ハイパーリキッドとバイビットの比較:分散型取引所(DEX)と中央集権型取引所(CEX)

どちらを選ぶ?早見表

こんな人は選ぶなら理由
日本に住んでいて、無期限先物を続けたいハイパーリキッドBybitは2026年7月22日に日本居住者のポジションを強制決済し、新規取引もできない
一般ユーザーの料率で、手数料を安くしたいハイパーリキッドテイカー0.045%対0.0550%。紹介コードでさらに4%オフ
本人確認なしで、資産を自分で管理したいハイパーリキッドウォレットかメールでログイン。取引所が口座を凍結する仕組みがない
BTCで40倍を超えるレバレッジがほしいBybit(利用できる国の居住者)BTCUSDTは150倍、ハイパーリキッドのBTCは40倍
VIPランク、オプション、インバース契約を使うBybit(利用できる国の居住者)VIP 1のテイカー0.0400%はハイパーリキッドのティア0より安い

1. Bybitの日本撤退はいつ?日本居住者向けサービス終了の時系列

「Bybitは日本から撤退したのか」「代わりはどこか」を調べている人のために、Bybit自身の公式発表(announcements.bybit.com)に書かれていることだけを時系列でまとめます。

Bybit 公式お知らせ「日本居住者向けサービスの変更に関するお知らせ」(2026年1月22日)
Bybit 公式のお知らせ「日本居住者向けサービスの変更に関するお知らせ」(2026年1月22日掲載)。時系列の詳細は本文の表を参照。
日付内容出典
2021年5月金融庁が「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」に Bybit Fintech Limited を掲載(インターネットを通じて日本居住者を相手方として暗号資産交換業を行っていたとして警告)。その後も2023年3月・2024年11月に再掲載金融庁
2025年10月30日「暗号資産取引所Bybit、日本における新規ユーザー登録の受付を停止」を公表。金融庁が示す規制の枠組みに沿う取り組みとして、2025年10月31日21:00(日本時間)から日本居住者の新規アカウント登録を停止。この時点では既存ユーザーのサービスに変更なしと案内Bybit 公式お知らせ
2025年12月22日「日本居住者の皆様への重要なお知らせ」を公表。日本在住の利用者へのサービス提供を終了し、段階的にアカウントを制限すると発表。2026年1月22日までに本人確認レベル2(住所証明)を完了しなかった利用者は日本居住者とみなすと案内Bybit 公式お知らせ
2026年1月22日「日本居住者向けサービスの変更に関するお知らせ」で具体的な日程を公表。日本発行の本人確認書類・日本の住所証明書・日本のIPアドレスのいずれかで該当者を識別Bybit 公式お知らせ
2026年3月23日 12:00(日本時間)アカウントが「クローズオンリー」モードに。新規ポジションの構築・追加ができなくなり、資産変換(制限あり)と暗号資産の出金以外の全商品(ワンクリック購入、Bybitカード、P2P取引、現物、デリバティブ、資産運用、仕組商品など)が利用不可に。コピートレードと取引ボットも停止Bybit 公式お知らせ
2026年7月22日 12:00(日本時間)すべての未決済ポジションを強制決済し、カードサービスも停止。資産変換と暗号資産の出金は引き続き利用可能と案内Bybit 公式お知らせ
2026年7月24日「日本における是正措置の完了」を公表。2026年7月22日をもって、日本居住者に関するすべての是正措置を完了したと発表。出金が済んでいない人向けに、資産変換(BTC・ETH・USDCへの変換のみ)、暗号資産の出金、法定通貨の出金は引き続き利用できると案内Bybit 公式お知らせ

出典:金融庁「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」(Bybit の掲載は2021年5月・2023年3月・2024年11月に警告(令和3年5月・令和5年3月・令和6年11月)。2026年9月29日確認)、Bybit公式お知らせ「暗号資産取引所Bybit、日本における新規ユーザー登録の受付を停止」(2025年10月30日)、「日本居住者の皆様への重要なお知らせ」(2025年12月22日)、「日本居住者向けサービスの変更に関するお知らせ」(2026年1月22日)、「日本における是正措置の完了」(2026年7月24日)。2026年9月25日に確認。

Bybitは発表の中で、これを「日本の規制を遵守するための積極的な取り組みの一環」と説明しています。7月24日の発表では、2025年10月以降に進めてきた一連のプロセスが終了したとしています。背景として、金融庁は無登録で日本居住者向けに営業した海外業者を「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」で公表しており、Bybitは令和3年5月・令和5年3月・令和6年11月の3回掲載されています(2026年9月25日確認)。

残高が残っている場合:7月24日の発表では、強制決済の後も資産変換(BTC・ETH・USDCへの変換に限る)、暗号資産の出金、法定通貨の出金は引き続き利用できるとされています。出金先のネットワークとアドレスを確認し、少額でテストしてから移してください(12章)。

2. Bybitの代わりにハイパーリキッドが選ばれる理由と注意点

Bybitで無期限先物を取引していた人が求めるのは、低い手数料、厚い板、そこそこのレバレッジ、使い慣れた板取引の画面です。ハイパーリキッドはこの条件を満たすDEX(分散型取引所)の代表格です。

  • 本人確認なし:EVMウォレット(Rabby・MetaMaskなど)をつなぐか、メールアドレスと6桁のコードでログインするだけ。口座の審査はありません。
  • 自分で資産を管理:残高は自分のアドレスにあり、出金は自分のウォレットで署名します。取引所が口座を凍結する仕組みがありません。
  • 規約上の対象外地域に日本は入っていない:ハイパーリキッドの利用規約(§1.6、2026年6月15日更新)が利用対象外としているのは、米国・カナダのオンタリオ州・制裁対象地域です。条文と対象者の詳細はハイパーリキッドの利用制限国にまとめています。
  • 金融庁のリストに未掲載:上記の無登録業者リストにハイパーリキッドは掲載されていません(2026年9月25日確認)。
  • DEXで最大級の流動性:2026年9月25日の24時間出来高は81.6億ドル、建玉は約129億ドルでした。

ただし、注意点もはっきりさせておきます。ハイパーリキッドは日本の暗号資産交換業者として登録されていないため、国内の登録業者に義務付けられている利用者保護(利用者財産の分別管理など)は受けられず、トラブル時に日本の当局を頼ることもできません。日本円の入出金もできないので、入口と出口は国内取引所を使います。アプリは日本語表示に対応していません(選べるのは英語・フランス語・簡体字中国語・韓国語・スペイン語、2026年9月時点)。そして本人確認がないからといって匿名になるわけではありません。入出金や取引はブロックチェーン上に記録され、国内取引所から送金したウォレットならその記録からたどれます。税金もかかります(13章)。本人確認不要のDEX全体の考え方は本人確認不要の取引所ガイドを参照してください。

3. ハイパーリキッドとBybitの比較表

ハイパーリキッドBybit
取引所の種類自分で資産を管理するDEX(独自L1のHyperCore)中央集権型取引所(CEX、資産を預ける)
本人確認(KYC)不要。EVMウォレットかメールでログイン必要(本人確認レベルあり)
資金の管理自分のアドレス。出金は自分のウォレットで署名Bybitが保管。準備金証明(Proof of Reserves)ページあり
無期限先物の手数料(テイカー/メイカー)0.045%/0.015%0.0550%/0.0200%(非VIP)
手数料の割引紹介コード4%(最初の2,500万ドル)、HYPEステーキング5〜40%VIP・Proランク、MNT払いで先物10%(現物は25%)
最大レバレッジBTC 40倍、ETH 25倍、SOL 20倍、HYPE 10倍BTCUSDT 150倍、ETHUSDT 150倍、SOLUSDT 100倍、HYPEUSDT 75倍
資金調達率(ファンディング)1時間ごと、上限は1時間4%8時間ごと(BTCUSDT)、上限は1回±0.333%
対応銘柄数(無期限先物)バリデーター運営178(2026年10月20日時点)+HIP-3(株式・商品など)リニア無期限845+期日先物40+インバース26(9月25日)
現物336ペア530ペア(9月25日)
24時間の先物出来高(2026年9月25日)81.6億ドル173.9億ドル(USDT・USDC建てリニア)
入出金暗号資産のみ(USDC・BTC・ETH・SOLなど)。最低入金5 USDC、USDC出金は一律0.2 USDC+少額のガス法定通貨・カード・P2Pと暗号資産。出金手数料はコインとネットワークごと
スマホアプリスマホのブラウザで利用可。Android公式アプリあり、iOS公式アプリなしiOS・Androidのネイティブアプリ
コピートレード・運用ボールト(リーダーは利益の10%)、HLP、HYPEステーキングコピートレード、取引ボット、Bybit Earn、ローンチパッド
練習用の環境テストネット(模擬USDC 1,000 USDC、メインネットへの入金履歴が必要)デモ取引(全ユーザー、現物とデリバティブ)
サポート公式ドキュメントとコミュニティのDiscord。口座の問い合わせ窓口はなしヘルプセンターと24時間365日の問い合わせ窓口
日本居住者の利用利用規約の対象外地域に日本は含まれない利用不可(2026年に日本居住者向けサービスを終了)

ハイパーリキッド:公式ドキュメント、公開API(出来高は2026年9月25日 16時半ごろ、市場数は2026年10月20日に更新)、利用規約 §1.6。Bybit:手数料ページとヘルプセンター、公開API v5(市場数と出来高は9月25日、レバレッジと資金調達の上限は9月27日 4時10分ごろ)、General Terms & Conditions(2026年1月23日更新)、公式お知らせ。スマホでは表を横にスクロールできます。

4. 手数料はどちらが安い?1万ドルの計算例とVIP表

一般ユーザーの料率ならハイパーリキッドが安いです。ハイパーリキッドのティア0はテイカー0.045%/メイカー0.015%、Bybit非VIPは0.0550%/0.0200%。逆転するのはBybitでVIP 1以上になってからです。どちらも手数料は証拠金ではなく想定元本(ポジションの大きさ)にかかります。証拠金1,000ドルを10倍で使えば1万ドルのポジションになり、手数料は1万ドルに対してかかります。

1万ドルのポジションを1回往復したときの手数料

取引所と料率1万ドル往復・成行(テイカー)1万ドル往復・指値(メイカー)月10万ドル・テイカー1年間・テイカー
ハイパーリキッド(ティア0)9.00ドル3.00ドル45.00ドル540.00ドル
ハイパーリキッド(ティア0+紹介コード)8.64ドル2.88ドル43.20ドル518.40ドル
Bybit(非VIP)11.00ドル4.00ドル55.00ドル660.00ドル
Bybit(非VIP、MNT払いで−10%)9.90ドル3.60ドル49.50ドル594.00ドル

往復=建てる注文と決済する注文の2回分。「月10万ドル」は1万ドルの往復を月5回。料率:ハイパーリキッド公式ドキュメント、Bybit手数料ページとMNT払いのFAQ(MNT割引はAPI注文・取引ボット・コピートレードのフォロワーには使えません)。スプレッド、スリッページ、資金調達率は別です。

月10万ドルをテイカーで取引すると、紹介コードありのハイパーリキッドとBybit非VIPの差は月11.80ドルほど。金額は大きくありませんが取引回数に比例して効き、指値(メイカー)で約定させればどちらも手数料が約3分の1になります。自分の取引量で比べるなら手数料計算ツールを使ってください。

両社の手数料体系

ハイパーリキッドのティアは直近14日間の加重出来高(現物は2倍で計算)で決まります。ティア0はテイカー0.045%/メイカー0.015%で、70億ドル超では0.024%/0%まで下がります。これにHYPEステーキングの割引(5〜40%)と、紹介コードの割引(最初の2,500万ドル分が4%)が重なります。注文・取消・資金調達にガス代はかかりません。全体はハイパーリキッドの手数料にまとめています。

Bybit の手数料ページ(無期限・先物タブ)の VIP 別手数料表
Bybit 公式の手数料ページ(Perpetual & Futures タブ、2026年9月25日確認):Non-VIP はメイカー 0.0200%/テイカー 0.0550%。右列は MNT 支払い時の割引料率。

Bybitの無期限・先物の手数料(公式手数料ページ、2026年9月25日確認)は次のとおりです。

Bybitのランクメイカーテイカー
非VIP0.0200%0.0550%
VIP 10.0180%0.0400%
VIP 20.0160%0.0375%
VIP 30.0140%0.0350%
VIP 40.0120%0.0320%
VIP 50.0100%0.0320%
Supreme VIP0.0000%0.0300%

MNTで支払うと先物は10%引き(非VIPで0.0180%/0.0495%)。25%引きになるのは現物だけです。プレマーケットの無期限先物は非VIPで0.0400%/0.1000%、現物は非VIPの暗号資産ペアで0.1000%/0.1000%。実際の手数料はログイン後に表示される料率によるとされています。

取引量が多い場合

  • 月100万ドルをテイカーで取引(入門レベル):ハイパーリキッド450ドル(紹介コードありで432ドル)、Bybit非VIP 550ドル。差は月100〜118ドル。
  • 月100万ドルをメイカーで取引:ハイパーリキッド150ドル(紹介コードありで144ドル)、Bybit非VIP 200ドル。
  • HYPEを1,000枚以上ステーク(Silver)+紹介コード:0.045% × 0.85 × 0.96 = 0.0367%、100万ドルあたり約367ドル。
  • Bybitが有利な場面:VIP 1になるとテイカー0.0400%で、ハイパーリキッドのティア0(0.045%)より安くなります。Supreme VIPのメイカーは0%です。ハイパーリキッドがテイカー0.040%になるのは14日間出来高500万ドル超から。大口のトレーダーは、実際のランクで比べてください。

入金・出金のコスト

  • ハイパーリキッド:入金は暗号資産のみ。USDCの最低入金額は5 USDCで、それ未満をブリッジに送ると失われるので注意してください。ArbitrumへのUSDC出金は一律0.2 USDC+ごく少額のガス代で、アプリの目安では5分以内に着金します(出金方法)。
  • Bybit:法定通貨(銀行・カード・P2P)と暗号資産の両方に対応。暗号資産の出金手数料はコインとネットワークごとに決まり、出金画面で確定前に表示されます(2026年9月27日時点、公開の手数料ページは取引手数料のみ)。日本居住者は現在、残高の出金と資産変換しかできません。

手数料を下げる方法

方法ハイパーリキッドBybit
指値(メイカー)で約定させる0.045%が0.015%に。いちばん効く0.0550%が0.0200%に。いちばん効く
登録時の割引紹介コードで最初の2,500万ドル分が4%引き手数料の割引はなし(入金ボーナス等のキャンペーン方式)
自社トークンを使うHYPEステーキングで5〜40%引きMNT払いで先物10%・現物25%引き(API・ボット・コピートレードは対象外)
取引量14日間出来高で7段階、最安0.024%/0%VIP 1〜5とSupreme VIP、Proアカウント向けの別料率

5. 資金調達率:1時間ごと対8時間ごと

資金調達率(ファンディング)はどちらも取引所の手数料ではなく、無期限先物の価格を現物に近づけるためにロングとショートの間でやり取りされるものです。違いは精算の頻度と上限です。

  • ハイパーリキッド:8時間あたりのレートを計算し、その8分の1を毎時精算します。よく使われる基準値の8時間0.01%なら、1時間0.00125%です。上限は全銘柄共通で1時間4%。
  • Bybit:BTCUSDT・ETHUSDT・SOLUSDT・HYPEUSDTは8時間ごとに精算し、APIではBTCUSDTの上限が1回±0.333%です。

1日単位で見ればレートが同じなら負担も同じくらいですが、ハイパーリキッドでは1〜2時間しか持たないポジションにも資金調達が発生します。Bybitでは精算時刻の間に建てて決済した取引には発生しません。両者を直接比べるには、ハイパーリキッド公式のFunding Comparisonページが便利です。ハイパーリキッド・Binance・Bybitの資金調達率を8時間換算で並べて表示します。

ハイパーリキッドの Funding Comparison ページ:Hyperliquid・Binance・Bybit の資金調達率比較
ハイパーリキッドの Funding Comparison ページ(2026年9月25日)。銘柄ごとの資金調達率を8時間換算でハイパーリキッド・Binance・Bybitと比べ、差の列も表示されます。

詳しくは資金調達率の解説へ。

6. レバレッジと証拠金

Bybitの公開APIでは、BTCUSDTが最大150倍、ETHUSDTが150倍、SOLUSDTが100倍、HYPEUSDTが75倍です(2026年9月27日確認)。「Bybitは最大125倍」と書く記事やAIの要約もありますが、APIの値はそれより高くなっています。ハイパーリキッドはBTC 40倍(想定元本1億5,000万ドル超は20倍)、ETH 25倍、SOL 20倍、HYPE 10倍で、多くのアルトコインはさらに低く設定されています(銘柄別のレバレッジ上限)。

上限が高いことは、必ずしも有利ではありません。ハイパーリキッドの維持証拠金は最大レバレッジ時の当初証拠金の半分で、BTCなら1.25%です。40倍なら清算までの値幅は約1.25%、150倍では1%を大きく下回り、ひげ1本で清算されかねません。ハイパーリキッドはポジションごとにクロスと分離(Isolated)を選べ、1つのアカウントで1銘柄につきネットのポジションを1つ持ちます。両建てしたいときはサブアカウントを使います。DEXでもっと高い倍率が必要なら、ライター(Lighter)がBTC・ETH 50倍、エッジエックス(edgeX)が100倍です。

7. 取扱銘柄・流動性と建玉(OI)の見方

  • Bybit:リニア契約885(無期限845・期日先物40、USDT建て817・USDC建て68)、インバース契約26、オプション、現物530ペア。上場は取引所が審査して決めます。
  • ハイパーリキッド:バリデーター運営の無期限先物178市場(2026年10月20日時点)に加え、第三者がデプロイするHIP-3市場(最大のtrade.xyzは2026年9月24日時点で米国株・指数・商品など124資産。ハイパーリキッドで株を取引する方法)と、現物336ペア。上場は許可制ではないので新しい資産が早く並ぶ一方、質の低い市場も混じります。
24時間のスナップショット(2026年9月25日 16時半ごろ)ハイパーリキッドBybit
無期限先物の出来高81.6億ドル(全市場)173.9億ドル(USDT・USDC建てリニア)
BTCの出来高38.3億ドル61.1億ドル(BTCUSDT)

出典:Hyperliquid metaAndAssetCtxs、Bybit /v5/market/tickers?category=linear。ハイパーリキッドの出来高は曜日によって1日40億〜80億ドル超の幅で動くので、1回の計測値として見てください。

「ハイパーリキッドの建玉がバイビットを上回った」というニュースの読み方:建玉(OI)の比較は定義をそろえないと意味がありません。BybitのAPIはBTCUSDTの建玉を両建て合計(約50.6億ドル)と片側(約25.3億ドル)の2通りで返し、ハイパーリキッドは自社の数値がどちらの定義かを文書化していません。どちらのBybitの数字を使うかで結論が逆にもなりうるため、当サイトは建玉を並べて比較していません。

全体の出来高はBybitがハイパーリキッドの約2倍、BTCでは約1.6倍でした。BTCやETHで数十万ドル程度までの成行注文なら、どちらも板は十分に厚く、スリッページより手数料の差のほうが効いてきます。DEX全体の出来高はPerp DEXランキングで比較しています。

8. 安全性:資産管理・準備金証明・2025年のハッキング

Bybitは資産を預かる取引所です。入金したコインはBybitが保管し、口座の残高はBybitの帳簿上の数字になります。Bybitは「すべてのユーザー資産について1:1の準備率を維持している」としてProof of Reserves(準備金証明)のページを公開しています。一方、利用規約(General Terms & Conditions)には、アカウント停止の条項に定める場合に資金の凍結・保留・アクセス制限を行えると書かれています。

資産が1か所に集まることのリスクも現実に起きました。FBIは、2025年2月21日ごろにBybitから約15億ドル相当の暗号資産が盗まれた事件を、北朝鮮(FBIの呼称は「TraderTraitor」)によるものと発表しています(FBI IC3、2025年2月26日)。利用者の資産は守られたのか:Bybit自身の事件タイムラインによると、被害はイーサリアムのコールドウォレット1つで、CEOは当日中に「支払能力があり、顧客資産は1:1で保全されている」と表明しました。出金は止めず(35万件超の出金申請の99.994%を10時間以内に処理)、監査会社Hackenの準備金証明の更新では、顧客資産のETHの不足は72時間以内に解消されたとしています。結果的に顧客資産は守られましたが、預けた資産の安全は取引所の財務体力に依存する、ということでもあります。

ハイパーリキッドは自分で資産を管理します。残高はHyperCore上の自分のアドレスにあり、出金には自分のウォレットの署名が必要で、運営が口座を凍結する仕組みはありません。ただしリスクがゼロではありません。

  • ブリッジ:USDCはハイパーリキッドのブリッジ、BTC・ETH・SOLはUnitの2-of-3 MPCを通ります。
  • バリデーターの集中:2026年9月時点で、Hyper Foundationのバリデーターがステークの約47.3%を持っていました。
  • 鍵の管理:シードフレーズの流出や悪意ある署名は、サポートに頼んでも取り消せません。

なお、ハイパーリキッドの手数料はHLP、アシスタンスファンド(HYPEを買い戻して焼却)、デプロイヤーに分配され、運営会社の収益にはなりません。リスク全体はハイパーリキッドのレビューで詳しく見ています。

自分で管理する無期限先物へ

基本手数料0.045%/0.015%、本人確認なし、鍵は自分で管理。紹介コード HOLYGRAIL で最初の2,500万ドル分が4%オフです。

ハイパーリキッドで取引を始める →

9. コピートレードとボールト、API・ボット

実際に使ってみていちばん違いを感じるのがここです。

Bybit:取引所の中のコピートレードと取引ボット

Bybitはコピートレードと取引ボット(グリッドなど)を取引所の中で提供しています。リーダーやボットを選ぶと、Bybitが預かり口座の中で自動で売買します。コードは不要ですが、フォロワーの取引にはMNT割引が使えません。日本居住者向けには2026年3月23日に停止されました。APIはv5のREST/WebSocketで、口座で発行するAPIキーを使います。

ハイパーリキッド:ボールト、HLP、APIウォレット

ハイパーリキッドのボールト一覧:HLPと大口ユーザーボールトのAPR・TVL・運用期間
app.hyperliquid.xyz/vaults(2026年9月)。上がプロトコルのボールトHLP、下がTVL順のユーザーボールト。ボールトのポジションと約定はすべて公開されています。
  • ユーザーボールトはハイパーリキッド版のコピートレードです。リーダーのボールトに入金して損益を分け合います。リーダーの取り分は利益の10%で、リーダーは常にボールトの5%以上を保有する必要があり、入金後1日は引き出せません。すべてのポジションと約定がオンチェーンで公開されるので、入る前にリーダーの実績を自分で確かめられます。
  • HLPはプロトコルのマーケットメイク用ボールトで、2026年10月20日時点の残高は1億7,910万ドル。最後の入金から4日は引き出せません。損失が出ることもあります。
  • APIウォレット(エージェント)を使うと、ボットや外部のコピートレードアプリに出金はできない権限で注文だけを任せられます。1アカウントで名前なし1つと名前付き3つまで承認できます。注文・取消にガス代はかからず、RESTのIP上限は1分あたり重み1,200、すべての注文が公開のオンチェーンの板に載ります。詳しくはAPIガイド、ボールトの解説、ハイパーリキッドのコピートレードへ。

10. 資産運用と報酬

  • Bybit:Bybit Earn(預け入れ運用や仕組商品)、ローンチパッド、Bybitカード、登録・入金キャンペーンなどがあります。利回りやボーナスはBybitが決めて頻繁に変わります。日本居住者は2026年3月から利用できません。
  • ハイパーリキッド:ボーナスキャンペーンはありません。HYPEをステーキングすると報酬を受け取れ、取引手数料も5〜40%下がります。HLPやユーザーボールトは取引の損益を分け合う仕組みです。ポイントプログラムは現在なく、2024年のエアドロップは終わったものなので、次のエアドロップを期待して取引するのはおすすめしません。

ステーキングの段階とロック期間はHYPEステーキングの解説へ。

11. 初心者向け:デモ取引とテストネット、スマホアプリ、サポート

  • 練習環境:Bybitには全ユーザーが使えるデモ取引(模擬資金で現物とデリバティブ)があり、30日間アクセスしないとデータが消去されます。ハイパーリキッドで同じ役割をするのがテストネットで、蛇口(faucet)から模擬USDCを1,000 USDC受け取れます。ただし、メインネットに入金したことがあるアドレスに限られます。
  • スマホアプリ:Bybitにはネイティブのアプリがあります。ハイパーリキッドは「スマホでは使えない」と誤解されがちですが、スマホのブラウザでそのまま取引でき、Google Playには公式のAndroidアプリがあります。2026年9月27日時点でApp Storeに公式のiOSアプリはないため、iPhoneではSafariで開いてホーム画面に追加するのが手軽です。詳しくはハイパーリキッドのアプリへ。
  • サポート:Bybitはヘルプセンターと問い合わせフォームがあり、「24時間365日のカスタマーサポート」をうたっています。ハイパーリキッドは公式ドキュメントとコミュニティのDiscordだけで、口座の問い合わせ窓口はありません。送金ミスや鍵の紛失は誰にも取り消せません。
  • 注文ツール:ハイパーリキッドはTradingViewチャートに、成行・指値・ストップ・利確・スケール・チェイス・トレーリングストップ・TWAP注文、クロス/分離マージン、サブアカウント、現物(Unit経由のBTC・ETH・SOLを含む)。日本円の入出金、カード、オプションはありません(注文方法の解説)。

12. 乗り換え手順(Bybitの残高・国内取引所から)

Bybit→国内取引所→ハイパーリキッド:3つのルートと送金手数料

Bybitの日本居住者アカウントで今も使えるのは、資産変換(BTC・ETH・USDCのみへの変換)と暗号資産の出金です。残高をハイパーリキッドに移すルートは3つあります。手数料は Bybit の出金画面(2026年9月29日確認)と各社の公式手数料ページの値です。

ルート手順送金手数料の目安向いている人
A. USDC を自分のウォレット経由Bybit で USDC に変換 → Arbitrum One で自分のウォレット(MetaMask・Rabby)へ出金 → ハイパーリキッドの Deposit から入金Bybit の USDC 出金(Arbitrum)0.2 USDC(最低1 USDC)、ハイパーリキッドへの入金は最低5 USDCBybit の残高をそのまま先物の証拠金にしたい人
B. BTC を直接送るBybit で BTC に変換 → ハイパーリキッドの入金画面に表示される BTC アドレス(Unit)へビットコインネットワークで出金Bybit の BTC 出金 0.000038 BTC、ハイパーリキッド側の最低入金0.0003 BTC手順を最少にしたい人(着金後に現物で USDC に売却)
C. いったん国内取引所へBybit から ETH(Arbitrum)などを国内取引所へ出金 → 必要なら日本円に → 国内取引所から ETH を Arbitrum で自分のウォレットへ → USDC に交換して入金Bybit の ETH 出金(Arbitrum)0.00004 ETH、国内取引所の ETH 出金(Arbitrum)は bitbank 0.00042 ETH・OKJ 0.0005 ETH一部を日本円に戻したい人、確定申告用に記録を国内にまとめたい人

Bybit の出金手数料と状態はコイン・ネットワークごとに変わり、2026年9月29日の画面では USDC の出金が「限定サービス」と表示されていました。出金前に必ず画面で確認してください。国内取引所への入金はトラベルルールの対象で、bitbank・OKJ・Coincheck は Bybit からの受け取りに対応しています(詳細はBybitの出金方法)。

どのルートでも、最初に 紹介コード HOLYGRAIL でハイパーリキッドを開いてから入金すると、最初の2,500万ドル分の手数料が4%割引になります。

  1. 先にハイパーリキッドを開く。app.hyperliquid.xyz/join/HOLYGRAIL から開き、ウォレットを接続するかメールでログインします。初回取引の前に4%割引の紹介コードが適用されます。累計取引高が1万ドルを超えるとコードを入力できません。また、Phantomなどのアプリは、紹介コード未設定のアカウントに自社のハイパーリキッド紹介コードを付けることが多いため、アプリを使い始める前にハイパーリキッドでコードを入力してください。
  2. 入金ルートを選ぶ。
    • Bybitに残高がある場合:USDCを、ハイパーリキッドが受け付けるネットワーク(Arbitrum・Ethereum・Base・Polygon)で自分のウォレットへ出金し(Bybit側でどのネットワークを選べるか、手数料はいくらかは出金画面で確認)、ハイパーリキッドに入金します(最低5 USDC)。BTCなら、ビットコインネットワークでハイパーリキッドの入金画面に表示されるUnitのアドレスへ直接送れます(最低0.0003 BTC、UBTCとして着金)。
    • 国内取引所から:国内の暗号資産交換業者でBTCを買い、同じくUnitのアドレスへ送るのが手順の少ない方法です。USDCを扱う国内業者(例:SBI VCトレードはEthereumのみ・入出庫無料・1回100万円まで)からEthereum上のUSDCとして入金する方法もあります。
    どの場合も、ネットワーク名とアドレスを確認し、最初は少額でテスト送金してください。詳しい手順は入金ガイド、ハイパーリキッドの使い方、CEXからDEXへの移行ガイドにあります。
  3. レバレッジを決め直す。上限はBybitより低く、資金調達は1時間ごとに精算されます。
  4. 損切りを入れ直す。注文フォームの利確・損切り(TP/SL)を使い、維持証拠金を意識してサイズを決めます。

13. 税金と規制(日本居住者向け)

税金:雑所得・総合課税

国税庁の「暗号資産等に関する税務上の取扱いについて(FAQ)」では、暗号資産取引の利益は原則として雑所得で、証拠金取引(無期限先物を含むと考えられます)はFXのような申告分離課税の対象外、総合課税です。所得税(5〜45%)と住民税(10%)を合わせた最高税率は55%(復興特別所得税は別途)で、損失は給与所得などと通算できません。Bybitでもハイパーリキッドでも同じで、どちらも国内取引所のような年間取引報告書は出ないため、取引履歴と入出金の記録を自分で保存しておきましょう。計算方法はDEX取引の税金ガイドへ。最終判断は税理士に確認してください。

規制:業者の規制と個人の利用は別

資金決済法第63条の2は「暗号資産交換業は、内閣総理大臣の登録を受けた者でなければ、行ってはならない」と定め、罰則(第107条第12号)も無登録で営業した業者が対象です。Bybitが撤退したのは、こうした業者側の規制に対応するためだと説明されています。利用した個人を罰する条文はありません。一方で、登録業者でない取引所では国内の利用者保護が受けられないことは、Bybitでもハイパーリキッドでも同じです。なお、暗号資産の規制は2026年の法改正で資金決済法から金融商品取引法に移る予定ですが、登録義務を負うのが業者である構造は変わりません。詳しくはハイパーリキッドの使い方(日本から使える?)にまとめています。以上は法律上の助言ではありません。

14. どちらを選ぶべきか

ハイパーリキッドが向いている人

  • 日本居住者で、Bybitの代わりに無期限先物を続けたい
  • 入門〜中級の手数料ランクで取引している(0.045%/0.015%はBybit非VIPより安く、紹介・ステーキング割引もある)
  • 自分で鍵を持ち、取引所の凍結や取引所へのハッキングのリスクを避けたい
  • 公開のオンチェーンの板に、ガス代なしでボットから注文したい。実績を自分で確かめられるボールトでコピートレードしたい

Bybitが向いている人(利用できる国の居住者)

  • BTCで40倍、ETHで25倍を超えるレバレッジが必要
  • VIPランクの料率を使える、またはインバース・期日先物・オプションが必要
  • 取引所が提供するコピートレード、グリッドボット、デモ取引、カード、法定通貨の入出金を使いたい

関連する比較として、ハイパーリキッドとBinanceの比較、DEXとCEXの手数料比較、DEXおすすめ比較、DEXとはも参考にしてください。

よくある質問

Bybitとハイパーリキッドの違いは何ですか?

Bybitは資産を預ける中央集権型取引所(CEX)で、口座開設に本人確認が必要です。ハイパーリキッドは分散型取引所(DEX)で、ウォレットかメールでログインし、本人確認なしで資産を自分のアドレスで管理します。手数料はハイパーリキッドが安く(テイカー0.045%対0.0550%)、レバレッジの上限はBybitが高く(BTCで40倍対150倍)、Bybitは日本居住者向けのサービスを2026年に終了しています。

Bybitは日本で使えなくなったのですか?

日本居住者向けのサービスは終了しました。Bybitの公式発表によると、日本居住者と識別されたアカウントは2026年3月23日12時(日本時間)からクローズオンリー(新規取引不可)になり、7月22日12時に未決済ポジションが強制決済されました。それに先立ち2025年10月31日から日本居住者の新規登録を停止しており、2026年7月24日には日本における是正措置の完了を発表しています。資産変換(BTC・ETH・USDCへの変換)、暗号資産の出金、法定通貨の出金は引き続き利用できると案内されています。

Bybitが日本から撤退したのはいつですか?

段階的です。Bybitの公式発表によると、2025年10月31日21時(日本時間)に日本居住者の新規登録を停止し、2026年3月23日12時に既存アカウントをクローズオンリー(新規取引不可)に、2026年7月22日12時に未決済ポジションを強制決済し、7月24日に「日本における是正措置の完了」を発表しました。それ以前から金融庁は Bybit を無登録業者として公表しています(2021年5月・2023年3月・2024年11月に警告(令和3年5月・令和5年3月・令和6年11月))。

Bybitのポジションは強制決済されましたか?損益はどうなりますか?

日本居住者と識別されたアカウントの未決済ポジションは、2026年7月22日12時(日本時間)にすべて強制決済されました。決済で確定した損益は口座残高に反映され、その残高は資産変換(BTC・ETH・USDCへの変換)と暗号資産の出金で引き出せます。強制決済で確定した損益も、通常の取引と同じく2026年分の雑所得として申告の対象になると考えられます。個別の判断は税理士に確認してください。

Bybitからハイパーリキッドに直接送金できますか?

できます。いちばん簡単なのは、Bybit で USDC に変換して Arbitrum One で自分のウォレットへ出金し(Bybitの手数料0.2 USDC、2026年9月29日時点)、そこからハイパーリキッドに入金する方法です(最低5 USDC)。BTC なら、ハイパーリキッドの入金画面に表示される BTC アドレスへビットコインネットワークで直接送れます(最低0.0003 BTC)。どの方法でも、最初は少額でテスト送金してください。

Bybitの代わりにハイパーリキッドを使うデメリットは?

主に4つです。①日本円の入出金ができないので、入口と出口に国内取引所を使う、②レバレッジの上限が低い(BTCで40倍、Bybitは150倍)、③日本の登録業者ではないため国内の利用者保護がない、④画面が日本語に対応していない。反対に、本人確認が不要で、資産を自分のアドレスで管理でき、一般ユーザーの手数料はBybitより安くなります。

Bybitで使っていたコピートレードや取引ボットの代わりは?

ハイパーリキッドには取引所内のコピートレード機能はありませんが、他人の運用に資金を預けるボールト(リーダーは利益の10%を受け取る)があり、ボットは出金できない API ウォレット(名前付きで3つまで)で動かせます。注文画面の TWAP や Scale も、簡単な自動売買の代わりになります。

Bybitの代わりになる取引所はありますか?

無期限先物を続けたいなら、分散型取引所(DEX)のハイパーリキッド(Hyperliquid)が有力な選択肢です。本人確認なしでウォレットかメールで使え、資産は自分のアドレスで管理します。利用規約が対象外としているのは米国・カナダのオンタリオ州・制裁対象地域で、日本は含まれていません。手数料は基本でテイカー0.045%とBybit非VIPより低く、紹介コードHOLYGRAILでさらに4%割引になります。

ハイパーリキッドとBybitはどちらが手数料が安いですか?

一般ユーザーの料率ではハイパーリキッドです。無期限先物はハイパーリキッドがテイカー0.045%・メイカー0.015%、Bybit非VIPが0.0550%・0.0200%。1万ドルのポジションを成行で往復すると、ハイパーリキッド9.00ドル(紹介コードありで8.64ドル)、Bybit 11.00ドルです。ただしBybitのVIP 1以上(テイカー0.0400%以下)はハイパーリキッドのティア0より安くなります。

資金調達率の支払い間隔はどう違いますか?

ハイパーリキッドは1時間ごとに、8時間あたりのレートの8分の1を精算します。上限は1時間4%です。BybitはBTCUSDT・ETHUSDT・SOLUSDT・HYPEUSDTが8時間ごとで、BTCUSDTの上限は1回±0.333%です。比べるときはハイパーリキッドの1時間の値を8倍してください。

レバレッジはどちらが高いですか?

Bybitです。公開APIではBTCUSDTが最大150倍、ETHUSDTが150倍、SOLUSDTが100倍、HYPEUSDTが75倍でした(2026年9月27日確認。125倍と書く記事もありますが古い情報です)。ハイパーリキッドはBTC 40倍(想定元本1億5,000万ドル超は20倍)、ETH 25倍、SOL 20倍、HYPE 10倍です。高倍率ほど清算までの値幅は小さくなります。

ハイパーリキッドにスマホアプリはありますか?

あります。Google Playに公式のAndroidアプリがあり、iPhoneでもSafariなどのブラウザからそのまま取引できます(ホーム画面に追加するとアプリのように使えます)。2026年9月27日時点でApp Storeに公式のiOSアプリはありません。Bybitにはネイティブのアプリがありますが、日本居住者は取引できません。

ハイパーリキッドとBybitの建玉(OI)はどちらが大きいですか?

「ハイパーリキッドの未決済建玉がバイビットを上回った」というニュースもありますが、単純には比べられません。BybitのAPIはBTCUSDTの建玉を両建て合計(2026年9月25日に約50.6億ドル)と片側(約25.3億ドル)の2通りで返し、ハイパーリキッドは自社の数値がどちらの定義かを文書化していないからです。どちらのBybitの数字を使うかで結論が逆になりえます。

Bybitとハイパーリキッドの出金手数料はいくらですか?

ハイパーリキッドはArbitrumへのUSDC出金が一律0.2 USDC(+ごく少額の HyperEVM ガス代)で、入金は最低5 USDCです。Bybitの出金手数料はコインとネットワークごとに決まり、出金画面で確定前に表示されます(2026年9月27日時点、公開の手数料ページには取引手数料のみ掲載)。

日本人がハイパーリキッドを使うのは違法ですか?

個人が利用することを罰する規定はありません。資金決済法で登録義務(第63条の2)と罰則(第107条第12号)の対象になるのは暗号資産交換業を行う業者です。ハイパーリキッドは金融庁の無登録業者リストにも掲載されていません(2026年9月確認)。ただし国内の登録業者のような利用者保護はなく、トラブル時に国内の当局を頼れません。法的助言ではないため、個別の判断は専門家に確認してください。

Bybitに残った資産はどうすればいいですか?

Bybitの2026年7月24日の発表では、強制決済後も資産変換(BTC・ETH・USDCへの変換)、暗号資産の出金、法定通貨の出金は利用できるとされています。自分のウォレットや国内取引所へ出金する場合は、送金先のネットワークとアドレスを必ず確認し、少額でテストしてから本送金してください。

ハイパーリキッドはBybitより安全ですか?

リスクの種類が違います。Bybitは資産を預かる形で、FBIは2025年2月21日ごろのBybitからの約15億ドルの流出を北朝鮮によるものと発表しています(Bybitは顧客資産を1:1で保全し、72時間以内に不足分を埋めたと説明)。ハイパーリキッドは取引所に預ける形のリスクはない代わりに、ブリッジのスマートコントラクト、バリデーターの集中(2026年9月時点でHyper Foundationのバリデーターがステークの約47.3%)、自分の鍵の管理といったリスクがあります。

ハイパーリキッドの利益にも税金はかかりますか?

かかります。国税庁FAQでは暗号資産取引の利益は原則として雑所得で、無期限先物のような証拠金取引も総合課税です(所得税と住民税で最高55%、復興特別所得税は別途)。海外の取引所やDEXでも同じで、年間取引報告書がないため取引履歴を自分で保存する必要があります。最終判断は税理士に確認してください。

ハイパーリキッドを開く

オンチェーン最大の無期限先物取引所。178市場(2026年10月20日時点)、注文のガス代ゼロ、紹介コード HOLYGRAIL で手数料4%オフ。

ハイパーリキッドを開く →

開示:HOLYGRAILは当サイトのハイパーリキッド紹介コードで、紹介したアカウントの手数料の一部を報酬として受け取ります。あなたの負担は増えません。Bybitとの関係はありません。ハイパーリキッドの数値は公式ドキュメント・公開API・利用規約、Bybitの数値は手数料ページ・ヘルプセンター・公開API v5・利用規約・公式お知らせから2026年9月25〜27日に確認しました。本記事は投資・税務・法律の助言ではありません。レバレッジ取引は大きな損失につながることがあります。