JPYCの買い方と使い方:日本円からJPYC、USDC、DEXへ

結論。JPYCを日本円で手に入れる方法は、JPYC EXでの発行です。手順は次の3つです。

  1. 口座を開く:JPYC EXでメール登録 → マイナンバーカードで本人確認(スマホアプリで読み取り)→ 銀行口座と自分のウォレットを登録。
  2. 発行する:チェーン(Ethereum・Avalanche C-Chain・Polygon・Kaia)と金額を入れて予約し、7日以内に同じ金額を銀行振込。手数料は無料、1回3,000円〜100万円。
  3. 使う・戻す:送金や支払いに使えるほか、DEXでUSDCに替えればハイパーリキッドの証拠金にできます。日本円に戻すときはJPYC EXで償還します(手数料無料)。

国内の取引所(SBI VCトレード・コインチェックなど)はJPYCを扱っていません。取引所のウォレットはJPYC EXに登録できないので、MetaMaskやHashPort Walletなど自分で鍵を持つウォレットを用意してください。

JPYCをUSDCに替えてハイパーリキッドで使う

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1. JPYCとは:電子決済手段・発行体・対応チェーン

JPYC(JPY Coin)は、日本円と同じ価値で発行・償還される日本円建てのステーブルコインです。法律上は資金移動業者が発行する電子決済手段で、ビットコインのような暗号資産とは別の扱いです。発行しているのはJPYC株式会社(第二種資金移動業者、関東財務局長第00099号、2025年8月18日登録)です(金融庁の資金移動業者登録一覧)。

JPYCの基本情報(JPYCの契約締結前交付書面・金融庁資料、2026年10月22日確認)
項目内容
発行体JPYC株式会社(第二種資金移動業者、関東財務局長第00099号、2025年8月18日登録)
法的な位置づけ資金移動業者が発行する電子決済手段(暗号資産ではない)
価格発行・償還は1 JPYC=1円。発行量の上限はなく、需要に応じて発行
対応チェーンEthereum・Avalanche C-Chain・Polygon・Kaia(ERC20形式)
コントラクト0xE7C3D8C9a439feDe00D2600032D5dB0Be71C3c29(全チェーン共通)
利用者資産の保全発行の対価は資金決済法の履行保証金制度(供託・信託・保全契約)で保全。銀行預金ではなく、預金保険の対象外
旧JPYC Prepaid前払式支払手段で、円への償還はできない。旧JPYC Prepaidは2025年6月1日に新規発行を終了

JPYC株式会社は利用者のJPYCを預かりません。JPYCは自分のウォレットで持ち、秘密鍵をなくすと会社も復旧できません(同書面3.1)。ウォレットにトークンを追加するときは、上のコントラクトアドレスを公式の書面と照らし合わせてください。似た名前の別トークンを掴まないためです。

2. JPYCの買い方:JPYC EXで発行する手順

JPYCを「買う」は、JPYC EXでは「発行」と呼ばれます。日本円を振り込んだ分だけ、JPYCが新しく発行されて自分のウォレットに届く仕組みです。使えるのは日本の居住者だけ(日本国内から本人が操作)で、SMSを受け取れる電話番号が必要、未成年は法定代理人の同意が必要、口座は1人1つです。

ステップ1:口座(JPYCアカウント)を開く

  1. メールアドレスとパスワードを登録する。JPYC公式サイトの「アカウントを開設」から始め、届いたメールのリンクからパスワードを決めます(リンクの有効期限は短いので、すぐに開きます)。SMSか音声通話で認証コードを受け取れる電話番号も登録します。
  2. マイナンバーカードで本人確認する。本人確認はマイナンバーカードのICチップを使う公的個人認証(LIQUID eKYCアプリ)だけで、カードがないと口座を開けません。この手続きはスマートフォンで行い、家族を含め代理人はできません。
  3. 基本情報を入れる。氏名・住所はカードから自動で入ります。フリガナは銀行振込の名義と照合されるので、口座名義と同じ表記にします。職業や取引の目的などを選んで登録すれば、多くの場合は自動で開設が完了します(審査が必要な場合はメールで連絡)。
  4. 銀行口座とウォレットを登録する。出金先の銀行口座と、JPYCを受け取るウォレットのアドレスを登録します。登録できるのは自分で秘密鍵を管理するウォレットだけ(取引所など第三者が管理するウォレットは登録不可)です。

ステップ2:発行を予約して振り込む

  1. ログインして「発行」を開く。ネットワーク(Ethereum・Avalanche C-Chain・Polygon・Kaiaのどれか)、受け取りアドレス(登録済みのもの)、注文額(日本円)を入れ、ワンタイムコードで認証します。
  2. 表示された口座に振り込む。「発行予約完了」の画面に振込先が出ます。期限は予約から7日です。振込の条件:予約した金額ちょうどを、登録した名義(カナ)の口座から、期日までに振り込むこと。どれか1つでも違うと発行されず、全額が返金扱いになる(自分の銀行での組戻し手続きが必要)。
  3. 着金を確認する。入金が照合されると履歴に表示されます。発行の完了メールは、入金が照合されてから、PolygonとEthereumは15〜25分、AvalancheとKaiaは10〜15分ほどで届きます(JPYCのFAQ)。ウォレットにJPYCが表示されない場合は、コントラクトアドレスでトークンを追加します。

使えるウォレットの条件は、WalletConnectに対応し、カスタムトークンを追加でき、JPYCのネットワークに対応していることです(MetaMaskなど)。HashPort Walletは標準でJPYCを表示し、HashPort Walletのような連携アプリから発行する場合は、事前のアドレス登録が要りません。

3. 手数料・上限・処理時間

JPYC EXの手数料は口座開設・発行・償還とも無料(振込手数料とガス代は自己負担。償還手数料は将来徴収する可能性があると明記)です。主な費用は次のとおりです。

JPYC EXの手数料(契約締結前交付書面 2026年9月24日改定版、2026年10月22日確認)
項目費用
JPYC EXの口座開設・維持・閉鎖無料
JPYCの発行(日本円→JPYC)無料
JPYCの償還(JPYC→日本円)無料(将来、償還手数料を取る可能性があると明記)
JPYC EXへの振込自分の銀行の振込手数料
ブロックチェーンのガス代各チェーンの手数料(送る人が負担)
振込ミスの返金原則は自分の銀行での組戻し(銀行の手数料)。組戻しができない場合は2,000円
JPYC以外のトークンを誤送した場合調査11,000円、返還55,000円(ガス代は別。返還できないこともある)
JPYC公式サイトのよくある質問。発行および償還は手数料無料、発行・償還サービスは3,000円から、Ethereum・Polygon・Avalanche・Kaiaに対応、償還は指定の銀行口座へ振込
JPYC公式サイト(jpyc.co.jp)の「よくある質問」(2026年10月22日・ログアウト状態で撮影。4つの質問を開いた状態)。手数料・最低利用額・対応ネットワーク・出金のタイミングが書かれています。

上限と処理時間

項目2026年10月22日時点
1回あたりの最低額発行・償還とも3,000円(全チェーン共通)
1回あたりの上限発行・償還とも100万円。短時間に続けて発行を申し込むことはできない
1日・1か月の上限公表資料に記載なし(会社が利用者ごとに限度額を変えることはあると規約に記載)
ウォレット間の送金保有・送金の金額に上限なし
振込・送信の期限予約から7日(過ぎると予約は自動で取り消し)
処理時間原則として即時(取引モニタリングなどで翌営業日までかかることもある)

100万円を超える額を用意したい場合は、上限の範囲で回数を分けることになります。ただし続けて申し込むと断られることがあるため、間隔をあけてください。

4. 国内取引所でJPYCは買える?(SBI・楽天・コインチェック・GMO)

SBI VCトレード・楽天ウォレット・コインチェック・GMOコインなど、国内の取引所では2026年10月22日時点でJPYCを買えません。JPYCのような電子決済手段の売買を仲介するには、金融庁への「電子決済手段等取引業者」の登録が必要です。その登録一覧(令和8年8月27日現在)を見ると、金融庁に登録された電子決済手段等取引業者はSBI VCトレード(USDC・RLUSD・JPYSC)とコインチェック(USDC)の2社で、どちらもJPYCを扱っていないことがわかります。

  • SBI VCトレードのJPYSC:同じ日本円建てでも、JPYCとは発行体も仕組みも別のステーブルコインです。
  • 楽天ウォレット・GMOコイン・bitFlyerなど:暗号資産交換業者で、電子決済手段等取引業者の一覧には載っていません。
  • 国内取引所からJPYC EXへ:取引所のウォレットはJPYC EXに登録できず、取引所から送ったJPYCは償還も受けられません(登録アドレス以外からの送付)。

DEXで使うためにドル建てのステーブルコインがほしいなら、国内ではSBI VCトレードのUSDCが選択肢です。違いはUSDCの買い方(SBI VCトレード)で比べています。

5. JPYCの使い方:ウォレットと送金

手に入れたJPYCは、ふつうのERC20トークンと同じようにウォレットから送れます。相手のアドレスとネットワーク(チェーン)を合わせて送るだけで、金額の上限もありません。

  • ガス代:送るたびに、そのチェーンのガス代(EthereumならETH、PolygonならPOLなど)が必要です。JPYCとは別に、ウォレットに少額用意しておきます。
  • チェーン違いに注意:アドレスは同じでも、残高はチェーンごとに別です。相手がEthereumのJPYCしか扱わないのにPolygonで送ると、相手の画面には反映されません。受け取る側が使うチェーンを確認してから送ります。
  • ブリッジしたJPYC:ブリッジで別のチェーンに移したJPYC(ラップ版)は、JPYC EXで償還できません。償還するつもりなら、発行されたチェーンのまま持っておきます。
  • メタマスクで使う:トークンのインポートでコントラクトアドレスを入れると残高が表示されます。国内取引所からメタマスクへ暗号資産を送る手順はメタマスクへの入金方法で解説しています。

6. DEXでJPYCをUSDCに替える:レートとコスト

JPYCをDEXで使う場合、多くはUSDCなどドル建てのステーブルコインに交換します。2026年10月22日 11時29分(日本時間)に、DEXアグリゲーターKyberSwapの公開APIで見積もりを取りました。どのチェーンでも経路はUniswap v4のJPYC/USDCプールでした。

JPYC→USDCの見積もり(KyberSwap API、2026年10月22日 11:29〜11:31 日本時間。約定ではなく、スリッページ設定前の値)
チェーン1万JPYC10万JPYC100万JPYC
Ethereum63.00 USDC630.01 USDC6,298.04 USDC
Polygon—629.87 USDC—
Avalanche—628.92 USDC—
  • 実質のレート:1万JPYC(1万円)で63.00 USDCなので、1 USDCあたり約158.7円です。ECBの参照レート(2026年10月21日)から計算したドル円は約157.9円で、それより約0.5%不利でした(日時が違うので目安)。この差にプールの手数料と需給のずれが含まれます。
  • 金額による違い:100万JPYCでも、1万JPYCのときより受け取りは約0.04%少ないだけでした。この時点では、数十万円程度ならスリッページはほとんど気にならない厚さがありました。
  • ガス代:Ethereumでの交換の見積もりは約0.06ドルでした。Ethereumは混雑すると跳ね上がるので、実行前にウォレットの表示を確認してください。

交換するときは、受け取るUSDCのコントラクトが各チェーンのネイティブUSDCかどうかを確かめ、スリッページの許容値を小さめ(0.5%程度まで)に設定します。見積もりは数秒で変わるため、上の表は「当日このくらいだった」という参考値として見てください。

7. JPYC経由でハイパーリキッドに入金する手順

DEXで替えたUSDCは、無期限先物のDEXであるハイパーリキッドの証拠金にできます。注意したいのは、ウォレット接続で入金できるUSDCはArbitrumのものだけという点です。JPYCのチェーン(Ethereum・Avalanche C-Chain・Polygon・Kaia)にArbitrumは含まれないので、どこかでチェーンをまたぎます。

  1. JPYCをUSDCに交換する。6章のとおり、JPYCを持っているチェーン(Ethereumなど)のDEXでUSDCに替えます。
  2. USDCをArbitrumに移す(ウォレット接続の場合)。CircleのCCTPに対応したブリッジで、EthereumなどのUSDCをArbitrumのネイティブUSDCにします。ルートとコストはハイパーリキッドのブリッジ解説とEthereumのUSDCをハイパーリキッドへ送る方法で比べています。メールログインなら、入金アドレスへEthereum・PolygonのUSDCをそのまま送れます(Acrossの中継手数料が引かれます。メールログインの入金アドレス)。
  3. 紹介リンクから開いて接続する。紹介リンク(HOLYGRAIL)からapp.hyperliquid.xyzを開き、Connectでウォレットを接続し、Enable Tradingで署名します(ガス不要)。紹介コードは最初の入金と一緒にアカウントへ紐づきます。
  4. Depositで入金する。ArbitrumのUSDCを選び、5 USDC以上の金額を入れてウォレットで承認します。既定のCCTPルートでは0.2 USDCが差し引かれます。5 USDC未満を送ると失われるので、金額を確認してください。

国内取引所のETHをArbitrumで出金するルートや、SBI VCトレードのUSDCを使うルートと比べると、JPYCルートは暗号資産交換業者の口座がなくても、銀行振込だけでドル建ての証拠金まで行けるのが特徴です。反対に、DEXでの交換とチェーン間の移動が1回ずつ増えます。ルートごとの総コストはハイパーリキッドの入金ルート比較表にまとめています。

日本から使う場合の規約とリスク

ハイパーリキッドの利用規約(2026年6月15日更新)第1.6条が利用を禁じているのは、米国、カナダ・オンタリオ州、制裁対象地域(制裁対象地域の国籍者を含む)で、日本は含まれていません。これは同社の規約上の扱いで、日本の法令上の評価を示すものではありません。VPNなどで所在地を偽ることは第3.1.5条で禁止されています。ハイパーリキッドは日本の登録業者ではないため、国内業者のような利用者保護はありません。画面は日本語に対応していません(言語メニューは英語・フランス語・簡体字中国語・韓国語・スペイン語)。レバレッジ取引では、相場の急変で清算され、証拠金を失うことがあります。

日本語の画面がよければ、edgeXも無期限先物のDEXです(取引画面が日本語に対応、2026年9月29日確認)。入金はArbitrumなどのUSDCで、最低10 USDC。紹介コード HOLYGRAIL を使えます(紹介された側の特典:公表なし)。

8. JPYCを日本円に戻す(償還)

JPYCは、発行したJPYC EXで日本円に戻せます。これを「償還」といい、手数料は無料です(将来、償還手数料を取る可能性があると書面に明記)。JPYC EXの口座がない人は、JPYCを持っていても償還は受けられません。

  1. JPYC EXで「償還」を開く。ネットワーク、送信元のウォレット(登録済みのもの)、数量を入れます。1 JPYC=1円なので、数量と同じ金額の日本円が表示されます。
  2. 表示されたアドレスへJPYCを送る。「償還予約完了」の画面に送金先アドレスが出ます。予約した数量ちょうどを、7日以内に送ります。
  3. 日本円の着金を待つ。ブロックの承認が終わると、登録した銀行口座に振り込まれます。処理は原則として即時(取引モニタリングなどで翌営業日までかかることもある)です。

償還の条件:登録したウォレットから、予約した数量ちょうどを期限内に送る必要があり、ブリッジやラップで別のチェーンに移したJPYCは償還できないとされています(利用規約)。数量が予約と違う、期限を過ぎた、取引所から送った、といった場合は償還されず、返送には別の手続きが必要です。JPYC以外のトークンを誤って送ると、調査だけで11,000円かかります。

ハイパーリキッドで得たUSDCを日本円にする場合は、USDCをDEXでJPYCに替えて償還する方法と、ETHなどに替えて国内取引所で売る方法があります。後者の手順は仮想通貨を日本円に換金する方法とハイパーリキッドの出金方法(出金手数料0.2 USDC+ごく少額のHyperEVMガス代)で解説しています。

9. JPYCの税金

法律上の扱い:資金決済法第2条第5項が電子決済手段を定義し、第2条第14項第1号が暗号資産の定義から電子決済手段を除いているため、電子決済手段であるJPYCに暗号資産のルールがそのまま当てはまるとは限りません。

  • 国税庁FAQの範囲:国税庁FAQで電子決済手段を扱う問は法人税関係(3-2-1〜3-2-4)のみ。個人の所得税の問はない。法人税の問では、電子決済手段を「要求払預金に類似する性格を有し、金銭債権に該当すると考えられる」とし、外貨建てのものは外貨建債権として扱う(暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(FAQ)、国税庁FAQ(令和7年12月最終改訂))。
  • 発行と償還:1 JPYC=1円で発行・償還されるので、円で受け取る額は払った額と同じです。ただし、個人の所得税での扱いを明示した国税庁の問はありません。
  • JPYCで暗号資産を買う・USDCに替える:国税庁FAQでは暗号資産同士の交換も課税対象(交換時に譲渡したものとして計算)とされていますが、電子決済手段との交換を名指しした個人向けの問はありません。扱いは不明として、税理士に確認してください。
  • DEXでの取引の利益:暗号資産の利益は原則として雑所得(総合課税)です。DEXの記録の残し方はハイパーリキッド・DEXの税金で解説しています。

令和8年度の税制改正では、国内の登録業者に特定暗号資産を売った利益を分離課税にすることが決まりました。財務省の法律案要綱には「電子決済手段」という語は出てこず、分離課税の条項が対象にしているのは特定暗号資産です。

この章は税務上の助言ではありません。個別の扱いは、税務署または税理士に確認してください(2026年10月22日時点の情報)。

10. リスクと注意点

  • 発行体のリスク:JPYCの価値は、JPYC株式会社が償還に応じることに支えられています。発行の対価は資金決済法の履行保証金制度(供託・信託・保全契約)で保全。銀行預金ではなく、預金保険の対象外です。
  • サービスの停止:JPYC EXのお知らせでは、直近にも2026年9月17日に発行予約が一時停止(翌日未明に復旧)、10月16日にPolygonでの発行が遅延(同日解消)という事例がありました。急ぎの入出金は余裕をもって行ってください。
  • DEXの価格:DEXでのJPYCの価格は需給で動き、1 JPYC=1円からずれることがあります。6章の見積もりでも、ドル円の参照レートとの差がありました。
  • スマートコントラクトとウォレット:JPYCもDEXもスマートコントラクトで動きます。秘密鍵の流出、偽のトークン、承認(Approve)の悪用に注意し、コントラクトアドレスは公式の書面で確認します。
  • 手数料の変更:償還手数料は将来取る可能性があると書面に明記されています。使う前に最新の書面を確認してください。

11. よくある質問

JPYCはどこで買えますか?

日本円で直接手に入れる方法は、発行元のJPYC株式会社が運営するJPYC EXでの「発行」です(2026年10月22日時点)。銀行振込で日本円を送ると、登録したウォレットにJPYCが届きます。国内の取引所では買えません。金融庁に登録された電子決済手段等取引業者はSBI VCトレードとコインチェックの2社で、扱っているのはUSDCなどです(JPYCは一覧にありません)。ほかには、DEXでUSDCなどと交換する、持っている人から送ってもらう、という方法があります。

JPYCの手数料はいくらですか?

JPYC EXの手数料は口座開設・発行・償還とも無料(振込手数料とガス代は自己負担。償還手数料は将来徴収する可能性があると明記)です(JPYCの契約締結前交付書面で2026年10月22日に確認)。DEXでUSDCなどに替える場合は、プールの手数料とスリッページも加わります。

1回にいくらまで発行できますか?

発行・償還とも1回あたり3,000円から100万円までです(全チェーン共通)。1日・1か月の上限は公表資料に書かれていませんが、短い間隔で続けて発行を申し込むことはできません。ウォレット間でJPYCを送る分には、金額の上限はありません。

マイナンバーカードがないとJPYC EXは使えませんか?

使えません。JPYC EXの本人確認はマイナンバーカードのICチップを使う公的個人認証(LIQUID eKYCアプリ)だけで、カードがないと口座を開けません。署名用電子証明書のパスワードも必要です。使えるのは日本の居住者だけ(日本国内から本人が操作)で、SMSを受け取れる電話番号が必要、未成年は法定代理人の同意が必要、口座は1人1つです。

SBI VCトレードや楽天ウォレット、コインチェック、GMOコインでJPYCは買えますか?

買えません(2026年10月22日確認)。金融庁に登録された電子決済手段等取引業者はSBI VCトレード(USDC・RLUSD・JPYSC)とコインチェック(USDC)の2社で、どちらもJPYCを扱っていないことが、金融庁の登録一覧でわかります。SBI VCトレードのJPYSCは別の日本円建てステーブルコインで、JPYCとは発行体も仕組みも違います。

JPYCでハイパーリキッドの取引はできますか?

JPYCのままでは証拠金になりません。DEXでUSDCに交換し、そのUSDCをハイパーリキッドに入金します。ウォレット接続で入金できるのはArbitrumのUSDCだけなので、EthereumなどのUSDCはArbitrumに移すか、メールログインの入金アドレスへ送ります。最低入金額は5 USDCです。

JPYCを日本円に戻すには?

JPYC EXで償還を予約し、表示されたアドレスへ予約した数量ちょうどのJPYCを、登録したウォレットから7日以内に送ります。確認が済むと登録口座に日本円が振り込まれます。登録したウォレットから、予約した数量ちょうどを期限内に送る必要があり、ブリッジやラップで別のチェーンに移したJPYCは償還できないので注意してください(JPYCの利用規約)。

JPYCとJPYC Prepaidは何が違いますか?

JPYCは資金移動業者が発行する電子決済手段(暗号資産ではない)で、日本円への償還が受けられます。旧JPYC Prepaidは前払式支払手段で償還ができず、旧JPYC Prepaidは2025年6月1日に新規発行を終了しました(JPYC公式サイト)。

JPYCに税金はかかりますか?

JPYCは資金決済法上の電子決済手段で、暗号資産ではありません。国税庁FAQ(令和7年12月最終改訂)で電子決済手段を扱う問は法人税関係だけで、個人がJPYCを発行・償還・交換したときの扱いを答える問はなく、扱いは不明です。JPYCで暗号資産を買った場合や、USDCを証拠金にしたDEXでの取引の損益などは、税理士に確認してください。税務上の助言ではありません。

USDCをハイパーリキッドで使う

JPYCをDEXでUSDCに替え、Arbitrumに移して入金。紹介コード HOLYGRAIL 経由なら、最初の2,500万ドルまで手数料が4%安くなります。日本語の画面がよければedgeX(コード HOLYGRAIL)も選べます。

ハイパーリキッドを開く →

edgeXを開く →

開示:HOLYGRAIL(ハイパーリキッド・edgeX)は当サイトの紹介コードで、紹介したアカウントの手数料の一部を受け取りますが、あなたの負担は増えません。JPYC株式会社・国内取引所・KyberSwapとは紹介関係がありません。JPYC EXの手数料・上限・手順はJPYC株式会社の契約締結前交付書面・利用規約・公式FAQで、登録状況は金融庁の一覧で2026年10月22日に確認しました。DEXの見積もりはその日の参考値です。投資・法律・税務の助言ではありません。