仮想通貨先物の手数料計算ツール:DEXとCEXの手数料+ファンディングを月額で比較

↓ 計算結果

月間取引高、指値(メイカー)の割合、保有時間を入れると、ハイパーリキッド・ライター・アスター・エッジエックスとBinance・Bybitで毎月いくら払うかを計算します。出来高ティアとHYPEステーキングも反映します。結果は紹介コードなしの標準料率で、コードの欄にチェックを入れたときだけ割引後になります。HOLYGRAILでいくら安くなるかは結果の横に別の行で表示します。1万ドルのポジションを成行で往復した場合の手数料は、ライターStandardで0ドル、アスター8.00ドル、ハイパーリキッド9.00ドル(紹介コードHOLYGRAILで8.64ドル)、エッジエックス9.00ドル、Binance 10.00ドル、Bybit 11.00ドルです(いずれも最下位ティア)。1日保有すると、基準値の8時間0.01%でどこでも3.00ドルのファンディングが加わります。

取引所ごとの月額コスト

この条件で最も安い取引所

37.50ドル

ライターStandard

ハイパーリキッドの月額

127.50ドル

ティア0・標準料率(コードなし)

紹介コードHOLYGRAILで登録すると、ハイパーリキッドの月額は127.50ドルではなく123.90ドルです(最初の2,500万ドルの取引高に4%引き、3.60ドルの節約)。

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月の合計が最も安いのはライターStandardの37.50ドル。ハイパーリキッドは127.50ドルです。

取引所適用料率(テイカー/メイカー)月の手数料月のファンディング月の合計Binance比
ハイパーリキッド(Hyperliquid)0.045% / 0.015%(ティア0)90.00ドル37.50ドル127.50ドル−12.50ドル
ライター(Lighter)Standard0% / 0%0.00ドル37.50ドル37.50ドル−102.50ドル
アスター(Aster)0.04% / 0%70.00ドル37.50ドル107.50ドル−32.50ドル
エッジエックス(edgeX)0.045% / 0.04%108.75ドル37.50ドル146.25ドル+6.25ドル
Binance USDⓈ-M(参考)0.05% / 0.02%102.50ドル37.50ドル140.00ドル—
Bybit(参考)0.055% / 0.02%111.25ドル37.50ドル148.75ドル+8.75ドル

ハイパーリキッドはティア0(14日出来高≒116,667ドル)、基本料率 0.045% / 0.015%。ファンディング:保有する想定元本125,000ドル×24時間×8時間あたり0.01%=月37.50ドル(全取引所共通)。

手数料表を比べやすくするため、ファンディングは全取引所に同じ率を当てています。実際の率は取引所ごと・時間ごとに違います(ファンディングの章)。スプレッド、スリッページ、入出金コストは含みません。ライターPremiumはLITステークなし、アスターはVIP1、エッジエックス・Binance・Bybitは最下位ティアの料率で計算しています。

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コードHOLYGRAILで最初の2,500万ドル分の手数料が4%引き。ティア0でテイカー0.0432%・メイカー0.0144%になります。累計取引高が1万ドルを超えるとコードを入力できなくなるため、取引を始める前にリンクから登録しておくのが確実です。

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1. 計算に使っている料率(2026年9月25日確認)

先物の取引手数料は「想定元本×手数料率」で、新規と決済の2回かかります。このページの数字はすべて、次の基本料率(各社の最下位ティア)をもとにしています。1万ドルのポジションを成行で往復したときの手数料も並べました。

取引所テイカーメイカー1万ドル成行往復ファンディング間隔ティア・補足
ハイパーリキッド(Hyperliquid)0.045%0.015%9.00ドル1時間ごとティア0(14日出来高500万ドル以下)。7段階で0.024%/0%まで
ライター(Lighter)Standard0%0%0.00ドル1時間ごと標準口座。テイカー注文とキャンセルは300ms遅延、メイカー注文は遅延なし
ライター Premium0.028%0.004%5.60ドル1時間ごと任意で切替、テイカー遅延140ms。LITステークで2.5〜30%引き
アスター(Aster)0.04%0%8.00ドルBTC・ETHは8時間(多くの銘柄は4時間か1時間)Crypto General銘柄・VIP1。Group Bはテイカー0.1%、RWAは0.0125%
エッジエックス(edgeX)0.045%0.04%9.00ドル4時間ごとRegular(14日出来高1,000万ドル未満)。VIP6で0.020%/0.015%
Binance USDⓈ-M(参考)0.05%0.02%10.00ドルBTC・ETHは8時間Regular。BNB払いで10%引き。VIPは出来高とBNB残高が条件
Bybit(参考)0.055%0.02%11.00ドル8時間Non-VIP。日本居住者向けサービスは2026年7月22日の強制決済で終了

出典(すべて2026年9月25日確認):Hyperliquid docs trading/fees.md、Lighter docs trading/trading-fees.md、Aster docs fees.md とVIP Programのティア表、edgeXのVIPページ、Binance・Bybitの先物手数料ページ。ファンディング間隔は各社のドキュメントと公開API(ライターとハイパーリキッドは毎時。アスターはBTCUSDT・ETHUSDTが8時間で、稼働中の584銘柄のうち346が4時間、47が1時間。エッジエックスは4時間)。

Hyperliquid 公式ドキュメントの Fees ページ。14日加重取引高、HIP-3 の growth mode、ステーブル同士のペアの割引
ハイパーリキッド公式ドキュメントの手数料ページ(2026年9月25日):手数料は直近14日の加重取引高(先物+現物×2)で決まり、先物・HIP-3・現物で共通のティア。

取引量で料率が変わるのは次の3社です。ハイパーリキッドは14日加重出来高500万ドル超で0.040%/0.012%、2,500万ドル超で0.035%/0.008%、1億ドル超で0.030%/0.004%、5億ドル超でメイカー0%(計算ツールは自動で反映)。アスターのVIP2(テイカー3.5bps)は14日出来高500万ドル以上かつASTER 500枚以上の保有が条件。ライターには出来高ティアがなく、Standardは無料、PremiumはLITのステークでのみ安くなります。全ティア表は手数料が安いDEX比較、ハイパーリキッドの料率表はハイパーリキッドの手数料にまとめています。

2. 3タイプのトレーダーで比較:基本料率での月額コスト

計算ツールと同じ式で、よくある3つのパターンを計算しました。ファンディングは8時間0.01%を自分の側が払う前提です。

  • スキャルパー:1回5,000ドル、月200往復(出来高200万ドル)、メイカー20%、保有30分。
  • スイング:1回1万ドル、月20往復(出来高40万ドル)、メイカー50%、保有48時間。
  • アクティブ:1回5万ドル、月100往復(出来高1,000万ドル。14日あたり約470万ドルでハイパーリキッドはまだティア0)、メイカー40%、保有4時間。
取引所スキャルパー:手数料+ファンディング=合計スイング:手数料+ファンディング=合計アクティブ:手数料+ファンディング=合計
ハイパーリキッド(Hyperliquid)780ドル+6.25ドル=786ドル120ドル+120ドル=240ドル3,300ドル+250ドル=3,550ドル
ハイパーリキッド+HOLYGRAIL(4%引き)749ドル+6.25ドル=755ドル115ドル+120ドル=235ドル3,168ドル+250ドル=3,418ドル
ライター(Lighter)Standard0.00ドル+6.25ドル=6.25ドル0.00ドル+120ドル=120ドル0.00ドル+250ドル=250ドル
ライター Premium464ドル+6.25ドル=470ドル64.00ドル+120ドル=184ドル1,840ドル+250ドル=2,090ドル
アスター(Aster)640ドル+6.25ドル=646ドル80.00ドル+120ドル=200ドル2,400ドル+250ドル=2,650ドル
エッジエックス(edgeX)880ドル+6.25ドル=886ドル170ドル+120ドル=290ドル4,300ドル+250ドル=4,550ドル
Binance USDⓈ-M(参考)880ドル+6.25ドル=886ドル140ドル+120ドル=260ドル3,800ドル+250ドル=4,050ドル
Bybit(参考)960ドル+6.25ドル=966ドル150ドル+120ドル=270ドル4,100ドル+250ドル=4,350ドル

この表から読み取れることは4つです。

  • スキャルパーは手数料がすべて。30分保有ならファンディングは月6.25ドルにすぎず、手数料はライターStandardの0ドルからBybitの960ドルまで開きます。ライターの無料枠はテイカー注文に300msの遅延がありますが、手動のスキャルピングならほぼ問題になりません。ボットなら話は別です(スキャルピング向けDEX)。
  • スイングはファンディングが手数料と同じくらい大きい。ファンディングはどこでも月120ドル、手数料は0〜170ドル。銘柄ごとのファンディングが低い取引所を選ぶことが、手数料表と同じくらい効きます。
  • 月1,000万ドルになると差は数千ドル単位。ハイパーリキッド+HOLYGRAILは手数料3,168ドル、Binanceは3,800ドル、Bybitは4,100ドル。アスターは約定の40%がメイカー0%なので2,400ドル、ライターPremium(140ms)は1,840ドルです。
  • エッジエックスは指値にしてもほとんど安くならない唯一の取引所です。VIPに上がるまでメイカー0.040%とテイカー0.045%がほぼ同じだからです。

オンチェーンで最も厚い板を、より安く

ハイパーリキッド+HOLYGRAIL:ティア0でテイカー0.0432%・メイカー0.0144%、注文のガス代なし、最初の2,500万ドルまで4%引き。

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手数料0%ならライターStandard ・ メイカー0%ならアスター ・ 株式と暗号資産の先物ならエッジエックス

3. 手数料を手計算する方法

このページの取引所はすべて、手数料を想定元本(ポジションの数量×約定価格)に対してかけます。証拠金やレバレッジは手数料の式に出てきません。

1回の約定の手数料=想定元本×手数料率
往復の手数料=想定元本×(新規の料率+決済の料率)
ファンディング=想定元本×1時間あたりのファンディング率×保有時間
総コスト=往復手数料+ファンディング+スプレッド+スリッページ

ハイパーリキッドでの計算例。BTCを0.12枚、84,000ドルで成行買い(想定元本10,080ドル)し、翌日に板に並べた指値で決済した場合:

  • 新規(テイカー):10,080ドル×0.045%=4.54ドル。HOLYGRAILなら×0.96で4.35ドル。
  • 決済(メイカー):10,080ドル×0.015%=1.51ドル。HOLYGRAILなら1.45ドル。
  • 24時間のファンディング(基準値の1時間0.00125%):10,080ドル×0.00125%×24=3.02ドル。
  • スプレッドを除く合計:コードなし9.07ドル、HOLYGRAILありで8.83ドル。両方とも成行だと手数料だけで9.07ドルかかります。

同じポジションをライターStandardで取引すれば3.02ドル(ファンディングのみ)、アスターならテイカー新規4.03ドル+メイカー決済0ドル+ファンディング、Binanceなら5.04ドル+2.02ドル+ファンディングです。多くの人にとって一番効くのは注文の種類で、ハイパーリキッドのティア0ではメイカーの料率はテイカーの3分の1です。計算ツールで再現するなら、この取引を月50回行うと出来高は100万8,000ドル、メイカー比率50%、保有24時間と入力します。

4. レバレッジ・証拠金と損益分岐

手数料は想定元本にかかるので、レバレッジを上げるほど「自分が入れたお金」に対する手数料の割合は大きくなります。証拠金1,000ドルで10倍なら想定元本1万ドルで、ハイパーリキッドのテイカー往復9ドルは証拠金の0.9%。BTCの最大40倍なら同じ1,000ドルで4万ドルを動かし、1往復36ドル、証拠金の3.6%を払うことになります。

取引所(成行で往復)損益分岐の値動き10倍での証拠金比25倍
ライター Standard0%0%0%
アスター(General銘柄)0.08%0.8%2.0%
ハイパーリキッド+HOLYGRAIL0.0864%0.86%2.16%
ハイパーリキッド0.09%0.9%2.25%
エッジエックス0.09%0.9%2.25%
Binance USDⓈ-M0.10%1.0%2.5%
Bybit0.11%1.1%2.75%

損益分岐の値動きは往復の手数料率そのものです。スプレッドとファンディングを別にしても、価格がこれだけ有利に動かない限り利益は出ません。0.2%の値幅を狙うスキャルパーにとって0.09%の往復手数料は勝ちトレードの半分近くを削るので、回転の速い手動トレーダーほど手数料0%やメイカー中心の執行を選びます。ロスカットの計算は清算価格の計算ツールを参照してください。

5. ファンディング:時間とともに増えるコスト

ファンディングは先物価格を現物指数に近づけるためにロングとショートの間でやり取りされるお金で、取引所の手数料ではありませんが、保有コスト(または収入)です。計算ツールは手数料表を比べるために全取引所へ同じ率を当てていますが、実際の率は取引所で違います。2026年9月25日までの30日間、BTCで実測した値(各社の公開API)は次のとおりです。

取引所頻度30日間にロングが払ったBTCのファンディング1万ドルのロングを1か月保有
ハイパーリキッド1時間ごと(8時間レートの1/8)0.7664%(720回)76.64ドル
ライター1時間ごと0.7640%(720回)76.40ドル
Binance USDⓈ-M8時間ごと0.5421%(90回)54.21ドル
アスター8時間ごと0.4645%(90回)46.45ドル
Bybit8時間ごと0.4421%(90回)44.21ドル

期間:ハイパーリキッド 2026-08-26 09:00〜09-25 08:00 UTC、ライター 08-26 14:00〜09-25 13:00、Binance・Bybitはハイパーリキッドと同じ90回、アスター 08-26 16:00〜09-25 08:00。各社のファンディング履歴APIを当サイトのファクトファイルに2026年9月25日に集計。

1か月保有したBTCロングは、ハイパーリキッドとライターでは往復手数料よりはるかに多いファンディングを払い(ハイパーリキッドで76ドル対9ドル)、Bybitより約30ドル多く払いました。短期売買なら差は消えますが、数週間のポジションでは、このページのどの手数料割引よりも大きくなり得ます。ハイパーリキッドとライターはどちらも金利成分が8時間0.01%なので、静かな相場ではロングが1時間約0.00125%を払います。上限はライターが1時間0.5%、ハイパーリキッドが1時間4%です。取引所ごとの実際の率で試すなら、計算ツールのファンディング欄に入力してください。30日で0.7664%は8時間あたり約0.0085%です。最新の率と対策はファンディングレートの仕組みへ。

6. 割引:紹介コード・ステーキング・トークン払い・ティア

割引大きさ条件
ハイパーリキッド紹介コード(HOLYGRAIL)テイカー・メイカーとも4%引き最初の2,500万ドル。Vault・サブアカウントは対象外。同じウォレットで接続したBased・Liquidなど、自分の口座で取引する外部アプリのビルダーコード付き注文は対象(アプリの手数料は別途。自前の口座を作るfomoは対象外)。取引高1万ドルを超えるとコードを追加できない
ハイパーリキッド HYPEステーキング5%引き(10枚超)〜40%引き(50万枚超)紹介割引・出来高ティアと掛け算で重なる
ハイパーリキッド出来高ティアテイカー0.045%→0.024%直近14日の加重出来高(現物は2倍)
アスター:現物の手数料をASTERで支払い現物のみ5%引き現物ウォレットにASTERを入れ「Pay fee in ASTER」をオン。公式ドキュメントでは現物向けの説明で無期限先物には記載がないため、計算ツールには反映していません
アスター VIP2〜6テイカー3.5→1.6bps14日出来高とASTER残高の両方
ライター LITステーキング2.5〜30%引きPremium口座のみ
ライター紹介コード(718610TD)Premium手数料の最初の1週間分をリベート上限1,000万ドル。Standardなら関係なし
Binance:BNBで支払い10%引き(テイカー0.045%・メイカー0.018%)BNB残高
Bybit:MNT欄Non-VIPでテイカー0.0495%Bybitの手数料ページの表示どおり

ハイパーリキッドでの重ねがけ例:Bronzeステーク(HYPE 100枚超、10%引き)+HOLYGRAIL(4%引き)で、0.045%×0.90×0.96=テイカー0.0389%、メイカー0.0130%(ティア0)。BNB払いのBinance(0.045%)よりもテイカー1回ごとに安くなります。計算ツールでBronzeを選ぶと確認できます。詳しくはハイパーリキッドの手数料、HYPEステーキング、紹介コードHOLYGRAILへ。

スマホで取引する人への注意:ハイパーリキッドの外部アプリは、ハイパーリキッド本体の手数料にビルダー手数料を上乗せします(2026年9月時点でBased+0.025%、Liquidとfomoの先物+0.05%、Dexari+0.10%)。それでも、アプリが取引する口座にハイパーリキッドの紹介コードが付いていれば、紹介割引はこの注文に効きます。割り引かれるのはハイパーリキッド分の手数料で(ティア0のテイカーなら0.045%→0.0432%)、アプリのビルダー手数料は、アプリ独自の紹介割引がない限りそのままかかります(2026年10月1日にメインネットの約定で確認)。同じウォレットで接続したBasedやLiquidなら、そのコードは自分のもの(HOLYGRAILで登録していればHOLYGRAIL)です。fomoはウォレット接続がなく自前の口座を作り、その口座には通常fomo自身のハイパーリキッドのコードが付くため、HOLYGRAILは適用できません。fomoの注文の割引はfomoのコードによるものです。注意点として、Phantomなどのアプリは、紹介コード未設定のアカウントに自社のハイパーリキッド紹介コードを付けることが多いため、アプリを使い始める前にハイパーリキッドでコードを入力してください。取引高が1万ドルを超えるとコードを追加できないので、最初の取引の前にHOLYGRAILのリンクから登録しましょう。PCなら公式アプリ+紹介コードが最安です。

7. 計算ツールに出ないコスト:スプレッド・スリッページ・出金

  • スプレッド。テイカーは約定ごとに気配値の差の半分を払います。2026年9月25日のBTCの板はどこも狭く、ハイパーリキッドで約0.12bp、ライターとBinanceで0.01bpでした。小型銘柄では数bpのスプレッドも珍しくなく、取引所によっては手数料より大きくなります。
  • 大口のスリッページ。同日の公開板で100万ドルのBTC成行買いをシミュレーションすると、仲値からの平均乖離はハイパーリキッド約0.8〜1.0bp、ライター0.9〜1.4bp、アスター0.4〜0.5bp。10万ドルなら3社とも0.5bp未満でした。個人サイズのBTCなら、スリッページはどのテイカー手数料よりも小さい水準です。アルトコインは板を確認しましょう(スリッページの解説)。
  • 出金。ハイパーリキッド・ライター・アスター・エッジエックスは注文にガス代がかかりませんが、資金の移動は別です。ハイパーリキッドからArbitrumへのUSDC出金は0.2 USDC+ごく少額のHyperEVMガス代、ライターの高速出金は最低4 USDC、アスターは送金先チェーンのガス代(約1 USDTから)、エッジエックスはEthereum以外への出金が0.1%(最低1ドル)。500ドルの口座なら0.2 USDCの出金手数料は0.04%です。
  • 特殊な銘柄。アスターのGroup B銘柄はテイカー0.1%、ハイパーリキッドのHIP-3でgrowth modeでない銘柄はテイカー0.090%。ライターのTWAPなどAdvanced注文は、2026年9月25日にアプリ上でStandardでも0.01%の手数料表示がありました。
  • ロスカット。エッジエックスは清算手数料1%。ハイパーリキッドのドキュメントは清算時のクリアランス手数料はないと明記しています。1回のロスカットは、少額取引の何か月分もの手数料より高くつきます。

8. 日本から使う場合:入金ルート・Bybitの撤退・税金

日本円からの入金ルートとコスト

海外DEXに日本円を直接入金することはできません。一般的なのは、国内の登録取引所で暗号資産を買い、自分のウォレット経由でDEXへ送るルートです。たとえばSBI VCトレードはUSDCを扱っており、Ethereumチェーンのみ、入出金手数料無料、1回あたりの上限は100万円です(2026年9月25日、同社USDCページで確認)。ハイパーリキッドはEthereum・Arbitrum・Base・PolygonのUSDC入金に対応しているので、EthereumのUSDCをそのまま入金できます(最低5 USDC)。ただしEthereum上の送金にはガス代がかかります。国内取引所での購入時のスプレッドや手数料も、取引手数料と同じく「見えないコスト」として計算に入れておきましょう。手順はハイパーリキッドの使い方で解説しています。

Bybitは日本居住者向けサービスを終了

比較用に載せているBybitは、日本居住者向けのサービスを段階的に終了しました。2026年3月23日12時(日本時間)から新規取引ができない決済のみの状態になり、2026年7月22日12時に残ったポジションが強制決済されています(Bybitの告知、2026年7月24日に「Japan Remediation」完了を発表)。Binance(グローバル)も金融庁の「無登録で暗号資産交換業を行う者」の警告リストに掲載されています。日本の利用者にとって、手数料比較の相手としては参考値と考えてください。

規制:個人の利用を罰する条文はない

ハイパーリキッドなど海外DEXは日本の暗号資産交換業の登録業者ではありません。ただし、資金決済法が登録義務(第63条の2)と無登録営業の罰則(第107条)を課しているのは業者で、個人の利用者を罰する規定はありません。一方で、国内登録業者のような分別管理などの利用者保護は受けられず、トラブル時に国内の当局を頼ることもできません。詳しくは日本から使えるかを参照してください。

税金:手数料の記録を残す

国税庁の「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(FAQ)」(令和7年12月版)では、暗号資産の利益は原則雑所得で、無期限先物を含む暗号資産の証拠金取引は申告分離課税ではなく総合課税です(FAQ 2-2・2-12)。損失は給与所得など他の所得と通算できません(2-11)。売却時に支払った手数料は必要経費の例として示されています(2-3)。DEXには国内取引所のような年間取引報告書がないので、ハイパーリキッドなら取引履歴の「Export as CSV」で手数料(Fee)列ごと保存しておきましょう。ファンディングの扱いはFAQに明記がないため、税理士に確認してください。まとめはDEXの税金ガイドへ(税務助言ではありません)。

9. トレーダー別のおすすめ取引所

  • 少額の手動スキャルピング:ライターStandard(0%/0%)。手動なら300msの遅延はほとんど気になりません。ライターを開く。
  • 指値中心:アスター(全VIPでメイカー0%、コードDTLpLc)かライター。ハイパーリキッドならHOLYGRAILでメイカー0.0144%。
  • 板の厚さ重視の成行派:ハイパーリキッド+HOLYGRAIL+HYPEステーク。オンチェーンで最も厚い板と、1日40〜80億ドルの先物出来高。ハイパーリキッドを開く。
  • 数日保有するスイング:手数料の差は小さいので、銘柄ごとのファンディングを比べて低いほうを選ぶ。
  • BinanceやBybitから移る人:基本料率で比べると、ここにあるDEXはどれもテイカー1回あたりの手数料が安くなります。DEXとCEXの手数料比較、ハイパーリキッドとBinanceの比較もどうぞ。

手数料以外(板の厚さ・銘柄数・レバレッジ・安全性)も含めた比較はDEXの比較・選び方へ。DEXが初めてならDEXとはから読んでください。

10. 計算ツールの仕組み

  • 取引高と注文の内訳:月間取引高は1往復の新規・決済の両方を数えます。メイカー比率の分はメイカー料率、残りはテイカー料率で計算します。取引高より「1回いくらで月何回」で考える人は、ポジションサイズと往復回数を入れてください。取引高=サイズ×往復回数×2が自動で入り、合計欄に1往復あたりのコストも表示されます。
  • ハイパーリキッド:14日出来高≒月間×14/30でティアを決定(0.045%/0.015% → 500万ドル超 0.040%/0.012% → 2,500万ドル超 0.035%/0.008% → 1億ドル超 0.030%/0.004% → 5億ドル超 0.028%/0% → 20億ドル超 0.026%/0% → 70億ドル超 0.024%/0%)。ステーキング割引をティア料率に掛けます。表は紹介コードの欄にチェックがない限り標準料率で、結果カードの下の行には同じ条件でHOLYGRAILあり・なしの月額を常に並べます(紹介割引4%は最初の2,500万ドル分に適用)。この2,500万ドルは累計の枠なので、計算ツールはまだ使い切っていない前提です。累計2,500万ドルを超えた後は紹介割引の行は当てはまりません。
  • ライター:Standardは0%/0%。Premiumはメイカー0.0040%/テイカー0.0280%(LITステーキング割引は未反映)。
  • アスター:Crypto General銘柄のVIP1、メイカー0%/テイカー0.04%。ASTER払いの5%引きは公式ドキュメント上は現物のみなので、この先物手数料には反映していません。
  • エッジエックス:Regular、メイカー0.040%/テイカー0.045%。
  • Binance/Bybit:Regular/Non-VIPのUSDⓈ-M無期限料率(0.02%/0.05%、0.02%/0.055%)。BinanceのBNB割引は10%。
  • ファンディング:(月間取引高÷2)×(8時間あたりの率÷8)×保有時間。1往復は約定2回なので、取引高の半分が保有する想定元本になります。

出典(ファクト登録簿の公式ソースと確認日)

よくある質問

仮想通貨の先物取引の手数料はどう計算しますか?

ポジションの想定元本(数量×価格。証拠金ではありません)に手数料率を掛けます。新規と決済で2回かかります。1万ドルのポジションを成行で建てて成行で閉じると、ハイパーリキッドでは1万ドル×0.045%×2=9ドルです。レバレッジは料率を変えませんが、証拠金に対する負担は大きくなります。10倍なら、この9ドルは証拠金1,000ドルの0.9%です。保有した時間分のファンディングも加えます。

2026年に手数料が一番安い先物取引所はどこですか?

ライター(Lighter)の標準口座(Standard)はメイカー0%・テイカー0%で、取引所手数料はいくら取引しても0ドルです。手数料がかかる取引所では、アスターが主要銘柄でメイカー0%・テイカー0.04%、ハイパーリキッドが0.015%/0.045%、エッジエックスが0.040%/0.045%、Binance USDⓈ-Mが0.02%/0.05%、Bybitが0.02%/0.055%です(一般ユーザーの料率、2026年9月25日確認)。

DEXはBinanceより手数料が安いですか?

一般ユーザー向けの基本料率で比べると、この計算ツールのDEXはすべてBinanceより安い水準です。ライターStandardは無料、アスターはテイカー0.04%・メイカー0%、ハイパーリキッドはテイカー0.045%(紹介コード利用で0.0432%)で、BinanceのRegularは0.05%です。BinanceはBNB払いで10%引き(テイカー0.045%)になります。指値中心の人ほど差が開きます。

ハイパーリキッドの手数料ティアはどう推定していますか?

ハイパーリキッドのティアは直近14日間の加重出来高で決まります。計算ツールは月間取引高を14日換算(×14/30)して該当ティアを選びます。ティア0は0.045%/0.015%、500万ドル超で0.040%/0.012%、2,500万ドル超で0.035%/0.008%、1億ドル超で0.030%/0.004%、5億ドル超でメイカー0%です。HYPEステーキング割引(5〜40%)と、最初の2,500万ドルに効く紹介割引4%をティアの料率に掛けます。

計算ツールに含まれるもの、含まれないものは?

月の取引手数料とファンディングを出します。ファンディングは「月間取引高の半分(1往復は約定2回なので、保有する想定元本)×入力した8時間あたりの率÷8×平均保有時間」で計算し、手数料表を比べやすくするため全取引所に同じ率を当てます。スプレッド、スリッページ、入出金、清算手数料は含みません。これらは「計算ツールに出ないコスト」の章で説明しています。

ファンディングは1日いくらかかりますか?

よく使われる基準値の8時間0.01%なら、1日で想定元本の0.03%、1万ドルなら3ドルです。ハイパーリキッドとライターは8時間レートの1/8を毎時、アスター・Binance・BybitはBTCを8時間ごとに精算します。2026年9月25日までの30日間、BTCのロングが払ったファンディングはハイパーリキッドとライターで約0.77%、Binanceで0.54%、Bybitで0.44%でした。ファンディングは取引所ではなく反対側のトレーダーに支払われます。

ハイパーリキッドの紹介コード割引はすべての取引に効きますか?

累計出来高の最初の2,500万ドルまで、メイカー・テイカーの両方で手数料が4%引きになります。Vaultやサブアカウントには適用されません。ビルダーコードが付く外部アプリ経由の注文にも、アプリが自分の口座で取引する場合(BasedやLiquidを同じウォレットで接続した場合など)は適用されます(2026年10月1日にメインネットの約定で確認。アプリのビルダー手数料は別途上乗せ)。ただし、fomoにはウォレット接続がなく(Apple・Google・メールのみ)、fomoが新しいウォレットとハイパーリキッドのアカウントを自動で作るため、HOLYGRAILなどのハイパーリキッドの紹介コードは適用できません。また、取引高が1万ドルを超えた口座にはコードを追加できないので、取引を始める前にコード付きのリンクから登録してください。

ライターの手数料が0ドルなのに、コストが出るのはなぜ?

ライターのStandard口座は取引手数料がかかりませんが、ファンディングはロングとショートの間で毎時やり取りされるので、数時間〜数日保有すればファンディングのコストが出ます。低遅延のPremium口座(テイカー遅延140ms)はメイカー0.0040%/テイカー0.0280%(LITステークで割引)で、計算ツールのライター口座の切替で確認できます。スプレッドとスリッページはどの取引所でもかかります。

取引手数料は税金の計算で経費になりますか?

国税庁の暗号資産FAQ(令和7年12月版)の2-3は、暗号資産を売却する際に支払った手数料を必要経費として扱う例を示しています。DEXでも手数料は取引履歴に記録されるので、エクスポートして保存しておきましょう。無期限先物を含む暗号資産の証拠金取引は総合課税(FAQ 2-12)です。税務の判断は税理士に確認してください(税務助言ではありません)。

手数料を回収するには価格がどれだけ動けばいいですか?

往復の手数料率ぶん価格が動いて、ようやく損益ゼロです。成行の往復なら、ハイパーリキッド0.09%、アスター0.08%、Binance 0.10%、Bybit 0.11%、ライターStandard 0%です(スプレッドとファンディングは別)。

開示:HOLYGRAIL(ハイパーリキッド、エッジエックス)、718610TD(ライター)、DTLpLc(アスター)は当サイトの紹介コードで、紹介したアカウントの手数料の一部を受け取ります。あなたの負担が増えることはありません。Binance・Bybitとは紹介関係がありません。料率は2026年9月25日に公式の手数料表で確認したもので、頻繁に変わります。計算結果は目安で、投資・税務の助言ではありません。