Aster DEX(アスター)の入金・出金ガイド:複数チェーンからブリッジで資金を入出金するイメージ

この記事は分散型取引所「Aster DEX(アスター)」の入出金ガイドです。名前の似た日本発のブロックチェーン「Astar Network(アスター、ASTR)」とは別物です。ASTRの送金方法を探している方は、ご利用の取引所のサポートページを確認してください。

Aster DEXへの入金は、アプリで資金のあるチェーン(BNB Chain・Ethereum・Arbitrum・Solana・Robinhood・Arc)を選んでウォレットを接続し、「アカウント→預け入れ」で通貨と金額を選んで承認するだけです。Aster側の手数料は0 USDTで、通常1〜5分で反映されます。出金は「引き出し」でネットワーク・通貨・金額を選んで承認し、所要は約30秒。ネットワーク手数料が出金額から差し引かれ、2026年10月15日の見積もりはBNB Chainが0.11 USDT、Ethereum・Arbitrum・Solanaが0.51 USDTでした。日本円から始める場合は、国内取引所で買った暗号資産をいったん自分のウォレットに送り、そこからAsterに入金します。

あわせて知っておきたいこと。日本円からはSBI VCトレードのUSDC(Ethereum)かbitFlyerのSOL(送付無料)が送りやすいルート。決済通貨はUSDTで、Single-Asset ModeはUSDTとUSD1、Multi-Asset Modeはさらに多くの通貨を証拠金にできます。Scrollは現在入金不可。出金できないときはRebalanceでマイナス残高を解消。入金ボーナスは公式ドキュメント上なし。取引手数料は暗号資産の先物でメイカー0%・テイカー0.04%です(詳しくはAster DEXの手数料)。

1. Asterへの入金手順(画像付き)

  1. アプリを開く。asterdex.com(当サイトの紹介リンクからも同じサイトが開きます)でアプリを開きます。サイトは日本語表示に対応しています。
  2. 先にチェーンを選ぶ。右上の「ウォレットを選ぶ」の横にあるチェーン選択で、資金のあるネットワークを選んでから接続します。BNB Chainで接続するには、ウォレットに0.001 BNB以上が必要です。対応ウォレットはRabby・MetaMask・Binance Wallet・WalletConnect対応ウォレットで、SolanaではPhantomなどを使います。
  3. 署名する。ウォレットに署名リクエストが出るので承認します。トランザクションではなくメッセージへの署名なので、ガス代はかかりません。
  4. 「アカウント」→「預け入れ」を開く。「パーペチュアルアカウント」(先物)のまま、ネットワークと通貨を選び、金額を入力します。現物を取引したい場合だけ現物アカウントを選びます。
  5. 承認する。トークンによっては初回の使用許可(approve)と入金本体の2回の承認が必要です。送金元チェーンのガス代を支払います。Aster側の手数料は0 USDTです。
  6. 反映を待つ。Aster Chainのドキュメントでは1〜5分、Ethereumはブロックやガスの状況でそれ以上かかります。反映されるとポートフォリオと取引画面のアカウント欄に残高が表示されます。
アスターの日本語画面で、ウォレットを選ぶの横のチェーン選択を開いたところ。BNB Chain、Ethereum、Arbitrum、Robinhood、Arc、Solana
手順2:「ウォレットを選ぶ」の横のチェーン選択(asterdex.com/ja、2026年9月27日)。資金があるチェーンを先に選びます。
アスターのアカウント画面の預け入れタブ。パーペチュアルアカウントが選ばれ、ネットワーク一覧が開いている
手順4:「預け入れ」タブ。「パーペチュアルアカウント」のまま、ネットワーク一覧から送金元のチェーンを選びます(2026年9月27日)。同じ画面に「引き出し」「転送」タブもあります。

取引所から直接入金する(現物口座)

現物口座には、中央集権型取引所から直接送るルートが公式に案内されています。「預け入れ」でAsterの現物用入金アドレスをコピーし、取引所の出金画面で同じネットワーク(ドキュメントの例はBEP-20のUSDT)を選んで送ります。ネットワークとアドレスの一致は必ず確認してください。Asterはネットワーク違いの入金について返金の責任を負わないと明記しています。先物で使う場合は「転送」で先物口座に移します(第12章)。

2. 日本円から入金する方法(国内取引所→ウォレット→Aster)

Asterに日本円を直接入れる方法はありません。国内の登録業者で暗号資産を買い、自分のウォレットを経由してAsterに入金するのが基本です。Asterが受け付ける通貨のうち、国内取引所から送りやすいのは次の組み合わせです(2026年9月27日に各社の公式手数料ページで確認)。

国内取引所買う通貨送付ネットワーク送付手数料Asterでの入金先ポイント
SBI VCトレードUSDCイーサリアムのみ無料(1回100万円相当未満)EthereumのUSDCステーブルコインのまま送れるルート。証拠金にするにはMulti-Asset Mode
bitFlyerSOLSolana無料SolanaのSOLPhantomなどで受け取り、Solanaで接続して入金
bitFlyerETHEthereum0.005 ETHEthereumのETH送付手数料が固定。少額だと割高
GMOコインETHEthereum無料EthereumのETH送付手数料は当社負担(無料)
CoincheckETHEthereum変動制(0.005 ETH〜)EthereumのETHネットワーク状況で手数料区分が変わる

出典:SBI VCトレード「USDC」ページ、bitFlyer・Coincheck・GMOコインの手数料ページ(2026年9月27日)。送付手数料は各社が変更することがあります。このルートではUSDC・ETH・SOLで入金することになるため、先物の証拠金にする方法は下の注意を読んでください。表はスマホでは横にスクロールできます。

  1. 国内取引所で買う。ステーブルコインのまま送りたいならSBI VCトレードのUSDC(イーサリアムのみ、入出庫無料、1回100万円相当未満)。手数料を抑えたいならSOL(bitFlyerは送付無料)、多くの取引所で扱いがあるのはETHです。
  2. 自分のウォレットに送る。USDCとETHはMetaMaskやRabby(Ethereum)、SOLはPhantomなどのSolanaウォレットで受け取ります。国内取引所はトラベルルール(犯罪収益移転防止法にもとづく送付時の通知ルール)に対応するため、送付先が本人のウォレットか、どの事業者かといった申告を求めます。自分のウォレット宛てなら「本人のプライベートウォレット」を選ぶのが一般的です。最初は少額で試しましょう。
  3. Asterに入金する。アプリでチェーンを「Ethereum」(USDC・ETH)か「Solana」(SOL)にして接続し、「預け入れ」で通貨を選んで承認します。EthereumではガスのためにETHが少し必要です。

ここで1つ注意。Asterの先物はUSDT建てで、Single-Asset ModeではUSDTとUSD1しか証拠金になりません。USDC・ETH・SOLで入金した場合は、Multi-Asset Modeに切り替えると、掛け目(BTC・ETHは95%、SOLは90%)を掛けた価値が証拠金になります。自動交換のルールは第7章を読んでおいてください。

メールログインは日本からは不便です。メールのアカウントはアービトラム(Arbitrum One)のUSDTのみしか受け付けないため、国内取引所から始めるとArbitrumのUSDTを別途用意する手間がかかります。ウォレット接続でログインする方が選択肢が広がります。Hyperliquidなど他のDEXでも使える共通の流れはHyperliquidの使い方で画面付きで紹介しています。

3. 対応チェーンと通貨(2026年10月時点)

入金・出金画面が参照する公開資産APIは、2026年10月15日も9月と同じ6チェーンで先物口座向けの資産を返しました。最低入金額の設定はどの通貨にもありません。RobinhoodとArcはそれぞれステーブルコイン1種類だけで、BNB Chainにはトークン化株式のMUB(マイクロン)が新たに加わりました。

チェーン先物口座に入金できる通貨先物口座から出金できる通貨
BNB ChainUSDT・USD1・USDC・USDF・U・BNB・asBNB・slisBNB・WBETH・BTC・ETH・ASTER・CAKE・LISTA・lisUSD・TWT+トークン化株式(TSLAB・NVDAB・CRCLB・SNDKB・SPCXB・SKHYB・MUB)左記+STONE・SolvBTC・FBTC
EthereumUSDT・USD1・USDC・ETH・U左記+BTC・rsETH・FBTC
ArbitrumUSDT・USDC・USDC.e・ETH同じ4種
SolanaUSDT・USDC・USD1・SOL・JLP同じ5種
RobinhoodUSDGのみUSDGのみ
ArcUSDCのみUSDCのみ

出典:Aster公開API(deposit/assets・withdraw/assets、accountType=perp、2026年10月15日 15:54 JST)。「U」・USDF・USDGはステーブルコイン、末尾が「B」の銘柄はトークン化株式です。

Scrollは使えません。asterdex.com/depositのページにはBSC・ETH・Arbitrum・Scrollのタブが残っていますが、これは2024年のAuポイントキャンペーンの名残りです。APIはScrollの資産を返さず、現在の「預け入れ」画面のネットワーク一覧にもScrollはないので、Scrollからは送らないでください。対応通貨が最も多いのはBNB Chainで、Aster独自のUSDFやasBNB、RWA市場で取引されるトークン化株式もここから入金できます。

4. Asterは入出金をどう処理しているか

アスター(Aster)の取引は独自のレイヤー1「Aster Chain」で約定しますが、資金は普段使っているチェーンから入れます。各チェーンにあるAsterの入金ブリッジにトークンを送ると、Aster Chainのドキュメントによれば4つのバリデーターノードのうち3つが検証した時点で入金が処理されます。ブリッジの操作はすべてバリデーターの署名付きで、オンチェーンで検証できます。出金は逆方向にまとめて(バッチで)処理され、3つのうち2つのバリデーターが署名した時点で確定します。2025年6月からは、出金のガス代を別に払うのではなく出金額から差し引く方式です。

アカウントにはパーペチュアル(先物)と現物の残高が別々にあります。先物は板取引の「Pro」、Shield Mode、1001xで共通で、決済通貨はUSDTです。サブアカウントも作れ、残高やAPIキーを分けて管理できます。DEXそのものの仕組みはDEXとは?で解説しています。

5. ウォレット・メール・現物のルート比較

ルートネットワーク通貨注意点
Web3ウォレット → 先物BNB Chain・Ethereum・Arbitrum・Solana・Robinhood・Arcそのチェーンの対応資産接続前にチェーンを選ぶ。BNB Chainは0.001 BNB以上が必要
メールログイン → 先物Arbitrum OneのみUSDTのみ違うトークンを送ると手動で回収(ガス代は自己負担)
取引所・ウォレット → 現物BNB Chain(BEP-20)USDT・ASTERなど現物の銘柄預け入れ画面で現物用アドレスをコピー

ロードマップには外部事業者を通じた法定通貨の入出金も載っていますが、使えるかどうかは国と事業者次第です。日本からは第2章の国内取引所ルートを基本に考えてください。

6. メールログインの注意点(ArbitrumのUSDTのみ)

Asterはメールアドレスだけでも登録できます。メールアドレスを入力し、届いた6桁のコードを入れ、パスワードを設定してポップアップに署名すると、そのメール用のウォレットアドレスが作られます。ただしドキュメントには太字で、メールのアカウントが受け取れるのはアービトラム(Arbitrum One)のUSDTのみと書かれています。Web3ウォレットからでも取引所からでも送れますが、それ以外の通貨は自動では反映されません。

USDTの代わりにUSDCを送ってしまった、といった場合の回収手順も用意されています。ログインして「引き出し」を開き、3番目の項目にチェックを入れ、ネットワーク(BNB・ETH・ARB・SOL)と通貨、送付先アドレスを入力して「Transfer」を押します。その際のガス代(BNB・ETH・SOL)はメール用ウォレットに自分で用意する必要があります。ArbitrumのUSDT以外を入れる予定なら、最初からウォレットでログインしましょう。

7. どの通貨が証拠金になるか

Asterの先物はUSDTで決済され、証拠金として使える通貨はモードで変わります。

  • Single-Asset Mode:証拠金はUSDTかUSD1。証拠金はポジションごとに割り当てられ、損益もポジションごとに計算されます。
  • Multi-Asset Mode:リステーキングトークンを含む多くの暗号資産を掛け目付きで証拠金にでき(BTC・ETHは95%、SOLは90%、ASTERは80%)、証拠金は全ポジションで共有、損益も合算されます。クロスマージンのみです。

つまりUSDC・ETH・BNB・SOL・USDGで入金しても、Multi-Asset Modeにしない限りポジションの証拠金にはなりません。Multi-Asset Modeでは、残高が−10,000ドルに達したとき、清算時にUSDTが足りないとき、ポジションも注文もない状態でLTV(借入比率)が0.995以上になったときに、他の担保が掛け目付きでUSDTに自動交換されます。USDTを少し多めに置いておけば、強制的な交換を避けられます。

入金できたらAsterで取引

暗号資産の先物はメイカー0%・テイカー0.04%。紹介コード DTLpLc で手数料の5%が戻ります。

Asterで取引する →

8. Asterからの出金手順(画像付き)

  1. マイナス残高がないか確認し、あれば先に解消します(第11章)。解消するまで出金できません。
  2. 取引画面で「アカウント」→「引き出し」を開きます(モバイルアプリではAssets → Withdraw)。「パーペチュアルアカウント」のままにします。
  3. ネットワーク・通貨・金額を選びます。その通貨が出金先チェーンの出金リストにあれば、入金したチェーンと違うチェーンにも出金できます(例:Arbitrumで入金したUSDTをBNB Chainへ)。
  4. 金額の下の2行を確認します。「引き出し可能な金額」は今出金できる額(使用中の証拠金や当日利益の上限を除いた額)、「取引手数料」は出金額から差し引かれるネットワーク手数料です。
  5. 確定してウォレットで承認します。Aster Chain側の処理は約30秒、Ethereumはそれ以上かかります。
アスターのアカウント画面の引き出しタブ。パーペチュアルアカウント、BNB Chain、USDT、引き出し可能な金額、取引手数料
「引き出し」タブ。口座・ネットワーク・金額と通貨を選ぶと、下に「引き出し可能な金額」と「取引手数料」が出ます(2026年9月27日、未ログインのため値は空欄)。

現物口座の出金はBNB Chain経由です。アプリならAssets → Withdraw、Webなら取引画面右下のアカウント欄から「引き出し」を開き、通貨を選んで送付先(取引所の入金アドレスか自分のウォレット)を貼り付けて確定します。2026年10月15日時点でASTER・USDT・USD1・USDC・BNB・BTC・ETHは現物口座の出金リストに入っています。リストにない銘柄は、いったん先物口座に移してから出金します(AsterのCDLの手順書がこの方法です)。

9. チェーン別の出金手数料

出金画面の「取引手数料」は、チェーンと通貨ごとに手数料を見積もるAsterの公開エンドポイントから表示されています。2026年10月15日の見積もりは次のとおりです。ステーブルコインの手数料は9月27日と同額で、ネイティブ通貨の数量はドル建ての目標額に合わせて価格とともに変わります。

出金先チェーンステーブルコインの出金手数料ネイティブ通貨メモ
BNB Chain0.11 USDT(USDT・USDC・USD1)0.00014 BNB最安クラス。BEP-20対応の取引所・ウォレット向け
Ethereum0.51 USDT(USDT・USDC)0.00022 ETH時間もかかる。国内取引所に戻すときの主な選択肢
Arbitrum0.51 USDT(USDT・USDC)0.00022 ETHステーブルコインはEthereumと同額
Solana0.51 USDT(USDT・USDC)0.0010 SOLSOLそのものはステーブルコインより安い
Robinhood0.1001 USDG—USDGのみ
Arc0.1001 USDC—USDCのみ

出典:Aster公開API estimate-withdraw-fee(出金画面の「取引手数料」)、2026年10月15日 15:54 JST。手数料は出金する通貨建てで、出金額から差し引かれます。ネットワークのコストで変わるので、確定前に画面で確認してください。

サイトによって金額が違う理由。Aster Chainのドキュメントは最低手数料を「1 USDT程度から」とし、海外取引所のブログは一律0.10ドル、国内の解説記事は0.02 USDTと書いています。実際は出金先チェーンで決まり、確認した日はBNB Chainが0.11 USDT、Arcが0.1001 USDC、Ethereum・Arbitrum・Solanaのステーブルコインが0.51 USDTでした。BEP-20に対応した送り先ならBNB Chainでステーブルコインを出金するのが安く、少額の出金はまとめて1回にするのがコツです。

計算例。1,000 USDTをBNB Chainに出金すると受取額は999.89 USDT、Ethereumなら999.49 USDTです。1万ドル分のBTCを成行で建てて決済した場合のテイカー手数料は0.04%×1万ドル×2回=8ドルで、出金手数料よりずっと大きな負担です。取引手数料の詳細はAster DEXの手数料(カテゴリ別・VIP)、HyperliquidやLighterとの出金手数料の比較はDEXの出金上限・手数料比較をどうぞ。

10. 手数料と所要時間のまとめ

操作費用所要時間(公式ドキュメント)
入金Aster側は0 USDT。送金元チェーンのガス代のみ1〜5分(Ethereumはそれ以上)
出金出金額から差し引き:0.11 USDT(BNB Chain)〜0.51 USDT(Ethereum・Arbitrum・Solana)約30秒(Ethereumはそれ以上)
現物⇔先物の転送Aster内の移動(オンチェーンの出金なし)—
暗号資産の先物(板取引)メイカー0%/テイカー0.04%(VIPティアで低下)—
Group Bの暗号資産先物メイカー0%/テイカー0.1%—
RWA先物・USD1建てRWA先物メイカー0%/テイカー0.0125%—
現物の手数料をASTERで支払う5%割引(現物のみ)—

Aster公式の入出金ガイドには「Processing Times(処理時間)」の見出しがありますが、参照用の表は空欄のままです。上の時間はAster Chainの概要ページの記載です。

11. 入出金の上限とマイナス残高

入金の上限

資産APIには最低入金額の設定はありません。Asterの公開担保上限エンドポイントでは、USDT・USDC・USD1・USDF・BTC・ETH・BNB・SOL・ASTERは上限なしで、一部のトークン化株式やステーキングトークンに銘柄ごとの上限があります。チェンジログによれば、上限を超える入金には事前に警告が出ます。実際には送金元のガス代と出金手数料があるので、ごく少額の入金は割に合いません。

出金の上限

Asterのチェンジログ(2025年6月)には、24時間より前の利益は全額出金でき、当日の利益は1日の上限まで出金できると書かれています。上限額は公開されておらず、一部の解説サイトが紹介しているプラットフォーム全体の上限額もAsterの公式資料では確認できなかったため、ここでは載せません。大事なのは出金画面の「引き出し可能な金額」です。大きな利益が一度に出金できないときは、1日待つか分けて出金してください。ポジションや注文に使われている証拠金も出金できません。

マイナス残高があると出金できない

先物はUSDTで決済される一方、Multi-Asset Modeでは他の通貨も担保にできるため、確定損失・資金調達料・取引手数料によって、口座全体は健全でもある通貨の残高がマイナスになることがあります。Asterのルールははっきりしていて、マイナス残高を解消するまで出金できません。

  • Rebalance:マイナスになっている通貨の「引き出し」を開き、「Rebalance」を押します。他の担保を交換して穴埋めし、取引履歴には「auto-conversion」と表示されます。
  • 不足分を入金:足りない通貨をちょうどその額だけ入金する方法もあります。

マイナス残高には金利もかかります。2026年4月9日から、Multi-Asset ModeでUSDTやUSD1の残高がマイナスになっている場合、−1,000ドルの無料枠(USDTとUSD1は別々に計算)を超えた部分に1時間ごとに金利がかかります。現在の年率は4%です。たとえば残高が−2,000ドルなら、無料枠を超えた1,000ドル分に金利がかかり、証拠金残高から差し引かれます。出金しない場合でも、マイナス残高は早めに解消しておきましょう。

12. 現物と先物の間の資金移動(転送)

「預け入れ」「引き出し」の隣にある「転送」タブで、Aster内のパーペチュアル(先物)アカウントと現物アカウントの間で残高を移します。ブリッジやバリデーターのバッチ、ネットワーク手数料は関係しません。取引所から現物口座に入金したけれど先物で使いたいとき、先物の利益で現物を買いたいとき、現物口座の出金リストにない銘柄を出金するとき(先物口座に移してから出金。AsterのCDLの手順書による)に使います。グリッドボットは自動で資金を動かし、作成時に初期証拠金が先物口座から移り、終了時に残りが戻ります。

13. 入金ボーナスはある?

asterdex.com/depositに「Deposit to Earn Point Multiplier(入金でポイント倍率)」という見出しが残っているため、ボーナスがあるように見えますが、これは2024年6月に始まったStage 0(入金でAuポイントがたまるキャンペーン)のページです。チェンジログによるとAuポイントは2025年6月に終了しました。現在のポイントは、取引・ポジションの大きさと保有時間・損益・清算・ASTERやasBNB、USDFを証拠金に使うことが対象で、入金そのものはポイントになりません。初回入金でポイントがもらえるという古い解説記事は以前のステージのタスクなので、登録時はアプリの「報酬」メニューで実施中のタスクを確認してください。当サイトの紹介コード DTLpLc はアカウントを当サイトに紐づけるもので、このコードではAster Perpsの手数料の5%があなたに翌日リベートとして戻ります(詳しくはAsterの紹介コード)。

14. 国内取引所に戻して日本円にする

利益を日本円にするときは、入金の逆ルートで国内取引所が受け付けるネットワークと通貨を必ず確認してください。たとえばSBI VCトレードのUSDCはイーサリアムのみの対応なので、Asterからは「Ethereum」を選んでUSDCを出金します(手数料は0.51 USDC、1回100万円相当以上は出庫できない点にも注意)。SOLで戻すなら「Solana」を選んでSOLを出金し(手数料は0.0010 SOL)、ウォレット経由で国内取引所に送ります。国内取引所への入金時もトラベルルールの申告(どこから送ったか)を求められることがあるので、送金元の情報を控えておきましょう。

15. 日本の税金と法律

税金:雑所得・総合課税

国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(情報)」(令和7年12月)では、暗号資産取引の利益は原則として雑所得(FAQ 2-2)、暗号資産の証拠金取引は申告分離課税の対象外で総合課税(FAQ 2-12)です。Asterの無期限先物も同じ扱いになると考えられ、雑所得の損失は給与所得などと通算できません(FAQ 2-11)。入出金に関係するのは交換で、FAQ 1-3は暗号資産同士の交換を、手放した暗号資産の譲渡として所得計算するよう求めています。Multi-Asset Modeの自動交換やRebalanceで担保がUSDTに換わる場合も、損益計算が必要になる可能性があります。DEXには年間取引報告書がないため、入出金と取引の履歴は自分で保存し、判断は税理士に確認してください。計算方法はDEX取引の税金ガイドにまとめています。

法律:個人の利用を罰する規定はない

資金決済法で登録義務(第63条の2)と無登録営業の罰則(第107条第12号)を負うのは業者で、個人の利用を罰する条文はありません。金融庁の無登録業者リスト(最新の掲載は令和8年9月)にAsterは載っておらず、AsterのTerms & Conditions(2026年2月25日)§2.1(c)の利用禁止地域(米国・カナダ・英国・中国・北朝鮮・ロシア・ウクライナ・キューバ・イラン・ベネズエラ・シリアと制裁対象地域)にも日本は含まれていません。ただし、Asterの予測市場(Predictions)のサービス地域ページでは日本(JP)が注文制限国に入っています。無期限先物とは別の規定ですが、予測市場は日本からは使えないと考えてください。国内の利用者保護(分別管理など)は受けられない点も含め、詳しくは本人確認不要の取引所とDEXの合法性をどうぞ。以上は法律・税務の助言ではありません。

16. トラブル対処(入金が反映されない・出金できない)

  • 1〜5分たっても入金が反映されない:送金元のエクスプローラーで取引を開きます。正しい入金は、そのチェーンにあるAsterの入金ブリッジ(下の表)宛ての送金です。ブリッジ宛てで確定しているなら、アプリの入出金履歴を確認します。Ethereumは時間がかかることがあります。それでも大幅に遅れている場合は、取引ハッシュを添えてAsterの公式Discord(discord.gg/invite/asterdefi、ドキュメントの「Official Links」に掲載)に問い合わせます。
  • 違うアドレス・チェーンに送った:エクスプローラーでブリッジ宛てになっていなければ、資金はAsterに届いていません。ネットワーク違いの入金はAsterの返金対象外です。メールのアカウントは第6章の回収手順を使います。
  • BNB Chainで接続できない:ウォレットに0.001 BNB以上が必要です。
  • 先物ではなく現物に入金された:「転送」で先物口座に移します。
  • 証拠金が表示されるのに注文できない:USDT・USD1以外はMulti-Asset Modeでしか証拠金になりません。
  • 出金が拒否される・思ったより少ない:マイナス残高(Rebalance)、使用中の証拠金、当日利益の上限のいずれかです。「引き出し可能な金額」で今出金できる額がわかります。
  • 損益計算ツールで入金が見当たらない:ウォレットの履歴にはブリッジ宛ての送金として記録され、取引ではありません。自分のAsterアカウントへの移動として扱い、取引はAsterからエクスポートした履歴で補います。
  • フィッシング対策:asterdex.comをブックマークし、「サポート」を名乗るDMは無視してください。正しい入金でシードフレーズを求められることはありません。

出典:docs.asterdex.com「Smart Contracts」(2026年10月15日に再確認、9月27日からアドレスの変更なし)。RobinhoodとArcのブリッジアドレスはまだ掲載されていません。SUIのブリッジも載っていますが、現在の「預け入れ」画面にSUIはありません。

17. よくある質問

Aster DEX(アスター)にはどうやって入金しますか?

asterdex.comでアプリを開き、「ウォレットを選ぶ」の横で資金のあるチェーン(BNB Chain・Ethereum・Arbitrum・Solana・Robinhood・Arc)を選んでウォレットを接続・署名します。次に「アカウント」→「預け入れ」でパーペチュアルアカウントのまま、ネットワーク・通貨・金額を選び、ウォレットで承認します。Aster側の入金手数料は0 USDTで、送金元チェーンのガス代だけかかります。反映は通常1〜5分です。

入金にはどれくらい時間がかかりますか?

Aster Chainのドキュメントでは1〜5分です。Aster Chainのバリデーター4つのうち3つが検証した時点で反映されます。Ethereumはブロックやガスの状況でそれ以上かかることがあります。反映されないときは、送金元のエクスプローラーでAsterの入金ブリッジ宛てに送れているかを確認し、アプリの入出金履歴を見てください。

出金手数料はいくらですか?

送金先チェーンのネットワーク手数料が出金額から差し引かれます。2026年10月15日に出金画面が参照する見積もりは、BNB Chainが0.11 USDT、Ethereum・Arbitrum・Solanaへのステーブルコインが0.51 USDT、Robinhoodが0.1001 USDG、Arcが0.1001 USDCでした。ドキュメントには「最低手数料は1 USDT程度から」とあるので、確定前に出金画面の「取引手数料」を確認してください。

Asterの紹介コードは?

当サイトの紹介コードはDTLpLcです。初めてウォレットやメールで接続する前に紹介リンクを開いて登録すると、Aster Perpsで支払った取引手数料の5%が365日間、毎日翌日にリベートとして戻ります。紹介コードを使っても手数料が上がることはありません。仕組みはAsterの紹介コードの記事で解説しています。

Aster Chainへ自分でブリッジする必要はありますか?

ありません。資金のあるチェーン(BNB Chain・Ethereum・Arbitrum・Solana・Robinhood・Arc)でそのまま入金すると、アプリの入金手続き(そのチェーンにあるAsterのブリッジコントラクト。BNB Chain・Ethereum・Arbitrum・Solanaのアドレスは第16章の表)がAster Chainに引き渡し、バリデーター4つのうち3つの検証で通常1〜5分で反映されます。別のブリッジアプリは不要で、Aster Chain上のガス代もかかりません。払うのは送金元チェーンのガス代だけです。出金は同じブリッジの逆方向で、出金リストにあるチェーンならどこにでも送れます。

AsterのDiscordはどこですか?

Asterの公式ドキュメント「Official Links」に載っているDiscordはdiscord.gg/invite/asterdefiです(ほかにX:@Aster_DEX、Telegram:t.me/AsterDEX)。入出金ガイドでも、入金が通常よりかなり遅れたときはDiscordで問い合わせるよう案内しています。送金元エクスプローラーの取引ハッシュを用意しておきましょう。Asterのスタッフがシードフレーズや秘密鍵を求めることはなく、「サポート」を名乗るDMは無視してください。

Asterから出金する方法は?

「アカウント」→「引き出し」でパーペチュアルアカウントのまま、出金先のネットワーク・通貨・金額を選びます。「引き出し可能な金額」と「取引手数料」を確認して確定し、ウォレットで承認します。Aster Chainはバッチで処理し、所要は約30秒(Ethereumはそれ以上)です。マイナス残高があると出金できないので先に解消します。

仮想通貨を出金できない理由は?(Asterの場合)

多いのはマイナス残高です。先物はUSDTで決済されるため、Multi-Asset Modeでは損失・資金調達料・手数料でUSDTがマイナスになることがあり、解消するまで出金できません。「引き出し」→「Rebalance」で解消するか、不足分を入金します。ほかに、ポジションや注文で使っている証拠金、当日の利益に対する1日の出金上限も原因になります。

出金に上限はありますか?

Asterのチェンジログでは、24時間より前の利益は全額出金でき、当日の利益は1日の上限まで出金できるとされています。上限額は公開されておらず、出金画面の「引き出し可能な金額」がその時点で出金できる額です。一部のサイトが紹介しているプラットフォーム全体の上限額は、Asterの公式資料では確認できませんでした。

Asterに入金ボーナスはありますか?

2026年9月時点で、Asterの公式ドキュメントに入金ボーナスはありません。asterdex.com/depositには「Deposit to Earn Point Multiplier」という見出しが残っていますが、これは2024年のStage 0(入金でAuポイントがたまるキャンペーン)のページで、Auポイントは2025年6月に終了しました。現在のポイントは取引量・ポジション・損益や、ASTER・asBNB・USDFを証拠金に使うことが対象で、入金そのものは対象外です。初回入金でポイントがもらえると書いた古い解説記事は以前のステージの内容なので、登録時にアプリの「報酬」メニューで実施中のタスクを確認してください。

現物と先物の間で資金を移せますか?

移せます。「預け入れ」「引き出し」の隣にある「転送」タブで、Aster内のパーペチュアル(先物)アカウントと現物アカウントの間を移動します。オンチェーンの出金ではありません。現物口座の出金リストにない銘柄は、いったん先物口座に移してから出金します(AsterのCDLの手順書がこの方法です)。

日本の取引所から直接Asterに送れますか?

現物口座には取引所から直接送るルートが公式に案内されています(BNB Chain)。ただ国内取引所はトラベルルールにより送付先の申告を求めるので、いったん自分のウォレット(MetaMaskやPhantom)に送り、そこからAsterに入金するのが確実です。ステーブルコインで送るならSBI VCトレードのUSDC(イーサリアムのみ)、手数料を抑えるならbitFlyerのSOL(送付無料)が候補です。

Aster(アスター)とAstar(アスター、ASTR)は違うものですか?

まったく別物です。この記事のAster(Aster DEX)は無期限先物などを取引できる分散型取引所で、トークンはASTERです。Astar Network(ASTR)は日本発のブロックチェーンで、国内取引所でも扱われています。「アスター 入金」で検索するとASTRの送金方法が多く出てきますが、ASTRをAsterに送ることはできません。

日本からAsterを使うのは違法ですか?

個人の利用を罰する規定はありません。資金決済法の登録義務と罰則の対象は、無登録で営業する業者です。AsterのTerms & Conditions(2026年2月25日)§2.1(c)の利用禁止地域に日本は含まれず、金融庁の無登録業者リストにも2026年9月時点で掲載はありません。ただしAsterの予測市場(Predictions)は日本を利用制限地域にしています。法律上の助言ではありません。

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開示:DTLpLcは当サイトのAster紹介コードです。紹介したユーザーの手数料の一部を受け取ります。チェーン・通貨・所要時間・手数料・上限は2026年10月15日にdocs.asterdex.comとAsterの公開APIで、国内取引所の送付手数料は2026年10月19日に各社の公式ページで確認しました。送金前に入出金画面を確認してください。