D のように現物で売って得た USDC を先物に使うときなど)。

コストの目安(3万円分の ETH の場合)。固定でかかるのは bitbank の出金0.00042 ETH(約178円)または OKJ の0.0005 ETH(約212円)、入金の CCTP 手数料0.20 USDC(約31円)、Arbitrum のガス(入金は約1.5円、交換も同程度の少額)で、合計は約210〜250円、3万円に対して約0.7〜0.8%です。ここに国内取引所の売買手数料やスプレッド、交換する DEX の手数料が加わります。固定費なので、金額が大きいほど比率は下がります。

どれを選ぶか。先物をすぐ取引したいなら、ETH を Arbitrum で出金するルートA が手数料も手間も最も少なく済みます。USDC のまま日本円からドル建てにしたい、かつメールログインを使うならルートB(SBI VCトレードの USDC を入金アドレスへ)が交換なしで済みますが、Ethereum のガスがかかります。SOL のルートC は速くて安い反面、着金後に USDC へ売る手間と0.070%の現物手数料がかかります。どのルートでも、最初は少額で試してから本送金してください。

なお、海外の中央集権型取引所を経由する方法もありますが、金融庁の「無登録で暗号資産交換業を行う者」の警告リストには Bybit など海外取引所も掲載されています(2026年9月25日確認)。ハイパーリキッドのような DEX は同リストに掲載されていません。規制と個人利用の関係はハイパーリキッドの使い方(日本から使える?)にまとめています。

5. Arbitrum の USDC で入金する手順(承認は2回)

  1. Arbitrum One 上のネイティブ USDC を用意する。Circle のコントラクト 0xaf88…5831 の USDC で、USDC.e ではありません。ガス代用に少額の ETH(Arbitrum)も必要です。
  2. app.hyperliquid.xyz/join/HOLYGRAIL を開くか、app.hyperliquid.xyz を自分で入力して開き(DM などのリンクは使わない)、Connect からウォレットを接続します。紹介リンクから開くと、最初の入金でアカウントができた直後に手数料4%割引が紐づきます(順番が大事な理由)。
  3. Enable Trading を押して署名します(ガス代なし)。
  4. Deposit を押し、資産は USDC、チェーンは既定の Arbitrum(Circle の CCTP 経由。もう一つの「Arbitrum (Legacy Bridge)」は旧ブリッジ)を選んで5 USDC 以上を入力します。足りないとボタンが「Minimum deposit: 5 USDC」になります。CCTP の手数料0.20 USDC は確定前の画面に表示されます。
  5. ウォレットの確認を2回承認。画面には「Approve USDC for deposit」と「Deposit USDC to Hyperliquid」の2ステップが出ます。通常のウォレットでは1回目はこの送金だけを許可するガス不要の署名(スマートアカウント型のウォレットではオンチェーンの承認取引)、2回目が Arbitrum の入金取引です。旧ブリッジの「Arbitrum (Legacy Bridge)」ルートは入金取引1回だけです。
  6. 1分以内で反映。「Deposit pending」のあと「Deposit confirmed. Balance will update on the next block.」と表示されます。反映待ちの間にもう一度送らないでください(二重に入金されます)。
ハイパーリキッドの取引画面(英語UI)に日本語で注記。①右上の Connect で接続、②右下の Deposit ボタンで入金、言語メニューに日本語はない
手順2〜4の画面(2026年9月27日撮影の英語UIに日本語で注記)。右上の Connect で接続すると、右下の Deposit ボタンが押せるようになります。言語メニューに日本語はありません。

ガス代の実測。2026年9月26日 21:30 UTC の Arbitrum のガス価格は0.02 gwei、ハイパーリキッドの CCTP コントラクトへの直近10件の入金は1件あたり約17.2万〜17.7万ガスで、約0.0000035 ETH(約1.5円)でした。

仕組みの補足:現在、ハイパーリキッドで USDC をネイティブ発行する推奨手段は Circle の CCTP で、旧来の Arbitrum ブリッジは非推奨(HyperCore 上の USDC 供給の10%未満を保有)とされています。2026年9月26日時点でも、ハイパーリキッドのルーティング設定(API の usdcRouting)は入金を CCTP に向けていました。Circle は Arbitrum → HyperCore の送金に定額0.20 USDCのフォワーディング手数料を差し引くため、100 USDC を送ると99.80 USDC が届きます。チェーンの選択肢には手数料のかからない旧ブリッジ(「Arbitrum (Legacy Bridge)」、送金元アドレスに入金される仕組み)、Arbitrum の USDT をその場で USDC に替えて入金する「Arbitrum (Swap USDT for USDC)」(LI.FI 経由、スワップ後に5 USDC以上が必要)、HyperEVM 上の USDC を移す「HyperEVM」も並びます。

まだ紹介コードを設定していませんか?最初の取引の前に HOLYGRAIL を設定しましょう。招待リンクを使わずに接続した場合は、この入金が反映されたら、注文を出す前に Referrals → Enter Code で HOLYGRAIL を入力します。コードを入力できるのは累計取引高が1万ドル以下の間だけ(アプリの制限)で、4%割引は設定後の手数料から適用され(過去の取引分は対象外)、一度設定したコードは変更できません。

6. メールログインの入金アドレス

メールログインでは Arbitrum の取引に署名する必要はなく、表示されたアドレスにどこからでも送るだけです。

  • Arbitrum・Ethereum・Base・Polygon の USDC は Across が管理するアドレスに届き、Across の中継手数料(2026年9月25日のアプリの手数料表では0.24 USDC、Ethereum・Base からはさらに0.01〜0.013%)を差し引いて HyperCore の USDC として反映されます。送金状況は across.to/transfers で追えます。
  • USDC 以外のトークンを送ってしまった場合は、約10分以内にメールウォレットへ自動で返送されます。
  • 5 USDC 未満は反映されずメールウォレットへ返送、1 USDC 未満は失われます。
  • 返送された資金の取り出し方:同じメールでログインし、設定メニューの「Export Email Wallet」から秘密鍵をコピーして Rabby などにインポートします。

ガス代は送金元のチェーンで決まります。2026年9月25日の朝は Ethereum メインネットも安く(0.36 gwei、USDC 送金で約0.06ドル)、SBI VCトレードの USDC をそのまま送るには好都合でしたが、Ethereum は混雑時に最も手数料が跳ね上がるチェーンです。送る前にウォレットの見積もりを確認しましょう。

ハイパーリキッドのメールログイン画面。メールアドレスの入力欄と Submit ボタン
メールログイン(2026年9月27日)。メールアドレスを入れて6桁のコードを入力すると、Deposit 画面に入金アドレスと QR コードが表示されます。

7. BTC・ETH・SOL などを Unit で入金する

Deposit 画面の Bitcoin・Ethereum・Solana・Avalanche・Monad・Plasma・Zcash・Base のアドレスは、Unit という独立したプロトコルが運営しています。MPC ガーディアンネットワークが、あなたのハイパーリキッドのアドレスに恒久的に紐づいた入金アドレスを発行し、送金元チェーンで確定すると同じ資産が現物残高に反映されます。Unit は収益を取らず、かかるのは「送金元と送金先それぞれのネットワークでトランザクションを処理するための費用」だけです。

ネットワーク対応資産最低入金額Unit の入金手数料(見積もり)着金目安
BitcoinBTC0.0003 BTC(約25ドル)0.0000232 BTC(約1.97ドル)約31分
EthereumETH・ENA0.007 ETH(約19ドル)・120 ENA0.00047 ETH(約1.27ドル)約3分
SolanaSOL・2Z・ANSEM・BONK・FARTCOIN・PUMP・SPX0.12 SOL(約14.5ドル)・150 2Z・60 ANSEM・180万 BONK・55 FARTCOIN・5,500 PUMP・32 SPX0.0108 SOL(約1.31ドル)約1分
AvalancheAVAX1.5 AVAX(約16ドル)0.113 AVAX(約1.20ドル)約1分
ZcashZEC0.07 ZEC(約112ドル)0.0057 ZEC(約9.12ドル)約126分
Monad・Plasma・BaseMON・XPL・VIRTUAL450 MON・60 XPL・25 VIRTUAL45.6 MON・10.6 XPL約1分(Base は約6分)

最低額:docs.hyperunit.xyz の対応資産ページとハイパーリキッドのサポートFAQ(ENA・ANSEM)。手数料・所要時間:api.hyperunit.xyz/v2/estimate-fees(2026年9月25日 11:34 UTC)。

  • 最低額未満は失われます。公式ドキュメントは「0.0003 BTC 未満の入金は資金の損失になる」と明記しており、他の資産も同様です。
  • アドレスごとに受け付ける資産が決まっています。Base のアドレスは VIRTUAL 専用で、Base の USDC を送ると「失敗し反映されない」。Ethereum のアドレスも ETH と ENA だけで、USDC は不可です。
  • 一部の誤送金は返金を試せます。Ethereum アドレスへの USDC・USDT・WETH、Solana アドレスへの USDC・USDT・WSOL、Plasma アドレスへの USDT0 は app.hyperunit.xyz/revert で。それ以外は現状回収できません。
  • 先物の証拠金にするには現物市場(UBTC/USDC、UETH/USDC、USOL/USDC など)で USDC に売却します(テイカー0.070%)。ポートフォリオマージンモードなら BTC と HYPE をそのまま担保にもできます。詳しくは現物取引ガイドで。

8. 取引所から直接送る・カードで買う

公式ドキュメントには「多くの CEX とブリッジが HyperCore または HyperEVM 経由でハイパーリキッドへの出金に対応している」とあります。取引所の USDC 出金画面で、ネットワークを確認してください。

  • Hyperliquid(HyperCore)がある:ハイパーリキッドのアドレスへ直接出金できます。中間チェーンもブリッジも不要です。
  • HyperEVM しかない:同じチェーンの EVM 側に届くので、Portfolio の「Transfer to/from EVM」で取引用の残高へ移します(次の章)。
  • どちらもない:ネイティブ USDC を Arbitrum One に出金し、Deposit ボタンで入金します(公式ドキュメントの推奨ルート)。

取引所の出金先にハイパーリキッドのブリッジのコントラクトを貼らないでください。旧ブリッジは USDC を「送った人のアカウント」に入金する仕組みで、取引所からの出金では送り主は取引所のウォレットになり、あなたの残高には入りません。自分のウォレットに出金してから Deposit ボタン(またはメールログインの入金アドレス)を使います。

カードで買う場合は、Deposit 画面内の法定通貨オンランプを使います。公式ドキュメントによると「独立したサービス提供者である Swapped.com」が提供しており、支払い方法と手数料は swapped.com/payment-methods と swapped.com/fees、トラブル時の窓口は Swapped の24時間サポートです。国内取引所で買って送る場合と総額を比べてから使いましょう。

9. HyperCore と HyperEVM の違い

ハイパーリキッドは1つのチェーンに2つの領域があります。HyperCore は取引残高・板・ステーキング・ボルトがある場所で、この記事の入金ルートはすべてここに着きます。HyperEVM(チェーンID 999、RPC は rpc.hyperliquid.xyz/evm)は DeFi アプリ用の一般的な EVM で、ガス代は HYPE で払います。

  • 両者の移動は、残高表の「Transfer to/from EVM」か Portfolio 上部の「EVM <-> Core Transfer」で行います。EVM から HyperCore へ戻すときは EVM 側で HYPE のガス代がかかります。
  • HYPE は 0x2222222222222222222222222222222222222222 に送っても移動できますが、HYPE 専用です。他の資産を送ると失われると公式に警告されています。
  • 取引所によっては HyperCore の HYPE の入出金には対応していても HyperEVM には対応していません。初めての送金前に必ず確認を。
  • 誤って EVM に移しても資産は消えていません。少額の HYPE をガス代として用意して戻せます。

10. 最低額まとめと「いくら入れるべきか」

項目値
アカウントの最低入金額なし(ティアや KYC の基準もなし)
USDC の入金全ルートで 5 USDC 以上
ネイティブ資産(Unit)0.0003 BTC・0.007 ETH・0.12 SOL・1.5 AVAX・0.07 ZEC・450 MON・60 XPL
先物の最小注文10ドル相当
現物の最小注文建て通貨10単位(10 USDC)
ボルトへの預け入れ入金ごとのロック:HLP 4日、ユーザーボルト 1日

10ドルちょうどだと最小サイズのポジションを1つ建てるのが精一杯で、手数料や小さな損失で次の注文が出せなくなります。50〜100ドルあればサイズ調整の余裕ができ、出金手数料0.2 USDC も0.2〜0.4%に収まります。最初は少額で入金から出金まで一通り試し、流れを確認してから増やすのがおすすめです。銘柄ごとの最小注文やほかの DEX との比較はDEXの最低取引額の比較で。

11. 入金後にやること(残高・紹介コード)

  • USDC はすぐ先物の証拠金になります。公式ドキュメントが多くの人に推奨する Unified account モードでは現物と先物で USDC 残高が1つにまとまっており、Spot/Perps が分かれて Transfer ボタンで移すのは Manual / Standard モードだけです。
  • ネイティブ資産は現物残高に入ります。USDC に売るか、ポートフォリオマージンモードで担保にします(対象は HYPE・BTC・USDC・USDT)。
  • 紹介コード:入金後でも間に合います。Referrals 画面は、紹介者が未設定で取引量1万ドル以下ならコードを受け付けます。1万ドルを超えると「You cannot enter a code after >$10,000 in volume.」と表示され、設定した紹介者は後から変更できません。
  • 練習:メインネットに入金したアドレスは、テストネットのフォーセットでモック USDC を受け取って練習できます。入金履歴があることが唯一の条件で、少額の入金でも足ります(ハイパーリキッドのテストネットの使い方とフォーセットの条件)。
ハイパーリキッドの紹介リンクから開いたときに表示される紹介コード HOLYGRAIL の確認画面
紹介リンクから開くと、ウォレット接続前に紹介コードの確認が表示されます(2026年9月)。

入金できたら、手数料4%オフで取引

コード HOLYGRAIL でテイカー0.045%→0.0432%、メイカー0.015%→0.0144%(最初の2,500万ドルまで)。取引量1万ドル以下のアカウントなら今からでも設定できます。

HOLYGRAIL でハイパーリキッドを開く →

12. 入金が反映されない・ネットワークを間違えたときの対処

起きたこと原因対処
ウォレット接続で 5 USDC 未満を送ったブリッジの最低額未満消失します。公式ドキュメントは「反映されず永久に失われる」と明記
メールログインの入金アドレスに 5 USDC 未満を送った最低額未満メールウォレットに返送。1 USDC 未満は消失。Export Email Wallet で回収
ウォレット接続なのに Base・Ethereum・Polygon の USDC を送ったウォレット接続は Arbitrum の USDC のみこれらのチェーンはメールログイン専用。トランザクションハッシュを添えてサポートへ
Unit の BTC・ETH・SOL・Base などのアドレスに USDC を送ったUnit のアドレスは指定の資産しか受け付けないEthereum の USDC・USDT・WETH、Solana の USDC・USDT・WSOL、Plasma の USDT0 は app.hyperunit.xyz/revert で返金を試せる。それ以外は現状回収不可
BTC・ETH・SOL を最低額未満で送った最低額未満公式ドキュメント上は資金の損失。ガーディアンが最低額を下げた場合のみ再処理される
BTC・ETH・SOL の入金が「Failed」Unit 側で処理できなかったUnit のサポート(app.hyperunit.xyz/support)へ。Unit は独立したチーム
Arbitrum では成功なのに残高が少ないクロスの含み損ポジションの証拠金に充当された消えていない。ポジションを確認し、縮小・決済するか様子を見る
取引所からの送金が HyperEVM に着いた取引所が HyperEVM で送ったPortfolio の「Transfer to/from EVM」で HyperCore へ(ガスに少額の HYPE が必要)
取引所から Arbitrum の旧ブリッジのコントラクトへ直接 USDC を出金した旧ブリッジは「送った人のアカウント」に入金する仕様で、送り主は取引所のウォレット取引所とハイパーリキッドのサポートにトランザクションハッシュを添えて連絡。必ず自分のウォレットに出金してから Deposit ボタンで入金する
Arbitrum(や Base・Optimism)の ETH を Deposit 画面の Ethereum(Unit)アドレスに送ったこのアドレスは Ethereum メインネットの ETH 専用。アプリも L2 の ETH は「失われる」と警告Unit の返金ツールの対象外。トランザクションハッシュを添えて Unit のサポート(app.hyperunit.xyz/support)へ。Arbitrum の ETH は USDC に替えて Arbitrum ルートで入金する
Arbiscan では Success なのにアプリの残高が増えない入金したアドレスとは別のアドレスで接続している(USDC は入金に署名したアカウントに入る)Arbiscan の「From」のアドレスで接続し直す(ウォレット内の別アカウントも確認)。USDC はそのハイパーリキッドのアカウントにあります
反映が遅いのでもう一度送ってしまった別々の2回の送金両方とも入金され、失われはしない(2回入金しただけ)。再送前に「Deposit pending」の表示と Portfolio の Deposits and Withdrawals を確認
ウォレットに USDC があるのに Deposit 画面で残高が0ブリッジ版の USDC.e を持っているArbitrum 上でネイティブ USDC(0xaf88…5831)に交換してから入金

ハイパーリキッドのサポートFAQ(入金・送金トラブル)、USDC ブリッジのドキュメント、アプリ内の警告文、Unit の返金(Revert)ドキュメントに基づく。2026年9月26〜27日確認。

反映されないときに確認する順番

  1. 最初の2分(Arbitrum の USDC):待つ。再送しない。ページを再読み込みし、クロスの含み損ポジションに証拠金として充当されていないかも確認します。
  2. それでも出ない:アプリの「Deposit pending」通知のリンク(Arbiscan が開きます)で、取引が Success か、トークンがネイティブ USDC か、金額が5 USDC以上かを確認し、Portfolio の「Deposits and Withdrawals」を見ます。
  3. メールログイン:across.to/transfers で送金状況を確認。対象外のトークンや5 USDC未満は約10分でメールウォレットに返送されます。
  4. BTC・ETH・SOL など(Unit):送金元チェーンで確定し(BTC は約30分)、Unit の API に反映されてから表示されます。「Failed」なら Unit のサポートへ。
  5. それでも解決しない:公式 Discord の「open-ticket」チャンネルか、ドキュメントの Support Guide にあるメールフォームからトランザクションハッシュを添えてチケットを作成します。返信は最大48時間ほど。サポートから DM が来ることはなく、DM してくる相手は偽物です。国内取引所から送った場合は、取引所側の出金履歴(送金済みか・ネットワーク)も確認しましょう。

補足が2つあります。新しい HyperCore アドレスへの最初の送金(別のハイパーリキッドアカウントからの Send など)には、1回だけ1 USDC の有効化手数料がかかります。また、一度も入金を受けていないアドレスは HyperCore 上に存在しないため、API 操作は失敗します。どちらも自分のアカウントへの通常の Arbitrum 入金には関係ありません。

13. 送金前の安全チェックリスト

  • URL は自分で入力:app.hyperliquid.xyz。公式のサポートガイドも「hyperliguid.xyz」のような類似ドメインで悪意ある署名をさせる手口を警告しています。
  • ウォレットの確認画面を読む:Arbitrum の入金で出るのは、入力した金額の USDC の承認と入金取引です。別のトークンの無制限の使用許可などを求められたら中止します。
  • トークンとネットワークを一致させる:Deposit ボタンは Arbitrum のネイティブ USDC。Unit のアドレスはそれぞれのチェーンの指定資産だけ。国内取引所の出金ネットワークも出金前に再確認。
  • 初回は少額で:初めてのルートは5 USDCを少し上回る額で試してから本送金します。
  • 秘密鍵・シードフレーズは誰にも教えない。「サポート」「返金」を名乗る DM は無視。
  • 取引そのもののリスク:入金は簡単でも、レバレッジ取引では清算で残高を失うことがあります。海外の DEX なので国内の利用者保護も及びません。ハイパーリキッドのレビューでリスクを確認してから始めましょう。

14. 税金メモ

入金(自分のウォレットからハイパーリキッドへの移動)だけでは損益は生じませんが、国内取引所で買った BTC や SOL をハイパーリキッドで USDC に替えると、国税庁の暗号資産 FAQ が課税対象とする「暗号資産の売却・交換」にあたる場合があります。取得価額との差額が所得になるので、購入時の価格と入金日時を記録しておきましょう。ハイパーリキッドでの取引の利益は原則として雑所得・総合課税で、損失は給与などと通算できません。ハイパーリキッドには国内取引所のような年間取引報告書がないため、Trade History と入出金履歴を自分でエクスポートして保存します。計算方法はDEX 取引の税金ガイドを参照し、具体的な判断は税理士に確認してください(本記事は税務上の助言ではありません)。令和8年度税制改正(所得税法等改正法は2026年3月31日成立・公布)で、国内の登録業者(暗号資産取引業者)に対する特定暗号資産の譲渡等は20%(所得税15%・住民税5%、ほかに復興特別所得税)の申告分離課税になります。適用は改正金商法の施行日の属する年の翌年1月1日からで、改正金商法(2026年7月15日成立)の施行日は公布から1年以内の政令で定める日(2026年9月29日時点で未定)です(2027年中に施行されれば2028年1月1日から)。DEXや海外業者での取引は条文上この対象に当たらず、総合課税のままと読めます。

15. よくある質問

ハイパーリキッドの最低入金額はいくらですか?

USDC は 5 USDC 以上です。ウォレット接続で 5 USDC 未満を送ると失われ、メールログインの入金アドレスならメールウォレットに返送されます(1 USDC 未満は消失)。BTC などは Unit の最低額があり、0.0003 BTC・0.007 ETH・0.12 SOL・1.5 AVAX・0.07 ZEC です。先物の最小注文が10ドルなので実質の下限は10ドル、出金手数料0.2 USDC を考えると50〜100ドル以上が現実的です。

ハイパーリキッドに入金するには?

app.hyperliquid.xyz でウォレットを接続(またはメールでログイン)し、Enable Trading で署名(ガス不要)してから Deposit を押します。ウォレット接続なら Arbitrum の USDC を選んで金額を入れ、ウォレットの確認を2回(USDC の承認と Arbitrum の入金取引)承認すれば1分以内で反映(既定の CCTP ルートでは0.20 USDC が差し引かれます)。メールログインなら表示された入金アドレスへ Arbitrum・Ethereum・Base・Polygon の USDC、または BTC や SOL などを送ります。

どのネットワークで USDC を送ればいいですか?

Arbitrum One です。ウォレット接続で使える唯一の USDC ネットワークで、ガスは非常に安く(2026年9月26日は0.02 gwei、入金1回で約1.5円)、1分以内で反映されます(既定の CCTP ルートは0.20 USDC を差し引き)。メールログインなら Ethereum・Base・Polygon も使えます。Deposit 画面の Bitcoin・Solana・Ethereum・Base(Unit)のアドレスはネイティブ資産専用なので、USDC を送ってはいけません。

日本円で直接入金できますか?

できません。ハイパーリキッドに日本円の入金口座はなく、入金できるのは USDC と一部の暗号資産だけです。国内取引所(本人確認が必要)で ETH などを買い、自分のウォレットに送ってから入金します。Deposit 画面にはカード等で USDC を買える Swapped.com(海外の独立事業者)もありますが、手数料は同社の規定なので、国内取引所経由と総額を比べてから使いましょう。

Arbitrum で出金できる国内取引所は?

2026年9月27日に各社の手数料ページで確認したところ、bitbank は ETH の出金ネットワークに Arbitrum があり手数料0.00042 ETH(約178円)、OKJ は ETH の Arbitrum One 出庫が手数料0.0005 ETH(約212円)・最小0.01 ETHでした。どちらも ETH なので、自分のウォレットで一部を USDC に交換してから入金します。一方、bitFlyer・コインチェック・SBI VCトレードの ETH はイーサリアム(メインネット)でしか送れず、Arbitrum には出せません(2026年9月29日、各社の公式ページで確認)。対応ネットワークと手数料は変わるので、出金画面で「Arbitrum」を選べるか必ず確認してください。

ハイパーリキッドは日本で使えますか?

使えます。利用規約(第1.6条)で利用できない「制限対象者」は米国、カナダ・オンタリオ州、制裁対象地域(制裁対象地域の国籍者を含む)の居住者などで、日本は含まれていません。資金決済法の登録義務(第63条の2)と無登録営業の罰則(第107条)の対象は業者で、日本居住者が自分の判断で海外の DEX を使うことを罰する条文はありません。ただし国内の登録業者のような利用者保護(分別管理など)はなく、トラブル時に国内当局を頼れず、利益は原則として雑所得・総合課税です。アプリの言語は英語・フランス語・簡体字中国語・韓国語・スペイン語(日本語なし)です。法的助言ではありません。

日本円から入金するいちばん安いルートは?

10万円なら SBI VCトレードの USDC を Ethereum で出庫してブリッジで HyperCore に送るルートが約168円と最安でしたが、出庫に時間がかかり(平日10時までの出庫依頼は原則として翌銀行営業日までに出庫)、上限は1回100万円相当です。すぐ取引したいなら bitbank で ETH を買って Arbitrum で出金し、USDC に替えて入金するルート(10万円で約526円、100万円で約3,302円、入金は1分以内)が定番です。金額が大きいならコインチェックの SOL を Unit で送るルート(100万円で約1,091円)も安く済みます。いずれも2026年9月29日15:32の価格と2026年9月29日の見積もりで計算した目安です。

スマホから入金できますか?

できます。MetaMask などのウォレットアプリ内のブラウザで app.hyperliquid.xyz を開けば、PC と同じく Connect → Enable Trading → Deposit の手順です。メールログインならスマホのブラウザだけで入金アドレスを表示でき、国内取引所アプリから USDC(SBI VCトレードなら Ethereum チェーン)をそのアドレスへ送る使い方も可能です(ただし送金先の申告が必要な取引所では自分のウォレット経由が確実)。アプリ事情はハイパーリキッドのアプリ解説にまとめています。

入金にかかる時間は?

Arbitrum の USDC は1分以内です(公式ドキュメントのブリッジの説明。既定の CCTP ルートもほぼ同じ速さです)。アプリに「Deposit pending」と出たあと「Deposit confirmed」に変わります。メールログインは Across の中継時間が加わり、Unit 経由は送金元チェーン次第で SOL・AVAX は約1分、ETH は数分、BTC は約30分、ZEC は約2時間です。国内取引所の出金処理時間はこれとは別にかかります。

入金手数料はかかりますか?

ハイパーリキッド自身の入金手数料はゼロです。かかるのは送金元チェーンのガス代(Arbitrum の入金1回は2026年9月26日の実測で約0.0000035 ETH=約1.5円)、既定の CCTP ルートの Circle 手数料0.20 USDC(約31円)、メールログインなら Across の中継手数料、Unit 経由ならネットワーク手数料です。国内取引所の出金手数料も忘れずに。

ハイパーリキッドへの入金は安全ですか?

入金の仕組み自体は Circle の CCTP(または旧来の Arbitrum ブリッジ)で、接続した自分のアドレスに入金される標準的な流れです。危ないのはその周辺で、偽サイト(hyperliguid.xyz のような類似ドメイン)、サポートを名乗る DM、トークンやネットワークの間違い、そしてレバレッジ取引そのもののリスクです。URL は自分で入力し、ウォレットの確認画面を読み、初回は少額で試してください。海外の事業者なので国内の利用者保護は及びません。

国内取引所から直接ハイパーリキッドに送れますか?

国内取引所は出金時に送金先の申告を求めるのが一般的で、Hyperliquid の入金アドレスは自分のウォレットではありません。まず MetaMask や Rabby など自分のウォレットに送り、そこから入金するのが確実です。SBI VCトレードの USDC は Ethereum チェーンのみ(入出庫無料、出庫は1回100万円まで)なので、メールログインの入金アドレスへ Ethereum の USDC を送るか、Arbitrum にブリッジしてから入金します。

BTC や SOL をそのまま入金できますか?

できます。Unit という独立したプロトコルが BTC・ETH・ENA・SOL と一部の Solana トークン・AVAX・MON・XPL・ZEC・Base の VIRTUAL を受け付け、現物残高に反映します(BTC は現物市場で UBTC と表示)。先物の証拠金にするには現物市場で USDC に売却します(テイカー0.070%)。Unit はプロトコル手数料を取らず、かかるのは各チェーンのネットワーク手数料だけです。

クレジットカードで入金できますか?

Deposit 画面に Swapped.com(独立した事業者)の法定通貨オンランプがあり、支払うと Hyperliquid 上で USDC を受け取れます。支払い方法と手数料は Swapped のもの(swapped.com/payment-methods、swapped.com/fees)で、トラブル時は Hyperliquid ではなく Swapped の24時間サポートが窓口です。国内取引所で買って送る方法と総額を比べてから使いましょう。

入金の前に紹介コードは必要ですか?

入金そのものには不要ですが、コードが付くのは最初の入金のタイミングです。ハイパーリキッドのアカウントは最初の入金が届いた時点で HyperCore 上に作られ、紹介リンクはコードを記憶し、アカウントが取引可能になった時点(最初の入金と Enable Trading の直後)にアプリがコードを登録します。入金に使うのと同じブラウザ・ウォレットで app.hyperliquid.xyz/join/HOLYGRAIL を開いてから入金するのが確実です。入れ忘れても、紹介者が未設定で取引量1万ドル以下なら Referrals 画面で後から入力できます。外部の取引アプリを使う予定なら、紹介リンクから app.hyperliquid.xyz で最初の入金まで済ませてからアプリを接続してください(Phantomなどのアプリは、紹介コード未設定のアカウントに自社のハイパーリキッド紹介コードを付けることが多いためです)。

入金した後でも紹介コードは使えますか?

使えます。入金で何かが固定されることはありません。Referrals 画面では、紹介者が未設定で取引量が1万ドル以下のアカウントならコードを入力でき、1万ドルを超えると「You cannot enter a code after >$10,000 in volume.」と表示されます。一度設定した紹介者は変更できません。app.hyperliquid.xyz/join/HOLYGRAIL から開けば、最初の入金でアカウントができた直後に自動で設定されます。

入金が反映されないときは?

確認するのは4点です。金額が最低額以上か(USDC は5、Unit は資産ごと)、送ったトークンとチェーンが使ったアドレスと一致しているか(ウォレット接続は Arbitrum の USDC のみ)、送金元で承認済みか(Bitcoin は約30分、Zcash は約2時間)、そして残高が少なく見えるならクロスの含み損に充当されていないか。Unit の入金が Failed なら app.hyperunit.xyz/support へ。

ハイパーリキッドで取引を始める

本人確認は不要で、ウォレットかメールアドレスだけで始められます。HOLYGRAIL で登録すると最初の2,500万ドル分の手数料が4%オフ。あとは自分に合ったルートで入金するだけです。

ハイパーリキッドを開く →

開示:HOLYGRAIL は当サイトのハイパーリキッド紹介コードで、紹介経由のアカウントの手数料の一部を受け取ります(あなたの負担は増えません)。入金ルート・最低額・所要時間はハイパーリキッドと Unit の公式ドキュメント、ネットワーク手数料は Unit の公開 API、SBI VCトレードの条件は同社の USDC ページ、ルート比較表の国内取引所の手数料は各社の公式ページ、交換・ブリッジ・Unit の費用は公開 API の見積もりから計算しています(2026年9月25〜29日取得)。USDC の最低額・所要時間・CCTP 手数料・ルーティングと紹介リンクの仕組みは2026年10月6日に再確認しました。手数料はネットワークの状況で変わります。投資助言ではありません。