DEXの信用取引・レバレッジ取引:無期限先物と現物信用の比較

レバレッジ取引ができるDEXおすすめ(2026年9月)

  1. ハイパーリキッド:総合1位。先物はBTC最大40倍、BTCやHYPEを担保にしたUSDC借入(現物信用)も同じ残高で。テイカー0.045%。
  2. ライター:取引手数料0%(Standard口座で0% / 0%)、BTC最大50倍。日本語表示あり。
  3. アスター:高レバレッジ向け。BTCはProモードで最大200倍、1001xモードで1001倍。旧APX。
  4. エッジエックス:BTC・ETHで100倍、メールでも登録可。
  5. dYdX:独自チェーン上の完全オンチェーン板取引、BTC最大50倍。
  6. GMX:Arbitrumのプール型、最大100倍。

先物も現物信用もひとつの口座で

ハイパーリキッドは無期限先物・現物・BTC/HYPE担保のUSDC借入を同じ残高で使えます。コードHOLYGRAILで最初の2,500万ドルの取引まで手数料4%引き。

ハイパーリキッドを開く →

当サイトのリンクから登録すると紹介報酬を受け取ることがあります。あなたの手数料が上がることはありません。

3つの質問に先に答えます:保有コスト・手数料・最大レバレッジ

長期保有で一番安い無期限先物DEXは?

長く持つほど、取引手数料よりファンディング(毎時または一定間隔で名目額全体にかかる)のほうが効いてきます。つまり一番安いのは自分の側の支払いが最も少ない取引所で、それは週ごとに変わります。2026年10月4日までの7日間、1万ドルのBTCロングにかかったファンディング+テイカー往復手数料はライター(Standard) 9.84ドル、アスター(Pro) 20.92ドル、ハイパーリキッド 24.20ドル、ETHはライター(Standard) 17.77ドル、アスター(Pro) 22.20ドル、ハイパーリキッド 30.00ドルでした。この週はどちらもライター(Standard)が最安です。ショートなら表は逆に読み、ファンディングが最も高い取引所が最も多く払ってくれます。

無期限先物DEXの手数料を比べると?

基本ティアで1万ドルを成行で建てて閉じると、ライター(Standard) 0.00ドル、アスター(Pro・VIP1) 8.00ドル、ハイパーリキッド 9.00ドル、edgeX 9.00ドル、dYdX 10.00ドル。GMXはポジション手数料で8.00ドル〜12.00ドル(別にプライスインパクト)です。ライターの手数料ゼロはテイカー注文に300msの遅延がつく代わりで、ハイパーリキッドのテイカー0.045%は紹介コードの4%割引で往復8.64ドルに下がります。テイカー手数料がかかる取引所では指値のほうが安く、ハイパーリキッド0.015%、アスター0%です。

一番高いレバレッジで取引できる無期限先物DEXは?

アスターです。別枠のプール型1001xモードでBTC最大1001倍、通常の板(Pro)でも200倍(想定元本400ドルまで)。次いでedgeXとGMX(100倍と100倍)、ライターとdYdX(50倍と50倍)、ハイパーリキッド(BTC 40倍)。100倍なら1%の逆行で証拠金がなくなるので、上限は目標ではなく天井です。

質問短い答え根拠の数字
長期保有で最安自分の側の支払いが最も少ない取引所。2026年10月4日までの週のBTCロングはライター(Standard)BTCロング・7日・1万ドル:ライター(Standard) ファンディング0.0984%+手数料0.00ドル、アスター(Pro) ファンディング0.1292%+手数料8.00ドル、ハイパーリキッド ファンディング0.1520%+手数料9.00ドル
取引手数料が最安ライターStandard(0%/0%)1万ドルのテイカー往復:ライター(Standard) 0.00ドル、アスター(Pro・VIP1) 8.00ドル、ハイパーリキッド 9.00ドル、edgeX 9.00ドル、dYdX 10.00ドル、GMX 8.00ドル〜12.00ドル
最大レバレッジアスター(1001xモード1001倍、Pro 200倍)BTCの上限:edgeX 100倍、GMX 100倍、ライター 50倍、dYdX 50倍、ハイパーリキッド 40倍

ファンディング:2026年9月27日15:00〜10月4日14:00(UTC)の支払い(ハイパーリキッド・ライターは毎時168回、アスターは8時間ごと21回)の合計。10月4日に各取引所の公開APIから取得。手数料とレバレッジ上限は各取引所のドキュメントと手数料ページ(日付は登録簿)。上限は建玉が大きくなると下がります(レバレッジ段階の比較)。翌週は順位が入れ替わることもあります。

ショートやキャリーなら、ハイパーリキッドが最も多く受け取れた週

同じ週、ハイパーリキッドのショートはBTCで0.152%、ETHで0.210%を受け取り、ライターやアスターを上回りました。ハイパーリキッドはDEXで最も板が厚く、現物の信用取引も同じ残高で使えます。最初の取引の前に紹介コード HOLYGRAIL で登録すると、最初の2,500万ドルまで手数料が4%オフ。

ハイパーリキッドを開く →

当サイトのリンクから登録すると紹介報酬を受け取ることがあります。あなたの手数料が上がることはありません。

1. レバレッジ取引ができるDEXおすすめ(2026年9月)

取引所にお金を預けずに、借入やレバレッジを使って取引したい人向けのランキングです。まず「お金を借りられる(本来の信用取引ができる)か、それとも無期限先物だけか」を見て、そのうえで流動性、手数料、レバレッジ上限、これまでの実績で順位を付けました。取引高だけの順位は先物DEXランキング(毎日自動更新)で確認できます。

1位 ハイパーリキッド(Hyperliquid):現物信用もできる総合1位

おすすめの人:先物・現物・現物信用をひとつの残高で使いたい人

ハイパーリキッドは独自のレイヤー1上で板取引をすべてオンチェーンで行う先物DEXで、当サイトの先物DEXランキングでも取引高1位です(2026年10月20日までの24時間で先物40.34億ドル、2026年9月の平常日は40〜80億ドル)。今回の6つの中で、先物と現物信用の両方ができるのはここだけです。先物はBTC最大40倍・ETH最大25倍。現物信用は、BTC(掛目50%)やHYPE(65%)を担保にUSDC・USDTを借りる仕組みで、借入金利は利用率80%未満なら年5%です。手数料は先物0.045%(テイカー)/0.015%(メイカー)、現物0.070%/0.040%で、注文にガス代はかかりません。ウォレットかメールでログインでき、本人確認は不要です。注意点は、現物信用はBTC担保で最大約2倍まで、借りられるのはステーブルコインだけ(現物での売りは不可)、日本語表示がないこと。2025年にはJELLYやPOPCATで相場操縦が起きましたが、影響を受けたのはコミュニティ運用のHLPボールトで、利用者の残高ではありません。

種類・チェーン独自L1(HyperCore)上の完全オンチェーン板取引
現物信用(借入)あり:BTC(掛目50%・最大約2倍)またはHYPE(掛目65%・約2.9倍)を担保にUSDC/USDTを借入
最大レバレッジ(BTC先物)40倍
手数料(テイカー/メイカー)先物 0.045% / 0.015%、現物 0.070% / 0.040%
本人確認不要(ウォレットまたはメールでログイン)
日本語UIなし(英語など)
紹介特典最初の2,500万ドルまで手数料4%引き(コードHOLYGRAIL)
紹介コード HOLYGRAIL が表示されたハイパーリキッドの参加画面
紹介リンクから開くと、ウォレット接続前に紹介コード(HOLYGRAIL)が表示されます(2026年9月)。

2位 ライター(Lighter):取引手数料0%

おすすめの人:売買回数が多く、手数料を払いたくない人

ライターはイーサリアム上の独自ZKロールアップで動く先物・現物DEXです。標準のStandard口座はメイカー0%・テイカー0%で、その代わりテイカー注文には300msの遅延があります。速さが必要ならPremium口座(テイカー0.028%/メイカー0.004%)。BTC・ETHは最大50倍です。借入の仕組みはないのでレバレッジは先物で使います(預けたETHを掛目を引いて証拠金に数えることは可能)。Webアプリは日本語表示に対応。紹介コード718610TDの特典:Premium手数料の最初の1週間分をリベート。

種類・チェーンイーサリアム上の独自ZKロールアップ、板取引
現物信用(借入)なし(預けたETHを掛目を引いて証拠金に数える仕組みはあり)
最大レバレッジ(BTC先物)50倍
手数料(テイカー/メイカー)Standard 0% / 0%、Premium 0.028% / 0.004%
本人確認不要(ウォレット接続)
日本語UIあり(Webアプリ)
紹介特典Premium手数料の最初の1週間分をリベート

3位 アスター(Aster):とにかく高いレバレッジ

おすすめの人:高いレバレッジや非公開注文を使いたい人

アスターは、2025年3月にAPXとAstherusが統合して生まれたDEXです(以前「APX」の名前で紹介されていたのはこの前身)。通常の板取引のProモードでは、BTCは建玉400ドルまで最大200倍、30万ドルまで150倍。手数料はテイカー0.040%・メイカー0%(VIP1)。別枠のプール型の1001xモードとShieldモードでは、BTCで最大1001倍まで上がります。注文を板に出さない非公開注文(Hidden Order)も特徴です。借入の仕組みはありません。Webは日本語表示(/ja)に対応。紹介コードDTLpLcの割引は5%。高レバレッジは魅力であり最大のリスクでもあります(100倍の危険性を参照)。

種類・チェーンProモード(板取引)+プール型の1001x・Shieldモード
現物信用(借入)なし
最大レバレッジ(BTC先物)Pro:200倍(建玉400ドルまで)、150倍(30万ドルまで)/1001xモード:1001倍
手数料(テイカー/メイカー)0.040% / 0%(Pro・VIP1)
本人確認通常の登録では不要(規約上は限定的な本人確認の可能性あり)
日本語UIあり(Webの /ja)
紹介特典DTLpLcで手数料の5%を還元

4位 エッジエックス(edgeX):BTC・ETHで100倍

おすすめの人:主要銘柄で高レバレッジを使いたい人、米国株の先物も触りたい人

エッジエックスはStarkExロールアップ上の板取引DEXです。BTC・ETHは最大100倍、手数料はテイカー0.045%/メイカー0.040%、ファンディングは4時間ごと。暗号資産に加えて米国株・ETFの先物も扱っています。ウォレットのほかメールでも登録できます。借入の仕組みはありません。紹介コードHOLYGRAILの利用者側の特典は公表なしです。

種類・チェーンStarkExロールアップ上の板取引
現物信用(借入)なし
最大レバレッジ(BTC先物)100倍
手数料(テイカー/メイカー)0.045% / 0.040%
本人確認不要(ウォレットまたはメール)
紹介特典公表なし

5位 dYdX:独自チェーンの完全オンチェーン板取引

おすすめの人:速さより分散性を重視する人

dYdXのv4はCosmos系の独自チェーン上で板取引を行います。BTC・ETHは最大50倍、手数料はテイカー0.050%/メイカー0.010%から。Google・メール・ウォレットで登録できます。6つの中で最も歴史が長い一方、流動性は細っており、2025年10月には清算の特殊ケースでチェーンが約8時間止まりました。当サイトの紹介コードはありません。詳しい比較はハイパーリキッドとdYdXの比較へ。

種類・チェーンCosmos系の独自チェーン上の板取引
現物信用(借入)なし
最大レバレッジ(BTC先物)50倍
手数料(テイカー/メイカー)0.050% / 0.010%(紹介経由の口座は0.040%から)
本人確認不要(Google・メール・ウォレット)
紹介特典当サイトのコードなし

6位 GMX:Arbitrumのプール型

おすすめの人:板ではなくオラクル価格で取引したい人

GMX V2は、ArbitrumとAvalancheの流動性プールを相手にオラクル価格で取引する先物DEXで、レバレッジは最大100倍です。建玉はプールから借りる形なので、持っている間は借入手数料(borrow fee)がかかり、さらにファンディングと、新規・決済時に0.04%〜0.06%のポジション手数料(とプライスインパクト)がかかります。先物DEXの中では最も信用取引に近い仕組みです。2025年7月には旧V1の脆弱性で約4,200万ドルが引き出されましたが、バグ報奨金と引き換えに資金は返還され、V2は影響を受けていません。当サイトの紹介コードはありません。比較はハイパーリキッドとGMXの比較へ。

種類・チェーン流動性プール型(オラクル価格)、Arbitrum・Avalanche
現物信用(借入)現物の借入はないが、建玉にプールへの借入手数料(borrow fee)とファンディングがかかる
最大レバレッジ最大100倍
手数料ポジション手数料 0.04%〜0.06%(新規・決済時)
本人確認不要(ウォレット)
紹介特典GMXのコードで新規・決済手数料が5〜10%引き(当サイトはコードなし)

Driftは?Solanaで先物と現物の借入をひとつの口座で使えたDriftは、2026年4月に不正流出の被害を受けてプログラムが停止しています(フォークのVelocityが別に立ち上がっています)。実績が戻るまで今回は対象外にしました。UniswapやJupiterのようなスワップ専用のDEXでは、信用取引はできません。

ランキングの基準

2026年10月4日時点。次の6点をこの順に重視しました。(1)先物に加えて現物信用(借入)ができるか、(2)流動性(先物DEXランキングの取引高)、(3)基本手数料、(4)BTCの最大レバレッジと清算の仕組み、(5)これまでの実績と事故、(6)使いやすさ(本人確認の有無、規約上の制限国、日本語表示)。手数料・レバレッジ上限・担保掛目は各取引所の公式ドキュメント、手数料ページ、公開APIから取っています。ハイパーリキッド・ライター・アスター・エッジエックスからは紹介報酬を受け取っており、dYdXとGMXはコードなしで掲載しています。

2. おすすめDEXの比較表

現物信用(借入)と先物のレバレッジは別の商品なので、列を分けています。両方あるのはハイパーリキッドだけです。

DEX現物信用(借入)最大レバレッジ(BTC先物)基本手数料(テイカー/メイカー)本人確認日本語UI
ハイパーリキッドあり(BTC担保で約2倍)40倍0.045% / 0.015%不要なし
ライターなし50倍0% / 0%(Standard)不要あり
アスターなし200倍(1001xモード1001倍)0.040% / 0%通常は不要あり
エッジエックスなし100倍0.045% / 0.040%不要—
dYdXなし50倍0.050% / 0.010%不要—
GMXなし(借入手数料型)100倍0.04%〜0.06%不要—

各取引所の公式ドキュメント・手数料ページ・公開API(2026年9月24〜27日確認)。建玉が大きくなるとレバレッジ上限は下がります。詳しくはDEXのレバレッジ上限比較へ。日本語UIの「—」は当サイトで未確認。国内取引所(暗号資産FX・CFD)は、たとえばbitFlyerのCFDで最大2倍です。

まずは少額で試す

先物+現物信用ならハイパーリキッド(コードHOLYGRAILで手数料4%引き)、手数料0%ならライター(718610TD)、高レバレッジならアスター(DTLpLc)。

ハイパーリキッドを開く → ライターを開く → アスターを開く →

3. DEXで信用取引をするメリット・デメリット

メリット

  • 本人確認(KYC)が不要。自分のウォレットを接続するだけで取引でき、取引所があなた名義の口座を持つことはありません。
  • 資産を自分で管理できる(セルフカストディ)。取引所が破綻して預けた資産が戻らない、という中央集権型取引所のリスクは避けられます(ただしチェーンの停止中は出金もできません)。
  • 高いレバレッジと手軽な売り。国内業者の上限2倍に対し、ハイパーリキッドはBTCで40倍。先物なら借りる相手がいなくても売りから入れます。
  • 手数料が安い。ハイパーリキッドの先物はテイカー0.045%、ライターのStandard口座は0%です。

デメリット・注意点

  • ロスカット(清算)が速い。レバレッジが高いほど、わずかな値動きで清算されます。追証(追加入金の義務)はありませんが、清算されれば証拠金の大半を失うのが普通です。
  • 国内規制の対象外。金融庁の登録業者ではないため、分別管理などの国内の利用者保護はなく、トラブル時に国内当局を頼れません。
  • 日本円で直接入金できない。国内取引所で暗号資産を買い、ウォレット経由で送る必要があります。
  • スマートコントラクトや偽サイトのリスク。公式URLをブックマークし、シードフレーズは誰にも教えないでください。
  • 税金の申告は必要。DEXでの利益も原則として雑所得・総合課税です(日本の税金)。
  • 各取引所の制限国。本人確認がなくても、規約で利用できない国が決まっています(ハイパーリキッドは米国・カナダのオンタリオ州・制裁対象地域など)。ハイパーリキッド・ライター・アスター・エッジエックス・dYdXの規約の制限国に日本は含まれていません(2026年9月確認)が、規約は変わるので登録前に必ず確認してください。VPNなどで制限を回避するのは規約違反です。詳しくは本人確認なしで使えるDEXへ。

4. 信用取引の基本:借りて買う・借りて売る

借りて買う(信用買い)の例。自己資金5,000ドルに、5,000 USDCを借りて足し、1万ドル分のBTCを買います(レバレッジ2倍)。BTCが10%上がれば1万1,000ドルになり、借りた5,000ドルを返すと手元は6,000ドル。自己資金に対して+20%です。逆に10%下がれば手元は4,000ドルで−20%、さらに借入金利がかかります。ハイパーリキッドの現物信用はこの形です。

借りて売る(信用売り・空売り)の例。BTCを借りて売り、値下がりしたところで買い戻して返します。1万ドル分のBTCを売ってBTCが10%下がれば、9,000ドルで買い戻せるので1,000ドルの利益。ただしBTCを貸してくれる相手が必要で、ハイパーリキッドはBTCを貸し出していません。DEXで売りから入るなら、無期限先物で1万ドル分をショートするのが一般的で、同じ10%の下落で同じく約1,000ドルの利益になります(手数料・ファンディングは別)。

無期限先物は、この「借りて買う・借りて売る」を借入なしで再現する契約です。違いは次の章から、コスト・清算・レバレッジの順に実データで比べます。

5. 無期限先物と現物信用の仕組みの違い

信用取引(現物の証拠金取引)は、最も古い形のレバレッジです。担保を入れてお金を借り、自己資金だけでは買えない量の資産を買います。手元にあるのは本物のコインで、貸し手はあなたの口座に対する債権を持ちます。返済するまで借入金に金利がかかり、借入に対して担保の価値が下がりすぎると、貸し手(またはプロトコル)が担保を売却します。

無期限先物(パーペチュアル)は満期のないデリバティブです。証拠金を入れてポジションを持ち、損益は原資産の価格に連動しますが、何も借りず、コインの受け渡しもありません。先物価格を現物価格に近づけるため、ロングとショートの間で一定間隔ごとにファンディングを交換します。先物が現物より高ければロングがショートに支払い、安ければショートがロングに支払います。

無期限先物現物の信用取引
持っているもの価格に連動する契約。コインの受け渡しはない実際のコイン(一部を借りたお金で購入)
保有コストファンディング。ポジション全体に対し、ハイパーリキッドでは1時間ごとに支払い/受け取り借りた金額にだけかかる金利
誰に払うか反対側のトレーダー(参加者どうし)貸し手(ハイパーリキッドではプロトコルが利息の10%)
ショート(売り)ロングと同じく契約を売るだけコインを借りて売る。そのコインの貸し手が必要
ハイパーリキッドBTCのレバレッジ最大40倍最大でおよそ2倍(BTCの担保掛目50%)
清算のきっかけ口座の証拠金が維持証拠金(BTCは建玉の1.25%)を下回る借入がBTC担保の75%を超える(部分清算)、またはPM比率が95%超
コインを出金できるかコインがないので不可借入に必要な担保を残す範囲でのみ可

ハイパーリキッド公式ドキュメント(funding、liquidations、portfolio margin、manual borrows)、2026年9月25〜27日確認。

分散型取引所(DEX)のレバレッジ取引は、いまではほとんどが無期限先物です。当サイトで扱うオーダーブック型DEXのうち、同じ口座に金利付きの借入の仕組み(BTC・HYPEを担保にしたUSDC・USDTの借入)があるのがハイパーリキッドで、両者を公平に比べるのに適しています(ライターのマルチアセット証拠金は、預けたETHを掛目を引いたうえで証拠金に数える別の仕組みです)。先物自体が初めてなら無期限先物と現物取引の違い、DEXが初めてならDEXとはから読んでください。

6. 株の「無期限信用取引」とは別物

「無期限 信用取引」で調べると、株式の一般信用取引の説明が多く出てきます。株の無期限信用は、一般信用取引のうち、証券会社から資金や株を借りて返済期限を設けずに売買できるもので、金利や貸株料がかかります。仕組みとしては、この記事でいう仮想通貨の信用取引(現物の証拠金取引)のほうに近いものです。一方、仮想通貨の無期限先物は借入のないデリバティブで、コストは金利ではなくファンディングです。名前に「無期限」と付いていても、両者は別の仕組みだと押さえておきましょう。

7. 先物のコスト:ファンディング

ハイパーリキッドはファンディングを8時間あたりのレートとして計算し、その8分の1を毎時支払います。レートは2つの部分でできています。固定の金利部分0.01%/8時間(0.00125%/時。ドキュメントは「USDを借りるコストと現物暗号資産を借りるコストの差」を表し、ショートへの年11.6%相当と説明)と、先物がオラクル価格からどれだけ離れているかに応じたプレミアムです。ファンディングは参加者どうしの支払いで、ハイパーリキッドは手数料を取りません。上限は1時間4%で、数量×オラクル価格に対して計算されます。

2026年9月24日までの90日間(APIから取得したBTCの2,160時間分)の実績は次のとおりです。

  • BTCのファンディング合計は2.1468%、1日平均約0.024%で、基準値の1日0.03%をやや下回りました。
  • 92〜93%の時間がプラスで、ロングが支払い、ショートが受け取っていました。
  • 同期間のETHは2.1727%、SOLは1.7279%。9月25日までの30日間ではBTCが0.7664%でした。

重要なのは、ファンディングはポジション全体にかかることです。自己資金で買った部分も含まれるので、1万ドルの先物ロングは2倍で持っても20倍で持っても同じファンディングを払います。詳しくはハイパーリキッドのファンディングレート解説と、その中のファンディングで損をしない方法へ。

ハイパーリキッドのFunding Comparisonページ。Hyperliquid・Binance・Bybitのファンディングレートを並べて表示
ハイパーリキッドの Funding Comparison(app.hyperliquid.xyz/fundingComparison)は、Hyperliquid・Binance・Bybitのレートを銘柄ごとに並べて表示します(2026年9月)。

8. 信用取引のコスト:借入金利

ハイパーリキッドでは、HyperCore上のHYPEやBTCを担保にUSDCやUSDTを借りられます。StandardまたはUnifiedアカウントなら手動で、ポートフォリオマージンなら自動で借入されます。ドキュメント上のルールは次のとおりです。

  • 担保と掛目(LTV):HYPE 65%、BTC 50%。担保として預けたHYPE・BTCには利息は付きません。預けたUSDC・USDTには供給金利が付きます。
  • 金利の式(ステーブルコイン):年利=0.05+4.75×max(0, 利用率−0.8)。連続複利で1時間ごとに反映され、支払われた利息の10%はプロトコルが清算に備えて保持します。
  • 2026年9月26日(19:16 UTC、ハイパーリキッドAPI)の実際の値:USDCプールは供給5.47億ドル・借入3.41億ドルで利用率62.3%。借入金利は下限の年5%、供給側の金利は年2.80%でした。USDT0も年5%(利用率45.1%)。HYPEとBTCのプールは担保として使われ、借りている人はいませんでした。

この式には「折れ目」があります。利用率80%までは年5%ですが、85%で年28.75%、90%で年52.5%、100%で年100%になります。これが現物信用で長く持つときの最大のリスクで、プールが混み合うまでは安く、混み合うと一気に高くなります。ポートフォリオマージンには上限もあり(ドキュメント上はUSDCでユーザーあたり借入5,000万ドル、全体で5億ドルなど)、上限に達すると追加の証拠金は自分の残高から出す必要があります。

参考として、中央集権型取引所も信用取引の金利を公開しています。2026年9月25日時点で、Binanceの公開マージンデータではVIP0のUSDTの日利が0.014093%(年約5.1%)、BTCが0.001165%。Bybitの公開APIではNo VIPのUSDTの時間あたり借入金利が0.00039598%(年約3.5%)でした。どちらもコインを取引所に預ける中央集権型で、Binanceはすべての新規ユーザーに本人確認を求めています。なお日本の居住者は、どちらも現実的な選択肢ではありません。Bybitは日本居住者向けに2026年3月23日から新規取引を止め、7月22日に建玉を強制決済して対応を終えました。Binance(グローバル版)は金融庁の「無登録で暗号資産交換業を行う者」の警告リストに載っています(国内向けは登録業者のBinance Japan)。ここでの数字は、金利水準の比較の参考としてだけ見てください。

9. 1日・1週間・1か月のコスト比較

例:自己資金5,000ドルで1万ドル分のBTCを持つ(2倍)。先物のファンディングは90日平均(1日0.02385%)、ハイパーリキッドの先物手数料はテイカー0.045%・メイカー0.015%、現物はテイカー0.070%、借入は5,000ドルに対する単利で計算。価格変動は含みません。

ポジション1日1週間30日
先物ロング・成行往復・ファンディングは90日平均11.39ドル25.70ドル80.56ドル
先物ロング・指値往復・ファンディングは90日平均5.39ドル19.70ドル74.56ドル
先物ロング・ファンディングが基準値(1日0.03%)・成行12.00ドル30.00ドル99.00ドル
ハイパーリキッドの現物信用:5,000 USDCを年5%で借入、現物成行往復14.68ドル18.79ドル34.55ドル
Binanceの信用取引(VIP0):5,000 USDTの金利のみ0.70ドル4.93ドル21.14ドル
Bybitの信用取引(No VIP):5,000 USDTの金利のみ0.48ドル3.33ドル14.26ドル
参考:GMOコインのレバレッジ手数料(建玉1万ドル相当に1日0.04%)4.00ドル相当28.00ドル相当120.00ドル相当

ファンディングはハイパーリキッドAPI(2026年9月24日までの90日間)、手数料はハイパーリキッドの料率表、借入金利はハイパーリキッドAPI・Binance公開マージンデータ・Bybit公開API、GMOコインは公式手数料ページ(いずれも2026年9月25日確認)。Binance・Bybitの行は金利のみで、別途現物の取引手数料がかかります。GMOコインの行は円建ての建玉に対する料率を1万ドル相当に当てはめた参考値。コードHOLYGRAILを使うとハイパーリキッドの手数料部分が4%下がります。

読み方のポイント:

  • 短期は先物が有利。先物の往復手数料(成行で9ドル)は現物(14ドル)より安く、1日分のファンディングは数ドルです。
  • 低いレバレッジで長く持つなら現物信用が有利。1万ドルにかかるファンディングは1日約2.39ドル、5,000ドルに年5%の金利は約0.68ドル。この条件では約3日で逆転し、1か月後には先物が約81ドル、ハイパーリキッドの現物信用が約35ドルです。
  • ファンディングは固定ではない。基準値の1日0.03%なら先物は1か月99ドル。人気が偏った相場ではその数倍になることもあり、マイナスになれば先物のロングが受け取る側になります。年5%の借入金利も固定ではありません(前章の「折れ目」)。
  • レバレッジを上げると差は縮まる。5倍(8,000ドル借入)では金利が増えますが、先物のファンディングは変わりません。ハイパーリキッドの現物信用ではBTCで5倍はそもそも不可能です。
  • 国内のレバレッジ手数料との比較。GMOコインの暗号資産FXや取引所(レバレッジ)は、日本時間朝6時をまたいで持ち越した建玉ごとに1日0.04%のレバレッジ手数料がかかります(公式手数料ページの表記)。建玉全体にかかる点はファンディングと同じで、1万ドル相当なら1か月約120ドル分。ハイパーリキッドのファンディング(90日平均で約72ドル)より高い水準ですが、国内業者は日本円で入出金でき、国内法の利用者保護があります。

10. 売り(ショート)は先物が有利

1万ドル分のBTCを30日間売る場合(同じ期間・同じ金利):

売り方保有コスト/収入取引コスト価格変動を除いた収支
ハイパーリキッドの先物ショート(ファンディングは90日平均)約71.56ドルを受け取り成行往復9.00ドル約+62.56ドル
Binanceの信用売り:BTCを日利0.001165%で借りる約3.50ドルを支払い現物の取引手数料約−3.50ドル+手数料
ハイパーリキッドの現物での売りBTCは借りられない(借りられるのはUSDC/USDTのみ)——

今回のデータでBTCの92〜93%の時間がそうだったように、ファンディングがプラスなら、先物のショートは持っているだけで受け取れます。信用売りはコインを貸してくれる相手が必要で、その相手に金利を払い、市場からは何も受け取りません。ハイパーリキッドが貸し出すのはステーブルコインだけなので、ここで売りから入るなら先物しかありません。「現物を買って先物を売る」キャリートレードが成り立つのもこのためで、先物のショートがロングの払うファンディングを受け取ります。詳しくはハイパーリキッドのファンディングレート アービトラージ(現物+先物のキャリー、ベーシス、取引所間の差)へ。ショートを建てて管理する手順は仮想通貨の空売り(ショート)のやり方で解説しています。

売りもヘッジもワンクリックで

ハイパーリキッドの無期限先物:BTC最大40倍、ファンディングは1時間ごと、テイカー0.045%・メイカー0.015%。コードHOLYGRAILでさらに4%引き。本人確認不要で、ウォレット接続かメールログインで始められます。

ハイパーリキッドで取引する →

11. 清算:きっかけも距離も違う

無期限先物。ハイパーリキッドでは、口座の証拠金が維持証拠金を下回ると清算されます。維持証拠金は最大レバレッジ時の初期証拠金の半分で、BTC(最大40倍)は建玉の1.25%、ETHは2%です。清算はまず板への成行注文として行われ、残った証拠金は手元に残ります。清算手数料はかかりません。ドキュメントの式で計算すると、分離マージンで2倍のBTCロング(建玉1万ドル・証拠金5,000ドル)は約49%の下落で清算、10倍なら約8.9%、20倍なら約3.8%です。

現物信用。清算のきっかけは担保に対する借入の大きさです。手動借入では、借入額が「担保×清算しきい値((1+LTV)÷2)」を超えると部分清算が始まります。しきい値はBTCで75%、HYPEで82.5%。2倍のBTCポジション(BTC 1万ドル分・借入5,000ドル)は、BTCが約33%下がるとこのしきい値に達します。ポートフォリオマージンでは、ポートフォリオマージン比率が0.95を超えると清算対象になり、先物と借入のどちらが先に清算されるかは決まっていません。借入には利息が積み上がるため、清算価格は時間とともに少しずつ近づきます。

つまり同じ低いレバレッジなら、ハイパーリキッドでは現物信用のほうが先に清算されます。値動きの大きい担保を前提にしきい値が設計されているためです。一方、高いレバレッジでは先物のほうがはるかに脆くなります。高いレバレッジを選べてしまうからです。清算価格の計算ツールとクロスと分離マージンの違いも参考にしてください。

12. レバレッジの上限(国内2倍規制を含む)

  • ハイパーリキッドの無期限先物:BTC 40倍(建玉1億5,000万ドル超は20倍)、ETH 25倍、SOLとXRP 20倍、HYPE 10倍、多くのアルトコインは3〜10倍。
  • ハイパーリキッドの現物信用:担保掛目が上限を決めます。BTC(50%)で借りては買うを繰り返しても2倍(1÷(1−0.5))に近づくだけで、HYPE(65%)でも約2.9倍。担保にできるのはHYPEとBTC、借りられるのはUSDCとUSDTだけです。
  • ほかのDEX:ライター(Lighter)はBTC・ETH 50倍、アスター(Aster)はBTCで建玉400ドルまで最大200倍、30万ドルまで150倍(別枠の1001xモードは1001倍)、エッジエックスは100倍、dYdXは50倍、GMXは最大100倍。一覧はレバレッジ上限の比較へ。
  • 国内取引所:金融商品取引業等に関する内閣府令は、個人顧客の暗号資産等関連デリバティブ取引について、約定時に必要な預託額を取引額の50%と定めています(第117条第1項第47号・第41項)。そのため国内業者のレバレッジ取引・暗号資産FXは最大2倍です。

高いレバレッジが使えることは、使う理由にはなりません。2倍のトレーダーなら資金の10%で済む値動きで、10倍のトレーダーは資金を失います。損切り幅からレバレッジを決める方法はレバレッジの決め方で解説しています。

13. 両方を組み合わせる:ポートフォリオマージン

ハイパーリキッドのポートフォリオマージン(口座価値1万ドル超、または加重取引高500万ドル超の口座が対象。口座価値の上限はドキュメントでは2,500万ドル未満、サポートFAQでは500万ドル未満と記載が分かれています)は、現物残高とクロスマージンの先物ポジションをまとめて証拠金計算します。ドキュメントの例では、現物のBTCを1枚持ち、BTC先物を10倍で1枚売ります。金利がかかるのは先物の初期証拠金分だけで、ファンディングはポジション全体で受け取れます。BTCが上がると、値上がりしたBTCを担保に自動でUSDCを借りて先物の損失を埋めます。DEXでデルタニュートラルのファンディング取引を行う、最も資金効率のよい方法です。ドキュメントが挙げるリスクは、ファンディングの反転、利息の積み上がり、現物と先物の価格のずれ、借入分は出金できないこと、清算の順序が決まっていないことです。

14. 使い分けの目安

  • デイトレードや数日までのスイング:先物。往復手数料が現物より安く、売りもすぐ入れ、借入の管理も不要。
  • 2倍以下で数週間ロングを持つ:借入の利用率が低いうちは現物信用のほうが保有コストは安い傾向。選ぶ前に借入金利とファンディングを確認し、ファンディングがゼロ付近やマイナスなら先物が有利です。
  • 売り・保有資産のヘッジ:先物。ハイパーリキッドでは唯一の選択肢です。プットオプションでヘッジする場合との比較は無期限先物とオプションの違いで。
  • 2〜3倍を超えるレバレッジ:先物(そしてそのレバレッジが本当に必要かを再考)。取引所選びはおすすめDEXを参照。
  • 実際のコインを持ちたい(あとで出金する、長期保有する):現物。借入は小さく。
  • ファンディング・ベーシス取引:両方をポートフォリオマージンで組み合わせる。

日本円から始める場合は、国内取引所(本人確認が必要)で暗号資産を買い、ウォレットに送ってからハイパーリキッドに入金します(ArbitrumのUSDCで最低5 USDC)。手順はハイパーリキッドの使い方へ。ハイパーリキッドは日本の登録業者ではなく、資金決済法の登録義務と罰則は事業者に向けたもので個人の利用を罰する規定はありませんが、国内業者のような利用者保護(分別管理など)は受けられません。

15. 日本の税金

国税庁の「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(FAQ)」(令和7年12月版)によると:

  • 暗号資産取引の利益は原則として雑所得です(問2-2)。
  • 暗号資産の証拠金取引は申告分離課税の対象外で、総合課税により申告します(問2-12)。FXのような20%の分離課税は適用されません。
  • 暗号資産の信用取引の所得は、売却価額から購入価額を差し引いて計算し、個別法で求めます(問2-13)。
  • 損失は給与など他の所得と通算できません(問2-11)。
  • ファンディングの支払い・受け取りの扱いはFAQに記載がありません。借入金利を含めて、どう処理するかは税理士に確認してください。

ハイパーリキッドの Trade History と Funding History はCSVで書き出せます。計算の進め方はDEX取引の税金ガイドを参考にしてください。本記事は法律・税務上の助言ではありません。

16. よくある質問

DEXで信用取引はできますか?

できます。ただしDEXのレバレッジ取引はほとんどが無期限先物(パーペチュアル)で、お金を借りて現物を買う本来の信用取引ができる主要DEXは、2026年9月時点ではハイパーリキッド(Hyperliquid)です。BTC(掛目50%)やHYPE(65%)を担保にUSDC・USDTを借りられ、借入金利はプールの利用率が80%未満なら年5%です。先物ならBTCで最大40倍まで使えます。

レバレッジ取引におすすめのDEXはどこですか?

総合ではハイパーリキッド(先物BTC最大40倍、テイカー0.045%、現物信用も可)。取引手数料0%ならライター(Standard口座で0%、BTC最大50倍)、とにかく高いレバレッジならアスター(BTCはProモードで最大200倍、1001xモードで1001倍)。ほかにエッジエックス(100倍)、dYdX(50倍)、GMX(最大100倍)があります。

DEXとCEX(国内取引所)のどちらがいいですか?

目的によります。国内の登録業者は日本円で入出金でき、分別管理などの利用者保護がありますが、レバレッジは内閣府令により最大2倍です。DEXは本人確認なしで自分のウォレットから取引でき、先物のレバレッジも高く設定できますが、金融庁の登録業者ではなく国内法の保護は受けられません。日本円の入口は国内取引所、レバレッジ取引はDEX、という使い分けが一般的です。

DEXは安全ですか?問題点は?

DEXでは資産を自分のウォレットで管理するため、取引所が顧客資産を使い込むといった中央集権型取引所のリスクは小さくなりますが、別のリスクがあります。スマートコントラクトや管理者鍵の不具合(2026年4月にはSolanaの先物DEX、Driftが不正流出の被害を受け、現在は停止中)、チェーンの停止(2025年10月にはdYdXのチェーンが約8時間止まり、その間は取引も出金もできませんでした)、偽サイトによるフィッシング、そしてレバレッジ取引では清算(ロスカット)です。実績のある取引所を選び、公式URLをブックマークし、シードフレーズは誰にも教えず、少額から始めてください。

100倍レバレッジはどれくらい危険ですか?

非常に危険です。100倍では証拠金は建玉の1%なので、1%逆に動けば証拠金はなくなり、実際にはその手前(維持証拠金を下回った時点)で清算されます。2026年6月29日〜9月25日の89日間、BTCが日足の始値より1%超下げた日は43日、2%超下げた日は19日ありました(Binance日足)。始値で100倍のロングを持っていれば、89日のうち少なくとも43日、つまり約半分の日で証拠金を失っていた計算です。ハイパーリキッドのBTC上限40倍でも、維持証拠金が初期証拠金の半分なので、清算までの余裕は約1.25%しかありません。

無期限先物と信用取引(証拠金取引)の違いは何ですか?

信用取引(現物の証拠金取引)は、お金やコインを借りて実際の資産を売買し、借りた分に金利を払う仕組みです。無期限先物(パーペチュアル)は満期のない先物で、証拠金を入れて価格に連動するポジションを持ちます。コインは受け取らず、一定間隔で反対側の参加者とファンディングを支払い・受け取りします。無期限先物は高いレバレッジと手軽な売りが特徴、信用取引は実物を持ち、借りた部分にだけコストがかかるのが特徴です。

ファンディングと借入金利はどちらが安いですか?

レバレッジと保有期間によります。ファンディングはポジション全体に、金利は借りた部分だけにかかります。自己資金5,000ドルで1万ドル分のBTCを持つ場合、ハイパーリキッドの先物のファンディングは90日平均で1日約2.39ドル、同じハイパーリキッドで5,000 USDCを年5%で借りると1日約0.68ドルでした。取引手数料を含めると、約3日までは先物、それより長く持つなら現物信用のほうが安くなる計算です。

仮想通貨を売り(ショート)から入るならどちらがいい?

多くの場合は無期限先物です。先物の売りには貸し手が不要で、ファンディングがプラスのとき(2026年9月24日までの90日間、ハイパーリキッドのBTCでは92〜93%の時間)は売り手がファンディングを受け取ります。この期間の平均では、1万ドルのBTC先物ショートは1か月で約72ドルを受け取り、Binanceで BTCを借りて売る場合は約3.50ドルの金利を払う計算です。ハイパーリキッドはBTCを貸し出していないため、現物での売りはできません。

国内取引所のレバレッジが2倍までなのはなぜ?

金融商品取引業等に関する内閣府令が、個人顧客の暗号資産等関連デリバティブ取引について、約定時に必要な預託額を取引額の50%と定めているためです(第117条第1項第47号・第41項)。証拠金が取引額の半分以上必要なので、レバレッジは最大2倍になります。海外のDEXはこの規制の対象外で、ハイパーリキッドはBTCで40倍まで設定できますが、その分、国内法の利用者保護もありません。

同じレバレッジならどちらが清算されにくい?

ハイパーリキッドで2倍なら先物のほうが清算されにくくなります。2倍のBTC先物(分離マージン)は約49%下落で清算、2倍のBTC現物信用は約33%下落で部分清算のしきい値(担保の75%)に達します。ただし先物は高いレバレッジを選べてしまうため、20倍なら約4%の逆行で清算されます。

株の「無期限信用取引」と仮想通貨の「無期限先物」は同じですか?

別物です。株の無期限信用取引(一般信用取引のうち返済期限を設けないもの)は、証券会社から資金や株を借りて返済期限なしに売買する仕組みで、金利や貸株料がかかります。仮想通貨の無期限先物(パーペチュアル)は借入のないデリバティブで、コストはファンディングです。名前は似ていますが、仕組みとしては仮想通貨の「信用取引(現物の証拠金取引)」のほうが株の信用取引に近いものです。

税金の扱いは違いますか?

国税庁の暗号資産FAQ(令和7年12月版)では、暗号資産の証拠金取引は申告分離課税の対象外で総合課税とされ(問2-12)、信用取引の所得は売却価額から購入価額を差し引いて計算し、個別法で求めるとされています(問2-13)。暗号資産取引の利益は原則として雑所得で、損失は他の所得と通算できません(問2-2、2-11)。ファンディングの扱いはFAQに記載がないため、税理士に確認してください。本記事は税務上の助言ではありません。

ハイパーリキッドの口座を開く

DEXで信用取引・レバレッジ取引をするならまずここ。無期限先物・現物・ステーブルコイン借入をセルフカストディの1つの口座で使えます。コードHOLYGRAILで最初の2,500万ドルまで手数料4%引き。先物の取引手数料を0%にしたいならライター(718610TD)。

ハイパーリキッドに登録 → ライターに登録 →

開示:HOLYGRAIL(ハイパーリキッド・エッジエックス)・718610TD(ライター)・DTLpLc(アスター)は当サイトの紹介コードで、紹介経由のアカウントの手数料の一部を受け取ります(あなたの手数料は上がりません)。ファンディングとCEXの借入金利は2026年9月25日にハイパーリキッドAPI、Binance・Bybitの公開データ、GMOコインの公式ページで、ハイパーリキッドの借入プールは2026年9月26日に確認した値で、常に変動します。投資助言ではありません。