30秒でわかる結論(2026年9月29日時点)
- 使えるか:個人が海外のDEXを使うこと自体を罰する規定はありません。ハイパーリキッド・ライター・edgeX・アスターの利用禁止地域に日本は入っていません。
- 入口:bitbankかOKJでETHを買い、Arbitrumで自分のウォレットへ(bitbank 0.00042 ETH=約178円)。USDCならSBI VCトレード。
- 入金:ハイパーリキッドはArbitrumのネイティブUSDC(USDC.eではない)で、最低5 USDC。
- 出口:USDCを出金(0.2 USDC+少額のガス)→ ETHに替えてbitbank・OKJへ → 売却して日本円を出金。
- 税金:利益は原則として雑所得。所得税と住民税で最高55%。改正で予定される20%の分離課税について:対象は国内登録業者への特定暗号資産の譲渡等のみ(DEX・海外業者での取引は総合課税のまま=条文の読み)。
最初のDEXはハイパーリキッドから
オンチェーンの板で取引する無期限先物DEXの代表格です。紹介コード HOLYGRAIL で始めると、テイカー0.045%→0.0432%(最初の2,500万ドルまで4%オフ)。
当サイトのリンクから登録すると紹介報酬を受け取ることがあります。あなたの手数料が上がることはありません。
1. 3分でわかる全体像
日本からDEXを使う流れは、どのDEXでもほぼ同じです。日本円を扱えるのは国内の登録業者だけで、DEXは暗号資産しか受け付けないため、その間を自分のウォレットがつなぎます。
- 1国内取引所を選ぶ日本円を入金してETHを買う
- 2USDCを用意するETH→USDC、またはUSDCを直接
- 3Arbitrum・ウォレット自分のウォレットで受け取る
- 4入金して取引DEXに接続してUSDCを入金
- 5日本円に戻す国内取引所で売って出金
取引所からDEXへ直接送らないのがポイントです。ハイパーリキッドのブリッジは、送ってきたアドレスのアカウントに入金を反映します。国内取引所のアドレスから送ると、あなたの残高には入りません。最初は数千円〜1万円程度で5ステップを一度通し、入金と出金の両方ができることを確かめてから金額を増やしましょう。
DEXそのものの仕組み(AMMとオーダーブック、現物と無期限先物の違い)はDEXとは?で解説しています。
2. 日本から使えるDEX・使えないDEX
DEXには口座開設も本人確認もありませんが、各社は利用規約で利用できない国・地域を決めています。当サイトで紹介コードを持つ主要な無期限先物DEXでは、2026年10月15日時点でどの規約にも日本は入っていません。規約の制限は必ず守ってください。
| DEX | 利用規約の利用禁止地域 | 日本語表示 | BTC最大レバレッジ | テイカー手数料 |
|---|---|---|---|---|
| ハイパーリキッド(Hyperliquid) | 米国、カナダ・オンタリオ州、制裁対象地域(制裁対象地域の国籍者を含む) | 英語・フランス語・簡体字中国語・韓国語・スペイン語(日本語なし) | 40倍 | 0.045%(紹介コードで0.0432%) |
| ライター(Lighter) | 米国・カナダ・英国・中国・北朝鮮・ロシア・ウクライナ・キューバ・イラン・ベネズエラ・スーダン・ベラルーシ・ミャンマー・シリアと制裁対象地域 | Webアプリの言語メニューに日本語あり | 50倍 | 0%(Standard) |
| edgeX | 米国、カナダ・オンタリオ州、国際制裁・輸出管理の対象地域 | 日本語表示あり(/ja-JP) | 100倍 | 0.045% |
| アスター(Aster) | 米国・カナダ・英国・中国・北朝鮮・ロシア・ウクライナ・キューバ・イラン・ベネズエラ・シリアと制裁対象地域 | 日本語表示あり(/ja) | 200倍 | 0.04% |
出典:各DEXの利用規約(ハイパーリキッドは2026年6月15日更新版の第1.6条)と公式サイトの表示、手数料・レバレッジは各社の公式ドキュメントとAPI。手数料は基本ティアで、変わることがあります。
日本語表示がないハイパーリキッドも、操作は Connect・Deposit・Long/Short などの少ないボタンで完結します。用途別のおすすめはDEXおすすめ比較、ハイパーリキッドの利用制限の詳細はハイパーリキッドの利用制限国へ。一方、中央集権型の海外取引所(Bybit・Bitgetなど)は日本居住者向けのサービスを終えつつあります(後述)。
3. ステップ1:国内取引所を選ぶ
答え:ETHをArbitrumで出金できるbitbankかOKJ。出金手数料はbitbank 0.00042 ETH(約178円)、OKJ 0.0005 ETH(約212円)です(円換算は2026年9月29日15:32のbitbankの価格による目安)。
日本円を暗号資産に替えられるのは金融庁の登録業者だけで、2026年9月1日現在の「暗号資産交換業者登録一覧」には27社が載っています。DEX向けに見るべき点は、アプリの使いやすさよりどのネットワークで出金できるかです。コインチェックのETHはイーサリアム(メインネット)のみ(Arbitrum非対応)、SBI VCトレードのETHも同じで、Ethereum本体で送るとガス代やブリッジの手間が増えます。
ETHは販売所ではなく取引所(板取引)で買うと、スプレッドの分だけ安く済みます。口座は、入口と出口にするArbitrum対応の1社と、USDC用や日本円の出金用にもう1社の計2つあると、メンテナンスや送金の制限で止まったときにも動けます。
4. ステップ2:USDCを用意する
答え:ハイパーリキッドの証拠金はUSDC。ETHをArbitrumで送り、ウォレットの中でUSDCに替えるのが最も手軽です。USDCを国内で直接買えるのはSBI VCトレードで、イーサリアムのみ・出庫は1回100万円が上限・販売所でのみ売買(板取引なし)です。
SBI VCトレードのUSDCはEthereumで出庫されるため、ハイパーリキッドに入れるにはArbitrumへのブリッジか、ハイパーリキッドに直接送れるブリッジ(Relayなど)を使い、Ethereumのガス代もかかります。金額が大きく、ドル建てのまま動かしたい人向けです。コインチェックも電子決済手段等取引業者の登録を受けています(2026年8月27日にUSDCで登録。2026年9月29日時点で送受金対応一覧に未掲載)。

5. ステップ3:Arbitrum・ウォレットを準備する
答え:MetaMaskかRabbyを入れ、ネットワークにArbitrum Oneを追加。ガス代用に少額のETHを残しておきます。入金に使うのはArbitrumのネイティブUSDC(USDC.eではない)です。
国内取引所の出金画面では、送付先の種類を「プライベートウォレット(自分のウォレット)」にしてアドレスを登録します。トラベルルールへの対応として、受取人の情報や送付の目的の入力を求められることがあります。最初は少額でテスト送金し、ネットワーク(Arbitrum)が一致しているかを必ず確認してください。ネットワークを間違えると戻せないことがあります。
ハイパーリキッドはメールアドレスでもログインできますが、国内取引所から送る場合は、自分のウォレットで受け取ってから入金するルートが基本です。シードフレーズは紙に書いてオフラインで保管し、どんなサイトにも入力しないでください。
6. ステップ4:DEXに入金して取引する
答え:紹介リンクからハイパーリキッドを開いて Connect → Deposit でArbitrumのUSDCを入金(最低5 USDC)。手数料は基本ティアでテイカー0.045%/メイカー0.015%です。
入金は通常数分で反映されます。5 USDC未満の入金は失われることがあるので注意してください。最初の取引は、BTCなど流動性の高い銘柄で、レバレッジは2〜5倍、失っても困らない金額にし、ストップロスを置きます。上限はBTC 40倍ですが、倍率が高いほど小さな値動きで清算されます。

USDCの準備ができたら、紹介コード HOLYGRAIL で登録
接続前に紹介リンクから開くと、コード HOLYGRAIL が自動で入ります。最初の2,500万ドルの取引高で手数料が4%オフ(テイカー0.045%→0.0432%)。コードを後から入れられるのは累計取引高1万ドルまでです。
ほかの選択肢:日本語で使えるライター(コード 718610TD、Standardは手数料0%、Premium手数料の最初の1週間分をリベート)、edgeX(コード HOLYGRAIL、日本語表示あり)。
当サイトのリンクから登録すると紹介報酬を受け取ることがあります。あなたの手数料が上がることはありません。
7. ステップ5:日本円に戻す
答え:ハイパーリキッドからArbitrumのUSDCを出金(手数料0.2 USDC+少額のガス代、5分以内)→ ウォレットでETHに替える → ArbitrumのETHを受け付けるbitbank・OKJに送る → 売却して銀行へ出金。
bitbankのETHはEthereum・Arbitrum・OP Mainnet(入出金とも対応)、OKJはArbitrum One上のETHを入庫可(無料・最小0.001 ETH)です。ほかの多くの国内取引所はEthereum本体でしか受け付けないため、Arbitrumからいったんブリッジする手間とガス代がかかります。日本円の出金手数料はbitbank 3万円未満550円/3万円以上770円(税込)、GMOコイン無料、SBI VCトレード無料です。
日本円に替えた時点、そしてUSDCをETHに替えた時点で、それぞれ損益の計算が必要になります(次の章)。いつ・いくらで替えたかを残しておきましょう。

8. 税金と確定申告
国税庁FAQ(令和7年12月最終改訂)では、暗号資産の取引による利益は原則として雑所得です。所得税(5%〜45%)に住民税10%が加わり、最高55%(ほかに復興特別所得税)。DEXだからといって扱いは変わりません。
- 交換も課税:暗号資産同士の交換も課税対象(交換時に譲渡したものとして計算)。ETH→USDCのスワップも対象です。
- 先物:暗号資産の証拠金取引(レバレッジ取引)は申告分離の対象外で総合課税。
- 損失:損失は給与など他の所得と通算できない。
- 申告ライン:給与所得者は、給与以外の所得が年20万円を超えると確定申告が必要です。所得税の申告が不要でも住民税の申告は原則必要。
- 記録は自分で:DEXには年間取引報告書がありません。取引履歴と入出金履歴を定期的にエクスポートして保存します。取得価額は総平均法の計算ツールで計算できます。
詳しい計算と申告は、次の記事にまとめています。
- DEX・ハイパーリキッドの税金と確定申告(まずここから)
- 仮想通貨FX・先物の税金 · 分離課税はいつから?DEXは対象?
- 税金計算シミュレーション · 損益計算ツール比較 · 暗号資産の計算書の書き方
- 損失と確定申告(損益通算) · ステーキング・エアドロップの税金
9. 規制と海外取引所の撤退
個人が海外のDEXを利用すること自体を罰する規定はありません。資金決済法は第63条の2で暗号資産交換業に登録を義務づけ、第107条で無登録営業を罰則の対象にしていますが、どちらも業として行う業者側の規定で、利用者個人を処罰する条文はありません(e-Gov 法令検索:資金決済法)。
金融庁は、日本居住者を相手に無登録で営業した海外業者を「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」で公表しています。掲載は22件で、最新の掲載は2026年9月(令和8年9月)です。載っているのはBybitなどの中央集権型取引所です。ハイパーリキッドは、金融庁の登録一覧(2026年9月1日現在)にも、この警告の一覧にも載っていません。同文書は、掲載されていない業者でも無登録営業に当たる場合があるとも注記しており、金融庁の立場は一貫して「登録業者を使ってください」です。

海外の中央集権型取引所は、日本居住者向けのサービスを終えつつあります。
- Bybit:2025年10月31日(UTC 12:00)に日本居住者の新規登録を停止。2026年7月22日12:00(日本時間)に未決済ポジションを強制決済(暗号資産の出金は引き続き可能)。
- Bitget:2026年8月3日に日本居住者向けサービスの終了を発表し、同日以降の新規登録を停止。
口座に残った資産の移し方はBybitの出金方法、各社の状況は海外取引所は日本で使える?にまとめています。
理解しておきたい注意点は次の3つです。
- 利用者保護は受けられない:国内の登録業者に義務づけられた分別管理などの保護は、海外のDEXには及びません。ハッキングや不具合で損失が出ても、国内の相談窓口や補償の仕組みはありません。
- 国内のレバレッジ規制とは別世界:国内の個人向け暗号資産証拠金取引は最大2倍ですが、DEXでは数十倍を選べます。上限は推奨ではありません(国内2倍とDEXの違い)。
- 規約を守る:ハイパーリキッドの利用規約(2026年6月15日更新)第1.6条の利用禁止地域は米国、カナダ・オンタリオ州、制裁対象地域(制裁対象地域の国籍者を含む)です。自国でデリバティブ取引が認められているかの確認は利用者の責任とされています。
DEXでは日本株や日経225に連動する無期限先物も取引されています(ハイパーリキッドのHIP-3で日本関連の市場が4つ)。株そのものではなく、国内の投資者保護の対象外です。詳しくは株価の「DEX」とは(日本株・日経225)へ。
以上は2026年9月29日時点の一般的な情報で、法律・税務の助言ではありません。個別の判断は弁護士・税理士に確認してください。
10. 日本から使う人向けガイド一覧
「日本」タグの記事を目的別に並べました。新しい記事は自動でここに追加されます。すべての記事は日本から使うガイド一覧でも見られます。
国内取引所・海外取引所口座を開く取引所を選ぶ・海外取引所から移る
日本円ルート(入金・出金)ウォレット・Arbitrum・日本円への換金
税金・確定申告DEXの損益計算と申告
DEXで取引できる日本の銘柄日本株・日経225・ドル円の無期限先物
11. よくある質問
日本からDEXを使うのは違法ですか?
個人が海外のDEXを利用すること自体を罰する規定はありません。資金決済法が登録を義務づけ(第63条の2)、無登録営業を罰則の対象にしている(第107条)のは暗号資産交換業を行う業者側です。ただし国内の登録業者に義務づけられた分別管理などの利用者保護は及ばず、トラブル時に日本の当局を頼ることもできません。法律上の助言ではありません。
日本円のままDEXに入金できますか?
できません。DEXは暗号資産だけを受け付けます。国内取引所で日本円をETHやUSDCに替え、自分のウォレットに送り、そこからDEXに入金します。ハイパーリキッドなら入金はArbitrumのUSDC(最低5 USDC)が基本です。
DEXに送るにはどの国内取引所がいいですか?
ETHをArbitrumで出金できるbitbank(0.00042 ETH)かOKJ(0.0005 ETH)が第一候補です。ドル建てのUSDCのまま送りたいならSBI VCトレード(イーサリアムのみ、出庫は1回100万円が上限)。2026年9月29日時点の比較は「国内取引所のおすすめ(DEX向け)」にまとめています。
日本語で使えるDEXはありますか?
ライター(Webアプリの言語メニューに日本語あり)、edgeX(日本語表示あり)、アスター(日本語表示あり)は日本語で表示できます。ハイパーリキッドの画面は英語・フランス語・簡体字中国語・韓国語・スペイン語(日本語なし)です(2026年9月29日確認)。
国内のレバレッジ2倍の規制はDEXにもかかりますか?
個人向けの暗号資産証拠金取引の上限2倍は、国内の登録業者に課された規制です。海外のDEXには適用されず、ハイパーリキッドのBTCは最大40倍まで選べます。ただし上限は推奨ではなく、倍率が高いほど小さな値動きで清算されます。
DEXの利益にかかる税金は?
国税庁FAQでは、暗号資産の取引による利益は原則として雑所得です。所得税(5%〜45%)と住民税10%を合わせて最高55%(ほかに復興特別所得税)。暗号資産同士の交換や無期限先物の決済も計算の対象です。令和8年度税制改正(所得税法等改正法は2026年3月31日成立・公布)で、国内の登録業者(暗号資産取引業者)に対する特定暗号資産の譲渡等は20%(所得税15%・住民税5%、ほかに復興特別所得税)の申告分離課税になります。適用は改正金商法の施行日の属する年の翌年1月1日からで、改正金商法(2026年7月15日成立)の施行日は公布から1年以内の政令で定める日(2026年9月29日時点で未定)です(2027年中に施行されれば2028年1月1日から)。DEXや海外業者での取引は条文上この対象に当たらず、総合課税のままと読めます。
DEXから日本円に戻すには?
DEXから銀行口座に直接出金する方法はありません。ハイパーリキッドからArbitrumのUSDCを出金し(手数料0.2 USDC+少額のガス代、5分以内)、ETHに替えてArbitrumのETHを受け付ける国内取引所(bitbank・OKJ)に送り、売却して日本円を出金します。
紹介コードはいつ入れればいいですか?
ハイパーリキッドでは、取引を始める前に紹介リンクから接続するのが確実です。コードを後から入力できるのは累計取引高1万ドルまでで、一度設定したコードは変更できません。HOLYGRAILを使うと最初の2,500万ドルの取引高で手数料が4%割引になります。
5ステップの最後は、ハイパーリキッドで最初の取引
紹介コード HOLYGRAIL で登録すると、最初の2,500万ドルの取引高で手数料が4%オフ。注文にガス代はかからず、BTCは最大40倍まで。
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開示:HOLYGRAIL(ハイパーリキッド・edgeX)と718610TD(ライター)は当サイトの紹介コードで、紹介したアカウントの手数料の一部を受け取りますが、あなたの負担は増えません。掲載した国内取引所とは紹介・広告の関係がありません。登録状況は金融庁の一覧、手数料・ネットワーク・上限は各社の公式ページで確認しました(確認日は本文に記載)。円換算はその時点の価格による目安です。投資・法律・税務の助言ではありません。