ライター(Lighter)の手数料ゼロ取引:羽のように軽いオーダーブックのイメージ

Lighter(ライター)の手数料は、標準のStandard口座なら無期限先物・現物の全銘柄でメイカー0%・テイカー0%で、1万ドルの成行注文でも手数料は0ドルです。その代わり、Standardのテイカー注文は300ms遅れて処理されます。速さが必要な人は任意のPremium口座(メイカー0.0040%・テイカー0.0280%、遅延140ms)を選べ、LITをステークすると最大30%安くなります。

ライターの手数料早見表(2026年10月14日確認)

先物・Standard0%/0%メイカー/テイカー
現物・Standard0%/0%先物と同じ体系
1万ドルの成行注文0ドルStandard。Premiumは2.80ドル
Premium(任意)0.0040%/0.0280%50万 LITのステークで0.0028%/0.0196%まで低下
Plus(任意・API向け)0.005%メイカー・テイカーとも0.5bps
テイカー遅延300msStandard。Premiumは140ms
資金調達料1時間ごとトレーダー間で直接。取引所の取り分なし
清算手数料最大1%LLP(保険基金)へ
入金・出金手数料表なし入金は送金元チェーンのガス代。ファスト出金の手数料はアプリで表示

出典:docs.lighter.xyz「Trading Fees」と公開API(2026年10月14日時点で稼働中の無期限先物211銘柄・現物10銘柄すべてで taker_fee・maker_fee が0.0000)。自分の取引量で試算するなら先物DEXの手数料計算ツールをどうぞ。

要点。値動きの速い相場での取引、Premiumのレート制限が必要なボット、マーケットメイクをしないなら、Standardで十分です。ただし手数料0%でもコストはゼロではありません。2026年9月26日 20:40〜20:41 UTC(日本時間27日5:40〜5:41)の計測では、BTCを1万ドル分成行で往復したコストはスプレッド・スリッページと1時間分の資金調達料を合わせて0.87ドル。同じ往復でPremiumは手数料だけで5.60ドル、ハイパーリキッドの基本段階は9.00ドルです。板の薄い銘柄では、どの取引所の手数料よりも板のコストのほうが大きくなります。Premiumの割引は最低1,000 LIT(約4,770ドル)のステークで2.5%引きなので、手数料目的のステークは取引量がかなり大きい人向け。招待コード 718610TD で登録すればPremiumの最初の1週間が返金されるので、実質無料で試せます。取引所全体の評価はライター(Lighter)DEXのレビューで。

手数料0%でライターを使う

招待コード 718610TD で登録。Standardは無料、Premiumに切り替えた場合も最初の1週間の手数料がUSDCで返金されます(取引量1,000万ドルまで)。

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1. ライターの口座タイプとレート制限(Standard・Plus・Premium)

ライターには取引量による手数料の段階がありません。代わりに口座タイプを選び、それで手数料・注文の遅延・APIの上限が決まります。Standardが標準で、PlusとPremiumは任意。アプリかchangeAccountTierエンドポイントで切り替えます。口座タイプはイーサリアム(L1)アドレス単位なので、サブ口座も同じタイプになります。

出典:手数料と遅延はdocs.lighter.xyz「Trading Fees」とapidocs.lighter.xyz「Account Types」(遅延は2026年10月6日確認。この時点で両方の公式資料の遅延とPlusの上限は一致)。API上限・注文数の上限・ボリュームクォータはapidocs.lighter.xyz「Rate Limits」(2026年10月13日更新)と「Volume Quota」で、いずれも2026年10月15日確認。Premiumの料率はLITステークゼロの場合で、無期限先物と現物で同じ体系、取引量による段階やメイカーリベートはありません。「未処理の注文」は、受け付け済みでまだ板に載っていない注文(利確・損切りやTWAPなど)です。

ボリュームクォータとは。PlusとPremiumでは、注文の発注・変更・一括キャンセル・グループ注文がボリュームクォータも消費します。新規アカウントは1,000件から始まり、取引高2ドルごとに1件増え、最大1,500万件まで期限なしで積み上がります(サブ口座と共有)。個別のキャンセルは消費しないので、新しい口座は毎分の上限に関係なく、追加の取引高なしで出せる注文系トランザクションはおよそ1,000件です(ほかに15秒ごとに1件の無料枠あり)。

レート制限が効いてくるのは誰か

手動で取引する人には関係ありません。毎分60リクエストは1秒に1回です。問題になるのはボットで、Standardでは価格の取得と注文の送信が同じ毎分60回の枠を使うため、マーケットメイクやグリッドのボットはすぐに上限に達します。PlusとPremiumでは注文送信がL1アドレス単位の別枠になり、データの読み取りが多くても注文が止まりません。PremiumのsendTx上限はLITのステーク量に応じて段階的に上がり、4,000回から、50万 LITで72,000回になります。取引しない読み取り中心のアプリは、無料のBuilder口座(読み取り毎分240,000ウェイト)を申請できます。上限を超えるとHTTP 429(または405)が返り、一定時間待たされるので、再試行の間隔を空ける処理を入れておきましょう。コード例はライターのAPI取引ガイド(英語)にあります。

Premiumの速さを無料で試したいなら、当サイトの招待リンク(コード718610TD)から登録してください。最初の1週間のPremium手数料が、取引量1,000万ドルまでUSDCで返金されます。

ライターのドキュメントのTrading Feesページ。StandardとPremiumの口座
ライターの「Trading Fees」ドキュメント(2026年9月25日)。Standard口座はメイカー0・テイカー0でテイカー遅延300ms。Premium口座はLITのステーク量に応じて手数料が下がり、出発点はメイカー0.0040%・テイカー0.0280%・遅延140msです。

Robinhood Chain版のライターは料率が別です。Robinhood Chain上のライターは、APIも別の独立した取引所として動いています。Standard口座はこちらもメイカー0%・テイカー0%ですが、Premium口座はメイカー0.0120%・テイカー0.0350%・テイカー遅延200msからと高めで、割引はLITのステーク量ではなく直近14日間の取引量で決まります(apidocs.rh.lighter.xyz、2026年10月14日確認)。この記事のほかの数字と当サイトの招待コードは、app.lighter.xyz のメインの取引所についてのものです。

2. Standard:「0%」の本当の意味

Standardでは通常の注文に取引手数料がかかりません。ライターは取引をまとめて処理し、その正しさをイーサリアム上で証明するzkロールアップなので、注文やキャンセルのたびにガス代を払うこともありません。代わりに手放しているのは速さです。テイカー注文はマッチングエンジンに届く前に300ms待たされ、キャンセルや注文変更も300msかかります。板に置くメイカー注文には遅延がありません。1日に数回しか注文しないスイングトレーダーには関係ない差ですが、値動きの速い相場でスキャルピングする人には実質的なコストです。待っている間に価格が動けば不利な価格で約定し、取り消したい指値も300msは板に残ります。

StandardはAPIの上限も低く、毎分60リクエスト(sendTxを含む)、口座あたり未処理の注文50件、有効な注文250件までです。簡単なボットなら足りますが、マーケットメイクには足りません。そして、手数料がゼロでもスプレッドはなくなりません。2026年9月25日のスナップショットでは、BTCとETHは10万ドルの成行でも仲値比0.4〜0.6bps程度で約定できましたが、薄いアルトコインではその何倍にもなります。手数料0%の口座ではスプレッドこそが取引コストなので、指値の重要性はむしろ高まります。銘柄ごとの板の厚さはライターの銘柄一覧で確認できます。

「手数料0%」は誇大広告?遅延という隠れコスト

そう批判する声もあります。「lighter fees」で上位に出るX(旧Twitter)の投稿は300msの遅延を見えないコストだと指摘し、Bitgetニュースの論評記事(2025年12月、日本語版もあり)はStandardの実質コストを1回6〜12bps、Premiumを0.2〜2bpsと見積もっています。ただしこの数字はボラティリティや逆選択についての仮定から組み立てた推計で、実測ではありません。実際に測れるものと測れないものを分けると、次のとおりです。

  • 測れるもの:板のコスト。2026年9月26日 20:40〜20:41 UTC(日本時間27日5:40〜5:41)に1万ドルのBTCを成行で買って成行で売ると、仲値比のコストは中央値で0.75ドル(片道の金額に対して0.75bps)、ETHは0.72ドル、SOLは0.99ドルでした(下の表)。Premiumなら同じ往復にテイカー手数料5.60ドルが加わります。
  • 公開データでは測れないもの:300ms待つ間に価格が不利に動く分。適当なタイミングで入るなら有利に動くことも不利に動くこともあり、平均すれば相殺されます。一方、価格が動いたから注文する取引(ニュース、清算の連鎖、取引所間の裁定)では、速いトレーダーが先に板を取るので毎回不利になります。批判が想定しているのはこのケースで、Premiumはまさにその人向けの口座です。

判断の目安は、Premiumの140msの約定で、テイカー1回あたり2.8bps以上価格が改善するかどうかです。招待コード 718610TD で登録すればPremiumの最初の1週間が返金されるので、同じ戦略を両方の口座で試して約定を比べられます。

3. PremiumのLITステーク別手数料

Premiumの手数料は、ステークしたLITが多いほど下がります。ステーク量はL1アドレス単位(メイン口座とすべてのサブ口座の合計)で数えられ、テイカー遅延はどの段階でも140msです。

ステークしたLIT割引メイカーテイカー1万ドルのテイカー手数料
0—0.0040%0.0280%2.80ドル
1,0002.5%0.0039%0.0273%2.73ドル
3,0005%0.0038%0.0266%2.66ドル
10,00010%0.0036%0.0252%2.52ドル
30,00015%0.0034%0.0238%2.38ドル
100,00020%0.0032%0.0224%2.24ドル
300,00025%0.0030%0.0210%2.10ドル
500,00030%0.0028%0.0196%1.96ドル

出典:docs.lighter.xyz「Trading Fees」、2026年9月25日。

手数料のためにステークする価値はあるか:LITが4.77ドル(CoinGecko、2026年9月25日)なら、1,000 LITの段階には約4,770ドル必要で、テイカー手数料は0.0007ポイントしか下がりません。1万ドルあたり0.07ドル、1,000万ドルのテイカー取引でやっと70ドルです。1万LIT(約4万7,700ドル)の段階でも10万ドルあたり2.80ドルの節約。ステーカーは年6%固定のLIT報酬とLLPへの入金枠(1 LITあたり10 USDC)も得られ、たいていはこちらのほうがステークする大きな理由になります。解除には3日かかります。一時的に上の段階が必要なだけなら、LIT Fee CreditsでLITを前払いして期間限定で段階を借りることもでき、代金はステーカーに分配されます。ステーキングの詳細はライターのLLPとステーキング解説で。

Premiumで得られるもの(速さ以外):キャンセルとポストオンリー注文の遅延なし、サブ口座64、大幅に高いレート制限(毎分24,000ウェイト、sendTxはLITステーク量に応じて毎分4,000〜72,000回)、多い注文上限(口座あたり有効な注文1,500件)、高頻度取引向けのボリュームクォータ制度。実効50万LIT以上なら、CloudFrontを通らない直接接続も使えます。

4. Standardでも無料ではないもの

  • 高度な注文:紹介プログラムのドキュメントには「Standard口座で高度な注文を使うために支払う手数料も対象」とあり、Standardでも一部の高度な注文には手数料がかかります。2026年9月25日に注文画面でTWAPを選ぶと(未ログイン)、手数料欄は「Taker 0.01% | Maker 0.01%」と表示され、成行・指値は0%でした。Advancedメニューには条件付き(Conditional)、スケール、アトミック、チェイス指値、アイスバーグもあります。これらを使う前に、注文画面の手数料欄を必ず確認しましょう。各注文の使い方はライターの注文方法ガイドで。
  • perpRFQ:対象銘柄の大口注文を、マーケットメイカーに見積もりを依頼して約定させる機能です。マーケットメイカーは10秒以内に応答し、ユーザーは2分以内に執行を決めます。ドキュメントには「Standard口座のRFQ注文には1bpsのポイント手数料がかかる」とあります。利用にはアドレスのホワイトリスト登録が必要です。
  • 外部アプリの手数料:他社のフロントエンド経由でライターを使うと、そのアプリが独自の手数料を上乗せすることがあります(ライターのパートナー制度では上限が先物10bps、現物1%)。2026年9月14日からは、Standard口座からのパートナー経由の注文は受け付けられなくなりました。

5. その他のコスト:資金調達料・清算・入金・出金

コストライターでの扱い(2026年9月)
資金調達料1時間ごとにロングとショートの間で直接やり取り。取引所の手数料はなし。プレミアムは1分に1回サンプリング、RWA銘柄はプレミアムの重みが半分
清算部分清算で最大1%の手数料。LLP(保険基金)に入る
入金ライターの手数料の記載はなし。送金元チェーンのガス代とブリッジ・スワップのスリッページ。最低額は新規口座で多くのチェーンが5ドル(既存口座はEVMチェーン・ソラナで3ドル、ビットコインは10ドル)
セキュア出金イーサリアム経由、最低1 USDC。待ち時間あり(17:06 UTCのAPIのwithdrawalDelayは1,603秒≒27分)。手数料表は非公開
ファスト出金USDCのみ、最低4 USDC、アービトラム経由。手数料は口座タイプで異なり、ログイン後の出金画面に表示(公式の手数料表はなく、手数料APIは認証が必要。2026年9月26日に再確認)
口座間の送金最低1 USDC。公開の送金手数料APIは0を返した

詳しくはライターの入金方法、ライターの資金調達料と保有コスト、取引所横断の出金手数料の比較で。

手数料ゼロ、200以上の銘柄、ひとつのUSDC残高

BTCから金、S&P500まで、Standardなら全銘柄無料。招待コード 718610TD。

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6. 1万ドル往復の実際のコスト(実測)

手数料がゼロでも、スプレッド、板を食い進むスリッページ、保有中の資金調達料の3つは残ります。2026年9月26日 20:40〜20:41 UTC(日本時間27日5:40〜5:41)に、ライターの公開APIから銘柄ごとに板を10秒間隔で5回取得し、1万ドルの成行買いと成行売りをシミュレーションして、直近1時間に確定した資金調達料と合わせて計算しました。

銘柄スプレッド+スリッページ(買い+売り、中央値と範囲)資金調達料(1時間)合計・Standard合計・Premium(LITなし)
BTC0.75ドル(0.39ドル〜2.57ドル)0.12ドル(0.0012%、ロングが支払い)0.87ドル6.47ドル
ETH0.72ドル(0.56ドル〜1.31ドル)0.12ドル(0.0012%、ロングが支払い)0.84ドル6.44ドル
SOL0.99ドル(0.58ドル〜1.37ドル)0.12ドル(0.0012%、ロングが支払い)1.11ドル6.71ドル
HYPE1.77ドル(1.27ドル〜2.76ドル)0.12ドル(0.0012%、ロングが支払い)1.89ドル7.49ドル
XRP3.90ドル(3.24ドル〜5.33ドル)0.11ドル(0.0011%、ショートが支払い)4.01ドル9.61ドル
XAU(金)0.69ドル(0.22ドル〜0.93ドル)0.04ドル(0.0004%、ロングが支払い)0.73ドル6.33ドル
SPY(S&P500)2.30ドル(2.21ドル〜2.43ドル)0.04ドル(0.0004%、ロングが支払い)2.34ドル7.94ドル
PENGU19.58ドル(16.38ドル〜22.30ドル)0.12ドル(0.0012%、ロングが支払い)19.70ドル25.30ドル
ANTHROPIC(上場前株)35.00ドル(30.82ドル〜39.80ドル)0.00ドル35.00ドル40.60ドル

出典:ライター公開API(orderBookOrders、1時間足のfundings)、2026年9月26日 20:40〜20:41 UTC(日本時間27日5:40〜5:41)。1万ドルの建玉を成行で建てて成行で閉じたときの仲値比コスト。資金調達料は20:00 UTCに確定した1時間分で、支払う側の金額です(反対側は受け取り)。Premiumはテイカー手数料0.0280%を往復で加算(5.60ドル)。遅延のコストは含みません(上記参照)。板は刻々と変わるので、見積もりではなく日付付きのスナップショットとして見てください。

表から分かること:BTC・ETH・SOL・金では、往復のスプレッドとスリッページが中央値で1ドル未満(1時間分の資金調達料を足して約1ドル)で、Premiumの手数料5.60ドル、ハイパーリキッド基本段階の手数料9.00ドル、Binance USDⓈ-M先物の手数料10.00ドル(どちらも手数料のみ。スプレッドは別)より小さい額でした。一方、PENGUのような小型銘柄やANTHROPICのような上場前株の銘柄では板のコストが19.58ドル、35.00ドルに達します。こうした銘柄では「手数料0%」は実際のコストを表しておらず、口座タイプより指値やperpRFQの使い方のほうが重要です。資金調達料は1時間では小さくても積み重なります。BTCのロングを1時間あたり0.0012%のまま1日持てば、1万ドルで約2.88ドルです。仕組みは資金調達率(ファンディングレート)の解説で。

7. ハイパーリキッド・アスター・Binance・Bybit・国内取引所との手数料比較

無期限先物の基本段階の手数料と、その代わりに何を手放すか(手数料は2026年9月25〜26日確認)。

取引所メイカーテイカー1万ドルの成行注文の手数料資金の管理本人確認(KYC)
ライター Standard0%0%0ドル自分のウォレットなし
ライター Premium(LITなし)0.0040%0.0280%2.80ドル自分のウォレットなし
ハイパーリキッド 基本段階0.015%0.045%4.50ドル自分のウォレットなし
ハイパーリキッド+HOLYGRAIL0.0144%0.0432%4.32ドル自分のウォレットなし
アスター(暗号資産銘柄)0%0.04%4.00ドル自分のウォレットなし
Binance USDⓈ-M先物(一般)0.02%0.05%5.00ドル取引所が預かる必要
Binance USDC-M先物(一般・キャンペーン料率)0%0.04%4.00ドル取引所が預かる必要
Bybit 無期限(非VIP)0.02%0.055%5.50ドル取引所が預かる必要

出典:各取引所の手数料ページ(Binance先物の手数料表、Bybitの手数料率、ハイパーリキッド・アスター・ライターのドキュメント)。最も低い段階の料率で、CEXはVIP段階や自社トークン払いでさらに下がります。KYC「なし」は、自分のウォレットから取引するので取引所が本人確認書類を集めないという意味で、各取引所の規約にある利用制限地域のルールは適用されます。日本円の入出金に使う国内取引所では本人確認が必要です。詳しくはDEXとCEXの手数料比較で。

日本居住者とBinance先物:表の Binance はグローバル版(binance.com)の料率ですが、バイナンスは2023年12月1日付の告知で日本居住者へのグローバル版の提供を終え、移行した利用者は国内の Binance Japan を使う形になりました。Binance Japan は金融庁登録の暗号資産交換業者(関東財務局長 第00031号)です。Binance Japan の本人確認を済ませていない日本居住者のグローバル版アカウントは出金のみです。日本から「Binance先物かライターか」を比べるとき、現実の選択肢はグローバル版ではない点に注意してください。グローバル版の Binance は、金融庁から無登録営業について2018年3月・2021年6月に警告(平成30年3月・令和3年6月)を受けています。

国内取引所の現物と比べると:ライターのStandardは現物も0%です。国内の「取引所」形式(板取引)のBTC現物は、コインチェックが0%、GMOコインがメイカー-0.01%・テイカー0.05%、ビットバンクがメイカー0%・テイカー0.1%、ビットフライヤーが0.15%から。「販売所」形式は手数料無料でも売値と買値の差が実質コストで、コインチェックの販売所では0.1%〜5%程度です。国内取引所は日本円の入口として必要なので、「国内取引所で買って送金、取引はライター」という使い分けが現実的です(日本から使う場合)。

当サイトで扱うDEX同士の計算例(手数料のみ):

ケースライター Standardライター Premium(LITなし)ハイパーリキッド 基本段階ハイパーリキッド+HOLYGRAILアスター
1万ドルの成行注文0ドル2.80ドル4.50ドル4.32ドル4.00ドル
1万ドルの指値がメイカーで約定0ドル0.40ドル1.50ドル1.44ドル0ドル
10万ドルを成行で往復0ドル56ドル90ドル86.40ドル80ドル
月100万ドルのテイカー取引0ドル280ドル450ドル432ドル400ドル
月1,000万ドルのテイカー取引0ドル2,800ドル4,500ドル(基本段階と仮定)4,320ドル4,000ドル

ハイパーリキッドは14日間の取引量500万ドル未満でテイカー0.045%・メイカー0.015%(それ以上は段階的に低下)、HOLYGRAILは最初の2,500万ドルまで4%引き。アスターは暗号資産銘柄でメイカー0%・テイカー0.04%。ライターPremiumはLITなしで0.0280%/0.0040%。資金調達料とスプレッドは含みません。

手数料だけがコストではありません。大きな注文では板の厚さが効きます。2026年9月25日(09:07〜09:13 UTC)の板のスナップショットで成行買いをシミュレーションすると、BTCを10万ドル買うコストは仲値比でハイパーリキッド約0.06bps、ライター0.44〜0.48bps、100万ドルではハイパーリキッド0.8〜1.0bps、ライター0.9〜1.4bpsでした。手数料を足してもこの規模のBTCではライターのStandardが有利(100万ドルの買いで合計1.4bps対約5.5bps)ですが、薄い銘柄やもっと大きな注文では、手数料より板のほうが重要になることがあります。もう1つのコストが遅延です。ハイパーリキッドのドキュメントはコロケーション時の往復の中央値を0.2秒としていますが、ライターのStandardのテイカー注文は設計上300ms待たされます。

2つで迷っているならハイパーリキッドとライターの比較、全取引所なら先物DEXの手数料計算ツールと手数料の安いDEXランキングをどうぞ。Solana で取引している人は、手数料とレバレッジを比べたLighterとJupiter Perpsの比較も参考になります。

8. どの口座を選ぶべきか

あなたが…選ぶ口座理由
1日数回注文するスイング・ポジショントレーダーStandard手数料0%。300msは取引の時間軸に影響しない
値動きの速い相場の手動スキャルパー紹介コード付きでPremiumを1週間試し、約定を比べるテイカー140ms・キャンセル即時。テイカー1回2.8bps
注文数は多いが遅延は気にしないAPIボットPlus0.5bpsでStandardより高いレート制限
マーケットメイカーPremium+LITステークポストオンリーとキャンセルに遅延なし、サブ口座64、メイカー0.0040%以下
薄い銘柄で大口の成行StandardでperpRFQ(1bps)か、指値に分割板を食い進むのを避ける

アップグレードはいつでもでき、ダウングレードは24時間に1回までです。口座タイプはサブ口座を含むL1アドレス全体に適用されます。

9. 口座タイプの切り替えと紹介コードの無料試用

  1. 当サイトの招待リンクから登録します。アプリには「You’re invited! Invite code 718610TD … get your first week of Premium free. All first-week trading fees are rebated in USDC. Choose your account type after creating and verifying your account.」と表示されます。
  2. 最初の入金後、アプリで口座タイプを選びます(APIなら changeAccountTier)。
  3. 試用の1週間(登録時から開始)に支払ったPremiumの手数料は、メイカーとテイカー合計で最大1,000万ドルの取引量まで、毎週月曜にL2送金で返金されます。支払いの最低額は1ドルです。
  4. 1週間後、速い約定が手数料に見合ったならPremiumのまま、そうでなければStandardに戻します。
ライターの招待画面。招待コード718610TDとPremium最初の1週間無料の案内
当サイトのリンクを開いたときの画面(2026年9月25日):app.lighter.xyz/?referral=718610TD で「You’re invited! Invite code 718610TD」と表示され、Premiumの最初の1週間無料(その週の取引手数料はUSDCで全額返金)と案内されます。

紹介コードは登録時しか使えず、後から変更できません。詳しくはライターの紹介コード解説とLighterの始め方・使い方で。

10. ライターの手数料収入とLIT買い戻し:どうやって稼いでいるのか

手数料無料の取引所にも収益は必要です。ライターの収益源は、Premium・Plus口座(速さとレート制限にお金を払う、主にプロのトレーダー)、Standard口座の一部の高度な注文の手数料、LLPに入る最大1%の清算手数料、そしてLIT Fee Credits(代金はステーカーへ)です。ドキュメントによれば、取引手数料の収益は毎日24時間のTWAPでのLIT買い戻しに使われます。2026年9月のBitwiseのライター・ステーキングETPのプレスリリースは、ライターを「個人トレーダーから取引手数料を取らず、プロのマーケットメイカー、清算、トレジャリー収入で収益を上げている」と紹介しています。遅い注文は無料、速い注文は有料という、多くの取引所とは逆の設計です。

ライターの手数料収入はいくら?投資家の目線で「Lighter 手数料」を調べているなら、知りたいのはこちらでしょう。DefiLlamaのAPI(2026年9月26日 20:42 UTC)によると、ライターが集めた手数料は直近24時間で18万2,400ドル、30日間で522万9,000ドル、集計開始からの累計で8,052万ドル。このうちプロトコルの収益は30日間で446万3,000ドル、累計6,219万ドルです。Robinhood Chain版は別集計で、30日間の手数料165万3,000ドル・収益150万3,000ドルでした。Token TerminalやBlockworksは集計方法が違うので数字も異なります。なお、KuCoinの日本語ニュース(2026年9月3日、AMBCrypto配信)の見出しにある「手数料引き上げ」は、8月の手数料収入が増えたという話で、トレーダーが払う料率が上がったわけではありません。公式の料率ページは変わっていません(2026年10月14日確認)。手数料収入が増えるほどLITの買い戻しも増える仕組みです。

かつて取引活動に報酬を出していたポイントプログラムは、メインの取引所では現在動いていません。ライターのポイントとLITを参照してください。

11. 日本から使う場合(入金・税金・規制・日本語UI)

  • 日本語UI:ライターのアプリ(v6系)には日本語の表示設定があります。手数料のドキュメントは英語のみです。
  • 入金ルート:日本円は直接入金できません。国内の登録取引所でUSDCやETHなどを買い、自分のウォレットに送ってからライターに入金します。イーサリアム、アービトラム、ベース、ソラナ、BNBチェーンなど多くのチェーンに対応していて、先物用にはUSDCに換算されます。入金時のコストは送金元チェーンのガス代とスワップのスリッページなので、手数料の安いチェーンを選ぶと節約になります。手順はLighterの入金方法で。
  • 税金:国税庁の「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(情報)」(令和7年12月)では、売却時の手数料は必要経費(FAQ 2-3)、暗号資産取引の利益は原則として雑所得(FAQ 2-2)、証拠金取引は総合課税(FAQ 2-12)、雑所得の損失は給与などと通算できません(FAQ 2-11)。Standardでは手数料がゼロのぶん、損益は約定価格と資金調達料だけで決まります。取引履歴は定期的にエクスポートしておきましょう。詳しくはDEX取引の税金ガイドで。
  • 規制:ライターの利用規約(2025年12月29日版)の制限国に日本は含まれていません。金融庁の無登録業者リストにもライターは載っていません(2026年9月25日確認)。資金決済法の登録義務(第63条の2)と罰則(第107条)の対象は業者で、個人の利用を罰する条文はありません。ただし国内登録業者のような利用者保護(分別管理など)はなく、トラブル時に日本の当局を頼れません。法律上の助言ではありません。

12. よくある質問

ライター(Lighter)は本当に手数料無料?

標準のStandard口座での通常の注文なら、無期限先物・現物の全銘柄でメイカー0%・テイカー0%で、注文やキャンセルのガス代もかかりません。その代わりに遅延があり、テイカー注文とキャンセルは300ms遅延、メイカー注文は遅延なしです。一部の高度な注文はStandardでも有料で(2026年9月25日にTWAPを選ぶと注文画面にテイカー・メイカーとも0.01%と表示、perpRFQは1bps)、資金調達料、スプレッド、清算時の手数料、入金時のガス代もかかります。2026年9月26日 20:40〜20:41 UTC(日本時間27日5:40〜5:41)の計測では、BTCを1万ドル分成行で往復したときのコストはスプレッドと1時間分の資金調達料を含めて0.87ドルでした。

ライターのPremiumの手数料は?

LITのステークがゼロならメイカー0.0040%・テイカー0.0280%で、テイカーの遅延は140ms、キャンセルとポストオンリー注文には遅延がありません。LITをステークすると料率が下がり、1,000 LITで2.5%引き、3,000で5%、1万で10%、3万で15%、10万で20%、30万で25%、50万LITで30%引き(0.0028%/0.0196%)です。取引量による段階やメイカーリベートはありません。

Plus口座とは?

速さは不要だがAPIのレート制限を上げたい人向けの任意の口座で、手数料はメイカー・テイカーとも0.5bps(0.005%)、遅延はPlus独自(テイカー300ms、メイカー200ms、キャンセル200ms)です。sendTxは毎分4,000回、読み取りは毎分24,000ウェイト、サブ口座は16で、どちらの公式ドキュメントも同じ数値でした(2026年10月6日確認)。Standard口座は毎分60リクエストまでです。

ライターのレート制限は?

Standard口座はREST APIが毎分60リクエスト(sendTxを含む)です。PlusとPremiumは読み取りが毎分24,000ウェイトで、注文送信(sendTx)はL1アドレス単位の別枠になり、Plusは毎分4,000回、PremiumはLITのステーク量に応じて毎分4,000〜72,000回です(Fee CreditsもステークLITとして数えます)。申請制で無料のBuilder口座は読み取り毎分240,000ウェイト。PlusとPremiumの注文系トランザクションはボリュームクォータも消費し、新規アカウントは1,000件から始まり、取引高2ドルごとに1件増え、最大1,500万件まで期限なしで積み上がります。注文数にも上限があり、Standardは口座あたり未処理50件・有効250件(銘柄あたり10件・30件)です。上限を超えるとHTTP 429(または405)が返ります(Rate Limitsページ、2026年10月15日確認)。

ライターのPremium口座とは?

Premiumは速さが必要なトレーダー向けの任意の有料口座で、手数料はLITステークなしでメイカー0.0040%・テイカー0.0280%、50万 LITのステークで最大30%引きです。その代わりに、テイカー140msの速い約定と即時キャンセル(キャンセルとポストオンリー注文に追加遅延なし)、サブ口座64、毎分4,000〜72,000回のsendTx、多い注文上限(口座あたり未処理1,000件・有効1,500件(銘柄あたり100件・1,000件))が使えます。Standardのメイカー注文も遅延しないので、Premiumの強みはテイカーの速さとキャンセルです。切り替えはアプリかchangeAccountTierで。招待コード718610TDで登録すれば最初の1週間のPremium手数料が返金されます。

紹介コードで手数料は安くなる?

Standardでは割り引く手数料がないので変わりません。コード718610TDで登録してPremiumを使うと、登録から1週間に支払った取引手数料が、メイカーとテイカー合計で最大1,000万ドルの取引量まで、毎週月曜にUSDCで返金されます。コードは登録時にしか使えず、後から追加できません。

ライターの出金手数料は?

ライターは出金手数料の表を公開していません(2026年9月26日に再確認)。セキュア出金はイーサリアム経由で最低1 USDC、反映まで待ち時間があり(2026年9月25日のAPIでは約27分)、ファスト出金はUSDCのみ・最低4 USDC・アービトラム経由で、手数料は口座タイプによって異なり、ログイン後の出金画面にしか表示されません。口座タイプ別の金額を載せている国内ブログもありますが、公式の情報源では確認できなかったので、確定前に出金画面の表示を確認してください。ライター口座間の送金は最低1 USDCで、公開の送金手数料APIは0を返しました。

ハイパーリキッドより安い?

手数料だけなら、各取引所の最初の段階どうしではライターのほうが安く、Standardのテイカー0%はハイパーリキッドのどのテイカー段階よりも低い料率です。1万ドルの成行注文は、ライターのStandardで0ドル、Premiumで2.80ドル、ハイパーリキッドの基本段階で4.50ドル(紹介コードHOLYGRAILの4%引きで4.32ドル)、アスターで4.00ドルです。ただしPremiumは別で、取引量の多いハイパーリキッドの上位段階(テイカー最低0.024%)は、LITなしのPremiumのテイカー0.0280%を下回ります。また大口では板の厚さも効きます。2026年9月25日のスナップショットでは、BTCを100万ドル成行で買うコストが仲値比でライター0.9〜1.4bps、ハイパーリキッド0.8〜1.0bpsで、金額が大きいほど差は縮まります。

レバレッジ手数料とは?ライターにもかかる?

国内取引所のレバレッジ取引(暗号資産FX・CFD)では、建玉を日をまたいで持ち越すと、建玉の金額に応じた「レバレッジ手数料」(業者によっては建玉管理料)が日割りでかかるのが一般的です。ライターにはこの手数料はありません。代わりに無期限先物の資金調達料(ファンディング)が1時間ごとにロングとショートの間で直接やり取りされ、取引所は受け取りません。支払う側になることも受け取る側になることもあり、2026年9月26日 20:40〜20:41 UTC(日本時間27日5:40〜5:41)のBTCは1時間あたり0.0012%(ロングが支払い、1万ドルの建玉で0.12ドル)でした。上限は8時間あたり4%です。

仮想通貨の取引手数料はいくら?コインチェックと比べると?

形式によって大きく違います。国内の「取引所」形式(板取引)の現物は、コインチェックのBTCが0%、GMOコインのBTCがメイカー-0.01%・テイカー0.05%、ビットバンクのBTCがメイカー0%・テイカー0.1%、ビットフライヤーが0.15%からです。「販売所」形式は手数料無料と書かれていても売値と買値の差(スプレッド)が実質的なコストで、コインチェックの販売所は0.1%〜5%程度です。海外取引所の先物はBinanceがメイカー0.02%・テイカー0.05%、分散型取引所のライターはStandardならメイカー・テイカーとも0%です。

Lighterとは仮想通貨ですか?

Lighter(ライター)は暗号資産の無期限先物と現物を取引できる分散型取引所(DEX)の名前で、そのトークンがLITです。ライターの手数料収入はLITの買い戻しに使われ、LITをステークするとPremium口座の手数料が下がります。海外では名前の似た別のトークンが「LIGHTER」として扱われていることがあるので、買うときはティッカー(LIT)で確認しましょう。取引所としての評価は当サイトのライター(Lighter)DEXレビューで解説しています。

ライターの手数料は税金の計算でどう扱う?

国税庁のFAQ(令和7年12月版)2-3は、暗号資産を売却するときに支払う手数料を必要経費としています。Premiumの手数料や一部の高度な注文の手数料、清算手数料は取引履歴に残るので、エクスポートして損益計算に含めましょう。暗号資産の証拠金取引の利益は総合課税の雑所得で、損失は給与などと通算できません(FAQ 2-2・2-11・2-12)。

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Standardはメイカー・テイカーとも0%。招待コード 718610TD ならPremiumの最初の1週間分が返金されます。

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大口でオンチェーン最大級の板を使いたいなら、ハイパーリキッド(Hyperliquid)を紹介コード HOLYGRAIL で開くと最初の2,500万ドルまで手数料が4%引きになります(仕組み)。取引所全体の比較はDEXおすすめ比較、DEXが初めてならDEXとはから。

開示:718610TDとHOLYGRAILは当サイトの紹介コードで、紹介したアカウントが支払う手数料の一部を受け取ります(ライターの場合はPremiumの手数料と、Standardの高度な注文の手数料)。手数料体系・遅延・レート制限は2026年10月14日にライターのドキュメントと公開APIで確認しました(アプリの画面と往復コストの実測はそれぞれ記載の日付)。変更されることがあります。投資助言ではありません。