HYPE(ハイパーリキッド)仮想通貨ガイド バナー

HYPE(ハイプ)は、ハイパーリキッド(Hyperliquid)という独自レイヤー1ブロックチェーンのネイティブトークンです。ハイパーリキッドは分散型の無期限先物取引所(Perp DEX)として最大級で、HYPEはそのチェーンを守るステーキング、HyperEVMのガス代、取引手数料5〜40%割引に使われます。取引手数料はアシスタンスファンドを通じて市場でHYPEを買い戻す仕組みで、2026年10月14日までの7日間だけで1,216万ドル分が買われました。「ハイパーリキッドの仮想通貨」と言えばこのHYPEのことです。日本の登録業者では扱いがなく(2026年10月14日確認)、日本円からはUSDCなどを買って送り、ハイパーリキッドの現物板で買います(日本円からの買い方)。

【最新情報】2026年10月のHYPE
  • 2026年10月14日:国内の取扱いは引き続きなし。JVCEAの取扱暗号資産一覧(2026年10月13日更新)にHYPEはなく、新規取扱のお知らせもありません。金融庁の登録一覧(2026年9月1日現在)でもHYPEを扱う登録業者は0社です。
  • 買い戻し:2026年10月14日までの7日間で144,008HYPE。アシスタンスファンドは1,216万ドル分を購入(1日平均約173.7万ドル、買いのみ)。総供給量は9月26日から47,398枚減りました。当サイトがオンチェーンの約定を集計した値です。
  • 2026年9月24日:Binance(グローバル版)がHYPEを現物上場。HYPE/USDT・HYPE/USDC・HYPE/TRYの3ペア。2026年9月26日時点でBinanceのAPI上も取引中です(それまでグローバル版はUSDⓈ-M無期限先物のみの取扱いで、現物は別サービスのBinance.USだけでした)。
  • 2026年9月23日:過去最高値を更新。CoinGeckoの記録で97.96ドル。2026年10月14日は80.35ドルで、最高値から約18.0%下の水準。
  • AQAv2でステーブルコインの利回りも買い戻し原資に。対応するステーブルコイン発行体は、ハイパーリキッド上の供給分に対する準備金利回り(コスト控除後)の約90%をプロトコルと共有し、30日ごとに集計、8日後にアシスタンスファンドへ送られます(公式ドキュメント)。
  • HIP-4(アウトカム市場)。レバレッジも清算もない完全担保型のアウトカム契約。最初の市場はBTCの日次バイナリーです(公式ドキュメント)。
HYPEの基本情報(Hyperliquid API 2026年10月14日 14:00 UTC ほか)
通貨名/ティッカーハイパーリキッド(Hyperliquid)/HYPE
ブロックチェーンHyperliquid独自L1(HyperCore+HyperEVM)
発行開始2024年11月29日。94,019アドレスへ約2億7,094万HYPEをエアドロップ(トークンセールなし)
最大供給量10億枚
流通供給量約3億213万枚(Hyperliquid API、2026年10月14日)/約2億2,245万枚(CoinGecko、2026年9月26日)
価格80.35ドル(HYPE/USDC仲値、2026年10月14日 14:00 UTC)・過去最高値97.96ドル(2026年9月23日)。予想ではありません
時価総額API流通量ベースで約242.8億ドル(2026年10月14日)/CoinGecko 203.8億ドル(11位、2026年9月26日)
ステーク量約4億4,016万枚(総供給の44%)。予想年利2.12%〜2.24%(コミッション控除後)
買い戻し7日間で144,008HYPE(1,216万ドル)。アシスタンスファンドの保有は約4,802万枚(非流通)
主な用途ステーキング・HyperEVMのガス・手数料5〜40%割引・HIP-3/AQAの担保・手数料による買い戻し
買える場所ハイパーリキッド現物(HYPE/USDC)、Binance(2026年9月24日〜)、Bybit、OKX、Coinbase、Krakenなど。国内取引所の取扱いなし(2026年10月14日確認)

ハイパーリキッドで直接買うなら、紹介コードHOLYGRAILで最初の2,500万ドル分の取引手数料が4%割引になります。

当サイトのリンクから登録すると紹介報酬を受け取ることがあります。あなたの手数料が上がることはありません。

ハイパーリキッド(Hyperliquid)とは?何がすごいのか

ハイパーリキッドは、取引のためにゼロから設計されたレイヤー1ブロックチェーンです。コンセンサスはHotStuffに着想を得たHyperBFTで、その上に2つの実行環境があります。無期限先物と現物のオーダーブック、証拠金、清算までを完全オンチェーンで処理するHyperCoreと、Ethereum互換のスマートコントラクト層HyperEVMです。HyperEVMのアプリはHyperCoreの板の流動性を直接使えます。

「何がすごいのか」を数字で見ると、公式ドキュメントでは処理能力が毎秒約20万注文、コロケーション環境でのエンドツーエンド遅延の中央値は200ms。Hyper Foundationの公式サイトはブロックタイム0.07秒、ユーザー数2,633,351と表示しています。直近のビルド時点で無期限先物178銘柄・現物336ペアが上場し、無期限先物の24時間出来高は40.34億ドル(2026年10月20日時点。普段は1日40〜80億ドル規模)です。最新の市場データはハイパーリキッド市場データで確認できます。

もう一つの特徴は資金とお金の流れです。開発を担うHyperliquid Labsは自己資金で運営され、外部資本を受け入れていません。そのためHYPEにはVC(ベンチャーキャピタル)向けの配分がありません。取引手数料は「すべてコミュニティに向けられる」(HLPボールト、アシスタンスファンド、市場デプロイヤー)と公式ドキュメントに明記されており、運営会社の収益にはなりません。HYPEは、このコミュニティがチェーンを所有・保護・運営するためのトークンです。取引所としての評価はハイパーリキッドのレビュー、DEX自体が初めての方はDEXとはをどうぞ。

HYPEトークンの4つの用途

  1. ステーキング(ネットワークの保護)。HYPEをバリデーターに委任すると、ステーク量に応じてブロックが生成され、将来発行リザーブから報酬が支払われます。総ステーク4億枚のとき年約2.37%で、ステークが増えるほど下がる設計です。
  2. HyperEVMのガス代。HyperEVM上のスマートコントラクト実行にはHYPEでガス代を払います。HyperCoreでの注文・取消自体はガス代無料です。
  3. 取引手数料の割引。ステークしたHYPEの量に応じて、ハイパーリキッドの無期限・現物の手数料が5〜40%安くなります(下の表)。
  4. ガバナンスとプロトコル上の担保。バリデーターがステーク量に応じて投票し、プロトコルの重要事項を決めます。ビルダーはHYPEをロックしないと市場を作れません(HIP-3市場は50万HYPE、AQAv2ステーブルコインは2種類のデプロイヤーがそれぞれ50万HYPE)。これらは投票でスラッシュされ得ます。
用途仕組み出典
ステーキング/コンセンサスHyperBFTを動かすバリデーターへ委任。バリデーター自身は10,000HYPEの自己ステーク(1年ロック)が必要公式Docs: Staking
取引手数料の割引10HYPE超で5%〜500,000HYPE超で40%。出来高ティアの上に適用公式Docs: Fees
HyperEVMのガススマートコントラクト実行のネイティブガストークン公式Docs: HyperEVM
ガバナンスステーク加重のバリデーター投票で、デプロイヤーのスラッシュ、アラインド建値資産の有効化、応答しないバリデーターのジェイルなどを決定公式Docs: HIP-3、AQA、Staking
プロトコル上の担保HIP-3デプロイヤー50万HYPE、AQAv2デプロイヤー各50万HYPE(スラッシュ可)公式Docs: HIP-3、AQA
手数料の吸収先アシスタンスファンドが取引手数料を自動でHYPEに交換。ドキュメント上は焼却扱い公式Docs: Fees

トークノミクス:供給量・配分・ベスティング

供給量はすべて、Hyperliquid公開APIのtokenDetailsエンドポイントから2026年10月14日 14:00 UTCに取得した値です(ステーク量は同時刻のvalidatorSummaries)。

指標値補足
最大供給量1,000,000,000 HYPEジェネシス時に設定された上限
総供給量998,859,095 HYPE約114万枚が焼却済み
流通供給量302,125,286 HYPE最大供給量の30.2%(APIの定義)
将来発行リザーブ410,764,278 HYPE最大供給量の41.1%。ステーキング報酬の原資
コントリビューター向けアドレス(非流通)237,944,227 HYPEジェネシス時にちょうど2億3,800万枚を受領(9月26日は241,437,710枚)
アシスタンスファンド(非流通)48,023,627 HYPEシステムアドレス0xfefe…fefe。80.35ドル換算で約38.59億ドル
ステーク済みHYPE440,162,041 HYPEHyper Foundationのバリデーターが約47.3%

ジェネシス時の配分(割り当て)

下表の「ジェネシス時の枚数」は、tokenDetailsに記録されたジェネシス残高(合計ちょうど10億枚)から当サイトが集計したオンチェーンの数字です。一方、2024年11月の公式発表の原文は取得できなかったため、区分名とベスティング条件は報道ベース(取引所のリサーチ記事や暗号資産メディアによる要約)として示します。

区分(報道上の名称)ジェネシス時の枚数(オンチェーン)比率現在の状態
ユーザーへのジェネシス配布(エアドロップ)270,937,78927.09%2024年11月29日に94,019アドレスへ配布
リザーブ用アドレス(将来発行・コミュニティ報酬と、ジェネシス配布枠の未配布分)428,062,21142.81%将来発行リザーブは2026年10月14日時点で約4億1,076万枚
コアコントリビューター(報道:1年のクリフ後、2027〜28年にかけて権利確定)238,000,00023.8%同じアドレスが約2億3,794万枚を保有(2026年10月14日)、非流通扱い
Hyper Foundationの予算60,000,0006.0%APIでは流通扱い
コミュニティ助成金3,000,0000.3%APIでは流通扱い

報道でよく引用される配分は「ジェネシス配布31%・将来発行とコミュニティ報酬38.888%・コアコントリビューター23.8%・Foundation 6%・助成金0.3%・HIP-2流動性0.012%」です。オンチェーンの数字もこれと一致します。エアドロップとリザーブ用アドレスの合計は供給量の69.9%で、31%+38.888%+0.012%にぴったり重なります。コントリビューター・Foundation・助成金の各アドレスも、23.8%・6%・0.3%と枚数単位で一致します。公式ドキュメントにアンロック日程表はないため、第三者サイトのアンロックカレンダーはあくまで推定として扱ってください。放出の仕組みが文書化されているのは、ステーキング報酬として出ていく将来発行リザーブだけです。

CoinGeckoと流通量・時価総額が違うのはなぜ?

HYPEの時価総額はサイトによって数十億ドル単位で違います。理由は流通量の数え方です。Hyperliquid APIは、将来発行リザーブと4つの指定アドレス(コントリビューター向け、アシスタンスファンド、ゼロアドレス、deadアドレス)以外をすべて流通とみなします。これが約2億9,872万枚で、91.65ドルを掛けると約273.8億ドルです。CoinGeckoは流通量約2億2,245万枚、時価総額203.8億ドル(11位)とし、総供給量も9億9,891万枚ではなく約9億5,531万枚としています。総供給量の差(約4,360万枚)は、ドキュメントが「焼却」と説明するアシスタンスファンドの保有分(約4,751万枚)に近い数字です。ただしCoinGeckoは除外の内訳を公開していないため、残りの差は照合できません。完全希薄化時価総額はCoinGeckoで875.2億ドル、10億枚ベースの当サイト計算では約916.5億ドルです(以上2026年9月26日の比較)。2026年10月14日の仲値で同じ計算をすると、流通ベース約242.8億ドル、完全希薄化約803.5億ドルです。

買い戻しの仕組み(アシスタンスファンド・AQAv2)

公式の手数料ドキュメントは、手数料が「すべてコミュニティ(HLP、アシスタンスファンド、デプロイヤー)に向けられる」と書いています。アシスタンスファンドはシステムアドレス0xfefefefefefefefefefefefefefefefefefefefeにあり、「L1の実行の一部として、取引手数料を完全自動でHYPEに交換」します。さらに「アシスタンスファンドのHYPEは焼却され、流通供給と総供給から恒久的に取り除かれる」とあります。現物とHIP-3のデプロイヤーは、自分の市場の手数料の最大半分を受け取れます。残りは同じ経路をたどります。

この買い戻しは誰でも確認できます。当サイトが公開APIでアシスタンスファンドの約定履歴を集計したところ、2026年9月26日までの7日間は買い注文のみで、174,724HYPEを1,633万ドル分購入していました(1日平均約233.3万ドル)。APIで遡れる約20日間の日次の購入額は、少ない日(土曜)で56.06万ドル、多い日(月曜)で362.9万ドルです。買い戻しの規模は取引量にほぼ比例します。ファンドの保有は47,509,473HYPE(約43.54億ドル)で、すべて非流通として扱われています。

直近の買い戻しと供給量(2026年10月14日に再取得)

同じ方法で2026年10月14日 14時(UTC)に公開APIから再取得し、9月26日の値と並べました。買い戻しの額は取引量に比例するため、週によって変わります。

指標2026年9月26日2026年10月14日
直近7日の買い戻し(HYPE)174,724 HYPE144,008 HYPE
直近7日の買い戻し(金額)1,633万ドル1,216万ドル
1日あたりの買い戻し(最少〜最多)56.06万ドル〜362.9万ドル(約20日)86.73万ドル〜307.7万ドル(10月8日〜13日の6日間)
アシスタンスファンドの保有47,509,473 HYPE48,023,627 HYPE
総供給量998,906,493 HYPE998,859,095 HYPE(47,398枚減)
流通供給量298,715,887 HYPE302,125,286 HYPE
ステーク済み437,025,980 HYPE440,162,041 HYPE
HYPE/USDC の仲値91.65ドル80.35ドル

出典:api.hyperliquid.xyz/info の tokenDetails・validatorSummaries・userFillsByTime(アシスタンスファンド 0xfefe…fefe の約定を集計。7日間とも買いのみ)。2026年10月14日の7日間は10月7日14時〜14日14時(UTC)。価格は日付時点のスナップショットで、予想ではありません。

18日間で総供給量が約47,398枚減った一方、アシスタンスファンドの保有は増えています。ファンドが買ったHYPEは非流通として扱われ、流通供給量の計算から外れます。数字を自分で確かめたい人は、ハイパーリキッドのエクスプローラーで 0xfefe…fefe の約定を見られます。HYPEを買うなら、現物のHYPE/USDCが最短です(日本円からの手順)。

2つ目の原資がAQAv2です。「アラインド建値資産(Aligned Quote Asset)」v2の仕様に参加したステーブルコインは、ハイパーリキッド上の供給分について、コスト控除後の準備金利回りの約90%をプロトコルと共有します。利回りは30日単位で集計され、各期間の終了から8日後にアシスタンスファンドへ自動送金されます。どれだけ上乗せされるかは、ハイパーリキッド上のアラインド・ステーブルコインの残高と短期金利次第です。ドキュメントに金額の記載はないため、当サイトでは推計しません。

HYPEの価格と時価総額(日付付き・予想なし)

2026年10月14日 14:00 UTC、ハイパーリキッドのHYPE/USDC現物板の仲値は80.35ドルでした(2026年9月26日は91.65ドル。その日のCoinGeckoは91.62ドル(約1万4,410円)で、BinanceのHYPE/USDTもほぼ同水準)。価格は常に動くため、取引前に必ず最新の板を確認してください。CoinGeckoの記録では過去最高値が97.96ドル(2026年9月23日)、過去最安値が上場初日(2024年11月29日)の3.81ドルです。ハイパーリキッドではHYPEの無期限先物も最大10倍のレバレッジで取引できます。

HYPEの値動きの背景を理解するには、次の3つの数字を並べて見るのが近道です。①取引量と連動する買い戻し額(2026年10月14日までの1週間で1日平均約173.7万ドル)、②流通量(約3億213万枚)と、今後ステーキング報酬として出ていく将来発行リザーブ(約4億1,076万枚)、③ステークされて市場に出にくいHYPE(約4億4,016万枚)。価格予想は行いません。本記事は投資助言ではありません。

他のDEXトークンとの比較(ASTER・LIT)

無期限先物DEXのトークンで、HYPEと並べて語られるのがアスター(Aster)のASTERとライター(Lighter)のLITです。2026年10月20日のCoinGeckoで、HYPEの時価総額はASTERの約9倍。価格予想ではなく、比べるときの材料を並べます。

2026年10月20日HYPEASTERLIT
価格79.04ドル0.7062ドル3.12ドル
時価総額175.8億ドル19.17億ドル7.786億ドル
完全希薄化後評価額(FDV)754.9億ドル54.99億ドル31.14億ドル
時価総額÷FDV23%35%25%
30日の保有者向け収益(DefiLlama、2026年9月27日まで)5,640万ドル439.5万ドル281万ドル
ステーキング利回り約2.12〜2.23%(バリデーターの予想APR)変動(週ごとの報酬プール+買い戻し分)固定6% APR
取引手数料の割引ハイパーリキッドの全手数料が5〜40%オフ現物の手数料をASTERで払うと5%オフ。VIP2以上はASTERの保有が条件Premiumアカウントのみ2.5〜30%オフ
手数料がトークンに届く仕組みアシスタンスファンドが手数料でHYPEを購入日次手数料の99%でASTERを買い戻し、同量をバーン手数料収入で日次TWAPの買い戻し、買い戻したLITはバーン

市場データ:CoinGecko /coins/markets(2026年10月20日、サイト更新時に自動取得)。保有者向け収益は、DefiLlamaがトークン保有者に回ると分類している部分(買い戻しやステーカーへの配布)。ASTER(アスターDEX)は国内取引所で扱われるASTR(Astar Network)とは別のトークンです。各トークンの詳細はアスターのレビューとライターのレビューへ。本記事は投資助言ではありません。

HYPEエアドロップの対象者(第2弾はある?)

HYPEにはトークンセール(ICO)がありませんでした。2024年11月29日のジェネシスで、94,019アドレスに合計約2億7,094万HYPEが配られています。対象は、2023年11月〜2024年5月と、それに続くL1フェーズ(2024年11月まで)のポイントプログラムでハイパーリキッドを使っていたユーザーで、受取額の中央値は64.42HYPEでした。このポイントプログラムはすでに終了しており、2026年9月26日時点で第2弾エアドロップの告知はありません。「今から取引すれば次のHYPEエアドロップがもらえる」という話には根拠がありません。対象条件や受取額の確認方法はハイパーリキッドのエアドロップ解説にまとめています。

ステーキングによる取引手数料の割引

トレーダーが一番実感する用途がこれです。ハイパーリキッドの基本手数料は、無期限先物がテイカー0.045%/メイカー0.015%、現物がテイカー0.070%/メイカー0.040%です。ステークしたHYPEの量に応じて、両方が次のように下がります。

ティアステーク量割引ティア0 無期限テイカーティア0 現物テイカー
Wood10 HYPE超5%0.0428%0.0665%
Bronze100 HYPE超10%0.0405%0.0630%
Silver1,000 HYPE超15%0.0383%0.0595%
Gold10,000 HYPE超20%0.0360%0.0560%
Platinum100,000 HYPE超30%0.0315%0.0490%
Diamond500,000 HYPE超40%0.0270%0.0420%

計算例。月200万ドルの無期限テイカー出来高をティア0で取引すると、手数料は900ドルです。100HYPE強(2026年10月14日の80.35ドル換算で約8,035ドル)をステークしてBronzeにすると810ドルに、1,000HYPE強でSilverにすると765ドルになります。月135ドル、年1,620ドルの節約で、これにステーキング報酬と紹介コードの4%割引が上乗せされます。手数料体系の全体像はハイパーリキッド手数料ガイドをご覧ください。

ハイパーリキッドでHYPEを買ってステーク

紹介コードHOLYGRAILで登録すると、最初の2,500万ドル分の手数料が4%割引。さらにHYPEをステークすれば5〜40%割引が重なります。

HOLYGRAILでハイパーリキッドに登録

HYPEの買い方(日本円から)

結論から言うと、HYPEを日本円で直接買える国内取引所はありません(2026年10月14日確認)。日本からは「国内取引所で暗号資産(USDCなど)を買う → 自分のウォレットに送る → ハイパーリキッドに入金 → 現物のHYPE/USDCで買う」のが基本ルートです。最初のUSDCの買い方はUSDCの買い方(日本)、ハイパーリキッドの登録は紹介コードHOLYGRAILのリンクから始めると手数料が4%割引になります。ステーキングまでするなら、出金の手間がないこの方法が最もシンプルです。

国内取引所でHYPEは買える?(2026年10月14日確認)

「HYPEは国内で上場している?」を、誰でも閲覧できる一次資料で確認した結果です。

確認した資料HYPEの扱い補足
日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)取扱暗号資産一覧(2026年10月13日更新)記載なし会員の交換業者が扱う国内113銘柄の一覧
JVCEA「新規取扱銘柄のお知らせ」2026年10月14日までHYPEの新規取扱のお知らせなし一覧の更新後に始まった取扱いはここで告知される
金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」(2026年9月1日現在)取り扱う業者 0社(2026年10月14日にPDFを再確認)各業者の「取り扱う暗号資産」欄を確認
CoinGecko のHYPE取扱所データ日本円建てのペア 0件66取引所・84ペア(2026年10月14日)に国内の登録業者は含まれない

国内の登録業者がHYPEの取扱いを始めれば、JVCEAの「新規取扱銘柄のお知らせ」に載ります。それまでは、下の手順でハイパーリキッド本体の現物板で買うのが基本です。「国内取引所でHYPEが買える」という情報を見かけたら、上の一覧と照らし合わせてください。

日本円からHYPEまでの全体の流れ

段階やることコスト・注意点
1. 日本円 → 国内取引所口座を開いて日本円を入金し、USDCかBTC・ETH・SOLを買う(DEXを使う人向け 国内取引所の比較)USDCはSBI VCトレードの販売所で買える(2026年9月29日の実測スプレッド約0.29%)。USDCの買い方
2. 国内取引所 → 自分のウォレット送金先を申告して出金(トラベルルール)ETH を Arbitrum で出金するなら bitbank 0.00042 ETH、OKJ 0.0005 ETH(最小0.01 ETH)。送金手数料は取引所と通貨で違う。国内取引所の送金手数料一覧・メタマスクへの入金方法
3. ウォレット → ハイパーリキッドArbitrumのUSDCを入金(最低5 USDC)。先に紹介コード HOLYGRAIL で登録既定のCCTPルートでは Circle の手数料0.2 USDCが差し引かれる。Ethereum上のUSDCはブリッジかメールログインの入金アドレスへ。Arbitrumとは
4. HYPE/USDCを買う現物(Spot)の板で成行か指値テイカー0.070%/メイカー0.040%、1回10 USDC以上、0.01 HYPE単位
5. (任意)ステークSpotからStakingへ移してバリデーターに委任現物に戻すには7日のアンステーキング待ち

ステップ1:国内取引所でUSDCやBTC・ETH・SOLを買う

国内の登録業者(本人確認あり)で、送金用の暗号資産を買います。USDCならSBI VCトレードで扱いがありますが、入出庫はイーサリアムのみ、出庫上限は1回100万円相当です。ウォレット接続で入金できるUSDCはArbitrum上のものだけなので、SBI VCトレードのUSDCはメールログインの入金アドレスへEthereumのまま送るか、Arbitrumにブリッジしてから入金します。BTC・ETH・SOLは多くの国内取引所で買え、ハイパーリキッドにはUnit経由でそのまま入金できます(最低額はBTC 0.0003、ETH 0.007、SOL 0.12)。

ステップ2:自分のウォレットに送る

国内取引所は出金時に送金先の申告(トラベルルール)を求めるのが一般的です。ハイパーリキッドの入金アドレスは「自分のウォレット」ではないため、いったんMetaMaskやRabbyなど自分のウォレットに送るのが確実です。ルートごとの手数料や注意点はハイパーリキッド入金ガイド(日本円からのルート)で詳しく比較しています。

ステップ3:ハイパーリキッドに登録して入金する

  1. アカウント作成。app.hyperliquid.xyz/join/HOLYGRAILを開き、ウォレットを接続するかメールアドレスでログインします。このリンクから始めると紹介コードHOLYGRAILが適用され、最初の2,500万ドル分の手数料が4%割引になります。
  2. 取引を有効化。「Enable Trading」を押し、ガス代不要の署名をします。
  3. 入金。ウォレット接続ならArbitrumのUSDC(最低5 USDC)。メールログインならEthereum・Base・PolygonのUSDCも入金できます。BTC・ETH・SOLはUnit経由で現物残高に届くので、現物板でUSDCに替えます。

ステップ4:HYPE/USDCを買う(必要ならステーク)

Spotタブに切り替えてHYPE/USDCを選び、指値(メイカー0.040%)か成行(テイカー0.070%)で注文します。約定したHYPEはすぐ現物残高に入ります。ステークする場合はSpotからStakingへ移してバリデーターを選べば、ステーク残高がティアの基準を超えた時点で手数料割引が適用されます。ハイパーリキッドの画面は日本語表示に対応していないため、英語の画面に日本語の注記を入れて説明します。

ハイパーリキッドのHYPE/USDC現物取引画面に日本語の注記。①HYPE/USDCは現物 ②ContractはHYPEのトークンID ③板 ④Market・Limit・Buy ⑤Size ⑥Fees ⑦ConnectとDeposit
HYPE/USDCの現物取引画面(2026年9月29日 16:21、ログイン前。英語UIに日本語の注記を追加)。番号は下の説明と対応しています。
  1. 銘柄名を確認。「HYPE/USDC」のようにスラッシュで区切られているのが現物です。「HYPE-USDC」とハイフンの銘柄は無期限先物で、HYPEトークンは受け取れません。
  2. Contract欄。HYPEのトークンID(0x0d01…11ec)が表示されます。名前の似た別トークンと区別するときの目印です。
  3. 板(Order Book)。赤が売り注文、緑が買い注文で、中央のSpreadが最安の売値と最高の買値の差です。
  4. 注文方法。すぐ買うならMarket(成行)、価格を決めて待つならLimit(指値)。Buyを選びます。現物なのでレバレッジはかかりません。
  5. 数量(Size)。単位はHYPEとUSDCを切り替えられます。1回10 USDC以上、0.01 HYPE単位です。
  6. 手数料(Fees)。テイカー/メイカーの順に表示されます。紹介コードやHYPEのステークで下がります。
  7. 接続と入金。右上のConnectでウォレットかメールでログインし、Depositで入金します。買ったHYPEはBalances(残高)タブに表示されます。
ハイパーリキッドの銘柄検索で「HYPE」と入力した画面に日本語の注記。HYPE-USDC 10xは無期限先物、HYPE/USDC SPOTが現物、PURRDAT・HYPER・KHYPEは別銘柄
銘柄検索で「HYPE」と入力した画面(2026年9月29日 16:21、ログイン前。日本語の注記を追加)。Spotタブを押すと現物だけに絞り込めます。

画面左上の銘柄名を押して「HYPE」と検索すると、無期限先物(HYPE-USDC、10xの表示つき)と現物(HYPE/USDC、SPOTの表示つき)が並び、PURRDAT・HYPER・KHYPEといった名前の似た別銘柄も出てきます。選ぶのは「SPOT」の付いたHYPE/USDCです。HyperliquidのAPI(spotMeta、2026年9月29日)では、HYPEの現物ペアはHYPE/USDC・HYPE/USDT0・HYPE/USDH・HYPE/USDEの4つで、画面の24時間出来高もHYPE/USDCが最大でした。

ハイパーリキッドのHYPE/USDC指値注文フォームに日本語の注記。①Limit ②Price(Midで仲値) ③数量の単位USDC/HYPE ④TIF GTC ⑤Fees
指値(Limit)の注文フォーム(2026年9月29日 16:21、ログイン前。日本語の注記を追加)。数量の単位をUSDCにすると「○USDC分」で注文できます。

指値注文では、Price(USDC建ての価格)とSizeを入れて注文します。TIFのGTCは「取り消すまで有効」という意味です。指値が板に残って約定した場合はメイカー手数料(0.040%)、すぐに約定した場合はテイカー手数料(0.070%)がかかります。急がないなら最良の買値付近に指値を置き、約定を待てばメイカー手数料で買えます。

HYPE/USDCの板の厚みと買うときのコスト

2026年9月29日 16:18(日本時間)にHyperliquidのAPIで取得したHYPE/USDCの板では、スプレッドは0.015%、売り板は最良値から0.072%以内に約10.16万ドル分(SBI VCトレードのUSDC仲値157.44円で換算すると約1,600万円分)ありました。例えば10万円分(約635 USDC)を成行で買う場合、手数料はテイカー0.070%で約0.44 USDC、紹介コードHOLYGRAILの4%割引が効くと約0.43 USDCです。板の厚みは時間帯で変わるので、大きな金額は指値で分けて入れると値動きの影響を抑えられます。

これからアカウントを作るなら、紹介コードHOLYGRAILのリンクから始めると、最初の2,500万ドル分の取引手数料が4%割引になります。

画面付きの手順はハイパーリキッド現物取引ガイドとハイパーリキッドの使い方でも解説しています。

海外取引所(Binanceなど)でHYPEを買う場合

CoinGeckoのtickersデータ(2026年10月14日取得)には、66取引所・84のHYPE取引ペアがありました(日本円建ては0件)。主な取引所は次のとおりです。

取引所HYPEの取引ペア補足
ハイパーリキッド(ネイティブ現物)HYPE/USDC・HYPE/USDT0・HYPE/USDH・HYPE/USDE出金せずにそのままステーク可能
Binance(グローバル版)HYPE/USDT・HYPE/USDC・HYPE/TRY2026年9月24日に現物上場。Binance.USは別途上場
Bybit/Bybit EUHYPE/USDT / HYPE/USDC・HYPE/EUR—
OKXHYPE/USDT・HYPE/USDC・HYPE/USD・HYPE/EUR・HYPE/TRY—
Coinbase Exchange/InternationalHYPE/USD / HYPE/USDC—
KrakenHYPE/USD・HYPE/EUR—
Gate・Bitget・KuCoin・MEXC・HTXHYPE/USDT(一部USDCも)—
Bitvavo・Coinone・Foxbit・Bitkub・BtcTurkEUR・KRW・BRL・THB・TRY建て各国の地域系取引所。日本円建てペアはどこにもなし

注意点は3つあります。第一に、CoinGeckoの出来高は取引所の自己申告なので、出来高順位は目安です。第二に、海外取引所で買ったHYPEをステークや手数料割引に使うには、ハイパーリキッドへ出金する必要があり、その取引所の出金手数料がかかります。第三に、Binanceは日本居住者向けに「Binance Japan」を別に運営しています。グローバル版を使えるかどうかは、各取引所の利用規約で確認してください。規約で制限されている地域から、VPNなどで回避して使うことは避けてください。

HYPEを買うときによくある失敗と注意点

  • 入金チェーンの間違い。ウォレット接続で入金できるUSDCはArbitrum上のものだけで、最低5 USDCを下回る入金は失われます。メールログインの入金アドレスはEthereum・Base・PolygonのUSDCも受け付けます。5 USDC未満はメールウォレットに戻され、1 USDC未満は失われます。PhantomはArbitrumに対応していないので、USDCの入出金に使うときは注意が必要です。
  • ガス代の用意忘れ。自分のウォレットからArbitrumやEthereumでUSDCを送るには、そのチェーンのガス代(ETH)が要ります。ハイパーリキッドに入金した後の注文・取消にガス代はかかりません。
  • 「HYPE」の無期限先物を買ってしまう。Trade画面の「HYPE」は、既定ではUSDC建ての無期限先物(最大10倍)です。無期限先物はトークンそのものではないので、ステークや手数料割引には使えません。トークンを持つならSpotタブのHYPE/USDCで買ってください。
  • 最低注文額。現物の注文は1回10 USDC以上が必要です。少額で試すときも、この金額は超えるようにしましょう。
  • HyperEVMとHyperCoreの取り違え。同じHYPEでも、HyperEVM側(MetaMaskなどに表示される残高)とHyperCore側(取引所の現物残高)は別の場所です。ステークや手数料割引に使えるのはHyperCore側のHYPEだけです。

HYPEの保管方法

ハイパーリキッドの現物残高やステーキング残高は、接続したウォレット(またはメールログイン用に作られたウォレット)の秘密鍵で管理されます。取引所に預けるのではなく、自分で鍵を持つ「セルフカストディ」です。シードフレーズの管理が資産の安全に直結するため、大きな金額を置くならハードウェアウォレットとの併用を検討してください。海外取引所に置いたままのHYPEは取引所の管理下にあり、ハイパーリキッドの手数料割引も受けられません。ウォレットの選び方はハイパーリキッドにおすすめのウォレットで比較しています。

HyperEVMのDEXで買う場合

HYPEはHyperCoreとHyperEVMの間で移動できます。HyperEVM上のDEXでスワップするとガス代はHYPEで払い、ステークするには再びHyperCoreへ戻す必要があります。すでにHyperEVMのDeFiを使っている人向けのルートです。

HYPEを買った後の税金(ステーキング報酬・エアドロップ)

HYPEを持つと、売った時だけでなく報酬を受け取った時にも税金の計算が必要になります。国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(FAQ)」で確認できるポイントは次のとおりです。

  • ステーキング報酬:FAQ 1-7の整理は「ステーキング・レンディング報酬は取得時の時価で所得に算入」で、原則として雑所得(総合課税)です。ハイパーリキッドのステーキングは「報酬は毎分発生し、毎日支払われ、自動で再ステーキング(複利)される」仕組みなので、受け取った日ごとの数量とその日の価格を記録しておきます。
  • エアドロップ:国税庁FAQにエアドロップ・流動性提供(LP)・DeFiを名指しした問はないため、一般的な考え方で整理するしかありません。HYPEのジェネシス配布を受け取った場合の考え方と計算例はエアドロップの課税タイミングにまとめています。
  • 売却・交換:FAQ 1-3の整理は「暗号資産同士の交換も課税対象(交換時に譲渡したものとして計算)」です。HYPEを他の暗号資産に替えた時も、日本円に戻していなくても所得の計算が必要です。USDCとの交換の扱いはDEXでのスワップの税金で解説しています。
  • 2026年の税制改正との関係:令和8年度税制改正(所得税法等改正法は2026年3月31日成立・公布)で、国内の登録業者(暗号資産取引業者)に対する特定暗号資産の譲渡等は20%(所得税15%・住民税5%、ほかに復興特別所得税)の申告分離課税になります。適用は改正金商法の施行日の属する年の翌年1月1日からで、改正金商法(2026年7月15日成立)の施行日は公布から1年以内の政令で定める日(2026年9月29日時点で未定)です(2027年中に施行されれば2028年1月1日から)。DEXや海外業者での取引は条文上この対象に当たらず、総合課税のままと読めます。

ケース別の早見表とHYPEの計算例はステーキング・エアドロップの税金、税額の目安は仮想通貨の税金計算シミュレーション、ハイパーリキッドの取引履歴を取り込める損益計算ツールは損益計算ツール比較で確認できます。本記事は税務上の助言ではありません。

HYPEステーキングの仕組み

HYPEのステーキングは、HyperCore内で行う委任型プルーフ・オブ・ステーク(DPoS)です。公式ドキュメントのルールは次のとおりです。

  • 現物→ステーキング残高への移動は即時です。バリデーターへの委任には1日のロックがあり、その後は任意の量を即時に委任解除できます。
  • ステーキング→現物は7日のアンステーキング待ちを経ます。1アドレスあたり保留中の出金は最大5件です。
  • 報酬率は総ステーク量の平方根に反比例し、4億枚ステーク時に年約2.37%です。報酬は将来発行リザーブから支払われます。2026年10月14日のステーク総量は約4億4,016万枚で、稼働中バリデーターの予想年利はコミッション控除後2.12%〜2.24%でした。
  • 報酬は毎分計上され、毎日分配されて自動で再委任(複利)されます。約90分のエポックごとの最小ステーク残高が基準です。
  • バリデーターが稼働するには10,000HYPEの自己ステーク(1年ロック)が必要です。コミッションは設定できますが、後から引き上げられるのは新レートが1%以下の場合だけです。現時点で自動スラッシュはありません。ジェイル(停止)されたバリデーターに委任している間は報酬が出ません。

画面付きの手順、バリデーターの選び方、利回りと割引のどちらを重視するかはハイパーリキッドのステーキング完全ガイドにまとめています。

HYPEの将来性を事実で見る

当サイトは目標価格を出しません。代わりに、将来性を判断する材料を強みと弱みに分けて並べます。

強み(プラス材料)弱み(注意材料)
手数料が買い戻しに回る(2026年10月14日までの7日間で1,216万ドル、1日平均約173.7万ドル)流通は最大供給量の30.2%のみで、将来発行リザーブ約4億1,076万枚が報酬として出ていく
VC配分なし・トークンセールなし(ユーザーへのエアドロップで配布)コントリビューター向けアドレスに約2億3,794万枚(2026年10月14日)。ベスティング条件は報道ベースで公式の日程表なし
Perp DEX最大級の出来高(40.34億ドル、2026年10月20日時点の24時間)ステークの約47.3%がHyper Foundationのバリデーターに集中(2026年10月14日)
Binance上場など取扱取引所の拡大(66取引所、2026年10月14日)Lighter・Asterなど低手数料の競合DEX、CEXとの競争
AQAv2・HIP-3・HIP-4など、手数料源とHYPE需要(担保ロック)を増やす仕組み1つのプラットフォームの取引量に価値が依存する

競合との比較はLighter(ライター)、Aster(アスター)のレビューやハイパーリキッドとBinanceの比較、トークン同士なら上のHYPE・ASTER・LITの比較表が参考になります。どう評価するかはご自身の判断です。本記事は投資助言ではありません。

リスクと過去の出来事

  • 供給の重し。流通しているのは最大供給量の30.2%です。コントリビューター向けアドレスに約2億3,794万枚があり(2026年10月14日、ベスティング条件は報道ベース)、将来発行リザーブ約4億1,076万枚も報酬として放出されていきます。
  • バリデーターの集中。ステークの約47.3%(2026年10月14日)がHyper Foundationのバリデーターにあります。コンセンサスはステークの3分の2超が正直であることを前提にしているため、公式ドキュメントも信頼できるバリデーターだけに委任するよう強調しています。
  • 流動性ロック。ステーク済みHYPEは現物残高に戻るまで7日かかります。急落時にすぐ売却できません。
  • 過去の出来事。2025年3月、HLPを狙った価格操作を受けて、バリデーターの投票でJELLYの無期限先物が上場廃止されました。同じ月には、クジラのETHレバレッジロングの清算でHLPが約400万ドルを失っています(ハイパーリキッドは「エクスプロイトやハッキングではない」と説明)。その後、最大レバレッジが引き下げられました。2024年12月には、北朝鮮関連とされるウォレットの利用が報じられたことをきっかけに、大規模な資金流出とHYPEの急落が起きています(報道ベース)。
  • 競合と規制。低手数料の競合や主要国の規制変更で取引量が落ちれば、買い戻しも減ります。
  • 価格変動。HYPEは上場初日の3.81ドルから最高値97.96ドルまで動きました。同じ規模の値動きは下方向にも起こり得ます。

日本から使う際の規制・税金

規制。ハイパーリキッドは金融庁に登録された暗号資産交換業者ではありません。金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」(令和8年9月1日現在、2026年10月14日再確認)にも、HYPEの取扱いはありません。ただし、資金決済法で登録義務(第63条の2)を負い、無登録営業の罰則(第107条)の対象になるのは業者です。無登録業者のサービスを使った個人を罰する条文はありません。つまり、日本居住者が自分の判断でハイパーリキッドを使うこと自体は違法ではありません。一方、国内登録業者に義務付けられている利用者保護(分別管理など)は適用されず、トラブル時に日本の当局を頼れない点は理解しておきましょう。条文と金融庁の公表資料の確認結果はハイパーリキッドの使い方「日本から使える?」にまとめています。

税金。国税庁の「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(FAQ)」(タックスアンサーNo.1524からリンク)は、暗号資産取引の利益を原則として雑所得(総合課税)に区分しています。HYPEの売却益、ステーキング報酬、エアドロップの受け取りなど、個別の扱いはケースによって異なります。所得税と住民税を合わせた最高税率は55%です(国税庁タックスアンサーNo.2260、総務省「個人住民税」)。ステーキング報酬とエアドロップの扱いはステーキング・エアドロップの税金(本記事のHYPEを買った後の税金も参照)、取引履歴の管理はDEX取引の税金・確定申告ガイドを参考にし、判断は税理士に確認してください。本記事は法律・税務の助言ではありません。

よくある質問

仮想通貨のHYPEとは何ですか?

HYPEは、分散型の無期限先物取引所として最大級のハイパーリキッド(Hyperliquid)を動かす独自レイヤー1ブロックチェーンのネイティブトークンです。バリデーターへのステーキング、HyperEVMのガス代、ステークによる取引手数料5〜40%割引に使われ、取引手数料はアシスタンスファンドを通じてHYPEの買い戻しに回ります。最大供給量は10億枚で、2026年10月14日時点の流通量はHyperliquid APIで約3億213万枚です。「ハイパーリキッドの仮想通貨」と呼ばれるのもこのHYPEです。

トークンとはお金ですか?HYPEは通貨なの?

HYPEは日本円のような法定通貨ではありません。ブロックチェーン上で発行されるデジタル資産(暗号資産)で、価格は市場の需給で変動し、国や中央銀行による価値の保証はありません。ハイパーリキッドの中では、ステーキング・ガス代・手数料割引・プロトコル上の担保といった「機能」を持つトークンとして使われます。

HYPEの現物と無期限先物(パーペチュアル)の違いは?

現物(Spotタブ、HYPE/USDC)で買うとHYPEトークンそのものが手に入り、ステーキングや手数料割引に使えます。無期限先物(Tradeタブの「HYPE」、最大10倍)はHYPEの価格に連動する証拠金取引で、トークンは受け取れず、資金調達率(ファンディング)や清算のリスクがあります。保有・ステーク目的なら現物を選んでください。

HYPEトークンは何に使われる?

主な用途は4つです。①HyperBFTコンセンサスを支えるバリデーターへのステーキング(2026年10月14日時点の予想年利2.12%〜2.24%)、②HyperEVM上のスマートコントラクトのガス代、③10HYPE超のステークで受けられる取引手数料5〜40%割引、④HIP-3市場のデプロイ(50万HYPEのステークが必要)などのプロトコル上の担保です。これとは別に、取引手数料は自動でHYPEに交換されます。

Hyperliquidの何がすごいの?

中央集権型取引所(CEX)並みの板取引を、完全オンチェーンかつ自己管理(セルフカストディ)で実現している点です。公式ドキュメントでは処理能力は毎秒約20万注文、コロケーション環境でのエンドツーエンド遅延の中央値は200ms。取引にガス代はかからず、本人確認(KYC)もありません。VCから資金を調達せず、トークンを投資家ではなくユーザー(94,019アドレス)に配った点、手数料が会社ではなくコミュニティとHYPEの買い戻しに回る点も支持されています。

HYPEはBinance(バイナンス)で買える?

買えます。Binanceのグローバル版は2026年9月24日にHYPE/USDT・HYPE/USDC・HYPE/TRYの現物取引を開始し、2026年9月26日時点でAPI上も3ペアとも取引中でした。ただしBinanceは日本居住者向けには「Binance Japan」として別サービスを運営しており、グローバル版の利用条件は各自で確認してください。HYPEはBybit・OKX・Coinbase・Krakenなど計66取引所(CoinGecko掲載84ペア、2026年10月14日)と、ハイパーリキッド本体のHYPE/USDC板でも取引できます。

HYPEは日本円で直接買える?国内取引所で扱っている?

2026年10月14日時点では買えません。日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)の取扱暗号資産一覧(2026年10月13日更新、国内113銘柄)にHYPEはなく、その後も2026年10月14日までHYPEの新規取扱のお知らせはありません。金融庁の「暗号資産交換業者登録一覧」(2026年9月1日現在)でも、HYPEを取り扱う登録業者は0社でした(2026年10月14日に再確認)。CoinGeckoに載っている日本円建てのHYPEペアも0件です。日本からは、国内取引所でUSDC・BTC・ETH・SOLなどを買って自分のウォレットに送り、ハイパーリキッドに入金してHYPE/USDCで買うのが一般的なルートです。

HYPEを買うには最低いくら必要?

ハイパーリキッドの現物注文は1回10 USDC以上が必要で、数量は0.01 HYPE単位で指定します。ウォレット接続でArbitrumのUSDCを入金する場合の最低額は5 USDCです(これ未満は失われます)。送金手数料やガス代を考えると、少額でも入金は1回にまとめるのが効率的です。

Hyperliquidはどこで買えますか?

「ハイパーリキッド」の通貨としてはHYPEを指します。ハイパーリキッド本体の現物板(HYPE/USDC)で買うのがステーキングまで一番スムーズで、ほかにBinance・Bybit・OKX・Coinbase・Kraken・Gate・Bitget・KuCoin・MEXCなどの海外取引所でも買えます。日本の登録業者では扱いがありません。

ハイパーリキッド(HYPE)の将来性は?

価格予想はしませんが、判断材料になる事実は次のとおりです。プラス材料は、取引量に連動する買い戻し(2026年10月14日までの7日間で1,216万ドル)、VC配分がないこと、Binance上場など流動性の拡大。注意材料は、流通しているのが最大供給量の30.2%にとどまること、コントリビューター向けアドレスに約2億3,794万枚が残っていること(2026年10月14日)、ステークの約47.3%がHyper Foundationのバリデーターに集中していること、低手数料の競合DEXです。

HYPEは100ドルに届く?

誰にも分からず、当サイトは価格予想をしません。参考までに、CoinGeckoの過去最高値は2026年9月23日の97.96ドルで、2026年10月14日の80.35ドルから100ドルまでは約24.5%の上昇が必要です。上場初日(2024年11月29日)の最安値は3.81ドルでした。

HYPEの総供給量と流通量は?

最大供給量は10億枚。2026年10月14日のHyperliquid APIでは総供給量が約9億9,886万枚(約114万枚が焼却済み)、流通供給量が約3億213万枚、ステーキング報酬の原資となる将来発行リザーブが約4億1,076万枚でした。CoinGeckoは独自の除外基準で流通量を約2億2,245万枚(2026年9月26日)としているため、時価総額の表示も異なります。

HYPEのエアドロップは誰がもらえた?第2弾はある?

2024年11月29日のジェネシス配布では、2023年11月〜2024年5月と、それに続くL1フェーズ(2024年11月まで)のポイントプログラムでハイパーリキッドを使っていた94,019アドレスに、合計約2億7,094万HYPEが配られました。受取額の中央値は64.42HYPEです。トークンセールもVC配分もありません。2026年9月26日時点で第2弾エアドロップの告知はありません。

HYPEステーキングの利回りは?

公式ドキュメントでは総ステーク4億枚のとき年約2.37%で、ステーク量が増えるほど下がります。2026年10月14日時点のステーク総量は約4億4,016万枚で、稼働中バリデーターの予想年利はコミッション控除後2.12%〜2.24%でした。報酬は毎分計上・毎日分配・自動複利で、現物残高へ戻すには7日かかります。

HYPEを持っているだけで手数料は安くなる?

ステークした場合のみです。10HYPE超で5%(Wood)、100超で10%(Bronze)、1,000超で15%(Silver)、10,000超で20%(Gold)、100,000超で30%(Platinum)、500,000超で40%(Diamond)割引。出来高ティアの上に適用され、紹介コードHOLYGRAILの4%割引とも併用できます。

HYPEの買い戻し(バイバック)は毎週いくら?

取引量しだいで変わります。当サイトが公開APIでアシスタンスファンドの約定を集計すると、2026年9月26日までの7日間は174,724HYPE(1,633万ドル)、2026年10月14日までの7日間は144,008HYPE(1,216万ドル)で、どちらも買いのみでした。10月8日〜13日の各日(UTC)は86.73万ドル〜307.7万ドルです。ファンドは取引手数料を自動でHYPEに替える仕組みで、保有分は非流通として扱われます。

日本からHYPEを買うのにいくら手数料がかかる?

主なコストは3つです。①国内取引所から自分のウォレットへの送金(ETHをArbitrumで送るなら bitbank 0.00042 ETH、OKJ 0.0005 ETH)、②ハイパーリキッドへの入金(既定のCCTPルートで Circle の手数料0.2 USDC、最低入金5 USDC)、③現物の取引手数料(テイカー0.070%/メイカー0.040%。紹介コードで割引)。国内の販売所で暗号資産を買う場合は、その売買価格の差(スプレッド)も実質的なコストになります。

HYPEのステーキング報酬やエアドロップに税金はかかる?

ステーキング報酬にはかかります。国税庁FAQ(1-7)の整理は「ステーキング・レンディング報酬は取得時の時価で所得に算入」で、原則として雑所得(総合課税)です。ハイパーリキッドのステーキングは「報酬は毎分発生し、毎日支払われ、自動で再ステーキング(複利)される」仕組みなので、受け取った日ごとの数量と円換算額を記録しておく必要があります。エアドロップは、国税庁FAQにエアドロップ・流動性提供(LP)・DeFiを名指しした問はないため、一般的な考え方で整理するしかありません(受け取った時に取引相場があれば、その時の時価で雑所得とする解説が多い一方、一時所得とする見解もあります)。HYPEを売ったり他の暗号資産と交換したりした時も課税されます(FAQ 1-3)。本記事は税務上の助言ではありません。

今日からHYPEを始める

コードHOLYGRAILでハイパーリキッドのアカウントを作れば、最初の2,500万ドル分の手数料が4%割引になります。USDCを入金して現物でHYPEを買い、ステークすれば、さらに最大40%の手数料割引です。

HOLYGRAILでハイパーリキッドを使う

開示:HOLYGRAILは当サイトの紹介コードで、紹介したアカウントの手数料の一部を受け取ります(あなたの手数料が上がることはありません)。供給量・価格・ステーキング・買い戻しの数値はHyperliquid公開API、ルールは公式ドキュメント、時価総額と取扱所はCoinGeckoとBinanceのAPI、国内の取扱状況は金融庁とJVCEAの公開資料によります。供給量・価格・ステーキング・買い戻しの見出しの数値と国内の取扱状況は2026年10月14日(UTC)、比較列とCoinGecko由来の時価総額は2026年9月26日、画面・板のデータは2026年9月29日に取得しました。配分の区分名、コントリビューターのベスティング条件、2024年12月の出来事は報道ベースです。本記事は投資助言・税務助言ではありません。