1. 計算に使っている料率(2026年9月25日確認)
先物の取引手数料は「想定元本×手数料率」で、新規と決済の2回かかります。このページの数字はすべて、次の基本料率(各社の最下位ティア)をもとにしています。1万ドルのポジションを成行で往復したときの手数料も並べました。
| 取引所 | テイカー | メイカー | 1万ドル成行往復 | ファンディング間隔 | ティア・補足 |
|---|---|---|---|---|---|
| ハイパーリキッド(Hyperliquid) | 0.045% | 0.015% | 9.00ドル | 1時間ごと | ティア0(14日出来高500万ドル以下)。7段階で0.024%/0%まで |
| ライター(Lighter)Standard | 0% | 0% | 0.00ドル | 1時間ごと | 標準口座。テイカー注文とキャンセルは300ms遅延、メイカー注文は遅延なし |
| ライター Premium | 0.028% | 0.004% | 5.60ドル | 1時間ごと | 任意で切替、テイカー遅延140ms。LITステークで2.5〜30%引き |
| アスター(Aster) | 0.04% | 0% | 8.00ドル | BTC・ETHは8時間(多くの銘柄は4時間か1時間) | Crypto General銘柄・VIP1。Group Bはテイカー0.1%、RWAは0.0125% |
| エッジエックス(edgeX) | 0.045% | 0.04% | 9.00ドル | 4時間ごと | Regular(14日出来高1,000万ドル未満)。VIP6で0.020%/0.015% |
| Binance USDⓈ-M(参考) | 0.05% | 0.02% | 10.00ドル | BTC・ETHは8時間 | Regular。BNB払いで10%引き。VIPは出来高とBNB残高が条件 |
| Bybit(参考) | 0.055% | 0.02% | 11.00ドル | 8時間 | Non-VIP。日本居住者向けサービスは2026年7月22日の強制決済で終了 |
出典(すべて2026年9月25日確認):Hyperliquid docs trading/fees.md、Lighter docs trading/trading-fees.md、Aster docs fees.md とVIP Programのティア表、edgeXのVIPページ、Binance・Bybitの先物手数料ページ。ファンディング間隔は各社のドキュメントと公開API(ライターとハイパーリキッドは毎時。アスターはBTCUSDT・ETHUSDTが8時間で、稼働中の584銘柄のうち346が4時間、47が1時間。エッジエックスは4時間)。

取引量で料率が変わるのは次の3社です。ハイパーリキッドは14日加重出来高500万ドル超で0.040%/0.012%、2,500万ドル超で0.035%/0.008%、1億ドル超で0.030%/0.004%、5億ドル超でメイカー0%(計算ツールは自動で反映)。アスターのVIP2(テイカー3.5bps)は14日出来高500万ドル以上かつASTER 500枚以上の保有が条件。ライターには出来高ティアがなく、Standardは無料、PremiumはLITのステークでのみ安くなります。全ティア表は手数料が安いDEX比較、ハイパーリキッドの料率表はハイパーリキッドの手数料にまとめています。
2. 3タイプのトレーダーで比較:基本料率での月額コスト
計算ツールと同じ式で、よくある3つのパターンを計算しました。ファンディングは8時間0.01%を自分の側が払う前提です。
- スキャルパー:1回5,000ドル、月200往復(出来高200万ドル)、メイカー20%、保有30分。
- スイング:1回1万ドル、月20往復(出来高40万ドル)、メイカー50%、保有48時間。
- アクティブ:1回5万ドル、月100往復(出来高1,000万ドル。14日あたり約470万ドルでハイパーリキッドはまだティア0)、メイカー40%、保有4時間。
| 取引所 | スキャルパー:手数料+ファンディング=合計 | スイング:手数料+ファンディング=合計 | アクティブ:手数料+ファンディング=合計 |
|---|---|---|---|
| ハイパーリキッド(Hyperliquid) | 780ドル+6.25ドル=786ドル | 120ドル+120ドル=240ドル | 3,300ドル+250ドル=3,550ドル |
| ハイパーリキッド+HOLYGRAIL(4%引き) | 749ドル+6.25ドル=755ドル | 115ドル+120ドル=235ドル | 3,168ドル+250ドル=3,418ドル |
| ライター(Lighter)Standard | 0.00ドル+6.25ドル=6.25ドル | 0.00ドル+120ドル=120ドル | 0.00ドル+250ドル=250ドル |
| ライター Premium | 464ドル+6.25ドル=470ドル | 64.00ドル+120ドル=184ドル | 1,840ドル+250ドル=2,090ドル |
| アスター(Aster) | 640ドル+6.25ドル=646ドル | 80.00ドル+120ドル=200ドル | 2,400ドル+250ドル=2,650ドル |
| エッジエックス(edgeX) | 880ドル+6.25ドル=886ドル | 170ドル+120ドル=290ドル | 4,300ドル+250ドル=4,550ドル |
| Binance USDⓈ-M(参考) | 880ドル+6.25ドル=886ドル | 140ドル+120ドル=260ドル | 3,800ドル+250ドル=4,050ドル |
| Bybit(参考) | 960ドル+6.25ドル=966ドル | 150ドル+120ドル=270ドル | 4,100ドル+250ドル=4,350ドル |
この表から読み取れることは4つです。
- スキャルパーは手数料がすべて。30分保有ならファンディングは月6.25ドルにすぎず、手数料はライターStandardの0ドルからBybitの960ドルまで開きます。ライターの無料枠はテイカー注文に300msの遅延がありますが、手動のスキャルピングならほぼ問題になりません。ボットなら話は別です(スキャルピング向けDEX)。
- スイングはファンディングが手数料と同じくらい大きい。ファンディングはどこでも月120ドル、手数料は0〜170ドル。銘柄ごとのファンディングが低い取引所を選ぶことが、手数料表と同じくらい効きます。
- 月1,000万ドルになると差は数千ドル単位。ハイパーリキッド+HOLYGRAILは手数料3,168ドル、Binanceは3,800ドル、Bybitは4,100ドル。アスターは約定の40%がメイカー0%なので2,400ドル、ライターPremium(140ms)は1,840ドルです。
- エッジエックスは指値にしてもほとんど安くならない唯一の取引所です。VIPに上がるまでメイカー0.040%とテイカー0.045%がほぼ同じだからです。
オンチェーンで最も厚い板を、より安く
ハイパーリキッド+HOLYGRAIL:ティア0でテイカー0.0432%・メイカー0.0144%、注文のガス代なし、最初の2,500万ドルまで4%引き。
手数料0%ならライターStandard ・ メイカー0%ならアスター ・ 株式と暗号資産の先物ならエッジエックス
3. 手数料を手計算する方法
このページの取引所はすべて、手数料を想定元本(ポジションの数量×約定価格)に対してかけます。証拠金やレバレッジは手数料の式に出てきません。
1回の約定の手数料=想定元本×手数料率
往復の手数料=想定元本×(新規の料率+決済の料率)
ファンディング=想定元本×1時間あたりのファンディング率×保有時間
総コスト=往復手数料+ファンディング+スプレッド+スリッページ
ハイパーリキッドでの計算例。BTCを0.12枚、84,000ドルで成行買い(想定元本10,080ドル)し、翌日に板に並べた指値で決済した場合:
- 新規(テイカー):10,080ドル×0.045%=4.54ドル。HOLYGRAILなら×0.96で4.35ドル。
- 決済(メイカー):10,080ドル×0.015%=1.51ドル。HOLYGRAILなら1.45ドル。
- 24時間のファンディング(基準値の1時間0.00125%):10,080ドル×0.00125%×24=3.02ドル。
- スプレッドを除く合計:コードなし9.07ドル、HOLYGRAILありで8.83ドル。両方とも成行だと手数料だけで9.07ドルかかります。
同じポジションをライターStandardで取引すれば3.02ドル(ファンディングのみ)、アスターならテイカー新規4.03ドル+メイカー決済0ドル+ファンディング、Binanceなら5.04ドル+2.02ドル+ファンディングです。多くの人にとって一番効くのは注文の種類で、ハイパーリキッドのティア0ではメイカーの料率はテイカーの3分の1です。計算ツールで再現するなら、この取引を月50回行うと出来高は100万8,000ドル、メイカー比率50%、保有24時間と入力します。
4. レバレッジ・証拠金と損益分岐
手数料は想定元本にかかるので、レバレッジを上げるほど「自分が入れたお金」に対する手数料の割合は大きくなります。証拠金1,000ドルで10倍なら想定元本1万ドルで、ハイパーリキッドのテイカー往復9ドルは証拠金の0.9%。BTCの最大40倍なら同じ1,000ドルで4万ドルを動かし、1往復36ドル、証拠金の3.6%を払うことになります。
| 取引所(成行で往復) | 損益分岐の値動き | 10倍での証拠金比 | 25倍 |
|---|---|---|---|
| ライター Standard | 0% | 0% | 0% |
| アスター(General銘柄) | 0.08% | 0.8% | 2.0% |
| ハイパーリキッド+HOLYGRAIL | 0.0864% | 0.86% | 2.16% |
| ハイパーリキッド | 0.09% | 0.9% | 2.25% |
| エッジエックス | 0.09% | 0.9% | 2.25% |
| Binance USDⓈ-M | 0.10% | 1.0% | 2.5% |
| Bybit | 0.11% | 1.1% | 2.75% |
損益分岐の値動きは往復の手数料率そのものです。スプレッドとファンディングを別にしても、価格がこれだけ有利に動かない限り利益は出ません。0.2%の値幅を狙うスキャルパーにとって0.09%の往復手数料は勝ちトレードの半分近くを削るので、回転の速い手動トレーダーほど手数料0%やメイカー中心の執行を選びます。ロスカットの計算は清算価格の計算ツールを参照してください。
5. ファンディング:時間とともに増えるコスト
ファンディングは先物価格を現物指数に近づけるためにロングとショートの間でやり取りされるお金で、取引所の手数料ではありませんが、保有コスト(または収入)です。計算ツールは手数料表を比べるために全取引所へ同じ率を当てていますが、実際の率は取引所で違います。2026年9月25日までの30日間、BTCで実測した値(各社の公開API)は次のとおりです。
| 取引所 | 頻度 | 30日間にロングが払ったBTCのファンディング | 1万ドルのロングを1か月保有 |
|---|---|---|---|
| ハイパーリキッド | 1時間ごと(8時間レートの1/8) | 0.7664%(720回) | 76.64ドル |
| ライター | 1時間ごと | 0.7640%(720回) | 76.40ドル |
| Binance USDⓈ-M | 8時間ごと | 0.5421%(90回) | 54.21ドル |
| アスター | 8時間ごと | 0.4645%(90回) | 46.45ドル |
| Bybit | 8時間ごと | 0.4421%(90回) | 44.21ドル |
期間:ハイパーリキッド 2026-08-26 09:00〜09-25 08:00 UTC、ライター 08-26 14:00〜09-25 13:00、Binance・Bybitはハイパーリキッドと同じ90回、アスター 08-26 16:00〜09-25 08:00。各社のファンディング履歴APIを当サイトのファクトファイルに2026年9月25日に集計。
1か月保有したBTCロングは、ハイパーリキッドとライターでは往復手数料よりはるかに多いファンディングを払い(ハイパーリキッドで76ドル対9ドル)、Bybitより約30ドル多く払いました。短期売買なら差は消えますが、数週間のポジションでは、このページのどの手数料割引よりも大きくなり得ます。ハイパーリキッドとライターはどちらも金利成分が8時間0.01%なので、静かな相場ではロングが1時間約0.00125%を払います。上限はライターが1時間0.5%、ハイパーリキッドが1時間4%です。取引所ごとの実際の率で試すなら、計算ツールのファンディング欄に入力してください。30日で0.7664%は8時間あたり約0.0085%です。最新の率と対策はファンディングレートの仕組みへ。
6. 割引:紹介コード・ステーキング・トークン払い・ティア
| 割引 | 大きさ | 条件 |
|---|---|---|
ハイパーリキッド紹介コード(HOLYGRAIL) | テイカー・メイカーとも4%引き | 最初の2,500万ドル。Vault・サブアカウントは対象外。同じウォレットで接続したBased・Liquidなど、自分の口座で取引する外部アプリのビルダーコード付き注文は対象(アプリの手数料は別途。自前の口座を作るfomoは対象外)。取引高1万ドルを超えるとコードを追加できない |
| ハイパーリキッド HYPEステーキング | 5%引き(10枚超)〜40%引き(50万枚超) | 紹介割引・出来高ティアと掛け算で重なる |
| ハイパーリキッド出来高ティア | テイカー0.045%→0.024% | 直近14日の加重出来高(現物は2倍) |
| アスター:現物の手数料をASTERで支払い | 現物のみ5%引き | 現物ウォレットにASTERを入れ「Pay fee in ASTER」をオン。公式ドキュメントでは現物向けの説明で無期限先物には記載がないため、計算ツールには反映していません |
| アスター VIP2〜6 | テイカー3.5→1.6bps | 14日出来高とASTER残高の両方 |
| ライター LITステーキング | 2.5〜30%引き | Premium口座のみ |
ライター紹介コード(718610TD) | Premium手数料の最初の1週間分をリベート | 上限1,000万ドル。Standardなら関係なし |
| Binance:BNBで支払い | 10%引き(テイカー0.045%・メイカー0.018%) | BNB残高 |
| Bybit:MNT欄 | Non-VIPでテイカー0.0495% | Bybitの手数料ページの表示どおり |
ハイパーリキッドでの重ねがけ例:Bronzeステーク(HYPE 100枚超、10%引き)+HOLYGRAIL(4%引き)で、0.045%×0.90×0.96=テイカー0.0389%、メイカー0.0130%(ティア0)。BNB払いのBinance(0.045%)よりもテイカー1回ごとに安くなります。計算ツールでBronzeを選ぶと確認できます。詳しくはハイパーリキッドの手数料、HYPEステーキング、紹介コードHOLYGRAILへ。
スマホで取引する人への注意:ハイパーリキッドの外部アプリは、ハイパーリキッド本体の手数料にビルダー手数料を上乗せします(2026年9月時点でBased+0.025%、Liquidとfomoの先物+0.05%、Dexari+0.10%)。それでも、アプリが取引する口座にハイパーリキッドの紹介コードが付いていれば、紹介割引はこの注文に効きます。割り引かれるのはハイパーリキッド分の手数料で(ティア0のテイカーなら0.045%→0.0432%)、アプリのビルダー手数料は、アプリ独自の紹介割引がない限りそのままかかります(2026年10月1日にメインネットの約定で確認)。同じウォレットで接続したBasedやLiquidなら、そのコードは自分のもの(HOLYGRAILで登録していればHOLYGRAIL)です。fomoはウォレット接続がなく自前の口座を作り、その口座には通常fomo自身のハイパーリキッドのコードが付くため、HOLYGRAILは適用できません。fomoの注文の割引はfomoのコードによるものです。注意点として、Phantomなどのアプリは、紹介コード未設定のアカウントに自社のハイパーリキッド紹介コードを付けることが多いため、アプリを使い始める前にハイパーリキッドでコードを入力してください。取引高が1万ドルを超えるとコードを追加できないので、最初の取引の前にHOLYGRAILのリンクから登録しましょう。PCなら公式アプリ+紹介コードが最安です。
7. 計算ツールに出ないコスト:スプレッド・スリッページ・出金
- スプレッド。テイカーは約定ごとに気配値の差の半分を払います。2026年9月25日のBTCの板はどこも狭く、ハイパーリキッドで約0.12bp、ライターとBinanceで0.01bpでした。小型銘柄では数bpのスプレッドも珍しくなく、取引所によっては手数料より大きくなります。
- 大口のスリッページ。同日の公開板で100万ドルのBTC成行買いをシミュレーションすると、仲値からの平均乖離はハイパーリキッド約0.8〜1.0bp、ライター0.9〜1.4bp、アスター0.4〜0.5bp。10万ドルなら3社とも0.5bp未満でした。個人サイズのBTCなら、スリッページはどのテイカー手数料よりも小さい水準です。アルトコインは板を確認しましょう(スリッページの解説)。
- 出金。ハイパーリキッド・ライター・アスター・エッジエックスは注文にガス代がかかりませんが、資金の移動は別です。ハイパーリキッドからArbitrumへのUSDC出金は0.2 USDC+ごく少額のHyperEVMガス代、ライターの高速出金は最低4 USDC、アスターは送金先チェーンのガス代(約1 USDTから)、エッジエックスはEthereum以外への出金が0.1%(最低1ドル)。500ドルの口座なら0.2 USDCの出金手数料は0.04%です。
- 特殊な銘柄。アスターのGroup B銘柄はテイカー0.1%、ハイパーリキッドのHIP-3でgrowth modeでない銘柄はテイカー0.090%。ライターのTWAPなどAdvanced注文は、2026年9月25日にアプリ上でStandardでも0.01%の手数料表示がありました。
- ロスカット。エッジエックスは清算手数料1%。ハイパーリキッドのドキュメントは清算時のクリアランス手数料はないと明記しています。1回のロスカットは、少額取引の何か月分もの手数料より高くつきます。
8. 日本から使う場合:入金ルート・Bybitの撤退・税金
日本円からの入金ルートとコスト
海外DEXに日本円を直接入金することはできません。一般的なのは、国内の登録取引所で暗号資産を買い、自分のウォレット経由でDEXへ送るルートです。たとえばSBI VCトレードはUSDCを扱っており、Ethereumチェーンのみ、入出金手数料無料、1回あたりの上限は100万円です(2026年9月25日、同社USDCページで確認)。ハイパーリキッドはEthereum・Arbitrum・Base・PolygonのUSDC入金に対応しているので、EthereumのUSDCをそのまま入金できます(最低5 USDC)。ただしEthereum上の送金にはガス代がかかります。国内取引所での購入時のスプレッドや手数料も、取引手数料と同じく「見えないコスト」として計算に入れておきましょう。手順はハイパーリキッドの使い方で解説しています。
Bybitは日本居住者向けサービスを終了
比較用に載せているBybitは、日本居住者向けのサービスを段階的に終了しました。2026年3月23日12時(日本時間)から新規取引ができない決済のみの状態になり、2026年7月22日12時に残ったポジションが強制決済されています(Bybitの告知、2026年7月24日に「Japan Remediation」完了を発表)。Binance(グローバル)も金融庁の「無登録で暗号資産交換業を行う者」の警告リストに掲載されています。日本の利用者にとって、手数料比較の相手としては参考値と考えてください。
規制:個人の利用を罰する条文はない
ハイパーリキッドなど海外DEXは日本の暗号資産交換業の登録業者ではありません。ただし、資金決済法が登録義務(第63条の2)と無登録営業の罰則(第107条)を課しているのは業者で、個人の利用者を罰する規定はありません。一方で、国内登録業者のような分別管理などの利用者保護は受けられず、トラブル時に国内の当局を頼ることもできません。詳しくは日本から使えるかを参照してください。
税金:手数料の記録を残す
国税庁の「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(FAQ)」(令和7年12月版)では、暗号資産の利益は原則雑所得で、無期限先物を含む暗号資産の証拠金取引は申告分離課税ではなく総合課税です(FAQ 2-2・2-12)。損失は給与所得など他の所得と通算できません(2-11)。売却時に支払った手数料は必要経費の例として示されています(2-3)。DEXには国内取引所のような年間取引報告書がないので、ハイパーリキッドなら取引履歴の「Export as CSV」で手数料(Fee)列ごと保存しておきましょう。ファンディングの扱いはFAQに明記がないため、税理士に確認してください。まとめはDEXの税金ガイドへ(税務助言ではありません)。
9. トレーダー別のおすすめ取引所
- 少額の手動スキャルピング:ライターStandard(0%/0%)。手動なら300msの遅延はほとんど気になりません。ライターを開く。
- 指値中心:アスター(全VIPでメイカー0%、コード
DTLpLc)かライター。ハイパーリキッドならHOLYGRAILでメイカー0.0144%。 - 板の厚さ重視の成行派:ハイパーリキッド+HOLYGRAIL+HYPEステーク。オンチェーンで最も厚い板と、1日40〜80億ドルの先物出来高。ハイパーリキッドを開く。
- 数日保有するスイング:手数料の差は小さいので、銘柄ごとのファンディングを比べて低いほうを選ぶ。
- BinanceやBybitから移る人:基本料率で比べると、ここにあるDEXはどれもテイカー1回あたりの手数料が安くなります。DEXとCEXの手数料比較、ハイパーリキッドとBinanceの比較もどうぞ。
手数料以外(板の厚さ・銘柄数・レバレッジ・安全性)も含めた比較はDEXの比較・選び方へ。DEXが初めてならDEXとはから読んでください。
10. 計算ツールの仕組み
- 取引高と注文の内訳:月間取引高は1往復の新規・決済の両方を数えます。メイカー比率の分はメイカー料率、残りはテイカー料率で計算します。取引高より「1回いくらで月何回」で考える人は、ポジションサイズと往復回数を入れてください。取引高=サイズ×往復回数×2が自動で入り、合計欄に1往復あたりのコストも表示されます。
- ハイパーリキッド:14日出来高≒月間×14/30でティアを決定(0.045%/0.015% → 500万ドル超 0.040%/0.012% → 2,500万ドル超 0.035%/0.008% → 1億ドル超 0.030%/0.004% → 5億ドル超 0.028%/0% → 20億ドル超 0.026%/0% → 70億ドル超 0.024%/0%)。ステーキング割引をティア料率に掛けます。表は紹介コードの欄にチェックがない限り標準料率で、結果カードの下の行には同じ条件でHOLYGRAILあり・なしの月額を常に並べます(紹介割引4%は最初の2,500万ドル分に適用)。この2,500万ドルは累計の枠なので、計算ツールはまだ使い切っていない前提です。累計2,500万ドルを超えた後は紹介割引の行は当てはまりません。
- ライター:Standardは0%/0%。Premiumはメイカー0.0040%/テイカー0.0280%(LITステーキング割引は未反映)。
- アスター:Crypto General銘柄のVIP1、メイカー0%/テイカー0.04%。ASTER払いの5%引きは公式ドキュメント上は現物のみなので、この先物手数料には反映していません。
- エッジエックス:Regular、メイカー0.040%/テイカー0.045%。
- Binance/Bybit:Regular/Non-VIPのUSDⓈ-M無期限料率(0.02%/0.05%、0.02%/0.055%)。BinanceのBNB割引は10%。
- ファンディング:(月間取引高÷2)×(8時間あたりの率÷8)×保有時間。1往復は約定2回なので、取引高の半分が保有する想定元本になります。
出典(ファクト登録簿の公式ソースと確認日)
- app.hyperliquid.xyz/referrals (2026年10月19日確認)
- docs.asterdex.com/trading/perpetuals/fees-and-specs/fees (2026年10月19日確認・2項目)
- docs.lighter.xyz/trading/trading-fees (2026年10月19日確認・2項目)
- hyperliquid.gitbook.io/hyperliquid-docs/referrals (2026年10月19日確認・2項目)
- hyperliquid.gitbook.io/hyperliquid-docs/trading/fees (2026年10月4日確認・9項目)
- hyperliquid.gitbook.io/hyperliquid-docs/trading/funding (2026年10月19日確認)
- pro.edgex.exchange/vip (2026年10月14日確認)
- binance.com/en/fee/futureFee (2026年10月6日確認・2項目)
- bybit.com/en/announcement-info/fee-rate (2026年10月15日確認)