ハイパーリキッド上の trade.xyz 株式パープ

結論。trade.xyz は、ハイパーリキッドの HIP-3 で株・株価指数・原油・為替の無期限先物を上場させているデプロイヤー(市場の運営者)です。市場名は「xyz:」で始まり(xyz:NVDA、xyz:KIOXIA など)、ハイパーリキッドの口座と USDC で24時間365日取引できます。稼働中は109市場で、公式ライセンスを受けた S&P 500 や、キオクシア・ソフトバンクグループなどの日本株もあります。手数料は大半の市場でテイカー 0.009%と BTC の5分の1です。取引するのは株式ではないので、配当・優待・議決権はなく、東証が閉まっている間の価格は xyz の板だけで決まります。

口座は app.hyperliquid.xyz でも app.trade.xyz でも共通で、手数料も同じです。どちらかに接続する前に紹介コード HOLYGRAIL を登録すれば、xyz の株パープにも4%の割引が効きます。

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trade.xyz の概要(まとめ表)

正体ハイパーリキッド(Hyperliquid)の HIP-3 で「xyz」というパープ DEX を運営するデプロイヤー。取引画面 app.trade.xyz と、HIP-4 の「Events」市場も提供
運営会社XYZ Ltd(利用規約による。2026年9月6日更新、英領バージン諸島法が準拠法)
基盤ハイパーリキッドの HyperCore。注文・約定・証拠金・清算はすべてオンチェーン
取引するもの株・株価指数・コモディティ・為替・上場前企業の無期限先物(パープ)。株式そのものではない
市場数稼働中109(API、2026年9月27日)。公式ライセンスの S&P 500 を含む
日本関連キオクシア・ソフトバンクグループ(各最大10倍)、Japan 225(20倍)、円(50倍)、日本株 ETF の EWJ
取引時間24時間365日。原資産の取引時間は外部価格、それ以外は xyz の板による内部価格
手数料(基本ティア)グロースモード(大半の市場)でテイカー 0.009% / メイカー 0.003%。対象外は 0.090% / 0.030%
最大レバレッジS&P 500 は50倍、XYZ100 は30倍、個別株は10〜20倍
証拠金USDC(ドル建ての損益。円は使えない)
本人確認(KYC)なし(ウォレット接続またはメールログイン)
金融庁の登録なし。国内の証券会社・暗号資産交換業者のような利用者保護はない
NISA・配当・優待いずれも対象外
税金一般的には雑所得・総合課税(株やFXの申告分離課税とは別)
紹介割引ハイパーリキッドの紹介コードが HIP-3 市場にも適用(HIP-3 仕様6項)。HOLYGRAIL で最初の2,500万ドルまで4%オフ

1. trade.xyz とは:正体・運営会社・HIP-3 の条件

ハイパーリキッドの HIP-3 では、50万 HYPE をステークすれば誰でも HyperCore 上に独自のパープ取引所を立ち上げられます。このステークはデプロイ後、最低183日維持しなければなりません。最初の3銘柄は無料で上場でき、4銘柄目からはすべての HIP-3 取引所共通のダッチオークションで上場枠を買います。デプロイヤーは市場の定義、オラクルの運用、レバレッジ上限の設定を担当し、マッチング・証拠金・ファンディング・清算は BTC や ETH と同じく HyperCore が処理します。デプロイヤーが悪意ある運用や不正な入力をすれば、バリデーターの投票でステークが没収(スラッシュ)されます。ただし没収されたステークは焼却され、損をしたトレーダーへの補償には使われません。

trade.xyz(表記は trade[XYZ])が運営しているのが xyz というデプロイメントで、市場名には必ず xyz: が付きます。公式のアーキテクチャ説明によると、trade.xyz チームが運用するリレイヤーが約3秒ごとにオラクル価格・マーク価格・外部価格を HyperCore に送っています。デプロイヤーのアドレスは 0x88806a71…0888 です。取引画面 app.trade.xyz の運営者は、利用規約(2026年9月6日更新)によると XYZ Ltd で、準拠法は英領バージン諸島法です。公式ドキュメント自身が、この画面は「trade[XYZ] の市場にアクセスする唯一の手段ではない」と書いています。レバレッジも清算もない予測市場型の Events は、HIP-4 の txyz という別のデプロイメントで運営されています。

単なる実験的なプロジェクトではない根拠が3つあります。

  • S&P 500 の公式ライセンス。2026年3月18日、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが発表し、ハイパーリキッド上の無期限先物向けに S&P 500 を trade[XYZ] にライセンスしました。発表では「初かつ唯一の公式ライセンスを受けた S&P 500 パーペチュアル」とされ、対象は「適格な米国外の投資家」です。これが xyz で最も出来高の多い xyz:SP500 です。
  • HIP-3 での圧倒的なシェア。2026年9月24日に API に登録されていた HIP-3 パープ DEX は10個、そのうち市場が稼働していたのは4個でした。合計約21.3億ドルの出来高のうち、xyz が約20.9億ドル(約98%)を占めています。同じ日のハイパーリキッド本体の178市場は約97億ドルでした。trade.xyz は7月27日に累計出来高4,084億ドル・1日のユニークトレーダー数6.06万人(ピーク)を、7月29日には1日81億ドルの過去最高を発表しています。
  • TradingView 対応。2026年7月2日から TradingView で xyz の市場データが見られます。シンボル検索で HIP3XYZ: と入力すると xyz の銘柄、HYPERLIQUID: で本体の銘柄が出ます(ハイパーリキッドと TradingView)。

trade.xyz はトークン化株式でも、証券会社でも、資産の預かり業者でもありません。精算は USDC で行われ、trade.xyz があなたの資金を預かることはありません。

「ハイパーリキッドの株価」を探している人へ。ハイパーリキッド自体は上場企業ではありません。株価アプリで「ハイパーリキッド」として出てくるのは、ナスダック上場の Hyperliquid Strategies Inc.(ティッカー PURR)で、HYPE を保有するデジタル資産トレジャリー企業です。この PURR 株もハイパーリキッド上で xyz:PURRDAT として取引できます(最大10倍・分離マージンのみ)。ただしグロースモード対象外なので、手数料はテイカー 0.090% です。トークンの HYPE そのものを持ちたい場合は、ハイパーリキッドの現物市場で買います(ハイパーリキッドの使い方)。

2. xyz の全市場:カテゴリ・出来高・レバレッジ

2026年9月24日の API には xyz の銘柄が124個登録されており、上場廃止の15個を除く109市場が取引可能でした(9月27日も109市場)。デプロイヤー自身のカテゴリ分類で集計すると次のとおりです(出来高は9月24日(木)の24時間)。

カテゴリ稼働市場24h 出来高主な銘柄
株9311.1億ドル米国大型株(NVDA・TSLA・AAPL・META・GOOGL・AMZN・MSFT)、スペースX(SPCX)、半導体・メモリ(MU・SNDK・AMD・INTC)、暗号資産関連株(COIN・HOOD・MSTR・CRCL)、韓国株(SKハイニックス・サムスン・現代自動車)、日本株(ソフトバンクグループ・キオクシア)、中国株、国別・セクター ETF(EWY・EWJ・SMH・TLT)
コモディティ85.19億ドルWTI・ブレント原油、金、銀、銅、天然ガス、プラチナ、パラジウム
株価指数44.53億ドルS&P 500、XYZ100、Japan 225(JP225)、Korea 200(KR200)
為替30.09億ドルEUR・GBP・JPY(対USD)
Pre-IPO(上場前)10.01億ドルOURA(スマートリングの Oura)

2026年9月24日 04:53 UTC 時点で出来高上位10市場(24h 出来高、マーク価格換算の建玉、最大レバレッジ):

市場種類24h 出来高建玉最大
S&P 500 指数(SP500)指数2.32億ドル4.12億ドル50倍
XYZ100(ナスダック100型の指数)指数2.18億ドル1.88億ドル30倍
WTI 原油(CL)コモディティ1.66億ドル1.44億ドル20倍
銀(SILVER)コモディティ1.62億ドル2.31億ドル25倍
ブレント原油(BRENTOIL)コモディティ1.36億ドル1.56億ドル20倍
サンディスク(SNDK)株1.20億ドル1.22億ドル10倍
メタ(META)株1.18億ドル0.90億ドル20倍
SKハイニックス(SKHX)韓国株1.06億ドル3.08億ドル10倍
マイクロン(MU)株0.71億ドル1.71億ドル10倍
サークル(CRCL)株0.61億ドル0.88億ドル10倍

xyz 全体の建玉は約38.9億ドルでした(9月27日(日)は約38.1億ドル)。最大レバレッジは市場ごとに異なり、10倍が77市場、20倍が24市場、S&P 500 と為替3ペアは50倍です。「xyz の株は最大5倍」と書いている解説記事がまだありますが、API の数字はそうなっていません。2026年9月27日時点で5倍の市場は上場前(プレIPO)の OURA だけで、trade.xyz の変更履歴(6月12日付)では TSLA・META・MSFT・GOOGL・AMZN の上限が10倍から20倍に引き上げられています。個別株の多くは分離マージン専用です。クロスマージンが使えるのは SP500・XYZ100・NVDA・TSLA・AAPL・META・GOOGL・AMZN・MSFT・SPCX・MU・SNDK・SKハイニックス(2銘柄)・DRAM(メモリ ETF)・WTI・ブレント・銀・金の19市場だけです。各市場には建玉上限もあり、上限に達すると新規建てはできず、決済だけになります。全銘柄の一覧はハイパーリキッドの取扱銘柄一覧にまとめています。

app.hyperliquid.xyz の xyz S&P500-USDC 取引画面。HIP-3 デプロイヤーの注意書きと 0.0090% / 0.0030% の手数料表示
app.hyperliquid.xyz の xyz:SP500(2026年9月24日)。「deployed independently by xyz」の注意書きと、通常の 0.0450% / 0.0150% に取り消し線が引かれた 0.0090% / 0.0030% の手数料表示。

3. 日本株(ハイリキ):キオクシア・ソフトバンク・Japan 225

最近、SNS や株価アプリで「キオクシアのハイリキ価格」「DEXではいくら」といった表現を見かけるようになりました。これはほとんどの場合、ハイパーリキッド上の trade.xyz の株パープ(xyz:KIOXIA など)の価格のことです。東証が閉まっている夜間・週末・祝日も取引されているため、翌営業日の「先行指標」として参照されています。ただし、その価格がどう決まっているかを知らずに見ると判断を誤ります。

上場している日本関連の銘柄

市場何に連動するか最大レバレッジ証拠金休場中の値幅(バウンド)
キオクシア(xyz:KIOXIA)東証 285A の1株(円→ドル換算)10倍分離のみ±10%・リセット2回
ソフトバンクグループ(xyz:SOFTBANK)東証 9984 の1株(円→ドル換算)10倍分離のみ±10%・リセット2回
Japan 225(xyz:JP225)日本の主要225社の価格加重指数(円建てのポイント、為替換算なし)20倍分離のみ±5%・リセットなし
円(xyz:JPY)USD/JPY(1ドル=何円)50倍分離のみ±2%・リセット1回
EWJ(xyz:EWJ)米国上場の日本株 ETF の1口20倍分離のみ±5%・リセット1回

出典:API(2026年9月27日)と docs.trade.xyz の仕様一覧。キオクシアとソフトバンクは、東証の円建て株価を USD/JPY でドルに換算した価格に連動します。つまり株価が同じでも、円安になるとドル建て価格は下がります。一方 Japan 225 は円建ての指数ポイントそのものに連動し(為替換算なし)、損益は USDC で精算される「クオント」型です。どの日本株市場もクロスマージンは使えず、すべて分離マージンです。

取引時間:外部価格と内部価格

docs.trade.xyz の日本株のページによると、外部価格(実際の市場の価格)を使うのは次の時間帯です(日本時間)。

  • デイセッション:8:20〜16:30
  • ナイトセッション:17:00〜23:59

それ以外、つまり16:30〜17:00の休憩、深夜0時〜朝8時20分、土日、東証の休場日は内部価格です。内部価格の間は、xyz の板での売買だけで価格が決まり、値動きはディスカバリーバウンド(キオクシア・ソフトバンクは ±10%、リセット2回)で制限されます。Japan 225 は、指数の現物(9:00〜11:30・12:30〜15:30)と先物の気配を組み合わせて平日ほぼ24時間外部価格を出し、平日の朝6〜7時と土曜朝6時〜月曜朝7時が内部価格です。

実測:東証の終値とハイパーリキッドの価格

2026年9月27日(日)9時38分(日本時間)に、ハイパーリキッドの API から xyz の価格を取得し、9月25日(金)の東証終値(Yahoo!ファイナンス)と比べました。円換算には同時刻の xyz:JPY のオラクル価格(1ドル=157.37円)を使っています。

銘柄東証終値 9/25東証の前日比ハイパーリキッド円換算東証終値との差ハイパーリキッドの24h変化
キオクシア55,780円+2.20%$360.36約56,710円+1.7%+1.4%
ソフトバンクG6,150円−3.18%$39.292約6,183円+0.5%−0.1%
Japan 22566,364.20(日経平均)+1.30%66,541(円建てポイント)—+0.3%−0.3%

週末の間に、キオクシアの「ハイリキ価格」は東証終値より約1.7%高いところで取引されていました。これは月曜の寄り付きを保証するものではありません。休場中の xyz の板は薄く、この日の24時間出来高はキオクシアで約74万ドル、ソフトバンクで約3万ドルしかありませんでした。

「前日比」がアプリと合わない理由

  • 基準が違う。東証の前日比は「前営業日の終値」との比較です。ハイパーリキッドの変化率は「ちょうど24時間前の価格」との比較で、日曜に見れば土曜の同時刻が基準になります。上の表でも、ソフトバンクは東証の前日比が −3.18% なのに、ハイパーリキッドの24時間変化は −0.1% でした。
  • 通貨が違う。キオクシアとソフトバンクはドル建てです。円安・円高になるだけで、東証の株価が動かなくてもドル建ての価格は動きます。
  • 時間が違う。ナイトセッション(17:00〜23:59)の値動きは東証の終値に入っていません。そのため、金曜の夜の時点で終値と差が出ていることもあります。

東証が閉まっている間の「DEX価格」:シルバーウィークの実例

2026年は9月19日(土)〜23日(水・祝)の5日間、東証が連休でした(trade.xyz の休場日カレンダーにも9月21〜23日が記載)。ハイパーリキッドの API から xyz:KIOXIA の1時間足を取得すると、次のように動いていました。

  • 金曜のナイトセッション終了後(9月19日0時台):$351.54(約55,140円)
  • 連休中の高値(9月23日8時台):$397.11(約62,500円、+13%)
  • 東証再開後(9月24日15時台):$345.20(約54,650円、高値から −13%)

実際の東証の終値は、連休前の9月18日が54,570円、連休明けの24日が54,580円で、ほぼ変わっていません。つまり連休中の13%の上昇は xyz の板の中だけの値動きで、東証が再開した途端に消えました。連休中の高値近くで10倍の買いを入れていたら、本物の株価はほとんど動いていないのに、下落の途中で清算されていた計算です。休場中の「ハイリキ価格」は、あくまで xyz の参加者の予想であって、東証の気配値ではありません。

ストップ高・ストップ安のときも同じです。7月31日にキオクシアとソフトバンクが東証でストップ高になったとき、trade.xyz は公式 X で、両市場を週末明けに東証が再開するまで内部価格に切り替えると告知しました(バウンド10%・リセット2回)。東証で値が付かない間も、ハイパーリキッドでは売買が続きます。

キオクシアの株式分割(2026年9月28日)

キオクシアの1株→3株の株式分割に合わせて、trade.xyz は告知どおり次の手順で市場を切り替えます(すべて9月28日(月)、日本時間)。

  • 15:30:東証 285A の公式終値が精算価格になり、xyz:KIOXIA は決済のみ(reduce-only)に。
  • 15:35〜15:40:取引停止。すべてのポジションが精算され、利確・損切り注文を含むすべての注文がキャンセルされます。精算に手数料はかかりません。
  • 16:30ごろ:分割後の基準(精算価格÷3)で取引再開。ティッカーは xyz:KIOXIA のまま。ナイトセッションが始まる17:00から外部価格に戻る予定です。

精算価格は、東証の終値(円)をその時点の USD/JPY で割った値です。分割後もポジションを持ちたい場合は、再開後に自分で建て直す必要があります。株式分割の法的な効力発生日は10月1日ですが、ハイパーリキッド側の切り替えはその前に行われます。

4. trade.xyz の手数料:建前は2倍、実際は0.2倍

「HIP-3 は手数料が2倍」とよく言われますが、それは標準料率の話です。trade.xyz の手数料ページによると、HIP-3 の標準手数料はバリデーター運営のパープの2倍で、ハイパーリキッドと trade.xyz が50%ずつ受け取ります。API 上でも xyz の全市場が deployerFeeScale = 1.0 になっており、これが2倍の根拠です。

多くの解説が見落としているのがグロースモードです。ハイパーリキッドの手数料ドキュメントでは、グロースモードの HIP-3 市場は総手数料が90%以上下がり、リベートと手数料ティアへの出来高カウントも同じく90%以上減ります。2026年9月24日時点で、xyz の124銘柄中117銘柄でグロースモードが有効でした(キオクシア・ソフトバンク・Japan 225 も有効)。対象外はルールで除外される市場で、金(スポットの PAXG が既に金価格を追っているため)、暗号資産関連株(MSTR・BMNR・STRC)、それに PURRDAT です。注文画面でも xyz:SP500 の手数料は 0.0090% / 0.0030% と表示され、通常の 0.0450% / 0.0150% に取り消し線が引かれています。

市場の種類(基本ティア・ステーキングなし)テイカーメイカー1万ドルのテイカー手数料
ハイパーリキッドの暗号資産パープ(BTC・ETH など)0.045%0.015%4.50ドル
グロースモードの xyz 市場(大半の株・指数・原油・銀)0.009%0.003%0.90ドル
… 紹介コード HOLYGRAIL 適用(−4%)0.00864%0.00288%0.86ドル
グロースモード対象外(GOLD・MSTR・BMNR・STRC・PURRDAT)0.090%0.030%9.00ドル

計算例:NVDA やキオクシアで1万ドルのポジションを成行で建てて決済すると、手数料は往復1.80ドル(HOLYGRAIL 適用で1.73ドル)です。BTC なら9.00ドル、金なら18.00ドルかかります(金の市場はゴールド(金)を取引するで解説しています)。国内の証券会社の信用取引と違って金利(日歩)はありませんが、代わりにファンディングが1時間ごとに精算されます。xyz はハイパーリキッドの計算式に0.5倍の係数を掛けており、9月24日時点では多くの市場が基準値の1時間 0.000625% でした。手数料ティア、HYPE ステーキング割引(5〜40%)、紹介割引はすべて上乗せで適用され、xyz の出来高もハイパーリキッド共通のティアに加算されます。注意点は2つあります。グロースモードはデプロイヤーが銘柄ごとに決めるもので、切り替えには30日のクールダウンがあるため、大きな取引の前には注文画面を確認してください。また、ティアへの出来高カウントも90%減ります。詳しくはハイパーリキッドの手数料解説をご覧ください。

5. ゴールド(金)・コモディティを取引する:xyz:GOLD と PAXG

xyz には金・銀・原油などのコモディティもあり、株と同じ口座と USDC で取引できます。金は2つの選択肢があります。金現物価格に連動する xyz:GOLD(HIP-3)と、ハイパーリキッド本体の PAXG 無期限先物(金トークンの価格に連動)です。流動性があるのは xyz:GOLD ですが、株と違ってグロースモードの対象外なので、手数料は HIP-3 の標準料率(テイカー0.090%)がそのままかかります。

項目xyz:GOLD(HIP-3)PAXG(メイン市場)
連動する価格金現物(1トロイオンスあたりの米ドル価格、XAU/USD)PAXG トークン(Paxos のゴールド)の価格
最大レバレッジ25倍(クロスマージン)10倍
手数料(ティア0)テイカー0.090%/メイカー0.030%(グロースモード対象外)テイカー0.045%/メイカー0.015%
1日平均出来高 平日/週末7,080万ドル/1,290万ドル359万ドル/108万ドル
資金調達率の基準値(毎時)1時間0.000625%(xyz の係数0.5)1時間0.00125%
価格の出どころ外部の金価格(米国東部時間の日曜18時〜金曜17時)、休場中は xyz の板から算出暗号資産取引所の価格(24時間365日)
週末・祝日±4%の上下限、各方向2回まで拡張上下限なし

docs.trade.xyz と Hyperliquid API で2026年9月27日に確認。出来高は2026年6月28日〜9月26日の91日間の日足の平均。

金の取引時間と週末の価格(日本時間つき)

  • 外部価格の時間帯:米国東部時間の日曜18時〜金曜17時(米国夏時間中の日本時間では月曜7時〜土曜6時。夏時間は2026年11月1日まで)。米国東部時間の月〜木曜17〜18時(日本時間の火〜金曜の朝6〜7時)は日次メンテナンスです。
  • 休場中:オラクルは xyz の板のインパクト価格の指数移動平均(時定数30分)になり、マーク価格は基準価格の±4%(1÷25倍)に制限されます。基準価格は各方向2回まで更新されるので、金曜の終値から日曜の再開までに動ける幅は最大で約+12.5%/−11.5%です。
  • 再開時:外部価格が戻ると、オラクルは次の更新で金現物の価格に一気に合わせます。週末をまたぐポジションは、この再開時のギャップを負います。PAXG は24時間暗号資産の価格で動くので、この区別がありません。
xyz:GOLD(91日)平日(月〜金)週末(土・日)
1日平均出来高7,080万ドル1,290万ドル
1日の平均値幅(高値−安値)2.19%0.56%
始値→終値の最大変動4.98%0.88%

週末の流動性は平日の約18%で、板の中で価格を探るだけなので値動きも小さめでした。

計算例:金1オンスを5倍でロング

2026年9月27日のマーク価格4,281.20ドルで xyz:GOLD を1オンス、5倍で買うと、必要な証拠金は約856.24ドルです。成行で建てて決済する往復の手数料は7.71ドル(HOLYGRAIL 経由なら7.40ドル)、同じ金額の PAXG なら3.85ドルです。資金調達の基準値は1時間0.000625%で、分離マージンなら約18%の逆行で清算されます。金の利益も、xyz の株と同じく一般的には雑所得・総合課税です(税金)。

オンチェーンで金を保有したいなら PAXG や XAUT0 のようなトークン、レバレッジをかけて売買やヘッジをしたいなら xyz:GOLD です。HOLYGRAIL でハイパーリキッドを開くと、xyz:GOLD を含む HIP-3 市場の手数料も4%安くなります(最初の2,500万ドルまで)。

6. どこで取引するのが一番安いか

他の解説記事が確認していない部分です。2026年9月24日に両方の画面を調べました。

画面xyz 市場グロースモード市場の手数料上乗せのビルダー手数料紹介割引
app.hyperliquid.xyzすべての xyz 市場(「xyz」で検索、または /trade/xyz:SP500)0.009% / 0.003%(同じ)なしあり(/join/HOLYGRAIL)
app.trade.xyzxyz 専用 UI。他のハイパーリキッド市場も表示0.009% / 0.003%(同じ)確認できず(注文に builder 項目なし)紹介者未設定なら自社コードを自動適用。?ref=CODE 付きならそのコード
サードパーティのアプリアプリによるハイパーリキッド手数料+アプリのビルダー手数料多くはありあり(ハイパーリキッド分の手数料から4%引き。ビルダー手数料は対象外。アプリが自社コードを付けることがあるので、接続前に登録)
  • app.hyperliquid.xyz では、すべての xyz 市場が通常のパープと並んで表示されます。取引画面には「deployed independently by xyz」という注意書きが出て、最初に一度だけ HIP-3 デプロイヤーの免責事項に同意します。公式画面はビルダーコードを付けないので、支払うのはハイパーリキッドの手数料だけで、紹介割引もそのまま適用されます。
  • app.trade.xyz の手数料表示も同じ 0.0090% / 0.0030% です。本番コードでは注文に builder 項目が含まれておらず、追加手数料はありません。ティッカーの下に企業名が出る、ライブの Bounds ページがある、HIP-4 の「Events」市場がある、といった便利な点もあります。ただし紹介コードについては重要な挙動があります。ウォレットを接続すると、サイトはハイパーリキッドのアカウントに紹介者がいるかを確認し、いなければ trade.xyz 自身のコード(サイトのコード上では TRADEXYZ1)を設定します。?ref=CODE 付きのリンクから来た場合は、そのコードが使われます。ハイパーリキッドの紹介者は1アカウントにつき1つだけです。

おすすめの手順:まず app.hyperliquid.xyz/join/HOLYGRAIL からアカウントを作りましょう。xyz 市場でも通常のパープでも、最初の2,500万ドルの取引が4%安くなります。これは HIP-3 仕様の6項(「ステーキング割引や紹介報酬など通常の手数料割引が HIP-3 市場にも適用される」)に書かれている公式のルールです。そのあとは app.hyperliquid.xyz と app.trade.xyz のどちらで取引しても手数料は同じで、紹介者はすでに設定済みなので trade.xyz に上書きされることもありません。紹介割引はビルダーコード付きのアプリ経由の注文にも適用されます(あとで外部アプリを使っても割引は続き、アプリのビルダー手数料はその上に加算されます)。trade.xyz で取引したい場合も、先に上の招待リンクでコードを設定してから、同じウォレットを trade.xyz に接続してください。取引量が10,000ドルを超えるとコードを後から入力できなくなるので、最初に済ませておきましょう。

当サイトのリンクから登録すると紹介報酬を受け取ることがあります。あなたの手数料が上がることはありません。

7. ハイパーリキッドで株パープを取引する手順

  1. アカウントを作成・接続。HOLYGRAIL のリンクから開き、メール(6桁コード)でログインするか、ウォレット(Rabby・MetaMask・WalletConnect・Coinbase Wallet)を接続して「Enable Trading」(ガス不要の署名)を押します。本人確認はありません。
  2. USDC を入金。xyz 市場の証拠金はすべて USDC です。国内取引所で買った暗号資産を USDC に替えるか、Arbitrum・Ethereum・Base・Polygon の USDC を5 USDC以上送ります。日本円からのルートは入金ガイドで解説しています。
  3. 市場を探す。銘柄選択でティッカー(NVDA・SP500・KIOXIA)を入力するか、app.hyperliquid.xyz/trade/xyz:KIOXIA を直接開きます。xyz の市場には「xyz」のバッジが付いています。初回だけ HIP-3 の免責事項に同意します。
  4. サイズを決める前に注文画面を確認。最大レバレッジ(10倍/20倍/50倍)、クロスか分離専用か、手数料表示(0.0090% ならグロースモード)を見ます。
  5. レバレッジは低めに。株パープは窓を開けます。個別株なら2〜3倍にしておけば、決算や東証の再開時の値動きに耐えられます。指値、または既定の最大スリッページ8%以内の成行で発注し、「Take Profit / Stop Loss」を付けましょう。トリガーはマーク価格で判定されます。
  6. ファンディングとコーポレートアクションを確認。ファンディングは1時間ごとに精算され、人気が偏った銘柄は基準値から離れます(9月24日の SNXX は1時間 −0.058%)。株式分割の前には市場が精算され、利確・損切り注文も消えるので、trade.xyz のコーポレートアクションの告知を確認しましょう。
  7. 決済・出金は同じ画面から行えます。Arbitrum の USDC 出金手数料は0.2 USDC+ごく少額のHyperEVMガス代(HYPE)です。
app.trade.xyz の SPCX-USDC 取引画面。手数料は同じ 0.0090% / 0.0030%
app.trade.xyz(2026年9月24日、スペースX SPCX-USDC・20倍)。app.hyperliquid.xyz と同じ板・同じ手数料 0.0090% / 0.0030% で、ビルダー手数料の表示はありません。

8. xyz 市場特有のリスクと2026年の実例

取引時間と内部オラクル

米国株の外部価格は24時間×週5日、日曜20時5分〜金曜20時(米東部時間)です。プレマーケット、通常取引、アフターマーケット、夜間取引(Blue Ocean ATS)をまとめて使っています。指数とコモディティは先物の時間(日曜18時〜金曜17時、毎日17〜18時はメンテナンス)に従います。日本株は前述のとおりデイセッションとナイトセッションです。それ以外の時間と祝日は、オラクルが xyz 自身の板で動く指数加重移動平均に切り替わります。つまり休場中は xyz の板そのものが価格を決め、原資産の市場が開くと外部価格へ戻ります。

ディスカバリーバウンド

内部価格の時間帯の暴走を防ぐため、マーク価格は基準価格の周りの一定の幅(多くは ±(1 / 最大レバレッジ))でしか動けません。端まで90%近づくと基準価格が付け替えられ、その回数(リセット)は方向ごとに上限があります。仕様一覧の例を挙げると、NVDA・TSLA は ±5%・リセット2回(週末の最大変動は約 +15.8% / −14.3%)、S&P 500 は ±2%・1回、キオクシア・ソフトバンクは ±10%・2回です。ここから2つのことが言えます。

  • 清算価格が有効なバウンドの外にあれば、バウンドが続く間は清算されません。ただしこれは保護であって、免除ではありません。
  • 外部価格が戻ると、基準は実際の価格に一気に移ります。決算やニュースで清算価格を超える窓が開けば再開時に清算され、その窓は休場中のバウンドより大きいこともあります。

SKハイニックスの事例:1回の約定で大量清算、その後に補償

2026年7月27日 23:01 UTC(日本時間28日8:01)、韓国のプレマーケットで異常に安い約定が1件あり、SKハイニックスの xyz 市場のマーク価格が $1,127.9 から $917.25 に急落して、レバレッジをかけた買いポジションが清算されました。trade.xyz は7月29日の公式投稿で、オラクルは「仕様どおりに動いた」としつつ、この異常による清算損失を補償すると発表しました。ただし「1回限りの裁量による判断で、将来同様の対応を保証するものではない」と明記しています。8月1日には、各清算を基準価格 $1,115.5 で計算した補償を配布しました(1万 USDC 未満は全額。1万 USDC を超える場合はまず9,999 USDC を支払い、残りは追加の確認手続き(強化されたデューデリジェンス)のあと)。docs の変更履歴では、7月28日付で韓国株の外部価格の開始が朝8:00から8:10に変更されました。さらに2026年10月19日に確認した docs では韓国株のプレマーケットの外部価格そのものがなくなり、外部価格が使われるのは通常取引 9:01〜15:20(韓国時間) とアフターマーケット 16:05〜20:00(韓国時間) だけです。教訓は、薄い時間帯に高レバレッジで損切りを近くに置くと、1回の約定で清算されうること、そして次も補償される保証はないことです。

コーポレートアクション

配当は保有者に支払われず、価格とファンディングに反映されます。株式分割はハイパーリキッドの仕組みでポジションを換算できないため、trade.xyz は全ポジションを精算してから分割後の基準で再開します(キオクシアの例は前述)。合併・買収などは個別に判断され、市場の精算や廃止もありえます。

Pre-IPO 市場

上場前パープ(9月24日時点で稼働中は OURA のみ)には外部価格がまったくありません。開始時の基準価格は trade.xyz が決めたもので、本人たちも「予想ではない」と明記しています。ファンディングは通常の1%です。上場後は通常の株パープに移行し、SPAC・直接上場・海外上場といった特殊なケースでは、転換または精算で処理されることがあります。取引前に Pre-IPO のページを読んでください。

デプロイヤーと流動性のリスク

デプロイヤーは市場を停止し、マーク価格で精算できます。出来高の少ない銘柄は板が薄く、分離専用の市場ではクロスマージンの残高を使えません。また、オンチェーンのバックストップ清算はクロスマージン対応の銘柄しか引き受けないため、ロングテールの銘柄ほど自動デレバレッジ(ADL)が起きやすくなります。

trade.xyz の Discovery Bounds ページ。市場ごとのライブの価格帯
app.trade.xyz/discovery-bounds:市場ごとの現在のバウンドとリセット回数。レバレッジをかけた株パープを週末や連休に持ち越す前に確認しましょう。

9. 日本から使える?金融庁・本人確認・NISA

以下は法律・税務の助言ではありません。一次情報で確認できた事実だけをまとめます(2026年9月27日確認)。

  • 利用規約:trade.xyz の利用規約で利用が禁止されているのは、米国・カナダ・英国の居住者と、制裁対象の国・地域です。日本は列挙されていません(ただし規約には、運営者が裁量でほかの地域を追加指定できるという一文があります)。ハイパーリキッドの公式 UI の規約は米国とカナダ・オンタリオ州を除外しています。
  • 金融庁の登録:金融庁の「金融商品取引業者登録一覧」(令和8年8月31日現在)と「暗号資産交換業者登録一覧」(令和8年9月1日現在)に、XYZ Ltd も Hyperliquid も掲載されていません。どちらも日本の登録業者ではないので、国内の証券会社のような分別管理や投資者保護基金による補償はなく、トラブルがあっても国内の当局や制度には頼れません。金融庁の「無登録で暗号資産交換業を行う者」の警告リストにも、両者の名前はありませんでした。日本の法律上の位置づけはハイパーリキッドの使い方「日本から使える?」で詳しく解説しています。
  • 本人確認:ありません。ただし日本円を USDC に替える段階で国内取引所の本人確認が必要で、オンチェーンの取引記録は誰でも追跡できます。「本人確認がない=税金がかからない」ではありません(本人確認なしの DEX について)。
  • NISA・優待・配当:NISA は国内の金融機関の口座でしか使えないため、trade.xyz の取引は対象外です。株主ではないので、株主優待・配当・議決権もありません。長期で株を持ちたいなら、国内の証券会社で現物を買う方が合っています。
  • 日本語:app.hyperliquid.xyz の言語メニューに日本語はなく(2026年9月27日時点は英語・フランス語・中国語・韓国語・スペイン語)、trade.xyz のドキュメントと告知(公式 X)も英語です。株式分割などの重要な告知は英語で出る点に注意してください。

10. 税金:雑所得・総合課税(株や FX とは別)

日本の居住者であれば、DEX で得た利益も課税対象です。ハイパーリキッドの株パープを名指しした国税庁の FAQ はありませんが、考え方の手がかりは次のとおりです。

  • 国税庁タックスアンサー No.1521 は、「市場デリバティブ取引」にも「店頭デリバティブ取引」(第一種金融商品取引業者などを相手方とするものに限る)にも当たらない取引の差金決済の損益について、「一般的には、雑所得として総合課税の対象」としています。trade.xyz もハイパーリキッドも日本の金融商品取引業者ではないため、株や国内 FX のような申告分離課税(所得税15%・住民税5%、ほかに復興特別所得税)は使えないと考えるのが安全です。
  • 雑所得は給与などと合算する総合課税で、所得税5〜45%+住民税10%、合わせて最大55%(ほかに復興特別所得税)です。
  • 損失は雑所得の中では相殺できますが、給与、株式の譲渡益、国内 FX の利益とは相殺できず、繰り越しもできません。
  • 証拠金の USDC を用意するために暗号資産を売った時点でも、その暗号資産の損益が発生します。

計算方法や確定申告の手順はDEX 取引の税金と確定申告ガイドにまとめています。金額が大きい場合は税理士に相談してください。

11. trade.xyz は使うべき?向いている人

やりたいことハイパーリキッドの xyz注意点
週末・夜間に NVDA、TSLA、S&P 500、原油を取引したい向いている(24時間365日、USDC 証拠金)ディスカバリーバウンド、月曜の窓
東証の休場中にキオクシアやソフトバンクの値動きに乗りたい取引はできる(内部価格)休場中の価格は xyz の板だけで決まる。再開時に消えることがある
米国大型株を安く短期売買したい向いている(グロースモードでテイカー 0.009%)銘柄ごとにグロースモードが解除されうる
長期投資、配当、株主優待、NISA向いていない(国内の証券会社で現物を)毎時ファンディングが積み上がる。株式分割で精算される
暗号資産を株価指数でヘッジしたい向いている(SP500 は最大50倍・クロス対応)統合口座なので1つの負けが全体に響く

株パープを扱うのはハイパーリキッドだけではありません。ライター(Lighter)、エッジエックス(edgeX)、Ondo Perps、Polymarket Perps にも米国株があります。試すなら当サイトのコードは edgeX が HOLYGRAIL(edgeX 独自の紹介制度で、ハイパーリキッドのコードとは別物)、Ondo Perps が AGHSGT です。それでも、オンチェーンの出来高では xyz が圧倒的で、公式ライセンスの S&P 500 と日本株があり、DeFi で最も厚い暗号資産パープの板と同じ証拠金口座を使えるのが強みです。取引所全体の比較はおすすめのパープ DEX 比較とハイパーリキッドのレビューをご覧ください。

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よくある質問

trade.xyz とは何ですか?

trade.xyz(表記は trade[XYZ])は、ハイパーリキッド(Hyperliquid)の HIP-3 で「xyz」というパープ DEX を運営するデプロイヤーです。米国・アジアの株、株価指数、コモディティ、為替、上場前企業の無期限先物を109市場運営しています(2026年9月27日の API)。市場はハイパーリキッドの HyperCore 上にあるため、trade.xyz の画面(app.trade.xyz)だけでなく app.hyperliquid.xyz からも取引できます。取引するのは株式ではなく、USDC 証拠金の無期限先物です。

trade.xyz はハイパーリキッド上に作られていますか?

はい。trade.xyz は HIP-3(ビルダーが上場させる無期限先物)の仕組みで「xyz」というデプロイメントを運営しています。上場銘柄・オラクル・レバレッジ上限などは trade.xyz が決め、注文・約定・証拠金・清算・ファンディング・決済はハイパーリキッドの HyperCore がオンチェーンで処理します。予測市場型の Events は HIP-4 の「txyz」で運営されています。

trade.xyz の運営者は誰ですか?

取引画面 app.trade.xyz の運営者は、利用規約(2026年9月6日更新)によると XYZ Ltd で、準拠法は英領バージン諸島法です。公式ドキュメントは、オラクルを配信するリレイヤーを「trade[XYZ] チーム」が運用しているとし、デプロイヤーのアドレス(0x8880…0888)を公開しています。創業者個人の名前は公式ドキュメントには書かれていません。

ハイパーリキッドで株は買えますか?株主になれますか?

株そのものではなく、株価に連動する無期限先物(パープ)として取引できます。xyz:NVDA や xyz:KIOXIA は USDC 証拠金のパープで、24時間365日取引でき、ファンディングは1時間ごとに精算されます。レバレッジは個別株で最大10〜20倍、S&P 500 は50倍です。株主にはなれないので、配当・株主優待・議決権はありません。配当の影響は価格とファンディングに織り込まれる、と trade.xyz は説明しています。

「ハイリキ」「DEX」の株価とは何ですか?

SNS や株価アプリで「ハイリキ」や「DEX」として表示されるキオクシアやソフトバンクグループの価格は、多くの場合ハイパーリキッド上の trade.xyz の株パープ(xyz:KIOXIA、xyz:SOFTBANK)の価格です。東証が閉まっている夜間・週末・祝日も取引されるため、翌営業日の「先行指標」として見られています。ただし休場中は xyz の板だけで決まる内部価格で、2026年9月のシルバーウィークにはキオクシアが休場中に13%上げ、再開後にほぼ全部戻しました。

ハイパーリキッドの株価はいくらですか?

ハイパーリキッド自体は上場企業ではなく、株価はありません(HYPE はトークンです)。「ハイパーリキッドの株価」として表示されるのは、多くの場合ナスダックに上場している Hyperliquid Strategies Inc.(ティッカー PURR)で、HYPE を保有するデジタル資産トレジャリー企業です。この PURR もハイパーリキッド上で xyz:PURRDAT として取引できます(最大10倍・分離マージン、グロースモード対象外で手数料は 0.090%)。

XYZ100 とは何ですか?

XYZ100(XYZ U.S. 100 Index)は trade.xyz 独自の米国株指数で、米国上場の金融以外の大企業100社を修正時価総額加重で組み入れています。ナスダック100に近い構成ですが、ナスダック100そのものではありません。xyz:XYZ100 は最大30倍・クロスマージン対応で、2026年9月24日の出来高は xyz で2番目でした。

trade.xyz の手数料はいくらですか?

HIP-3 市場の標準手数料は通常のハイパーリキッドの2倍(基本ティアでテイカー 0.090% / メイカー 0.030%)で、ハイパーリキッドと trade.xyz が50%ずつ受け取ります。ただし、ほぼすべての xyz 市場でグロースモードが有効なため手数料は90%引きとなり、注文画面ではテイカー 0.009% / メイカー 0.003% でした。金と暗号資産関連株(MSTR・BMNR・STRC・PURRDAT)は対象外で 0.090% のままです。

ハイパーリキッドの紹介コードは trade.xyz の市場にも効きますか?

効きます。ハイパーリキッドの HIP-3 仕様の6項に「HIP-3 市場にはステーキング割引や紹介報酬など通常の手数料割引が適用される」と明記されています(2026年9月27日に再確認)。HOLYGRAIL を使うと、最初の2,500万ドルの取引量で手数料が4%安くなります。紹介者は1アカウントに1つだけで、取引量が10,000ドルを超えるとコードを入力できません。app.trade.xyz は紹介者未設定のアカウントに自社のコードを付けるので、先に自分のコードを登録しておきましょう。

週末・祝日の株パープの価格はどう決まりますか?

原資産の市場が閉まっている間は、オラクルが xyz の板から計算される内部価格に切り替わります。日本株なら平日の深夜0時〜朝8時20分、夕方の16時30分〜17時、週末と東証の休場日です。値動きはディスカバリーバウンドで制限され、キオクシアやソフトバンクは ±10%・リセット2回です。清算価格がバウンドの外にあればその間は清算されませんが、東証の再開時に価格が窓を開けて一気に清算されることはあります。

出来高の少ない銘柄は取引しても大丈夫ですか?

慎重に。2026年9月27日(日曜)の24時間出来高は、キオクシアが約74万ドル、Japan 225 が約8万ドル、ソフトバンクグループが約3万ドルでした。xyz の109市場のうち74市場が100万ドル未満です。板が薄いと成行注文で大きく滑り、休場中の内部価格も少ない注文で動きます。薄い銘柄は指値で、レバレッジを低くして取引してください。なおイビデン(IBIDEN)は9月27日時点で上場廃止扱いでした。

ハイパーリキッドで金(ゴールド)は取引できますか?

できます。trade.xyz の xyz:GOLD が金現物(1トロイオンスあたりの米ドル価格)に連動する無期限先物で、最大25倍、手数料はテイカー0.090%/メイカー0.030%(金はグロースモードの対象外)、資金調達は毎時です。2026年9月26日までの91日間の平日の平均出来高は1日7,080万ドルでした。メイン市場には PAXG の無期限先物(最大10倍、テイカー0.045%)もあります。HOLYGRAIL で登録すると xyz:GOLD のテイカーは0.0864%です。

週末も金を取引できますか?価格はどう決まりますか?

注文は24時間365日できます。外部の金価格を使うのは米国東部時間の日曜18時〜金曜17時(日本時間では米国夏時間中は月曜7時〜土曜6時)で、週末・日次メンテナンス・先物の祝日は xyz の板をもとにした価格になり、値動きは±4%の上下限(各方向2回まで拡張、最大で約+12.5%/−11.5%)に制限されます。週末の出来高は平日の約18%で、リスクが集中するのは外部価格が戻る再開時です。

税金はどうなりますか?

株パープを名指しした国税庁の FAQ はありませんが、国税庁タックスアンサー No.1521 は、市場デリバティブにも国内の金融商品取引業者を相手とする店頭デリバティブにも当たらない差金決済の損益を「一般的には、雑所得として総合課税の対象」としています。trade.xyz は日本の登録業者ではないため、株や FX の申告分離課税(所得税15%・住民税5%、ほかに復興特別所得税)ではなく、雑所得・総合課税(所得税5〜45%+住民税10%)と考えるのが安全です。損失を給与や株式・FX の利益と相殺することも、繰り越すこともできません。具体的には税理士に確認してください。

trade.xyz のエアドロップはありますか?

公式には発表されていません。2026年9月27日時点で、trade.xyz のドキュメントと利用規約にはトークン・ポイントプログラム・エアドロップの記載がありません。エアドロップを前提にした記事は推測です。報酬目当てではなく、市場と手数料で使うかどうかを判断してください。

日本から trade.xyz は使えますか?

trade.xyz の利用規約で利用禁止とされているのは、米国・カナダ・英国の居住者と制裁対象地域です(2026年9月27日確認)。日本は列挙されていません。ハイパーリキッドの公式 UI は米国とカナダ・オンタリオ州を除外しています。ただし trade.xyz も Hyperliquid も日本の登録業者ではなく、国内の証券会社のような利用者保護はありません。規約は変わることがあるので、入金前に確認してください。

開示:HOLYGRAIL は当サイトのハイパーリキッド紹介コードで、紹介したアカウントの手数料の一部を受け取ります。edgeX と Ondo Perps へのリンクにも当サイトの紹介コードが付いています。trade.xyz の紹介コードは持っていません。市場データは api.hyperliquid.xyz(2026年9月24日 04:53 UTC。市場数・建玉・日本株の価格と1時間足は9月27日 00:38 UTC に再取得)から取得しました。手数料・オラクル・バウンド・株式分割のルールは hyperliquid.gitbook.io と docs.trade.xyz、事例は @tradexyz の投稿、東証の終値は Yahoo!ファイナンスに基づきます。画面の挙動は、9月24日の両サイトの注文画面と app.trade.xyz の公開コードで確認しました。パープはレバレッジ付きデリバティブであり、株式ではありません。投資・法律・税務の助言ではありません。