USDCの買い方:日本円でステーブルコインを買いDEXへ送金する流れ

結論(2026年9月29日時点)。

  • 買える場所:SBI VCトレードのみ(販売所で購入。板取引はなし)。コインチェックは登録済みですが、まだ販売していません。
  • コスト:取引手数料無料(コストはスプレッド)。この日の価格一覧ではスプレッドが約0.29%でした。
  • 出庫:イーサリアムのみ、1回100万円相当まで。出庫手数料は無料。また、預かり残高の上限は100万円相当です。
  • DEXへ:ハイパーリキッドはArbitrumのUSDCで入金するため、Ethereumからブリッジが必要です。Relayなら1,000 USDCで手数料0.12 USDC(同日の見積もり)。ライターはEthereumのUSDCをそのまま入金できます。

USDCはハイパーリキッドの証拠金そのもの

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「ステーブルコインの買い方」を調べると、USDCのほかにJPYSC・RLUSD(どちらもSBI VCトレード)、JPYC、DAIなどが出てきます。この記事は、DEXでそのまま証拠金として使えるUSDCに絞って解説します。購入手順だけで終わる記事が多いなか、つまずきやすいのは買ったあとです。出庫できるネットワーク、100万円の上限、ブリッジ代まで順に見ていきます。買う量の目安には、USDT・USDC→日本円 換算ツールで「何USDCが何円か」を先に確認しておくと便利です。

1. 日本でUSDCが買える取引所(2026年9月:SBI VCトレードのみ)

USDCは、日本の法律では暗号資産ではなく「電子決済手段」です。売買や管理を業として行うには、暗号資産交換業とは別の「電子決済手段等取引業者」の登録が必要です。金融庁の電子決済手段等取引業者登録一覧(令和8年8月27日現在)に載っているのは2社だけです。

  • SBI VCトレード(関東財務局長 第00001号):取り扱うのはUSDC・RLUSD・JPYSC。日本円でUSDCを買えるのは現状ここだけです。
  • コインチェック(第00002号):2026年8月27日にUSDCで登録(2026年9月29日時点で送受金対応一覧に未掲載)。登録は済んでいますが、送受金の対応一覧にも手数料表にもUSDCはまだありません。

bitFlyer・bitbank・GMOコインなど、ほかの国内取引所はUSDCを扱っていません。USDCを手に入れる方法を並べると、次のようになります。

日本でUSDCを手に入れる方法(2026年9月29日時点)
方法状況注意点
SBI VCトレード(販売所)購入できる。販売所でのみ売買(板取引なし)。金融庁登録の電子決済手段等取引業者で、取り扱いはUSDC・RLUSD・JPYSC出庫はイーサリアムのみ、1回100万円相当まで
コインチェック2026年8月27日にUSDCで登録(2026年9月29日時点で送受金対応一覧に未掲載)サービス開始まで購入不可
JPYC(日本円建てステーブルコイン)USDCではない。DEXでUSDCに交換する必要がある手数料・対応チェーンは発行元の公式情報で確認(当サイトは未検証)
ウォレット内の購入機能(MetaMask など)外部の決済事業者を通じたカード購入など。日本居住者が使えるか・手数料は事業者ごとに異なる当サイトは未検証
海外取引所日本の登録業者ではない。金融庁の警告を受けた業者や、日本居住者向けサービスを終了した業者がある当サイトは勧めない

登録状況は金融庁の登録一覧(令和8年8月27日現在)、SBI VCトレードとコインチェックの公式ページで2026年9月29日に確認しました。

海外取引所については、日本居住者向けサービスを終了した業者や、金融庁から無登録営業の警告を受けた業者があります。現状は海外取引所は日本で使える?にまとめました。当サイトは無登録の海外取引所を勧めていません。日本円からは、登録業者であるSBI VCトレードで買うのが確実です。

2. SBI VCトレードの口座開設と日本円の入金方法

USDCの購入はSBI VCトレードの通常の口座で行います。USDC専用の口座はありません。

1

メールアドレスを登録する

公式サイトかSBI VCトレードアプリから口座開設を申し込みます。

2

スマホで本人確認をする

マイナンバーカードがあればスマホだけで本人確認ができます。公式サイトの案内では、最短で申し込み当日から取引できます(当日の開設は保証されません)。

3

日本円を入金する

クイック入金なら土日祝も24時間即時・振込手数料無料です。入金額と金融機関を入力し、金融機関のサイトで認証すれば反映されます。日本円の入金手数料は無料、出金手数料も無料です。

取引は24時間365日できますが、定期メンテナンス(毎週水曜12:00〜13:00)の間は売買も入出庫もできません。

3. USDCの購入手順と手数料・スプレッド

SBI VCトレードでは、USDCは販売所でのみ売買(板取引なし)です。SBI VCトレードが提示する価格で直接売買する形で、取引所(板)のようにユーザー同士で売買する画面はありません。

1

販売所で USDC を選ぶ

アプリかWebの販売所画面で「USDC」を選びます。

2

金額を入れて注文する

注文方法は成行・指値・逆指値の3つ。最小発注数量は1 USDCで、注文の上限も出庫と同じ1回100万円相当です。

3

約定を確認する

資産一覧にUSDCが表示されれば購入完了です。

SBI VCトレードのUSDCページのサービス概要。ネットワークはイーサリアム、最小発注数量1、最大発注数量と建玉保有上限は100万円相当額、入出庫は24時間365日・手数料無料
SBI VCトレードのUSDCページ「サービス概要」(2026年9月29日時点、ログアウト状態)。対応ネットワークはイーサリアム、発注と保有の上限は100万円相当額。下の注記に「100万円相当額以上の出庫はできません」とある。

手数料はスプレッドだけ。2026年9月29日は約0.29%

販売所は取引手数料無料(コストはスプレッド)です。SBI VCトレードは固定のスプレッドを公表していないので、公開の価格一覧を見るのが確実です。販売所の価格は売値157.219円/買値157.669円(2026年9月29日14:25時点)で、差は約0.29%でした。10万円分買って、すぐに同じ価格で売ると約290円減る計算です(往復のコスト)。買うだけなら、買値と中値(売値と買値の平均)の差の約0.145%、10万円で約145円が実質のコストです。

SBI VCトレードの銘柄別価格一覧。販売所のUSDCは売157.219円、買157.669円。取引所の欄はハイフンで板取引なし
SBI VCトレードの銘柄別価格一覧(2026年9月29日14:25時点)。販売所の列は左が売、右が買。USDCの取引所(板)の欄は「-」で、板取引はない。価格は約1分ごとに更新される。

メディアによって「スプレッド0.29%」「0.35%」など数字が違うのは、見た時点が違うからです。一般に、相場が急に動いたときや流動性が低いときにはスプレッドが広がります(SBI VCトレードもデリバティブ取引の注意事項で同じ説明をしています)。まとまった金額を買うなら、注文前に価格一覧で買値と売値を確かめましょう。

ETHは販売所で買わないこと。ウォレットからUSDCを送るにはガス代としてETHが少し必要です。ただ、同じ時刻の価格一覧ではETHの販売所のスプレッドが約6.8%もありました。SBI VCトレードでETHを買うなら、取引所(板)で買います(手数料はメイカー-0.01%/テイカー0.05%)。SBI VCトレードのETHの出庫はイーサリアム(メインネット)のみ(Arbitrum非対応)で、手数料は無料です。

4. USDCの出庫:Ethereumのみ・100万円相当ルール

DEXで使うには、USDCをSBI VCトレードから自分のウォレット(MetaMask・Rabbyなど)に出庫します。ここにいちばん多くの制限があります。

SBI VCトレードのUSDC出庫ルール(2026年9月29日時点)
項目内容
ネットワークイーサリアムのみ。Arbitrum・Base・Solanaなど他のネットワークには出庫できず、入庫もEthereumのUSDCだけ
1回の上限出庫は1回100万円が上限(USDCページの表記では「100万円相当額以上の出庫はできません」)
分割出庫上限を超える分は複数回に分けて出庫。ただし同じアドレスへ短い間隔で出庫することは制限される
口座の残高上限預かり残高の上限は100万円相当。6か月連続で月末の残高が上限を超えると、買取などの方法で解消される
出庫手数料無料
事前準備出庫先アドレスの事前登録(宛先ラベル・受取先名称・所在国・移転の目的)と2要素認証が必要
反映まで平日10時までの出庫依頼は原則として翌銀行営業日までに出庫。USDCの入出庫には審査があり、土日祝は時間がかかることがある

出典:SBI VCトレード USDCページ(サービス概要・よくある質問)、完全ガイド第8回「暗号資産の入出庫」。2026年9月29日確認。

この上限は、SBI VCトレードの説明では法令によるものです。海外で発行されたステーブルコインは、電子決済手段等取引業者に預けられる残高に1人あたりの上限があります(預かり残高の上限は100万円相当)。DEXで大きな金額を動かしたい人にとって、これがUSDCルートのいちばんの制約です。

出庫の手順(アプリ)

1

ウォレットの Ethereum アドレスをコピーする

MetaMaskなどの「受取」から、Ethereumネットワークのアドレスをコピーします。EVMのアドレスはArbitrumでも同じ文字列ですが、SBI VCトレードから届くのはEthereum上のUSDCです。

2

出庫先アドレスを登録する

「入出金」→「出庫」→USDCを選び、アドレス情報を登録します。宛先ラベル・受取先名称・所在国・移転の目的を入力し、2要素認証で登録完了です。自分のウォレットなら受取先は本人です。

3

少額でテストしてから出庫申請する

SBI VCトレードも大きな金額の前の少額テストを勧めています。数量を入れて申請し、2要素認証のあと届く確認メールのURLを開くと予約が確定します。確定後は原則取り消せません。

4

出庫履歴で「完了」を確認する

ステータスが完了になり、ウォレットにUSDC(Ethereum)が表示されれば出庫完了です。

DEXやブリッジのアドレスを出庫先に直接登録するのは避けましょう。ハイパーリキッドの入金アドレスやブリッジのコントラクトは「自分のウォレット」ではなく、国内取引所の出庫先としては想定されていません。いったん自分のウォレットで受け取るのが確実です。

5. Ethereum の USDC をハイパーリキッドへ(ブリッジ比較・ガス代)

ハイパーリキッドにウォレット接続で入金する場合、Depositボタンで受け付けるのはArbitrumのUSDCです(最低5 USDC、既定のCCTPルートでは送金額から0.20 USDCが差し引かれます)。SBI VCトレードから届くのはEthereumのUSDCなので、間にブリッジが入ります。主な方法は4つです。

Ethereum の USDC をハイパーリキッドに入れる方法(見積もりは2026年9月29日、1,000 USDC)
方法手数料時間向いている人
Relay で直接ハイパーリキッド(Perps の USDC)へ0.12 USDC+Ethereum のガス約0.06ドル約1秒(Ethereum の承認後)手順を1回で済ませたい人
Across で Arbitrum へ → ハイパーリキッドの Deposit0.11 USDC+CCTP 0.20 USDC+両チェーンのガス数秒+ハイパーリキッドへの入金Arbitrum に USDC を置いておきたい人
Arbitrum 公式ブリッジ → Depositガスのみ+CCTP 0.20 USDC15〜30分+入金急がない人
メールログインの入金アドレスへ Ethereum の USDC を送るEthereum のガス+Across の中継手数料Ethereum の承認+Across の中継ウォレット接続を使わない人

Relay と Across の手数料は各社の公開APIで2026年9月29日05:28〜05:29 UTCに取得した見積もりで、固定の料金ではありません。Ethereum のガス価格は同時刻に0.197 gwei、Arbitrum は0.02 gwei でした。

Relay のブリッジ画面。EthereumのUSDC 1000を売り、HyperliquidのUSDC 999.88を受け取る見積もり。所要約1秒、ガス0.10ドル
Relay の画面でEthereumのUSDC 1,000をハイパーリキッドのUSDCに送る見積もり(2026年9月29日、ウォレット未接続)。受取は999.88 USDC、所要は約1秒と表示。画面のガス表示(0.10ドル)は撮影時点の概算で、本文の数字(05:29 UTC のAPI見積もり)とは時刻が違う。実際に送るにはウォレットの接続が必要。

2026年9月29日はEthereumのガスが安く、Relayでの直接入金は手数料とガスを合わせて約29円でした。ただしEthereumのガスは混雑すると何十倍にも跳ね上がります。送る前にウォレットに表示されるガス代を必ず確認し、高い日は待つのも手です。ガス代にはETHが要るので、USDCと一緒に少額のETHもウォレットに送っておきます(前の章のとおり、ETHは取引所で買う)。

ブリッジごとの細かい違いやトラブル時の対処はハイパーリキッドのブリッジ比較、ArbitrumのUSDCでの入金手順はハイパーリキッドの入金方法(日本円から)で画面付きで解説しています。Arbitrumそのものの使い方はArbitrumの使い方へ。

ライターなら Ethereum の USDC をそのまま入金できる

ライター(Lighter)はEthereumのUSDCを直接受け付けます(Ethereumのコントラクト経由は最低1 USDC、新規アカウントの入金アドレス経由は最低5ドル)。ブリッジを挟まない分、手順が1つ減ります。Standardアカウントの手数料はテイカー0%/メイカー0%です。入金の手順はライターの入金方法を見てください。

USDCの送り先を選ぶ

板の厚さとコストならハイパーリキッド(HOLYGRAILで最初の2,500万ドルまで4%オフ)。Ethereum の USDC をブリッジなしで入れたいならライター(718610TDでPremium手数料の最初の1週間分をリベート)。

6. USDCを使わないルート(ETH出金→スワップ、JPYC)との総コスト比較

DEXに入れるのが目的なら、USDCを国内で買う必要は必ずしもありません。もう1つの定番は、ArbitrumでETHを出金できる国内取引所でETHを買い、ウォレットでUSDCに替えてから入金するルートです。bitbank(出金手数料0.00042 ETH)とOKJ(0.0005 ETH、最小0.01 ETH)がArbitrumへのETH出金に対応しています。楽天ウォレットは2026年8月19日から暗号資産の出庫を一時停止中のため、いまは使えません。

日本円からハイパーリキッドの証拠金までの総コスト(試算、2026年9月29日の価格・見積もり)
ルート内訳10万円50万円別途かかるもの
A. SBI VCトレードで USDC → Relay で直接ハイパーリキッドへ購入コスト(中値比 約0.145%)+Relay 0.12 USDC+Ethereum のガス約174円約754円ガス用の少額の ETH が別に必要
A'. SBI VCトレードで USDC → Across で Arbitrum → Deposit購入コスト(中値比 約0.145%)+Across 0.11 USDC+CCTP 0.20 USDC+ガス約194円約774円+Ethereum・Arbitrum のガス
B. bitbank で ETH(取引所)→ Arbitrum で出金 → USDC にスワップ → Depositテイカー0.12%+出金 0.00042 ETH+CCTP 0.20 USDC約328円約808円+DEX のスワップ手数料・価格変動、銀行振込手数料

円換算は SBI VCトレードの価格一覧(2026年9月29日14:23〜14:25)の USDC 中値(1 USDC≒157.44円)と ETH の取引所価格(1 ETH≒421,000円)で計算。USDCの購入コストは、観測したスプレッド(約0.29%)の半分=買値と中値の差として計算しました(中値を実勢の為替レートとみなす前提)。bitbank の板の売買価格差は小さいため含めていません。スプレッドは相場で変わります。

どのルートが得か。この日の条件では、10万円でも50万円でもUSDCルート(A)がいちばん安く、ETHルート(B)との差は10万円で約154円、50万円で約54円でした。 ETHルートは固定費(出金手数料とCCTP)の割合が大きいので、金額が大きくなるほど差は縮まります。ただしETHルートには、表に入れていないDEXでのスワップ手数料と、ETHを買ってからUSDCに替えるまでの価格変動が加わります。USDCの販売所スプレッドも相場が荒れると広がるので、注文前に価格一覧で確かめてください。

  • USDCルートが向く人:価格変動なしでドル建てのままDEXに入れたい人、スワップの操作を減らしたい人、出庫上限(1回100万円相当)の範囲で使う人。
  • ETHルートが向く人:USDCの上限(出庫は1回100万円相当まで、預かり残高の上限は100万円相当)を超える額を動かしたい人(ETHルートにはこの上限がない)、Arbitrumに直接出金してEthereumのガスを避けたい人。

JPYCルートは、日本円建てのステーブルコインJPYCを手に入れ、DEXでUSDCに交換する方法です。円のまま持てるのが利点ですが、USDCへの交換でスワップ手数料と為替がかかります。JPYCの手数料や対応チェーンは当サイトでまだ検証していないので、この表には入れていません。

日本からDEXを使う流れ全体(国内取引所の選び方、送金、税金)は日本からDEXを使うガイドにまとめています。

7. USDCの税金:電子決済手段と暗号資産の違い

まず法律上の位置づけです。資金決済法第2条第5項が電子決済手段を定義し、第2条第14項第1号が暗号資産の定義から電子決済手段を除いていることが、条文で確認できます(e-Gov 法令検索)。つまりUSDCは、ビットコインやETHと同じ「暗号資産」ではありません。一方で、SBI VCトレードは「USDCは外国通貨ではなく、国家が価値を保証するものでもない」と明記しています。

では税金はどうか。国税庁の暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(FAQ)(令和7年12月最終改訂)は、冒頭で暗号資産と電子決済手段の両方を対象にすると書いています。ところが、電子決済手段を扱う問は法人税関係の3-2-1〜3-2-4だけで、個人の所得税の問はありません。法人税の問では、電子決済手段を「要求払預金に類似する性格を有し、金銭債権に該当すると考えられる」とし、外貨建てのものは外貨建債権として扱うという内容です。

国税庁の暗号資産等FAQの目次。3-2 電子決済手段関係(3-2-1から3-2-4)は法人税関係の下にだけある
国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(FAQ)」(令和7年12月最終改訂)の目次2ページ目(2026年9月29日に取得したPDF)。電子決済手段の問(3-2-1〜3-2-4)は「法人税関係」の下にだけあり、所得税の章には電子決済手段の問がない。

個人の所得税について、FAQが答えていないことをはっきりさせておきます。

  • USDCを円で買って円で売ったときの差益(為替の損益)をどの所得に区分するか:FAQに問がありません。
  • USDCで暗号資産を買う・暗号資産をUSDCに替えるとき:FAQ 1-3は「暗号資産同士の交換も課税対象(交換時に譲渡したものとして計算)」としていますが、これは暗号資産同士の交換についての問で、電子決済手段との交換は書かれていません。
  • USDCレンディングの収益:SBI VCトレードは、USDCレンディングの収益を「雑所得として総合課税」と説明しています(SBI VCトレード自身の説明で、国税庁の見解ではありません)。

DEXでの取引そのものについては、FAQの暗号資産の問が基本になります。暗号資産の利益は原則として雑所得(総合課税)で、暗号資産の証拠金取引(レバレッジ取引)は申告分離の対象外で総合課税とされています(問2-12)。また、損失は給与など他の所得と通算できないとされています(問2-11)。ハイパーリキッドの無期限先物はUSDCを証拠金にした暗号資産のデリバティブ取引ですが、国税庁FAQにDEXの無期限先物を名指しした個人向けの問はありません。損益の計算と確定申告の方法はDEX・ハイパーリキッドの税金と確定申告で扱っています。

この改正について、USDCに関係する点を補足します。財務省の法律案要綱には「電子決済手段」という語は出てこず、分離課税の条項が対象にしているのは特定暗号資産です。そのためこの記事では、USDCの売買が20%の分離課税になる、あるいはならない、とは書きません。DEXでの取引は、要綱の条文上は分離課税の対象(国内の登録業者に対する特定暗号資産の譲渡等)に当たらず、総合課税のままと読めます(当サイトの読みで、財務省・国税庁がDEXを名指ししているわけではありません)。いつから・何が対象かは分離課税の解説を見てください。

税務上の助言ではありません。USDCやDEX取引の個別の扱いは、最終的に税務署または税理士に確認してください。記載は2026年9月29日時点の公式資料に基づきます。

8. よくある質問

USDCはどこで買えますか?

2026年9月29日時点で、日本円でUSDCを買える国内の登録業者はSBI VCトレードだけです。金融庁の電子決済手段等取引業者は2社で、もう1社のコインチェックは2026年8月27日にUSDCで登録(2026年9月29日時点で送受金対応一覧に未掲載)です。SBI VCトレードのUSDCは販売所で買う形(板取引はなし)で、最小発注数量は1 USDCです。

日本でステーブルコインは買える?

買えます。SBI VCトレードはUSDC・RLUSD・JPYSCを扱っています。USDCとRLUSDは米ドル建て、JPYSCは日本円建てです。このほか日本円建てのJPYCがあります。DEXの証拠金に使うならUSDCが最も手間がかかりません。

SBIでステーブルコインを購入する方法は?

SBI VCトレードの口座を開設し(メールアドレス登録→スマホで本人確認)、日本円を入金して(クイック入金なら土日祝も24時間即時・振込手数料無料)、販売所の画面でUSDCを選んで金額を入れ、注文します。注文方法は成行・指値・逆指値から選べます。

SBI VCトレードのUSDCのスプレッドは?

SBI VCトレードは固定のスプレッドを公表していません。価格一覧では売値157.219円/買値157.669円(2026年9月29日14:25時点)で、差は約0.29%でした。取引手数料は無料で、コストはこのスプレッドです。相場が荒れるとスプレッドは広がります。

USDCの送金手数料はいくらですか?

SBI VCトレードからの出庫手数料は無料です。ただし自分のウォレットからブリッジやDEXへ送るときは、Ethereumのガス代がかかります。2026年9月29日の見積もりでは、Relayで1,000 USDCをEthereumからハイパーリキッドへ送る手数料が0.12 USDC、ガスが約0.06ドルでした(Ethereumのガス価格0.197 gwei)。混雑時はガスが大きく上がります。

SBI VCトレードで送金できないのはなぜですか?

よくある原因は4つです。①出庫先アドレスを登録していない(宛先ラベル・受取先名称・所在国・移転の目的の登録と2要素認証が必要)。②上限を超えている(出庫は1回100万円が上限、上限を超える分は複数回に分けて出庫。ただし同じアドレスへ短い間隔で出庫することは制限される)。③Ethereum以外のネットワークを前提にしている(USDCの入出庫はイーサリアムのみ)。④出庫の反映待ち(平日10時までの出庫依頼は原則として翌銀行営業日までに出庫。土日祝は時間がかかることがある)。

SBI VCトレードでUSDCを入庫できますか?

できます。ただしEthereumネットワーク上のUSDCだけです。ArbitrumやBNB ChainのUSDCをSBI VCトレードのアドレスに送ると、資産を失うおそれがあります。1回の上限額を超える入庫は反映に時間がかかります。また、預かり残高の上限は100万円相当です。

USDTとUSDCどっちがいい?

ハイパーリキッドで取引するならUSDCです。ハイパーリキッドの先物の証拠金はUSDCで、USDTは入金時にUSDCへの交換が必要です(Acrossには「Ethereum・Arbitrum・Monad・Polygon・Unichain の USDT/USDT0 から HyperCore の USDC へ」をブリッジ手数料なしで送るスポンサールートもありますが、USDTとUSDCの価格差は残り、対象も時期で変わります)。国内の登録業者で日本円から買えるのもUSDCだけです。

USDCは危ないですか?

USDCは米ドルと1対1で連動するよう設計されていますが、価格が一時的に1ドルからずれる(ディペッグ)可能性はあります。SBI VCトレードはディペッグが続いた場合に入庫の反映を止めることがあるとしています。また、SBI VCトレードは「USDCは外国通貨ではなく、国家が価値を保証するものでもない」と明記しています。自分のウォレットで持つ場合は秘密鍵の管理が自己責任になり、DEXに預ける場合はそのDEXのスマートコントラクトのリスクも負います。

USDCの利益に税金はかかりますか?

USDCは資金決済法上の電子決済手段で、暗号資産とは別のものです。国税庁FAQ(令和7年12月最終改訂)で電子決済手段を扱う問は法人税関係だけで、個人がUSDCを売買したときの所得区分を答える問はありません。一方、暗号資産の取引の利益はFAQでは原則として雑所得(総合課税)とされ、USDCを証拠金にしたDEXでの取引も、この暗号資産の問が手がかりになります(DEXを名指しした個人向けの問はありません)。税務上の助言ではありません。最終判断は税務署か税理士に確認してください。

USDCを用意したら、ハイパーリキッドで取引開始

USDCはそのまま先物の証拠金になります。紹介コード HOLYGRAIL で登録すると、最初の2,500万ドルの取引高で手数料が4%オフ。本人確認なし、自分のウォレットで取引できます。

ハイパーリキッドの紹介リンクから開いたときに表示される紹介コード HOLYGRAIL の確認画面
紹介リンクから開くと、ウォレット接続の前に紹介コード(HOLYGRAIL)が表示されます(2026年9月)。

当サイトのリンクから登録すると紹介報酬を受け取ることがあります。あなたの手数料が上がることはありません。

開示:HOLYGRAIL(ハイパーリキッド)と718610TD(ライター)は当サイトの紹介コードで、紹介したアカウントの手数料の一部を受け取りますが、あなたの負担は増えません。SBI VCトレード・bitbank・OKJ・Relay・Across とは紹介関係がありません。USDCの取扱い・価格・出庫ルールはSBI VCトレードの公式ページ、登録状況は金融庁の一覧、ブリッジ手数料は各社の公開APIで2026年9月29日に確認しました。価格と手数料は変わります。投資・法律・税務の助言ではありません。